~エル・ディアラ・サンドリア外周エリア、Antique Shop NyaNya堂....

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(断崖沿いに並ぶバラックの中、わりとしっかりめに建造された「獣人サイズな木製バンガロー」がちんまりと見える)
げひゃ~~ひゃっひゃっひゃっひゃっ!!
(その地下室、人間でも十分に寛げる天井の高さと広さを持つ例の応接間にて、豪華なアンティークソファにふんぞり返りながらバカ笑いしているゾフィとその横でちんまり体育座りしているユーリィの姿が。ヴィンテージ風ローテーブルを挟んだ対面の同じソファには、肉まん君と三世が腰を下ろしながら話を聞いている様子)

ゾフィ「ほんだらよ、余裕ぶっかまして、その怪しげなワインを飲んじまいやがったのよ!やめときゃいいのよに!したら、きったねぇ泡吹いて、ジ・エンド。とんでもねぇ結末にオーディエンスも騒然ってわけ」

ユーリィ「・・ワインを飲むよう・・そそのかしたは・・兄君・・」

アニャニャニャ・カーン三世「カーブーさんが?「演出」を見抜いていたんですかニャ・・」むぅ~~
ゾフィ「んなわけねぇだろ。本人は良かれと思って、声をかけただけさ。なぁ?」

肉まん君「たぶんな・・・」
アニャニャニャ・カーン三世「何か引っかかるですニャ?」
肉まん君「いや・・・あいつが副看守長を助ける理由があるとすれば・・・・」
ユーリィ「・・とすれば・・?」
肉まん君「・・・・・・わからん。あいつの考えることは、考えるだけ無駄だ」バフゥ~ン(ソファの背もたれに強くもたれかかる)
ユーリィ「・・その後・・「例の彼女」が・・止めに入ったことも・・?」じーーーー(妹と一緒に)
肉まん君「だから、ただの知り合いだ」やれやれ
アニャニャニャ・カーン三世「彼女・・・ああ、この前のキュートクールなお客様ですニャ?こにょっ、色男めニャ」にやにや(と、肉まん君に猫肘をぶつけながら)
肉まん君「その彼女のおかげで、あんたらのお仲間が宮殿の地下にいることが分かったんだぞ?俺の手広い捜査に感謝してほしいくらいだ」やれやれ
ゾフィ「でもよ、竜信者の代理人は、あの「ゆめかわな」奇面族だろ?」
アニャニャニャ・カーン三世「まったくどうしてそんな話になったのか、さっぱりですニャ」やれやれ
肉まん君「ジーナも心当たりはないと?」
アニャニャニャ・カーン三世「ですニャ。ま、こっちとしては、正々堂々、出所してもらえるのニャら、それでいいですが」
肉まん君「探る必要があるな。そっちは頼む」
ゾフィ「俺らが?」ほじほじ(鼻をほじりながら。もちろんスクリュー方式で)
肉まん君「参加者だろ?今日みたいにアリーナで観戦している時間があれば、それとなく聞いてみろ」
ユーリィ「・・御意・・」
ゾフィ「サブクエストってわけか。なんだか燃えるな」しっしっしっしっ
アニャニャニャ・カーン三世「お任せしますニャ。ジーナ様には後ほど伝えておきますニャ」へこり
ゾフィ「まだ体調が良くねぇってか?」(廊下の奥に見える部屋を見ながら)
アニャニャニャ・カーン三世「長旅でお疲れになっただけかと。栄養管理は、このキッチンアイルーめにお任せを♪」とんっ(猫胸を叩く)
ゾフィ「あ、そうだ。俺達のオッズを確認しに行こうぜ」バッ(姉と共にソファから飛び降りる)
アニャニャニャ・カーン三世「オッズ?」
ゾフィ「最後に誰が勝ち残るか、賭けをしてるらしい。対戦オッズは、当日にならなきゃ分からねぇから、賭けを仕切ってる連中も大変だろうよ」やれやれ
ユーリィ「・・ちなみに・・今日は・・ディフェンサーに賭けて・・全スリ・・」クックックックッ
肉まん君「お前ら、情報も集めないで、客と取引してたな?」むぅ~~~
ゾフィ「かてぇこと言うな。明日はお前も参加してみろ。意外と燃えるぞ。んじゃ」てってってってっ
アニャニャニャ・カーン三世「お夕飯は?」
ゾフィ「闘技場で顔もバレたんだ。もう引きこもっている必要ねぇだろ。ここの飯もそろそろ飽きてきた頃だしな」カツカツカツ・・(一階に繋がる収納式の階段を姉と共に上りながら)
アニャニャニャ・カーン三世「そうですかニャ・・」しょんげり・・
肉まん君「俺も少し出かけてくる」ザッ・・
アニャニャニャ・カーン三世「どちらに?」
肉まん君「独房に戻ったパン泥棒に面会できるかちょっと見てくる。俺も飯は外で食ってくるよ」カツカツカツ・・
アニャニャニャ・カーン三世「そうですかニャ・・」しょんげり・・
~エル・ディアラ・サンドリア北、監獄エリア....

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(長大な断崖の遥か頭上に見える夕闇を見上げている鮮血のチャチャブーフェイクの大男。もちろん上半身裸&サスペンバー軍パンスタイルのまま....)
ゲンス・ゴンス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
??「今日も無事に帰ってこれて良かった」
ゲンス・ゴンス「・・・・・・・・・・」ちら・・
イェル・ミナ「そんな感じに見えるけど」ふふ(ハイアーザントップ(操虫棍)を握った赤衣の彼女が夕日を受けながら微笑を浮かべている)
ゲンス・ゴンス「ふん・・・・」
イェル・ミナ「見事な展開だったわね。前と同じだったけど」やれやれ
ゲンス・ゴンス「俺が提示したわけじゃない。長老府の爺さんだろ?前回を知らない支持者達を喜ばせるつもりだったんだろう」(再び夕焼けを見上げる)
イェル・ミナ「彼は?」
ゲンス・ゴンス「大人しく戻った。恋しいなら、自分の目で確かめろ」(と、独房へ繋がる洞穴を見る)
イェル・ミナ「遠慮しておく。明日、どうなるか分からないけど、連戦は演出上、なさそうだから、今日はゆっくり休みなさい」ザッ・・
ゲンス・ゴンス「余裕だな。当たるかもしれないんだぞ?」
イェル・ミナ「カトゥッロ様にあなたとは対戦しないよう言っておく。看守同士が殺し合って、人手不足になったら、責任とってくれますか?ってね」ザッザッザッ・・
ゲンス・ゴンス「違う。あの男やあの小娘と対戦したら、どうするつもりだ?」ピタ・・(背を向けたまま立ち止まる赤衣の暗殺者)
イェル・ミナ「・・・・その時は・・・全力を尽くすだけ」ザッザッザッザッ・・・(特別牢へ繋がる洞穴に向かっていく)
ゲンス・ゴンス「ケッ・・・・あんたこそ、休んだ方がいいんじゃないのか!?」(背を向けながら片手を上げて返答するイェル・ミナ)
ザッザッザッザッザッザッ・・・(洞穴に入っていく彼女と入れ違いに行商人の男が現れる)
ゲンス・ゴンス「次から次へと・・・先王の時代は、もっとのんびりできたものを・・・・・面会ならできないぞ」
肉まん君「そのパン泥棒に今日は助けられたな」
ゲンス・ゴンス「お前がまだ生きていられるのも、俺が手を抜いてやったおかげだろうが」ハハッ!!
肉まん君「せいぜい気をつけろ。あんたが死んだら、リベンジする相手がいなくなる」
ゲンス・ゴンス「ケッ。小僧が。自分は出場せず、シオン・プラウズに復讐させるつもりか?それに相手は赤服だ。連中に殺されるのがオチだ」フッ・・
肉まん君「おそらくシオンは、最後まで勝ち残って、あんたと対戦できるよう新王に懇願するつもりだ。それまでやられるなよ」ザッザッザッ・・・
ゲンス・ゴンス「わざわざ忠告にしにきたのか?」
肉まん君「あんたは勝ち抜いたら、何を希望するつもりだ?」くる・・(振り返りながら)
ゲンス・ゴンス「・・・さぁな。お前らを独房に入れてもいいな」フッ
肉まん君「もっとマシなことに使え。例えば、駐留させられている獣人達の解放とかな」ザッザッザッザッ・・
ゲンス・ゴンス「シュレイドの亡霊共が!!お前らのせいで俺の人生はめちゃくちゃだ!!」
肉まん君「そうしたのは俺とシオンだ。だが、あんたは助けられた。キャロルムーアにな」ザッザッザッザッ・・
ゲンス・ゴンス「クソがぁあああああああ!!!!!」ズゴーーーン!!(崖を殴りつける)

ズゴオオオオオオオン・・・・・・
(冷え切った特別牢の最奥、鉄格子越しに突き当りの壁に貼り付けられた奇面族の族長と向かうイェル・ミナの後ろ姿が)
イェル・ミナ「・・・あら・・何かしら・・・」ズゴオオオン・・・・・・
ケズマダ・ハハーン「慟哭・・・・フッ・・・・」
イェル・ミナ「残念だけど、まだ外に出すことはできない」
ケズマダ・ハハーン「心配いらないよ。その子のおかげで、前よりは元気になっているね」
ブブブブブブブブ・・(牢の外に置かれている水が入ったバケツの陰から、くすんだマゼンダ色の小さなオオナナホシが飛んできて、イェル・ミナの右腕にとまる)
クク「私が話せるのも見抜かれちゃった」やれやれ(とイェル・ミナ)
ケズマダ・ハハーン「ククから聞いたね。アジャリナが決闘裁判なんぞに出場すると」
イェル・ミナ「ええ。誰の代理人になるのかは彼女達には関係ない。最後まで勝ち残って、ジャスを返すようコズンダ様に懇願するのが狙いよ」
ケズマダ・ハハーン「ハハッ!正々堂々ね!!ふ~む・・・となると、提案したのは、スカーフェイスか・・・」(後半は小声で)
イェル・ミナ「彼女と対戦するかもしれない」
ケズマダ・ハハーン「アジャリナとドムは負けないね。それとも、負けてくれるか?」
イェル・ミナ「・・・・・・前に教わった秘儀・・・・やっぱり信じてもらえなかった」
ケズマダ・ハハーン「ならば決闘裁判で、あなた証明するね!!」ガシャーーーーン!!(両手両足を拘束している壁に繋がる鎖を引きちぎらんばかりの勢いで前に出る)
イェル・ミナ「・・・・・・・・・・・・・・・」
ケズマダ・ハハーン「そうすれば、私、ここから出れる!!ジャスも帰ってくる!!アジャリナも決闘に参加する意味もなくなるね!!」ガシャーーーーン!!ガシャーーーーン!!
イェルミナ「・・・行くわよ、クク」ザッザッザッ・・・
ケズマダ・ハハーン「真のアヤの戦士ならできるはずね!!火を畏れ、火を恐れるな!!」ガシャーーーーン!!ガシャーーーーン!!ガシャーーーーン!!ガシャーーーーン!!
「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights
ゴワーーーーン・・ゴワーーーーン・・ゴワーーーーン・・
(岩石を構成している鉱物の黒い集合体が渦を巻きながら流れる砂のようなモーフィングを見せる視界の奥で壁に貼り付けられた獣人らしき真っ赤なシルエットが必死に前に出ようと抗っている姿が朧気に確認できる)

カーブー「畏敬の火・・・・・・」(洞窟内の独房で仰向けに横たわりながら、首を岩壁の方に傾けている)
デヴィマッツォ「どうしたんだい?」(同じ牢内であぐらをかきながら、しっそなパンを片手に)
カーブー「ウッス・・・少し眠っていたみたいですね」う~~ん・・
デヴィマッツォ「疲れたのさ。ほら」スッ・・(しっそなパンが乗っかったおぼんを差し出す)
カーブー「試合に勝ったら、肉が出ますかね」むにっ・・(と、しっそなパンを握る)
デヴィマッツォ「ハハッ。看守長に勝ったら、相談してみるといい」
カーブー「殺すまで戦わないといけないみたいなんです」(パンを見つめながら少し俯くドボルヘルムの囚人)
デヴィマッツォ「・・・・見世物というわけか・・・・・なら辞退すればいい。そもそも君が戦う必要はないんだ。気持ちだけで十分に感謝しているよ、カーブー君」
カーブー「・・・ウッス・・・・・・」
ぐごぉ~~~~ずごごごごご・・・・
(隣の牢から)
カーブー「・・・寝ているみたいっすね」こそっ(対し、頷くデヴィマッツォ)
デヴィマッツォ「実はカーブー君。以前に君の面会人が来た時、君達の計画を聞いてしまったんだ」
カーブー「ウッス?」
デヴィマッツォ「若い頃、東部に来たアイルーの商人から、彼らの古語を少しだけ教わったことがあるんだ。本当に族長の赤ん坊を救出するのかい?」(後半は更に小声で顔をカーブーに近づけながら)
カーブー「ウッス。戦争に利用された部族達を助けたいんです」
デヴィマッツォ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
う~~~~~ん・・・むにゃらむにゃら・・
(隣の牢獄から)
デヴィマッツォ「・・・・・・・・・・・・・・・・」ススス・・・(両膝をついたまま、鉄格子の方へ向かうと、それに気づいた対面の牢屋内のコズマもまた、静かに立ち上がり、鉄格子の前に歩いてくる)
コズマ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」スッ・・スッ・・(頬に両手をあて、なにやら眠っていることを示すようなジェスチャーをする)
デヴィマッツォ「・・・・・・・・・・・・・・・・」スッ・・スッ・・(同じくジェスチャーをしながら意思の疎通をしている)
カーブー「??」(そのやりとりをぼうっと見つめるドボルヘルム)
デヴィマッツォ「カーブー君」スッ・・(振り返り、屈みながらカーブーに顔を近づけてくる)
カーブー「ウッス?」
デヴィマッツォ「できることがあれば、なんでも言ってくれ。私と彼女も力になる」
カーブー「・・・・・・・・・・・・・・・・・」ちら・・(デヴィマッツォ越しに向かいの牢獄内で立っているコズマを見つめる)
コズマ「・・・・・・・・・・・・・・・」こくり・・
カーブー「ありがとうございます。進展があったら、また知らせます。絶対にみんなで脱出しましょう」たしっ(デヴィマッツォの両手を握る)
デヴィマッツォ「ああ」グッ(その手に力を込めながら)
ファ~~~~あ・・・よく寝た・・
カーブー「ようやく起きたのか?クソしょうもないお寝坊さんめが」
ヘッジ「そんなこというなよ・・・それより、何か面白い話はないか?」(隣の牢獄より)
カーブー「そうさな・・・例えばヘッジ。過激な戦いを求める決闘裁判の観客を対戦相手を殺さずに納得させる方法なんてあるか?」
ヘッジ「ああ、簡単じゃねぇか」
コズマ「??」
ヘッジ「殺戮以上の凄い演出を見せてやればいいのさ」
カーブー「・・・・・・・ありがとよ、ヘッジ」
ヘッジ「なぁ、そんなことより、今日の開幕戦の話、聞かせてくれよぉ~」
カーブー「・・・・・アルティメット・ディフェンサー・・・・・いい・・ファイターだった・・」へぇ~~・・(と隣の牢獄から)
To Be Continued
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次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」
第153話「アニャラニャニャちてイニョ~ニャアにょ」
7/31(月)0時更新予定
引き続き作者はピクミン4に夢中で、返事をするときは「アイ・コピー!!」と元気に言っているそうだ。散歩の途中、川を見ると、「あそこは何人いれば凍るのだろうか...」とか、果物屋の前を通っても「あれとあれは、3人でいけるタイプのフルーツだな...」とか思っているらしいぞ。自分で運べばいいのに。そんなわけで次回も見よう!!読も見よう!!
■あたちのモンハン日記てなぁに?
■あたモン目次録