オクサーヌ「ふぅ~~~ん・・・だから、あなたは、その格好をしているのね?」うんうん(と彼女の背中に隠れながら頷くボワコフ)


純平「・・・・なんの話だ?」

オクサーヌ「ふふ。別に・・。鈴木さん」うんうん(とボワコフ)

純平「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」??(と純平を見つめる羽美)

オクサーヌ「頼もしい千刃竜さんは西部のメンバーなの?」


ブレイドキック「そうさ。俺はアグダ・マズラーの一員さ」えっへん

アダンカ「アグダ・マズラー・・・・弟がしたことを代わりに謝る」(あぐらをかきながら頭を下げる)

ブレイドキック「ややややアセアセそういう話は、萩比古さんにしてよ。俺達は失望の谷に希望をもたらすために戦っているだけだよ」

オクサーヌ「えらい!!ねぇ、ゼット。この子、スカウトしましょうよ。パーソナリティ、忠実さ、強さ共に問題なしよ」

純平「抜け目がないな。月蝕の翳氷も連れて帰るつもりか?」やれやれ(とカイルスと共に)

オクサーヌ「あら。そっちだって。逸材は改革に必要不可欠よ」


えでちゃん「まぁまぁ。おぬしらの関係は、さておき。ここはアヤじゃ。とかく目的は一つ。南部と西部は盟友となる」

イースラン・ザパ「アダンカ様こそ正当な王位継承者だ。コズンダを北部より追放し、アヤに新たな歴史を刻む」(同意する氷の戦士達)

ブレイドキック「かっけぇ~~~!!それなら俺達も協力するぜ!!」

純平「勝手に決めていいのか?長老達が黙っていないぞ」

ブレイドキック「じいちゃん達は、俺達を国の長にしようとしているけど、萩比古さんは、そもそも権力闘争には興味ないっていうし。西部を豊かな大地にしてくれればそれでいい」

オクサーヌ「ほら。やっぱりあの子、いい子よ」こそり(とゼットに)

アダンカ「約束する。西部とも交易を行い、人や生物が住めるよう、共に尽力しよう」スッ・・(握手しようと手を伸ばす)


ゼット「アダンカ様。知っていました?今、あなたが話している相手は、セルレギオスっていう、飛竜種のモンスターなんですぜ?」ハハハハ(微笑む氷の戦士達)

アダンカ「さすがに気配で分かります。それと匂いでね」くんくん

ブレイドキック「俺、獣臭い?」くんくん(自分の両翼を広げながら。隣で優しく微笑む炎妃龍)

マフモフアイルー「アダンカしゃま~!オクシャーヌ~!」とっとっとっとっ(幻獣に跨がりながら両手に持つ、きのこ焼きの串を掲げている)

純平「凍土の結束力の秘密は古龍にありか・・・」ふぅ~~(と羽美)


リリエンタール「ぶるるるるる」バッ(身を屈めた幻獣の背中から飛び降りるマフモフアイルーの幼女)

マフモフアイルー「これ、アダンカしゃまとオクシャーヌに」はいっ(と、きのこ串をそれぞれの手に握らせる)

オクサーヌ「あら。ありがとう。焼きドキドキノコなんて、まるでギャンブルね」

マフモフアイルー「オクシャーヌはようしゃい(要塞)の恩人よ♪お父しゃんとお母しゃんもお礼を言いたいって」(彼女の背後で一礼しているネコのご両親)


カイルス「クッ・・凍土のちびがねぇ・・」おらぁ~~!!(と激しく怒号をあげる白いドレスの少女を咄嗟に羽交い締めにして抑えるゼット)

マフモフアイルー「お父しゃんもお母しゃんも驚いてたよ」

オクサーヌ「??」

マフモフアイルー「だって、オクシャーヌってばさ、まだ子供なのに、あんなに強いだもん」プププププ!(と笑う灰虎猫、金獅子、そしてゼクスネコ)

アダンカ「いくつなんだい?」ププーーーーッ!!

純平「あんたも「あたち」な年頃か?」ププププーーーーッ!!

オクサーヌ「凍土の賢いおねえさんよ!!!!」ぱぁ~~~んハッ(爆笑しているゼットの頬を)

マフモフアイルー「でも、ちいちゃいじゃない」ププーーーーッ!!

オクサーヌ「ぎ~~~~っ!!壮大な事情があるのよ!!ほら、お礼してもらいに行くわよ!」ぐっ(とマフモフアイルーの猫首を持ち上げながら、ご両親のもとに行く)

ラザロス「お礼をしてもらうとは、また、おかしな話だニャ」ふむふむ(と頷くえでちゃん)

アダンカ「はははは。スリーに負けじと元気だな、オクサーヌは」ガヤガヤガヤガヤ

ゼット「だからスリーの気持ちも分かるんですよ」ガヤガヤガヤガヤ

アダンカ「??」

ゼット「姐さんのご両親もまた、彼女が「本当に幼い頃」・・・共に身投げしちまったんです・・。すべては我が子のために・・」ズズズズ・・(静かにお茶を飲む)


このたびは本当に~~(と、マフモフアイルーのご両親から「お礼してもらっている」白いドレスの少女は、腕を組みながら自慢げスタイル。その光景を酒のつまみに酒を飲む氷の戦士達)


アダンカ「・・・・ゼット殿。君達からは学ぶことばかりだ・・。自分に父を超える王の資質があるとは思わない。だが、私には頼もしい盟友がいる」

ゼット「そのいきです。みんな、あなたに希望を抱いている。それはあなたに器があるからこそ。俺達の大陸にも、あなたのようなリーダーがいれば・・・・・・いや・・すでにいるか・・・」フッ・・(静かに立ち上がる)


ボワコフ「おや、ゼット殿。どちらへ?」(エプロンを巻きながら、すっかりウェイターになっている)

ゼット「ああ。ちょいと、昔のボスに挨拶してくるわ」





「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights






ボワコフ「お知り合いが?」

ゼット「けじめをつけにな・・。まさかこのタイミングだと思わなかったが・・・もう少し・・姐さんと一緒に夢を・・・・・フッ・・・ガラじゃねぇな」

ボワコフ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」


てってってってってっ・・(崖縁に向かっていく灰虎猫)


アダンカ「ゼット殿は、さぞ豪傑な獣人なのでしょうね」フフ・・

ラザロス「夢は壊さんでおこう」こそっ(とボワコフとえでちゃんに)


ゼット「へぇ~~えと・・・大丈夫かね・・これで・・」ぎゅりっ・・(崖縁に巻かれて置いてあるツル草のロープを手に取りながら)


ヒュオオオオオオオオ・・・・
(崖から下を覗くと、夜ということもあり、もはや下の景色すら見えないほどの高さであることが改めて見て取れる)


ゼット「・・・・・・・・・・・・・・・・」ぽいっ(ロープを投げ捨て、諦める)


ルナストラ「下に行くの?」ドスン・・

ゼット「の、つもりだったが、やっぱりやめた。ネコでもこの高さはやべぇ」ヒュオオオオ・・・・


レイコ「下にいるギヴン達が気になるの?優しいわね」ドスン・・

ゼット「ん~~・・まぁ、そういうわけじゃねぇんだが・・。しっかし、イースンラン達は、いっつもこんな頼りねえツル草で上り下りしているのか?」


カーラ・スノウ「モドリ玉を使うときもあるんだけど、必ずしも要塞に戻れるとは限らないの」とっとっとっとっ

ゼット「それが狩猟社会の厳しさだ。今回はレイコ達に乗せてもらって、ここまで来たが・・普段はカーラもこの絶壁を登ってくるのか?」

カーラ・スノウ「下から狼煙を上げるの。そしたら上からロープが下りてくる」ふふ

ゼット「それを伝いながら・・・途方もねぇ作業だな・・。ハンターだって体調が悪けりゃ、真っ逆さまだが・・穹冥の民が下の世界を知らない理由がよぉ~く分かったぜ」やれやれ

レイコ「乗りなさいよ。下まで一緒に行くわ」

ルナストラ「私が行くわ。久々に陸地にも行きたいし」ふふ(微笑み合う炎妃龍と風漂竜のレディ)

ぼこん(炎妃龍の顔横の鬣より、顔を突き出してくるシルキーモギー)


シルシルちゃん「あ~~~ん!しょれならシルシルちゃんもいっちょに行きたぁ~い~~っ!」

レイコ「えでちゃんに怒られるわよ?」

シルシルちゃん「えでちゃんなんてブー!!」


ガヤガヤガヤガヤガヤ
(氷の戦士達や穹冥の民と一緒に踊っている青いペンギン)


シルシルちゃん「ほら!今なら平気!お願い!ちじぇん(自然)の大地を見てみたいのぉ~アセアセ

ルナストラ「彼だって、ちゃんとした今回の立役者の一人なのよ?」

ゼット「しょうがねぇな。おもらしするなよ?」

シルシルちゃん「やったぁ~♪初めての「陸地」なのえす♪」ぶらぁ~~~ん(長鼻水が垂れる)


フオン・・(崖縁よりウルクネコを乗せながら飛び立つ炎妃龍)


オクサーヌ「あら。お出かけ?」(マフモフアイルーと手を繋ぎながらボワボワなウェイターに向かって)

ボワコフ「ええ。なんでもけじめをつけるとか・・」(心配そうに外の様子を見つめている)

マフモフアイルー「けじめってニャに?」

オクサーヌ「落とし前をつけるってことよ」にやり

ボワコフ「そういうところが凍土のマフィアと呼ばれる所以なのでアリましょう。ゼット殿は、何かしらの責任を取りに向かわれたのでアリマス。理由は分かりませんが・・」ふぅ~~~ん(と、まだ幼女なマフモフアイルーはあくびをしている)

オクサーヌ「まだちいちゃい証拠ね。もう寝なさい」

マフモフアイルー「やだ!まだオクシャーヌといっちょ(一緒)にいるのっ!!」やれやれ(とオクサーヌ)

イースラン・ザパ「凍土のお姫様を困らせているのか?」(キンキンの氷製ジョッキを両手に持ちながら)

オクサーヌ「あら、ありがとう」(ジョッキを受け取る)

マフモフアイルー「子供はまだ飲んじゃいけないのよ?」

オクサーヌ「ぎーーーっ!!」ゴクゴクゴクゴクアセアセ

ボワコフ「ああいうのをやけ酒っていうでアリマスよ」こそっ(キョトンとしながらまんまる猫目でオクサーヌを見つめるマフモフアイルーに向かって)

オクサーヌ「ぷはぁ~~~っ。舌が凍結するくらいの氷結ね。アダンカ様は?」きょろきょろ


ハッハッハッハッハッハッハッ(氷の戦士達や穹冥の民に囲まれながらお食事とお酒を愉しむアダンカ。その傍らでは青いペンギンが氷製のおちょこに嘴を突っ込んでいる)


マフモフアイルー「アダンカしゃま、たのちちょう♪」むにゃむにゃ(嬉しそうに寝ぼけ猫眼をこすりながら)

オクサーヌ「何よりよ。ねぇ、イースラン。アダンカ様を救出するとき、スリーもいたの?」すやすやすや(眠りはじめてしまった幼女猫をおんぶしながら)

イースラン・ザパ「ああ。都入りをさせるのはどうかと思ったが、彼女自身が私怨にはとらわれないと・・。スリーも都を見てみたかったのさ」

オクサーヌ「気高いのよ。みんなのことを思えばこそ・・アヤのことを彼女もまた大切に思っているからこそ、新大陸に渡ってきた」

イースラン・ザパ「そうだな・・。本当に勇敢だ」

オクサーヌ「で、そのことなんだけど、支援者だっていう、先王の顧問官は、どうして私達のことを知っていたのかしら?」

イースラン・ザパ「さぁ・・そこまでは分からない。俺達は彼らに支援を受けていたから、恩義に報いるため、指示に従っただけだ」

オクサーヌ「でもアヤの海域は危険で有名よ?どうやって?」

イースラン・ザパ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」クッ・・(顔を見上げる)

オクサーヌ「・・・・・・・・・・・・・・・・」ちら・・



イースラン・ザパ「月の見えない晩・・・・東部の海岸から、密航船が出ると知らされた」

オクサーヌ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(朧月を睨みつける)

イースラン・ザパ「各勢力もまた、援軍を求めるため、海を渡るはずだとね・・・顧問官の使者から聞いたんだ」

オクサーヌ「脱獄を成功させたのも、その顧問官達から?」(朧月を睨みつけたまま)

イースラン・ザパ「ああ。事前に砦の通行証と宮殿の地図をもらっていた。あとは行商人に扮して、砦を通過した後、事前に頭に入れておいた宮殿の地図をもとに侵入するだけ・・・アゲルゾンの連中は悔しがっていたがな」やれやれ

オクサーヌ「スリーは、その時、初めてお兄様に会ったんでしょ?」

イースラン・ザパ「複雑な顔をしていた・・・もちろん、アダンカ様の痛々しい姿を見て、ショックを受けたことも大きいだろう・・・・だから彼女はアダンカ様の体を気遣い、自分の話を伏せることにした・・・優しいよな・・」(崖縁に立ち、下の様子を見下ろしながら)

オクサーヌ「危険を冒してまで、アダンカ様を救出したのも、彼女のお兄さんだから・・・・・あなた、スリーのことが好きなんでしょ?」クスッ

イースラン・ザパ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」ゴクゴク(とぼけながら、流れ星が透き通って見える氷製のジョッキを掲げてそれを飲み干す)

オクサーヌ「ほんと・・・いい子ばかりね」(背中ですやすや眠るマフモフアイルーを振り返りながら)

イースラン・ザパ「君は?誰かいるのかい?」

オクサーヌ「その質問が一番禁忌。あなたに娘がいたら、一生口を聞いてもらえなくなるわよ?」

イースラン・ザパ「・・・・・・・・・・・」ゴクゴク(再びとぼけながらビールを)

オクサーヌ「一回だけ・・。最初で最後の恋をした・・・・けど、奪われた。何もかも・・・・何もかもよ」(夜空を見上げる白いドレスの少女の顔を長い白銀の髪が覆い尽くす)

イースラン・ザパ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

オクサーヌ「さ、みんなのところに行きましょう。この子も風邪を引いちゃう」にこっ

イースラン・ザパ「・・ああ。そうしよう」


ハッハッハッハッハッハッハッ
(盛り上がっているアダンカ達のもとに向かうオクサーヌ。イースランは夜空を気にかけるように振り返りながら後に続いていく)


To Be Continued







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次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」

第144話 「かまうこたぁ~ねぇよ。「釜ごと」いけや」

6/29(木)0時更新予定

今日のおまけのコーナーは自分、ボワコフがお送りするでアリマス
シルシルちゃんもいるよ ぼこん
おや、これはまた元気なご登場で
結局さ、シルシルちゃん達はRiseとシャンブレイクには出なかったね しょんげり
自分の夢は、いつかハンターのオトモとして、アイルーやガルクの皆様方と一緒に合体技をすることでアリマス
シルシルちゃんも?じーーー
そうでアリマス シルシルちゃん殿も一緒でアリマス
へへ・・うれちい
そんだらば!
次回も見よう!!読も見よう!!(二人一緒に)


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