ガマルクルス100世「・・・・・・・・・・・・・・・・」じーーーーっ(岩場の陰からそのまあるい顔だけ器用に出しながら外の様子を眺めている)



ヴォルガトロン「クルセイダーズが到着したようだな・・」はぁ・・はぁ・・(傷ついた彼に寄り添うスカルリーナに向かって)

スカルリーナ「分かるのですか?」

ヴォルガトロン「あの岩賊竜のような予知ではないがな・・相変わらず派手な登場が好きな連中だ・・」フッ・・(兄貴の口元がほころんで見える)




一也「さぁ、トド美。立つんだニャ」(横倒れになっているケストドンをジャブ吉、ヤッ君おじさんと共に起き上がらせる)


ヤッ君おじさん「大丈夫か?トド美ちゃん」



トド美「ヤッ君おじさん・・・私のせいでお父さんが・・・」

ヤッ君おじさん「ん・・・・」ちら


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(少し離れた場所で大岩の下敷きになり、目を閉じたまま横たわっている、口の両端からナマズのようなひげが生えているケストドンが見える)


ヤッ君おじさん「そんな・・・パパトドン!!」ダッ


ジャブ吉「▲~~~~!!」びょっダッシュ


バチぃ~~~~~~~んハッ
バチぃ~~~~~~~ん
ハッ
(ジャブ吉は手持ちの包丁を振り上げながら一気にパパトドンの顔面に飛びかかると包丁の「腹の部分」でおもいっきりパパトドンの頭を絶え間なくひっぱたく)


一也「こりゃ!ジャブ吉!!仏様に対して、なんて罰当たりなことを!!」

ヤッ君おじさん「よせ!ジャブ吉!!」

ジャブ吉「▲~~~~!!」バチぃ~~~んバチぃ~~~んハッ

パパトドン「いててててててアセアセわかったわかった!!生きとる生きとる!!だから叩くのをやめてくれアセアセ」バチぃ~~んバチぃ~~んバチぃ~~んバチぃ~~んハッ

トド美「お父さん!?」



サンダーソニック「さぁ、出ろ」どす~~~~んダッシュ(尻尾で大岩をどかしてやる)


パパトドン「ふぅ~~~助かった」よいしょっとな

一也「気絶していたのかニャ?」ニョ~~~~んニョ~~~~ん(回復しゃぼんを2つ作ってあげる。ちなみに一也が使っている木製の枠なのだが、しゃぼんを作る部分は通常通り肉球型だが、グリップ部の後端に付属されている部分がどんぐり型ではなく、ユクモらしくアイルーだるまのキャップに変えられている)

パパトドン「どの道、死ぬのなら・・・と、つい、愛娘が父を心配する姿を見てみたくてな・・。「ちょっとした出来心で」死んだフリをしてしまったのだ・・」うう・・(泣いてみせる父)

トド美「はぁっ!?最低!!」

パパトドン「お前が私の為に立ち向かってくれるなんて・・・父は感動したぞよ」うう・・

パぁ~~~~~~~~~~んハッ
(あのちっさいお手でおもいっきり父の頬をひっぱたくトド美。同時に回復しゃぼんも割れ、二人同時に回復する)

パパトドン「痛い」しょきぃ~~んキラキラ(回復しながらも娘からのびんたは痛い)

ヤッ君おじさん「自業自得だ」

トド美「あたしが死んだらどうするつもりだったのよ!?ジャブ吉さん達が来てくれなきゃ、本当に二人とも殺されていたかもしれないのよ!?」

パパトドン「いざとなれば父が犠牲になる覚悟であった。大声をあげ、あやつを引き付け、そのすきに娘を逃がす・・・そういう計略だったのだ」

トド美「嘘つけ!!」パぁ~~~~~~~~~~んハッ(反対の頬を)

ヤッ君おじさん「まぁまぁ、トド美ちゃん。こいつはやる時はやる男だ。他でもない飲み友達の俺が言うんだ。間違い・・」

トド美「悪友め!!」パぁ~~~~~~~~~~んハッ(クルルヤックの太ももを。「いちっアセアセ」って顔するクルルヤックのおじさん)

サンダーソニック「親子喧嘩は後だ。来るぞ」(遠くのターゲットに敵視を向けたまま警告する頼れる銀火竜)






ギャギャギャ・・ギャギャギャギャギャ・・!
(瘴気の鎧を纏ったまま、気だるそうに断剣尾を引きずりながら歩いてくる巨大な斬竜)


一也「なんニャ・・・あいつを覆っている気味の悪い霧は・・」ギャギャギャ・・

サンダーソニック「さぁな。通常なら、属性問わず、物理的な衝撃で木端微塵になるのだが、あの黒い霧がダメージを軽減させたのだろう。それにしても不愉快な音だ」ギャギャギャギャギャ・・!

ヤッ君おじさん「きょえええええええ!!ディ・ガルシャー!!」ひえええええアセアセ(慌てて銀火竜の後ろに隠れるクルルヤックのおじさん)

サンダーソニック「遭遇したことがあるのか?」ひええええええアセアセ

ヤッ君おじさん「忘れるもんか・・・あいつに家族を殺された・・!」



ディ・ガルシャー「珍しい色の火竜だ。相手にとって不足はない」あむっ(口元を覆う瘴気を喰らう)


ソイーーーーーーーン!!
ギャギャギャギャギャギャギャ!!
ギャルルルルルルルルルルル!!

(すかさず斬竜は断剣尾を口元へ運ぶと、その刀身部を牙で噛みつけながら振りほどくように尾を思い切り引っこ抜き、その摩擦で火花を激しくあげながら刃を研いでいくと同時に口に含んだ瘴気の成分も刀身に付着させていく)



ジャブ吉「●●!!」

一也「ああ・・あれは絶望を生み出す悪いオーラだニャ・・!」


ディ・ガルシャー「さて・・貴様らの希望を断絶してやろう」ゾルルルルルル!!(斬竜を覆う瘴気が火花と混ざり合いながら灰紅の色となって、より鬱然さを増していく)






「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights






レオ「・・・・・・・・・・・・・・・・」(うつ伏せ大の字状態できれいにゴツゴツとした溶岩洞の地面に埋もれている)

ウル「レオ!!」がぽぉ~~~ん(地中より飛び出してくる)

レオ「無事だったか」(うつ伏せ埋もれなまま)

ウル「間一髪、奇面族直伝の潜りワープでっチャ。ちょっと硬かったから爪が割れたっチャ」ふうふう(と砂利がついている両手の指を吹く)

レオ「えらいすごい音がしたな」(うつ伏せ埋もれなまま)

ウル「サンダーソニック達が来てくれたっチャ。ウルちゃま達もいいところを見せるっチャ」ずぼっ(レオに肩を貸し、引っこ抜く)

レオ「別に一乙したわけじゃないぞ。あっちが勝手に敵視をそっちに向けただけだ。よって俺の不敗神話は継続。例え相手が知的生命体種だろうとも」パンパン(赤衣のナイト装束を悠々とはらいながら)

ウル「んダバ、攻略法を思いついたっチャ?」パン(手のひらに拳を打ちながら、エリアの遠くで銀火竜と睨み合っている斬竜を見つめながら)

レオ「喉元狙いのダウンなんて効かないよね?」ガサガサ(自信なさげに何かを探すように全身を弄る)

ウル「まずは回復が先っチャ」

レオ「奥さん達に貰ったおにぎり・・・・・・はぁ~~~良かったぁ~~~♪」(懐から笹の葉の包みを取り出す)

ウル「ハンパないもの同士の戦いを見ながら、攻略のヒントを見つけるっチャ」ふむ~~~~




ショオオオオオオオ・・・・・
ギャギャギャ・・ギャギャギャ・・・

(モノクロームな闇焔を纏った斬竜は長い剣尾を怠慢に引きずりながら間合いを計るように距離を詰めてくる)



一也「作戦はニャ?」ギャギャギャ・・

サンダーソニック「戦いながらだ」ズンッ

一也「カーブー仕込みってわけかニャ」やれやれ(する背後ではトド美とパパトドンが肩を寄せ合いながら戦況を見守っており、ヤッ君おじさんもまた高級そうなツボを大事に抱えながら待機している)

ジャブ吉「△~○!!」(ヤッ君おじさんに向かって叫ぶ)

ヤッ君おじさん「ん・・・そうか!ほれ!たんまり食え!!」バッ(ツボを差し出す)


びょっ!!(ジャブ吉はツボに向かってジャンプすると、そのまま頭をツボの中にすっぽりおさめる)


一也「??」ガブガブガブガブガブガブ(ツボの中よりあきらかに何かを大食いしている音が)

トド美「あのツボの中身って・・・」

パパトドン「ジャブ吉め・・ハイになるつもりだな」

ジャブ吉「∞~~~~~!!」バオオオオオオオン炎(ツボから頭を引っこ抜くなり、全身が燃え上がる)


ウル「なんだっチャ!?ジャブ吉の奴が燃えたっチャ!!」

レオ「ほぉ・・・・・」もぐもぐ(あぐらをかきながらおにぎりをいただいている)


ジャブ吉「◎~~~~~!!」バッ(燃え上がりながら独特なクラチングスタートなポーズをとる)



ドウーーーーーーーーーーン!!
(音速で飛び出したジャブ吉は炎の軌跡を描きながら流星の如く斬竜に飛び掛かっていく)



一也「いっびっくり」ブオオオオオオン!!(ソニックブームが顔面に浴びせられ、フニャフニャ猫顔になる)


ジャブ吉「ウィーーーーーーーーッ!!!!ドギュウウウウウウウン!!(燃え上がったまま包丁を振りかざしながら飛びかかっていく)


ディ・ガルシャー「!?」



ドゴォーーーーーーーーーーーン!!
(炎の弾丸が斬竜の喉元に激突し、閃光の火花をあげると同時に斬竜もその衝撃により一歩後退する)


ウル「おおおおおおおおおお!?」


ディ・ガルシャー「小賢しい。ランゴスタ」ショオオオオオオオ(衝突された喉元の傷をリカバリーするように瘴気が集まってくる)

ジャブ吉「シャアーーーーーーッ!!」ズザザザザザザダッシュ(ターゲットに目を向けたまま片膝をつきながら包丁を地面に突き刺して減速していく)


ウル「いいぞぉ~~!!いくっチャ~~~!!」(声援を飛ばす隣ではレオが淡々と戦闘を凝視しながらおにぎりを平らげていく)


一也「加勢するニャ!!」

サンダーソニック「炎に護られし勇敢な戦士よ。我が逆鱗も震え立ったぞ」スゥ~~~~~~(大きく息を吸い上げる)



バオオオオオオオオオオン!!
(そのままゼロモーションで渾身のファイヤボールを口内より発射する銀火竜)



ディ・ガルシャー「斬るに値する」グオオオオオオオオ!!(迫りくる火球の明かりに照らされながら闇焔に覆われた剣尾を振り上げる)




ダシャアアアアアアアアン!!
(剣尾を振りかざし火球を真っ二つに両断する斬竜)



ウル「うい~~~~~~っアセアセ」ドゴオオオオオオオン!!(両断された火球の一部が頭上を通り越し、火口内の岩壁に激突して爆発する。対し、あぐらをかきながら「おにぎり中」のレオは何事もなかったかのように戦局を冷静に見つめている)

レオ「ジャブ吉さん!!あっちを使え!!」(米粒を口周りにぺちょぺちょさせながら)

ジャブ吉「!?」バッ(上を見上げる)



フォオオオオオオオオオオオ!!
(火口近くまで飛んでいった片割れの火球が重力に従いながら急降下してくる)



ジャブ吉「アイーーーーーーーーーッ!!!!」ビョオオオオオオンダッシュ(落ちてくる火球目掛けてすっ飛んでいく)


ディ・ガルシャー「!?」




ドウーーーーーーーン!!
ガボオオオオオオオオオ!!

(飛んできたジャブ吉を包み込むようにドッキングした火球は大きな「ガジャブーの顔」に変貌し、より猛火を吹き上げながら斬竜目掛けて強襲を仕掛ける)




ディ・ガルシャー「灰になれ!!ランゴスタ!!」シャリーーーーーン!!(剣尾を振り上げる)


ジャブ吉「ウィーーーーーーーーーーッ!!!!!!ゴオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!




ブオオオオオオオオオオン!!
(振り下ろされた巨大な断刀をひらりとすり抜け、斬竜のふところに入るガジャブーファイヤボール)




ディ・ガルシャー「!!」


レオ「いけぇええええええええ!!!!!」





ドオオオオオオオオオン!!
(急上昇したガジャブーファイヤボールは斬竜の喉元に必殺のアッパーカウンターを喰らわせると「七色のガジャブー顔な花火」を見せながら激しく爆発する)





ダシャアアアアアアアアン!!
ゴロンゴロンゴロンゴロン!!

(たまらずダウン状態になり、火花を撒き散らしながら崖上エリアを激しく転倒していく巨大な斬竜)




ウル「やったっチャ!!」

レオ「すごいぞ!!ジャブ吉さん!!」パァ~~~ンハッ(たまらずハイタッチをして喜びを分かち合うナイト二人)


ジャブ吉「◎~~~~~~~~」シュタッダッシュ(かっこよくサムズアップしながら片膝着地決め込む奇面族の戦士)



To Be Continued炎






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次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」

第97話 「まだ寝ていればいいものを」ちっ

1/16(月)0時更新予定

それじゃあ次回も・・
やっとるようだね、トド美 ぬう(と顔を出してくるパパトドン)
・・・何しに来たの?お父さん むすっ
なぁ~に 愛する娘が「おまけのコーナー」をどんなふうにやっているのか見に来ただけだよ
えらそうに・・じゃあ、お父さんやってみたら?
え!?い~~い~~!!恥ずかしいよぉ~♪
・・・・・(うれしそうに・・)
ほんだら次回も読も見よう!!なんちゃって!!てへっ
・・・・・(きもちわるい・・)はぁ・・


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