ゴオオオオオオオオオオ!!
(広々とした安定感を感じる帆船型の甲板、左舷右舷には迎撃用のバリスタや大砲がずらりと設置されており、船員たちが木製の巻き上げ機の取っ手をグルグル回しながら子供たちが掴まっているロープを巻き上げている姿も確認できるのだが、それよりもまず視界に飛び込んでくるのは、中央に設置されている大窯型の炉より真上に浮かぶ巨大な気球の中に向かって轟々と上昇していく紅焔の超越的なその強度であった)


ムーア「ほえ・・・」ゴオオオオオオ(迫力満点な炎を偶像視しているのだろう)


い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛っ~~~~~
(また炉の前方には「憧れの大型二重舵輪」が設置されているのも見え、そんな激アツアトラクション的な飛行船のリアルな光景を同じく隣で眺めているキンババからは興奮の奇声(金切り声に近い)が発せられている)


ヴィルヘルム「どうだ?すげぇだろ」い゛い゛い゛い゛っ~~(一番乗りの我が物顔で近寄ってくる彼の頭には海軍でおなじみのセーラー帽が被せられている)

ムーア「いいなぁ~それ。どうしたの?」い゛い゛い゛い゛っ~~(会話する最中、パクとゾゾを筆頭に甲板に次々と子どもたちが上がってくる)

ヴィルヘルム「バリスタの上に置いてあったのを頂戴したんだ。俺は本気で盗んだつもりだが、寛容な船乗り達は「船に乗っている間くらいなら」と思って許してくれるだろうな」い゛い゛い゛い゛っ~~

ムーア「むぅ・・あたちも被りたい」きょろきょろ(と見渡す甲板では同じく興奮している子供たちの姿が。ゾゾは早速ピーターパンごっこをしている模様)

キンババ「君、荷物はどうしたの?」ヨーホーヨーホー(と海賊ごっこをしている子供たちを背景に)

ヴィルヘルム「一足先に船内の中に放り投げた。おい、そんなことよりよ、中に行ってみようぜ!お宝が眠っているかもしれねえ」ヨーホーヨーホー

キンババ「ちゃんと出発するまでは駄目だよ。それに僕はさっきのガイドさんに案内してもらうんだから」こら、やめなさい!(とポレット先生ら教員たちが搭乗してくるやいなやデッキを運動場のように「わあきゃあ」言いながら逃げ回る生徒諸君たち)

ヴィルヘルム「フン。意気地なしめ。行こうぜ、ムーア」きゃあきゃあ(逃げ回る子供たちを避けながらついていく)


どすんハッ(と前を行くヴィルヘルムが誰かにぶつかり、その彼の背中に追突事故してしまう)


ムーア「いててて・・」(鼻をおさえながら顔を見上げる)

??「いてぇな・・おい、邪魔だぞ。チビども」(他クラスの見るからにヤンキーティーンな生徒たち(テカテカリーゼントを決め込み、なぜか袖をちぎったノースリーブタイプのボロチュニック&ダボダボな布パンツ、そしてさきっぽの尖ったへんてこな革ブーツ)が目の前に現れる)

ヴィルヘルム「お前たちこそ、船に見惚れてボ~っしてんじゃねぇ!!」

リーゼント「なんだとてめぇ!」

リーゼント仲間「やめろ、ビリー。こいつ、例のバールボーン家のガキだぜ」こそっ(と、耳打ちする明らかに子分的な同級生は白斑真緑なレンズのへんてこメガネをかけている)

ヴィルヘルム「フン。俺様に「Fワード」を吐かせたくなければ、おとなしくそこをどくんだな」えっへん(としているプヨプヨで少しまあるい背中)

ビリー「生意気なガキめ!!」グッDASH!(とヴィルヘルム愛用のサスペンダーをおもいきり引っ張る)

リーゼント仲間「よせ、ビリー!バールボーンに報復されるぞアセアセ

ビリー「ビビってんじゃねぇよ、ケイシー。ここはあいにく空の上だ。な!バールボーンのお坊ちゃんよ!!」パシィ~~~んハッ(離したサスペンダーが凶器のゴムパッチンとなってヴィルヘルムのプヨプヨな胸に戻っていく)

ヴィルヘルム「ぎゃああああああああああアセアセ」ハッハッハッハッ!(とビリーの高笑い)

ムーア「このっ!!それが上級生のすることか!!」

ケイシー「なんだ、こいつ。チビのくせにハンターみてぇな格好しやがって」

ビリー「モンスターが出ないヴェルドにハンターはいらねぇっての。おいお前ら。こいつの鎧、脱がせろ。砂漠の都市で売っぱらおうぜ」そりゃ~いいな(と子分な同級生たち。その中のすんごいおデブで丸メガネなカッポリ坊ちゃん刈りの白人(なぜ彼のようなギークタイプがこのメンバーにいるのかは不明だが、おそらく今で言うハッキング能力的な情報収集などに長けた能力やサブカル愛好家ならではの知識や才能を持っているのかと思われる)がよだれを轟竜のように垂らし、こちらを覗き込むように明らかに汚い手を伸ばしながら接近してくる)

ムーア「やめろ!!」パチぃ~~んハッ(躊躇なくその不潔かつ不衛生なお手をお手をもって弾き返す)

デービス「いてぇアセアセ」(まっちんちんに腫れ上がったお手を引っ込めるおデブなデービス)

ヴィルヘルム「ついでにこれも喰らえ」バホォ~~ンDASH!(デービスの顔に何かを叩きつけると同時にデービスの顔が真っ赤な煙に覆われていく)

デービス「ぎゃあああああああああああああああああああ!!!!!」(首から上だけ赤煙に覆われながら悶絶している)

ビリー「デービスに何をしやがったアセアセ」ぎゃああああああああああ

ムーア「トウガラシとケムリ玉を調合したの。護身用にあたちが作ったのよ♪」ぎゃああああああああああ

ビリー「このクソガキども・・やっちまえ!!」

ポレット「そこ!何をしているか!!」(逃げ惑う子供たち越しにこちらの異変を察知して声をかけてくる)

ヴィルヘルム「今だ!ムーア!!」ほいきた!(と彼とスクラムを組む)

ムーア「どけぇえええええ!!!!」ズドドドドドドDASH!

ビリー「なっアセアセ


どぉ~~~~~~~ん!!
(豪快にビリーのみぞおちを撃破&ヤンキー軍団をノックバックさせながらそのまま突っ切っていく)


ヴィルヘルム「ザマァ~ねぇぜ!!」ガッハッ(スクラムを組みながら後ろを振り返り、中指を立てている)

ムーア「お~ほほ!!このまま船内突入でしょうに♪」ズドドドドドドDASH!(スクラム突進全快の目の前に船内へと降りる階段が見えてくる)






Recollection No.5_33






ヴィルヘルム「このまま(スクラム組みながら)降りようぜ!!」ズドドドドDASH!

ムーア「船長(キャプテン)!ちょっと待つであります!!」


ズドドドドド・・・ぴた・・
(階段の途中にヴィルヘルムが放り投げたと思われる「巨大荷物の壁」が立ち塞がっている)


ヴィルヘルム「押してみろ、ムーア二等兵」ラ~ジャ~!(と視点の主)

ムーア「だめですね、船長」う~~ん!う~~ん!(と体ごと押してみるも、うんともすんとも言わない)

ヴィルヘルム「う~む・・見事にカッポリハマってやがるな・・。石ころがここにきて仇になったか・・・ハァ~~ックショイ!!」ブブーー


ちら(後ろを振り返ると案の定、階段の上にロックラックガイドのアイルーとキンババの姿が)


キンババ「ちょっと、君たち何をしてるんだい・・って、これじゃ通れないじゃないかアセアセなんてことしたんだ、君は!」きぃ~~~ムカムカ

ヴィルヘルム「慌てんなって。どっか別の入り口から入ればいいじゃねぇか」さすが船長(と視点の二等兵役)

ロックラックガイド「大きい入り口はここだけですニャ。あとはボイラー室に繋がるハッチくらいしかニャいですニャ」う~~む

キンババ「そんな呑気なタラーなにかあったら、船内に入れないじゃないか!」

ヴィルヘルム「心配性だな。そんな簡単にトラブルなんて・・」


モンスターだぁああああああああ!!
(甲板から叫び声が)


ヴィルヘルム「起きたな」さすが船長(と二等兵)


To Be Continued





★次回ストーリーモードは1/20(月)0時更新予定です★