ルチア「UH~~~~!すげぇなぁ~~♪」(と神殿の前で目をキラキラさせながら娯楽品がたんまり積まれた荷台を見上げている白装束を身に纏った赤毛のワイルドファンゴ娘)

ジェイソン「それだけじゃ~ないぞ。君にもプレゼントがある。ベックフォ~~ド!」(と少し裏返った妙な発声で呼ばれた若き従者と他の従者が二人掛かりで荷台より大きな宝箱を運んでくる)

ルチア「ああ?鉱石なら間に合ってるぞ」いいからおいで(とジェイソン)

ベックフォード「どうぞ。ロッティ様」ガチャリ(宝箱の蓋を開ける)


キラリぃ~~~~~んキラキラ(中には折り畳まれた新品のレイアシリーズとその上に添えるように置かれたデュアルトマホークが入っている)


ルチア「お~~懐かしいな♪」しょっDASH!(と片手斧を右手に掲げる)

ジェイソン「君がデュアルブレイズの使い手だったと聞いたからね。邸にあった「飾り物」でよければ使ってくれたまえ」

ルチア「マジ?けど炭鉱夫には向いてない装備だぜ?」ショリッショリッハッ(斧を櫛のように持ち、慣れた手つきでワイルドファンゴなギザギザヘアの毛先を刃で研ぎ澄ますようにカットしている)

ジェイソン「君は暫定的な輸送隊長だろ?なら英姿颯爽、隊長らしく振る舞えばいい」

ルチア「狩猟もまずは見た目からってね。どっちにしてもこれよりマシだ」ビロぉ~んもやもや(薄汚れた白装束の両袖を大げさに広げてみせる)

ベックフォード「どうぞ、馬車の中でお着替えください」

ルチア「いいよ、ここでやっから」バサッDASH!(ワンピースを脱ぐ容量で白装束を地面に叩きつけ、ハンターインナーでお馴染みのスポーツブラ&ボクサーパンツ(それぞれ紺色ベースで縁取りはホワイト)姿になる。それを見たベックフォードは一瞬、「いっアセアセ」って顔をするも、すぐさま目を背けるように素早く全身を反転させる)

ジェイソン「いいじゃないか。実に彼女らしい」くるっうずまき(と彼の腰を持って反転させるスヘイラ)


ガチャリゴチョリ・・(意気揚々と鎧を装着しているルチアの背後では、神殿を見上げたまま立ち尽くしているおトキの後ろ姿が見える)


ててててててて(そんな彼女の様子に気づいたスヘイラが気遣うように忍び寄っていく)


ちょこん・・(背を向けたまま寄り添うように肩を並べながら顔を見上げる二人の小さな獣人種の前に、白い塗装が施された神聖なポルティコ(柱廊玄関)が聳え立っている)


おトキ「すごいですね・・・本当にこんな所にこんな大きな神殿があるなんて・・・感動しました」(想像を絶する白雪神殿の威容な壮観を前に緊張している様子が窺える)

ちょんちょん(おトキの肩を叩くスヘイラ)

グングンッ!!(おトキを激励するように握りしめた両手を上下に振り、「ファイト!」的なモーションをみせるスヘイラ)

おトキ「・・・・そうですよね。ここまで来たら、やるしかないですよね。がんばります!ありがとう、ヘラさん」へこり

ルチア「そうそう。やる気があるのは十分って・・見かけないアイルーだけど、誰?」ょぃしょっDASH!(と金属製の丸みを帯びたパニエを腰に穿いている)

ジェイソン「ああ、求人をしているだろ?彼女は僕のお墨付きだ。是非、ここで働かせてやってくれ」(まだ照れてるベックフォードと共に後ろを向いている)

ルチア「あたしは構わないけど、面接官はアースラだからな・・」ガチャリゴチョリ(下半身は装着完了。今度は上腕部の鎧(リヤーブレイス )を装着していく)

アースラ「あ!皆さんがいらしたのね♪って、なにやってんのハッルチア~~~~~ムカムカ」(神殿からひょっひょとあんまんスキップで出てくるやいなや、ルチアの「破廉恥的状況」に気づき、怒号をあげる水色ベースのメイドシリーズを着たお嬢さん)

ルチア「何って、防具を着てるんだよ。おう、それより、そっちにいる紫の子が面接を受けたいってよ」ガチョリハッ(ガントレットをはめながらおトキさんの存在を教えてやる)

アースラ「紫の子・・?」(ようやく目の前でお辞儀をしているおトキに気づく)

おトキ「この神殿で働かせて頂きたくミナガルデより参りました、おトキと申します」へこり(今一度深々と頭を下げる。その横では「お願いするニャ」的な感じでドラゴンマスクを被った隠密毛のメラルーも頭をちょこんと下げている)

アースラ「・・・・・・・・・・・・・・・」ぽんひらめき電球(彼女を見つめたまま何かを思いついたように手のひらを打つ)


スタタタタタタタタタタDASH!(メイドシリーズのスカートを両手で持ちながら急いで神殿の中へ消えていくアースラ)


おトキ「・・・駄目だったのかしら・・・・」はぁ・・(しょんげりする隣では彼女の肩をぽんと叩いたスヘイラが無言のまま「あきらめるニャ」的な感じで励ましている)

ジェイソン「お~~い。もう振り向いてもいいかな?」(その横ではモジモジしている若き従者の後ろ姿も)


ズドドドドドドドド!!(神殿の中よりけたたましい突進音と共に「リボンをつけたファンゴ」に跨ったアースラが「はいよ!はいよ!」と現れる)


ジェイソン「今度は何がおきんだい?」ハラハラアセアセ(しているベックフォード)

アースラ「はいやぁ~~~!」しゅとっDASH!(キョトンとしているおトキの前でファンゴを止め、颯爽と飛び降りる)

おトキ「??」ブヒブヒ(と目の前でそう言っているリボンを頭につけたファンゴを見つめている)

アースラ「はい、これ♪」スッ(折り畳まれた「ちいちゃい衣類」を手渡す)

おトキ「これは・・・」

アースラ「着てみて♪あ!男子はまだそのままね!!合図をするまで振り向いちゃ駄目ですよ!!」おっけぇ~(と返事をするジェイソン)

おトキ「・・・・・・・・・・・・・・・」ファッ(丁寧に衣類を広げてみると、どうやら獣人サイズのメイド服(メイドネコシリーズ)のようだ)

アースラ「ちょうどさっき作り終えたの。あなたならきっと似合うわ」にこっ


スッ・・スッ・・・(言われるがままにメイド服に袖を通していくおトキさん)


おトキ「どうでしょうか・・?」チラチラチラ・・(はつかしそうな仕草を見せる彼女の体を包み込む、純白の下地に氷晶のようなデンドライトの模様が薄く描かれたメイド服が輝いて見える)

アースラ「UH~~~~~~♪」(目をまんまるくして感動している。スヘイラもまた賛辞を贈るように手をパチパチと叩いている)

ルチア「お?いいじゃねぇか。獣人種のメイドも悪くねぇな」ガションハッ(ガントレットをはめた両拳を叩き合わせながら装着完了!だが頭部のクラウンはつけていない)

ジェイソン「お~~~~い、もういいかな?」

アースラ「ルチアこそ素敵よ♪本当のモンスターハンターみたい」お~~~い(とジェイソン)

ルチア「だったんだよ」キュリキュリ(と両耳にピアスをつけている)

アースラ「それは?」(とそのピアスのことを聞く)

ルチア「しっしっしっしっ。これはよ、憤怒のピアスって言ってな、ハンターにも普及されていないレアアイテムなんだぜ?ハンター時代によ、都市から頂戴してきたんだ♪」よしっ(とようやく装備完了のようだ)

アースラ「よくないよ、その手癖の悪さ。昨日も試作品702号をつまみ食いしたでしょ?知ってるんだから」んもぉ~おいで

ルチア「それよりよ、そのメイド猫ちゃんはどうするんだ?」(二人を見上げているおトキさん)

アースラ「あ!そうだった!あのたくさんの荷物を中に運ばないとアセアセさ、おトキちゃん!手伝って!」しててててててDASH!(再びスカートを両手で持ってジェイソンが運んできた荷台に向かって走っていく)

おトキ「は、はい!」てててててててDASH!(同じくスカートを両手で持ってついて行く)

ルチア「手伝おうか~?」(まったくその気はない感じで荷台のでっかいビリヤード台をウー家の従者たちと慎重に下ろしているアースラに向かって声を掛ける。おトキは自分が運べるサイズの「ツボ」を抱えながらこちらに向かって歩いてくる。ちなみにまだ「解除命令」でないジェイソンとベックフォードは律儀に背中を向けたまま黙っている)

アースラ「平気~~~!それよりもルチアには食材を採ってきてほしいの!!吾郎さんからのオーダー!!アオキノコとハチミツ!!切らしちゃったのよぉ~アセアセ」うんしょっうんしょっDASH!(とみんなでビリヤード台を運びながら)

ルチア「ああ、採取クエストね。喜んで受注いたしましょう♪なんてな。おい、ヘラ。いこうぜ」

ちら・・(こちらの了解を窺うように視点の主を見てくるスヘイラのドラゴンマスク顔)

こくり(そっと頷く視点の主)

ルチア「アースラ!イノ美さん、借りていくぞ!!」

アースラ「そうして!あ、それから彼女にもなにか食べさせてあげて!お腹ペコペコみたいなの!」うんしょっうんしょっDASH!(とビリヤード台を運搬しながら、ツボを抱えたおトキさんを促しつつ神殿の中へ消えていく)

ルチア「任せときな!!って、お前、本当に食欲旺盛だな」

イノ美「ブッブッブッブッブッブッ♪」フリフリ(尻尾をご機嫌にそうしてる)

ルチア「よし。そしたら森に行って、キノコ漁りでもしようぜ」よっ(ファンゴの背に乗る。続けてその後ろに跨るスヘイラ)


はいやぁ~~~~!!
ズドドドドドドドド!!

(合図と共にけたたましい勢いで突進していくルチア一行。去り際にスヘイラがこちらに向かって手を振っている)


ジェイソン「お~~~~~~い。もういいのかなぁ~?」






Recollection No.1_48






アーロン「おおおお!!本当にすごい量だな~。みんな喜ぶぞぉ~~♪」(呑気かましながら神殿より出てきた盟主様)


ん・・(突っ立ている視点の主と背を向けているジェイソンとベックフォードに気づくアーロン)


アーロン「??」(こちらを不思議そうな顔で見ている。ジェイソンはアーロンに背を向けたまま「お~~~~~い」と言っている)


To Be Continued





★次回ストーリーモードは7/22(月)0時更新予定です★