ドウーーーーーーーーーーーン!!
(崩竜が肩に担ぐ巨大な竜頭骨の砲口から、天空に目掛けて渾身のビームを放つ砦蟹・勝家)





ロードストレーム「ぬおおおおおおおおおおおおお!!!!」ゴオオオオオオオオオ!!






ネカウ「モンスターがビームを発射したぞ!!」


オリセー「鈴木!!」


セルタス純平「俺、実はオリセーさんにずっと嘘をついていました」




ギュオオオオオオオオン!!
(上空で悶える黒龍に向かって流星のように飛んでいくビーム状のエネルギー砲)




セルタス純平「俺の所属はクルセイダーズ。神殿に潜り込んだ理由は、この砲台を破壊すること」ギュオオオオオオオオオオオン!!(軌跡を描きながら頭上を飛んでいくビームを見上げながら告白する)

オリセー「ふん。なんとなく分かってたよ」にこ

セルタス純平「・・・・・・・・・・・・」フッ・・(小手を外し、お馴染みの「緑色の毛」に包まれたお手を見せる)


ガシッドキッ(砲台のコントロールパネルの赤い発射ボタンの上に手のひらを重ねるように乗せる純平とオリセー)


オリセー「合図は頼むぞ」ギュオオオオオオオオン

セルタス純平「・・・・・・・・・・今です!!」




ぽちりハッ(重なり合う黒メラ猫のお手と緑毛猫のお手が同時に力強く発射ボタンを押す)








ゴオオオオオオオオオオオン!!
(金獅子と金毛獣王が垂直に支える巨砲から、落雷のような轟音と共に膨大な火属性エネルギーに包まれた赤紫色に燃え上がる大砲の玉が空高く垂直に飛んでいく)














「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~











マモーナス「クソ・・・貴様ら、何を企んでいる・・!?」ブワッサ煙(飛行船の残骸を翼で払いのけながら体勢を整えようとする)

バステト「ほみゃあああああああああああああ!!!!ズオオオオオオオン!!(バステトが飛ばす念動力が白龍となって襲いかかる)

マモーナス「バカな・・!!あんな赤子が・・・・あんな赤子が祖龍の使いだというのか!?
グワァアアアアアアアアアアアア!!!!!パリーーーーーーーーンドンッ(白龍型の思念が邪龍の脳裏に入り込み、メンタルディストラクションを促す)





ドギュウウウウウウウウウウン!!
(砦蟹の放ったビームが次第に明るくなっていく水没林の空に浮かぶ黒龍目掛けて飛んでいく)




バサ雄「いけぇえええええええええええ!!!!!」





オクサーヌ「希望は絶望なんかの糧じゃない。絶望を打ち砕くのが希望なのよ」






ゴオオオオオオオオオオオ!!
(血脈のような脈々たる躍動を見せる龍属性エネルギーを帯びた恐暴竜の宝玉をコアに、烈々と燃え上がる炎の火属性エネルギーが包み込む太陽の如く巨大な砲弾が、大気と激しい摩擦を起こしながら神秘的な紫紅色のフレアを全身から吐き出し、頭上に見える黒龍に轟々と唸りをあげ鬼気迫っていく)





オリセー「頼む・・・!!」

セルタス純平「当たれぇええええええええええ!!!!!





オクサーヌ「大陸の生命を侮った貴方の負けよ。マモーナス」シュン煙(天馬と共にその場から颯爽と飛び去っていく)

マモーナス「なんだと・・・・・・・・!?」








ズギャアアアアアアアアアアン!!
(東南より斜めに飛んできたビームと南から飛んできた真っ赤なエネルギー弾が同時に黒龍の体を打ち砕くように挟撃する)









ダミアン「やった・・!!」

ロイ「みんな伏せて!!」










ボガアアアアアアアアアン!!
(砦蟹が放った強酸性のビームの干渉を受けた宝玉から成るエネルギー弾が化学反応を起こし、神秘的な三原色を織り交ぜた超新星のように光り輝き、空間密度を揺るがす燃焼をみせる爆轟を引き起こす)










ブオオオオオオオオオオオ!!
(上空から凄まじい衝撃波が神殿に襲いかかる)



セルタス純平「くっ・・・・!!」ブオオオオオオオオオ!!(オリセーを庇いながら地面に身を伏せている)


$あたちのモンハン日記
ボニー「誰か!!UBUを!!」ブオオオオオオオ!!

あたちのモンハン日記
まさひこ「ミンナ!!UBUノ体ヲ護レ!!!!」バッ煙



ブオオオオオオオオオオオオン!!
(上空から押し寄せる爆風からその身を挺してUBUとその胸に顔を埋める黒猫を守る恐暴竜、金獅子、金毛獣王、そして雷狼竜)



ゴオオオオオオオオオオ!!
(ダウンバーストした衝撃波により、モンスター達が作る障壁の隙間から外へ吹っ飛んでいくBBB)



ボニー「ビーーーーーーーーーー!!!!」




ダシャーーーーーーーーーーンぎくっ
(ふっ飛ばされた黒猫をラグビーのタックルのように突っ込んできた猪和尚がその胸にキャッチする)



夜叉亥「お前が死んでしまっては、誰があの娘を守るんだ?」

BBB「・・・・・・・・・・・・・」(ぐったりと法師の胸に顔を埋める黒猫)

夜叉亥「生きろ。生き続けて、その慟哭の先にある答えを新たな力に変えてみせるのだ」グッ煙(強くBBBを抱きしめる)




ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・
(神殿内の地下倉庫と思われる大部屋に振動が走る)



シリウス「潮時だな・・・おい、急げ!」ガサガサ(背後で食品の山々を漁っているグレイ達に声をかける)

グレイ「証拠がまだなんだ!!必ずここにあるはずだ!!必ず・・!!」ガサガサ煙

F「M!そっちはどうだ!?」がじっドキッ(りんごをかじりながら問いかける)

M「ダメだ。あるのは飛竜のたまごだけだ!」ガサガサ煙

グレイ「たまご・・・・それだ!!たまごを叩き割れ!!」

シリウス「なるほど・・俺に任せろ」


ガツーーーーーーーンぎくっ
(勝利と栄光の勇弓でたまごを叩き割ると同時に、中から白い粉が煙のように舞い散っていく)


M「これは・・・」クンクン

グレイ「やっと証拠を見つけたぞ。F、M!採取して本部に持ち帰るぞ」

シリウス「急いでくれ。外の様子が気になる」(静かに天井を見上げる)






ドガアアアアアアアアアアアン・・・
(ジーナを抱きかかえたまま上空で起きている大爆発を見上げるカーブー)


あたちのモンハン日記
カーブー「なんだ・・・何が起きたんだ!?」ブオオオオオオオオオ!!

アンソニー「みんな伏せて!!」バッ煙(硬化薬を飲むやいなや硬直化した体をもってロージーとウーメイの上に覆いかぶさる)

$あたちのモンハン日記
ロージー「なに!?何が起きてるの~~~~!?」ブオオオオオオオオオ!!(ウーメイと共にアンソニーのメタルチックな腕に包まれながら泣き叫んでいる)

ファイヤージンガー「いいから黙ってろ!!」ペチぃ~~~~んハッ(葉っぱの手で主人をぶって黙らせる)


アルテミス「一体なんだってんだ!!」バサッ煙(両翼を広げエリーゼを守る)

カーブー「うおおおおおおおおおお!!」ブオオオオオオオオオ!!(ジーナを抱きかかえながら爆風に耐える)


ズガーーーーーーーンぎくっ
(爆風でよろめいたカーブーの背中を大剣の柄が穿つ)


カーブー「クッ・・!!」よろっ・・


バッドキッ(たまらずカーブーが離してしまったジーナを抱きかかえる肉まん君)


肉まん君「ターゲット捕獲!!撤退だ!!」

カーブー「卑怯者がぁあああああああああああ!!!!」ダッsss


バササササササササササササ!!
(カーブーの顔に無数のダイオウゴキブリが飛んできて視界を塞いでしまう)


ファーザーG「すみませんね。我々も命懸けなのです」(片膝をつき、右腕を突き出しながら指示を出している「ダイオウゴキシリーズ」が何時になくカッコよく見えるカルト教団の神父さん)

カーブー「クソ!!どけ!!」バササササササササ!!

アイアンロック「今だ!行け!リチャード!!」

リチャード「うがぁああああああああああ!!」ズドドドドドドドドsss


ダスーーーーーーーーーーーーン!!
(カーブーの腹部目掛け渾身のスピアーを食らわすリチャード。同時にカーブーの顔に張り付いているダイオウゴキブリ達も撤退していく)


カーブー「ぐはぁ・・血」ズダーーーーーーンぎくっ(後頭部から石床に激突する)



ゾフィ「よっしゃ!!ずらかるぞ~~!!」バスーーーーーンDASH!(ケムリ玉を地面に叩きつける)



モワモワモワモワモワモワモワ・・・・・



ファーザーG「行きましょう!ユーリィさん!!」バッバッ煙(その前方では他の仲間が階段状になった外壁の上を飛びながら降下していく)


ユーリィ「・・すまぬ・・兄者・・・」スッ・・・(再び拱手をしながら顔を伏せる)


バサッ!!
(デッドフリルパラソルを開き、それをパラシュート代わりに空中を舞っていくユーリィ)



カーブー「逃がすかぁああああああああ!!」


バシーーーーーーーーーーンぎくっ
(カーブーの側面を叩きつけて吹っ飛ばす紫水獣の長いテイル)


カーブー「ぐはぁああああああああ!!」ダシャーーーーーンハッ


フレデリック「頭を冷やしてよく状況を捉えろ」



モワモワモワモワモワモワモワ・・・
(白煙に包まれた視界が爆風の残した弱風と共に次第に晴れていく)



フレデリック「・・・・・・・・・(ジーナ・ジラント・・・。できれば二度と私達の前にその姿を見せて欲しくないものだが・・・・)」


王羽美「アンソニー。いろいろとご迷惑をおかけしました」へこり

アンソニー「僕より、サフラさんに謝った方がいい」シュウウウウウン・・(メタルチックな顔色が徐々に軟化を示すようにいつもの「美肌」に戻っていく)

王羽美「ペナルティは避けられませんね・・」ふぅーーーーはぁ


「お~~~~~~~~~い」


アンソニー「??」


ビュオオオオオオオオオオオ!!
(上空よりヒッコリーストライプのオーバーオール風なギルドナイト装束のズボンを両手で広げながら舞い降りてくる少年ナイト)


王羽美「ハロルド!?」

ハロルド「よぉ!!ウーメイ!!アンソニー!!」ビュオオオオオオオ!!


だきっハッ(飛んできたハロルドを全身で抱きしめてキャッチするウーメイ)


王羽美「よく・・・でもどうやってここに?」

ハロルド「へへ・・。サフラさんに無茶言ってな。飛行船を出してもらったんだ」

アンソニー「飛行船?」

ハロルド「クソ黒龍にぶつけてやった♪おっと、船長達には先に飛び降りるよう指示を出しておいたから安心してくれよな。あとで迎えに行ってやらねぇと・・汗

王羽美「もぉ・・無茶して・・・・本当に心配したのよ・・」ぎゅっ・・

ハロルド「しっしっしっしっ。ごめんな」

アンソニー「なんてグローリーな再会なんだ・・」ううう・・(目頭をおさえる)

??「少しはこっちの心配もしたらどうだ?」

アンソニー「??」

シリウス「ミッションコンプリートだ」(霧のような白煙が漂う中、アンソニー達がいる二段ほど下から声をかける青銀のナイトは、DEAエージェントの獣人三人と一緒にいる)

アンソニー「さすが・・・・ほんと、敵わないよ」フフ・・


ピッピッハッ(指を素早く動かして撤退のサインを送るシリウス)


アンソニー「そうだね・・煙が晴れる前にここを去ろう。そうだ、ウーメイ。ポールさんを見なかったかい?」

王羽美「・・・・・・・・・そのことは本部に帰ってから報告します。今は撤退しましょう」

アンソニー「・・・・・・・・うん」(何かを悟ったかのように頷く)

ハロルド「・・・・・・・・・・・」(ウーメイに抱かれながら上空を見上げている)




ゴオオオオオオオオオオオオオ・・・
(神殿の遥か上空に、凄まじい爆発があったことを仄めかす「紫紅色」の淀みがどんよりと漂っている)




王羽美「あれは・・・・・」

ハロルド「嘘だろ・・・・」

王羽美「え・・・?」

ハロルド「クソが・・・まだ生きてやがる・・!!」





ゴオオオオオオオオオオオ!!
(龍属性エネルギーと火属性エネルギーの残骸(粒子群)が銀河の星屑のように散らばる上空の中、全身焼け爛れた黒龍が必死になって飛んでいく)



マモーナス「覚えていろ・・下等な生命共め・・!次こそは必ず貴様らの絶望を喰らってやるぞ・・!!」



ブワッサブワッサ・・・・
(すっかり晴れ上がった水没林の空から消えていく黒龍のシルエット)




バッサバッサ・・バッサバッサ・・・(白い翼を羽ばたかせる天馬に跨がりながら、青空の向こう側に消えていく黒龍を見送る白いドレスの少女。その胸には同じく白毛のモフモフ赤ちゃん猫を抱いており、背中からは今だに何が起きたか把握出来てないミッチが呆けた顔を覗かせている)

$あたちのモンハン日記
ミッチ「撃退・・・成功っすか・・?」

オクサーヌ「あの様子じゃ、今回吸い取ったエネルギーもその意味をなくしたみたいね。ざまぁみなさいってね♪」なでなで(胸に抱くバステトの頭を撫でる)

バステト「にゃにゃにゃ、ニャーにゃ」

オクサーヌ「そうね・・聖戦は近い・・・。貴方には本当に感謝するわ。善良な猫ちゃん達も救うことができたしね♪」なでなで

バステト「にゃにゃにゃーニャ。ほにょ・・?」

オクサーヌ「ああ・・あの特攻してきた飛行船ね・・私も知らないわ。どこの勢力の船かしら・・」むぅ~~

バステト「ほみゃーって、あ~~んって、にょにょ」(身振り手振り説明してる姿が愛らし過ぎる)

オクサーヌ「ええ。マモーナスは気づいていなかったみたいね。私達の本当の目的を」にこ

ミッチ「目的って、あの黒龍を退治することじゃなかったんすか?」

バステト「みょひょひょひょひょひょ」クスクス(両手を口にあてて笑っている)

ミッチ「??」きょとん

オクサーヌ「これでピースはすべて揃った・・」

バステト「うみゅ」こくり

ミッチ「みゅううううううう??」ちらちら(訝しげな顔しながらオクサーヌの背後より二人を交互に見る)

オクサーヌ「あなた達に見てもらいたいことがあるの。「私達」が、何故、戦い続けるのか・・・それはすべてこの子の頭の中にある」なでなで(モフ毛の赤ちゃん猫の頭を愛でるように撫でる)

バステト「にしししししししし♪」なでなで(満面の笑みで撫でられるその口元からはよだれがすんごい出てる。赤ちゃんだから)

To Be Continuedうっとり・・・





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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

10/27(土)0時更新 「あなたはどうするのですか?」の巻

をお送りいたします♪ほいだらばさ!!次回もエッジをきかせた鋭い眼力をもって読も見ようよまろまゆ