~Flooded Forest East Bay Area....

ザザァ~~~~~~ン・・・
(穏やかな波の海岸沖に浮かぶ、「肉球のロゴ」がプリントされたヨットクルーザー上で釣りをしている「フルフルヘルム」を被った黒いビキニの少女)


ゾフィ「ふぁ~~~あ・・・・クソつまんねぇ・・」ちょぽんちょぽんあせる(と「ラギア型のオモリ」を浮かせたり沈ませたりしている)

アイアンロック「だから言ったろ?なんも釣れねぇって」(ビール瓶を片手に持ったジャギィフェイクがよく似合う上半身裸のちょび髭おやじ。その肌は「現地の人並みに」かなりこんがりと焼けている)

カトリーヌ「こっち来て一緒に飲んだら?美味しいわよ、クーラードリンク入りの達人ビール♪」(デフォルメされた教官のラベルが貼ってあるビール瓶を強調して見せる、ナイスバディな金髪ミディアムヘアなビキニ美女)

チェレスティーナ「だめよ~。あの子、「一応」未成年なんだから」(アッシュ系グラデーションカラーの内巻きロングヘアの美女が、同じく綺羅びやかなビキニを着たまま、ビーチチェアで気持ちよさそうに寝転がっている。またその隣のビーチチェアではキングロブスタヘルムを被った男がビキニパンツ一丁で、ぐうすかと寝ている)

リチャード「ずごぉ~~~~~・・・んごごごごごご・・・」ZZZZZZ・・・・・

ゾフィ「うるせぇな。魚が逃げちまう。こんなに暇な日が続くと分かってりゃ、「釣り名人」発動のお守りでもぶら下げてくりゃ良かったぜ」ったく(と、釣り糸を飛ばす)

カトリーヌ「いいじゃない、このままで。リゾート最高♪」意義なぁ~~し♪(とチェレスティーナ)

ゾフィ「呑気言ってんじゃねぇよ。遊んでばっかりいたら体がなまっちまう。せっかく試し斬りしたかったのによ。魚も斬れやしねぇ」(と、傍らに置いてあるジルバ・アンセムを残念そうに見下ろす)

アイアンロック「だったらお前も泳いでくりゃいいじゃねぇか。彼女みたいにな」


ざっぱぁ~~~~~ん・・ととっアセアセ
(海の中よりウェットスーツを着たアインが勢いよく上がってきては、その「偶蹄目な両足」で独特な音を鳴らしながら甲板上に立つ)


ゾフィ「よぉ。そっちはどうだった?」

アイン「さっぱり。大物はおろか、小魚の姿も見えなかったわ」パシャッあせる(グローブをつけた手で髪をいつものオールバックにかきあげる)

ゾフィ「やっぱり・・・道理で釣れねぇわけだ」むぅ~~~ぷんちゅか

アイン「せっかく爪研ぎしたのに。残念」シャキーーーーンドキッ(と、グローブの先端より「七本の鋭い尖爪」を突き出す)

チェレスティーナ「おんなじこと言ってる。余程、退屈が嫌いなのね」

カトリーヌ「狩人って、体を動かしていないと死んじゃうみたい」ゴッゴッゴッゴッ・・ぷはぁ~~(と、達人ビールを一気に飲み干す)

ゾフィ「しかし妙だな・・・この海域だけ魚がいねぇーっつーのは・・」むぅ~~~

アイアンロック「カジキマグロを3000匹納品して、例の大剣でも貰うつもりだったのか?冗談。こっちは腹ペコなんだ。魚が釣れないなら、屋敷に戻ろうぜ」よっはぁ(舵がある操舵側に回り込むジャギィフェイクな男)

ゾフィ「待てよ。すぐに大食いマグロでも釣ってやっからよ。場所がわりぃ~んだ、場所が」スチャ(と、双眼鏡を覗く)

アイン「屋敷に残ってる連中は何やってるんだい?」

ゾフィ「さぁな。ユーリィはファーザーGとダイオウゴキブリ共の餌やりを手伝ってるよ」

アイン「すっかり気にいっちゃったみたいね」やれやれ

チェレスティーナ「肉まん君は?」(言いながらアインにビール瓶を渡す)

カトリーヌ「でた。気になる彼♪」

アイアンロック「肉まんなら、サザンゴッドから調達してきた無線機をいじくってたぞ」ピシャッピシャッあせる(こんがり肌の上に、更にオイルをふっている)

アイン「まだ焼く気汗それより無線機って?」シャッドキッ(瓶の蓋を鋭い尖爪で真っ二つに斬り落とすと同時に新鮮な泡が中から出てくる)

アイアンロック「ほら、暗黒商会の連中が使ってる通信機があるだろ?そいつを参考に、肉まんが知り合いの「自称」科学者に作らせたんだとよ。それを使って、水没林内にいる暗黒団の通信を傍受しようって魂胆よ」

アイン「だったら戻ってないとまずくない?もしも肝心な情報を聞けたのなら、作戦開始になるかも」ゴッはぁ(ビール瓶を飲む)

カトリーヌ&チェレスティーナ「え~~~~~~~~~~」(実に不満げな声をあげる)

アイアンロック「そうなりゃ、このバカンスともオサラバだな」え~~~~~~~~~~

ゾフィ「んあ?」(双眼鏡を覗いたまま、何かに気づいた様子をみせる)

アイアンロック「どうした?カジキマグロでも見えたか?」

ゾフィ「嘘だろ・・・・」

アイン「何が見えたの?」

ゾフィ「すぐに帆を張れ!!緊急離脱するぞ!!」






「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~







~フレッカーの屋敷....



ユーリィ「・・青銀の装束を・・纏った男・・・・」ふむ・・(豪華なベッドの縁に腰を下ろしている。またその膝上では、小生意気そうなビートル型の猟虫がふて寝している)

ファーザーG「ええ。確かにこの子は、その男と肉まんさんが密談をしているのを見たと・・」なでなで(椅子に座ったまま、胸に抱いている「てやてや」なダイオウゴキブリを撫でている)

ユーリィ「・・そして東部の洞窟に・・凍土のマフィア・・・・オクサーヌ・ヴァレノフも来ている・・・そう言ったのね・・?」ちら

ゴキ雄「ケショリーーーン」グッ(ファーザーGに抱かれながら、キラキラした実にゴキブリらしい笑顔で、自信たっぷりに前脚を使ってサムズアップしてみせるダイオウゴキブリのゴキ雄)

ファーザーG「凍土のマフィアの目的は何でしょうか?」なでなで

ユーリィ「・・わからない・・・他には・・何か言ってた・・?」ちら

ゴキ雄「ケーショケーショ。ケショケショ、ケショケショケショケショ」

ユーリィ「・・ケーショケーショ・・?」はて

ファーザーG「シャークハンターという男が、凍土のマフィアにいるらしいです」

ユーリィ「!!」

ゴキ雄「ケショケショ。ケショケショケショケショ、ショショケッショ」

ファーザーG「それから、その青銀の装束を纏った男が、ポール・ベインズという男の相棒であるということ・・そして肉まんさんが、青銀の装束を纏った男の上官と思われる人達と繋がりがあることを示唆する会話をしていたと・・・肉まんさんは何者なのでしょうか?」

ユーリィ「・・・・・・・・・・・・」たしっ(サイドテーブルの上より、羽ペンと紙をとる)

スラスラスラスラ・・(何か思い立ったように紙に向かって何かを書いているユーリィ。膝枕で寝ている猟虫が少し気にしながらその様子を見上げている)

ファーザーG「??」

ユーリィ「・・・・その装束とは・・こんな感じだった・・?」

ぱらっ・・(広げてみせた紙には、ギルドナイト装束のデッサンが忠実に描かれている)

ゴキ雄「ゴキゴキ!!」(すんごい頷く。頭を油でテカらせながら)

ユーリィ「・・間違いない・・・装束の男は・・・・ギルドナイト・・」

ファーザーG「なんと!?で、では、肉まんさんは・・・」(声を少し下げて喋る)

ユーリィ「・・小生に・・彼が教えてくれた・・独自の密偵が・・・ギルドナイト・・」

ファーザーG「・・・ということは、肉まんさんはギルドと繋がりがある人間・・・・」ふむ・・

ユーリィ「・・この話は・・小生達だけの・・秘密・・・いい・・?」

ゴキ雄「ゴキ!!」(サムズアップするその上で頷くファーザーG)


おおおおおおおい!!!!繋がったぞ!!!!」(部屋の外から野蛮な声が聞こえてくる)


ファーザーG「ボビーさんの声です。通信機が繋がったみたいですね」

ユーリィ「・・行って・・みようぞ・・」たしっ(ブッチャービートルを両手で持ち、頭の上に乗せながら立ち上がる)


ニッキー「OK!これで傍受出来るはずだ」てんドキッ(と、片手に握った、掌サイズの青い「にが虫型」通信機を軽く叩く)

肉まん君「助かった。使い方までは聞いていなかったものでな」(シックな部屋の中、ダブルキャノンブラザーズと共に丸テーブルを囲うように腰を下ろしている)

ファーザーG「通信機が動いたのですか?」ガチャ(ゴキ雄を抱いたまま、頭に猟虫を乗せたユーリィと共に部屋に入ってくる)

ボビー「おう、虫フェチ共。まぁ、座れよ」

ユーリィ「・・そっちも・・」カタン(椅子にちょこんと腰を下ろす)

肉まん君「ああ、これな。本物は雷光虫型なんだ。だからこっちはこのデザインというわけさ」

ファーザーG「フレッカー氏は?」

ボビー「いつも通り。庭のベンチに座って葉巻を楽しんでいる。なんでも従者の一人・・なんて言ったか・・」

ユーリィ「・・耶律恵烈頭・・」

ボニー「そうそう。そいつが獣人国の領内に向かったらしく、話し相手がいないんで暇なんだと」

ユーリィ「・・・・・・・・・・・・」

ニッキー「おっと。おしゃべりはそこまでだ。何かキャッチしたようだぞ」ザザーーーー(ハンディタイプのにが虫型無線機を耳にあてている)

肉まん君「・・・・・・・・・・・・・・」(一同沈黙を守り、通信機に注目する)


こちらあんまん。こちらあんまん。聞こましたら、どうぞぉ~」ジーーーーー(と、雷光虫型の通信機が喋っている)


ボビー「おっ!!」しーーーーーー(と一同にされる)

ユーリィ「・・・・・・・(あんまんの女(ひと)・・・)」


よぉ、相変わらずバカやってんな。聞こえてるぜ。どうぞぉ~」ジーーーーー


ファーザーG「・・・・・・・・・・」ごくり・・


こちらあんまん。そろそろ作戦を結構したいのですが、どうぞぉ~」ジーーーーー


肉まん君「!!」


おう。こっちも猫騎馬隊をたった今、撃退したばかりだ。ちょっと待ってくれ・・・どうした?アラン。ん・・・・・ハッハッハッハッハッ!!暗黒団と砂漠の艦隊のバカ共も撤退していきやがるぜ!?どうぞぉ~」ジーーーーー


肉まん君「・・・・・・・・(撤退・・・一旦、領内に戻るつもりなのか・・?)」


こちらあんまん大臣


ユーリィ「・・・・・・(何故・・呼び名を変えた・・?)」ふむ・・


体勢を整え次第、南北より領内を目指す。作戦は純平の指示通りに


ニッキー「ヒュ~~~~~~」(口笛を鳴らす)


了解したぜ。遅れるなよ、UBU


あんたもね。鉄平。みんなにもよろしくね


ザーーーーーーーーーーー・・・・・


ニッキー「だとよ。どうする?」ちら

肉まん君「すぐにゾフィ達を呼び戻し、俺たちも動くぞ」ガタン煙(一斉に席を立ち上がるサザンゴッドの狩人達。ゴキ雄もやる気満々な表情をみせている)


たぁ~いへんだぁああああああああ!!!!」(屋敷の外から声がする)


ユーリィ「・・ゾフィ・・・・」

肉まん君「行ってみよう!!」ダッsss


ゾフィ「マジでやべぇぞ!!」ひぃひぃ・・あせる(庭のベンチに座っているフレッカーの下に駆け寄る。その背後からはアイアンロック達も走ってくる)

フレッカー「どうしたんです?そんなに慌てて。分かった。大物でも釣れたんですね?カジキマグロとか・・」

ゾフィ「大物なんてどこじゃねぇんだよ!!!!」ガッ煙(フレッカーの胸ぐらを掴み上げる)

肉まん君「ゾフィ!!どうした!?」ダッダッダッダッダッ(屋敷より駆けつけてくる一同)

カトリーヌ「出たのよあせる

チェレスティーナ「でっかいのがあせる

ボビー「はぁ?」



ドシーーーーーーーーーーーン



肉まん君「!?」

ゾフィ「おいでなすったぞ」




ドシーーーーーーーーーーーン!

ドシーーーーーーーーーーーン!!





肉まん君「この足音は・・・・」

ニッキー「マジかよ・・・・!!」







ドシーーーーーーーーーーーン!!
(一同が見上げる密林の向こう側を淡々と歩いて行く巨大な砦蟹)





ユーリィ「・・シェンガオレン・・!!」ドシーーーーーーーーーーーン

ゾフィ「肉まん!!」

肉まん君「どうやら事態が急転したようだ。みんな、得物を持って来い。作戦を開始するぞ!!」ダッ煙(一目散に屋敷内に向かっていく一同。フレッカーだけが口をぽかんと開けて目の前のモンスターを見上げている)

To Be Continuedsss




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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

5/22(火)0時更新 「仙高人」の巻

をお送りいたします♪ほいじゃらばさ!!