~ロックラック、ローゼンクロイツホスピタル....

ブツブツブツブツブツ・・・・・
(暗がりの病室のベッドから、淡々と詠唱を続ける少年の声が聴こえてくる)
ハロルド「数多の飛竜を駆遂せし時、伝説はよみがえらん・・」(虚ろな視線で上を見上げたまま譫言のように詠唱を繰り返している)
ブツブツブツブツブツ・・・
(ハロルドが入っている布団の中から点滴のような細い管が飛び出しており、その行き先にはスタンド上に吊るされた、おそらく薬品が充填されているであろう瓶へと繋がっている)
看護婦「・・・・・・・・・・・」かちゃりこちょり・・(蝋燭の灯りを頼りに銀台の上で何やら作業をしている「フルフルRシリーズ」を纏った褐色肌が美しい黒髪の看護婦さん)
カラカラカラカラ・・・(音を立てないよう気を配った感じで、病室の引き戸を開けて中に入ってくる、前頭型の禿頭にサイドはモワモワ系の白髪、見るからに人が良さそうな中肉中背のちいちゃいタイプのおじさん医院長)
フォルツ「様子はどうじゃな?ヒルデガルド」こっそり
(忍び足で病室に入ってくる)
ヒルデガルド「一向に容態の変化はありません・・。私にもっと力があれば・・・」(俯くその胸元のエンブレムにはローゼンクロイツのそれが刻まれている)
フォルツ「君の責任じゃあない。この子は運ばれてきた時からこうじゃったんじゃ」どれ(と、チャントを独り言のように続けるハロルドの顔を上から覗き込む)
ヒルデガルド「確か、ポールさんがタンジア海域の難破船で発見したと・・・一体、彼に何が起きたのでしょう・・」(悲哀に満ちた瞳をもって少年を見つめる)
フォルツ「さぁな・・余程恐ろしいモンスターでも見たのじゃろう。そのショックが心の傷になってしまったのじゃろうな・・」スッ・・(優しく少年の髪を撫でるも、依然として少年の様子は変わらない)
ヒルデガルド「肉体的な外傷ならお役に立てるのに・・・」
フォルツ「あきらめちゃならん。献身的な介護こそが奇跡を起こすのじゃ」(真剣な眼差しで少年の容態を観ている)
ヒルデガルド「医院長・・・まるでロージーちゃんみたい」にこ
フォルツ「血筋じゃ。元祖はあの子じゃあなくて、ワシじゃ」ふむ・・
ヒルデガルド「前の・・フラワーさんの時のように、うまくいけばいいのですが・・」
フォルツ「ならん。あの時は緊急を要しただけじゃ。なんでもかんでもモンスターの生態エネルギーに頼ればいいってもんじゃない。それこそ大陸に対する冒涜じゃ。それより、行方不明になっとったリックから手紙が届いたぞ」
ヒルデガルド「え・・リックさんは何処に!?」
フォルツ「安心せぇ。ユクモでポールと一緒だそうだ」
ヒルデガルド「良かった・・・・」ホッ・・
フォルツ「ただの溜息には聞こえんが?」にや
ヒルデガルド「わ、私はいちナースとして、患者さんを心配しているだけです!」ぷんすか
フォルツ「フォフォ~~フォッフォッフォッ♪しかしリックの奴・・・ポールのハンター仲間と企んで、病院を抜け出し、お忍びで兄貴に会いに行くとはな・・。じゃが問題は、リックの病室から発見されたあの薬のことじゃ・・・」
ヒルデガルド「特効薬と呼ぶには相応しくない・・劇薬・・・。リックさんは、あんな代物を一体どこで手に入れたのでしょうか?」
フォルツ「『脱獄』を手引きした狩人仲間じゃろうて。まったくタチの悪い・・・あんな向精神薬で一時的に回復は出来ても、長くはもたんぞ」
ヒルデガルド「では、リックさんはユクモでどのように?」
フォルツ「むぅ・・それが不思議なのじゃが、病状に問題はないと手紙には書いてあった。それにポールも一緒のようだしな・・。幸いにも、ユクモにはロージーもおる。大事には至らないとは思うが・・・最も、それを一番分かっているのはリック本人と、またポールも然りじゃ」
ヒルデガルド「・・・・・・・・・・・」
フォルツ「ユクモに行きたいんじゃろう?」にや
ヒルデガルド「いえ・・私は・・・そんな・・・・」
フォルツ「確かに医者としてはリックの容態は心配じゃ。じゃが、リックもかれこれ長いこと病室で寝たきりじゃったからな・・。今回の「珍事」で息抜きをして、心をクリーンにしたいのじゃろうて。手紙には直にポールとロックラックに戻ると書いてあった。お説教は・・お前さんからしてやりなさい」にこ
ヒルデガルド「・・・・・・・・・・・・」にこ
ハロルド「彼の者の名を・・彼の者の名を・・・・」
フォルツ「・・・・たまには空気でも入れ替えるか。今宵は月がとても綺麗だぞ」ジャーーーーー(カーテンを開く)
ハロルド「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ブツブツ・・・・(無感情に詠唱を繰り返しながら、窓から差す青白い照射の光源を目の動きで捉える)

ヒルデガルド「まぁ・・ほんとに綺麗な新月だこと・・・・」
ハロルド「・・・・・・・・・・・・・」
フォルツ「・・・・・(ん・・・月明かりに反応を示し、独り言を止めた・・・)」
ハロルド「・・・・・・・・・・・・・」

ハロルド「・・・・・・・・・・月だ・・・」
フォルツ「??」
ハロルド「あの野郎の企みが分かったぞ!!!!」ガバッ
フォルツ「な、なんじゃ
」
ハロルド「おい、ナースのねえちゃん!!」
ヒルデガルド「・・・・・・・・・・」(静かに自分を指で指して確認をとる)
ハロルド「ポポロスキー君は何処だ!?」
ヒルデガルド「ポポロ・・・・ああ、あのぬいぐるみ型のハンマーね。それならそこに」(部屋の隅に置かれた椅子の上に「ちょこんと」座っている金色の「おやすみベア」を指差す)
ハロルド「そしたら、ねえちゃんは今すぐ観光協会に行って、サフラというガイドアイルーに飛行船の手配をさせてくれ!!」バッ
(豪快にベッドから飛び降り、ポポロスキー君と「再会のハグ」を交わす)
ヒルデガルド「は、はい・・?」
ハロルド「それから爺さん!!あんたは今すぐ食料を持ってきてくれ!!できればハンバーガーを、もちろん野菜抜きで!!」ぬぎぬぎ
(おパジャマを脱ぎ散らかす)
フォルツ「待て!!どうする気じゃ!?」
ハロルド「決まってんだろ!!行くんだよ!!」ぬぎぬぎ
フォルツ「??」
ハロルド「水没林だよ!!」バサッ
(くしゃくしゃになったおズボンをフォルツの頭の上に投げつける)
フォルツ「・・・・・・・・」すたすたすた・・(おズボンを被ったまま、指示通り徐に部屋を出ていく)
ハロルド「待ってろよ・・みんな!!」ゴイン
(おパンツ一丁姿でゴールデンおやすみベアを構える少年ナイト)
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~ニャー神殿....

ポール&王羽美「っくっしょん!!」(ロックラック装備を纏ったポールと白装束を纏ったギルドナイトな少女が同時にくしゃみをかます)
ホーホー・・ホーホ・・・(フクロウ的環境生物の鳴き声が聞こえる夜の回廊にて、忍び足で警戒しながら進むポールとウーメイ。ポールはいつもの凶針(ライトボウガン)を肩に下げている)
ポール「すまない。誰かが噂でもしてるらしい」
王羽美「こちらこそ。不思議と、私もなんだかそんな気がしました」すんすん(鼻をすする)
ポール「気をつけないとな。警備に見つかったら大変だ」スッ・・(壁際に背をつけて警戒しながら、曲がり角の向こう側を目視する)
王羽美「さすがに結婚式の前夜ですからね、いつもより警戒が厳しいです。それに前の婚礼ではクルセイダーズの侵入もあったそうです。さすがに彼らも警戒はしているのでしょう」(首を素早く振って周囲を警戒する)
ポール「まさかUBUのやつ・・・また婚礼に合わせて動くつもりじゃ・・・・おっ。あちらさんにも動きがあったみたいだぞ」
・・・・・・・・・・・・・・・
(ポール視点。廊下の突き当りで警備兵と思われるセルタスネコと何やら交渉をしている米瑠都の姿が見える)
王羽美「・・・・・・・・・・・」スッ・・(そっと曲がり角から顔を覗かせる)
セルタスネコ「配置の変更?聞いてねぇぞ」
米瑠都「急遽変更があったでごわすニャ。ここは自分がみているので、上の階を見てきて欲しいでごわすニャ」
セルタスネコ「陛下と鈴麗様がおられる部屋の前には、すでに警備がついているはずだろ?」
米瑠都「念の為でごわすニャ。ほら、前に花嫁候補が誘拐されかけた事件があったでごわすニャろ?今宵は結婚前夜でごわすニャ。何か起きてからじゃ遅いでごわすニャ」
セルタスネコ「分かったよ。ちょっくら状況確認も含めて見てくらぁ~。じゃ、頼んだぜ」
・・・・・・・・とっとっとっとっとっ・・
(米瑠都と話が済んだのか、了解したような仕草をみせながら、その場を去っていくセルタス警備ネコ)
グッ
(こちらに向かってサムズアップしてみせる米瑠都の頼もしい表情)
王羽美「・・・・・・・・・・・・」グッ
(純白のグローブをはめた右手で笑顔と共にサムズアップして返す)
ポッ
(遠くで頬を赤らめながら、慌ててサムズアップの手を下ろす米瑠都)
ポール「よし。これでこのエリアから警備は消えた。あの廊下を抜ければジーナの部屋だ」
王羽美「よく発見しましたね」
ポール「なに。「二代目時代に洗濯物を運搬中」、偶然、あの廊下の奥の部屋からジーナが出てくるところを目撃したのさ」
王羽美「さすがの記憶力です。二人がかりなら、彼女とて抵抗はしないでしょう」
ポール「なぜリックを誘拐しようとしたのか・・・そしてトリップの中毒症状を止める方法を聞き出さないとな」
王羽美「はい。調合法を知っているのは彼女です。それを何処で知ったのかも気になります」
ポール「本来なら、その仕事はDEAの管轄なんだがな・・・今はそうは言ってられない」
王羽美「大丈夫ですか?リックさんは」
ポール「なかなか見込みがある。なんといっても「あれ」に入れたんだからな♪」パチリん(ウィンクしてみせる)
ポチャッティ「っくっしょん!!」(ぽかぽかアイルー村のサイズ感をしたぽっちゃりナースアイルーがくしゃみをかます)

セルタスボニー「大丈夫かい?ひょっとして猫アレルギーとか」しょっしょっ
(牢獄エリアに繋がる受付のデスクチェアーに腰掛け、「引き継がれたカード」を配っている)
ポチャッティ「それはないと思うけど・・・この中にはウーメイさんや兄貴が入ってたんだからね。埃かな・・」くしょくしょ(鼻を擦るぽっちゃりナースアイルー)
セルタスボニー「しっかりおしよ。君は立派な「三代目」なんだから♪」しょっしょっ
ポチャッティ「はははは。そう言われると嬉しいけど・・まだ体が慣れないな
」ギ・ギ・ギ・ギ・ギ・・(ロボットみたいにぎこちなく首を回す)
セルタスボニー「そんな動きじゃ黙ってたってバレちゃうぞ。もっとウーメイやポールさんみたいに「自然な展開」をみせないと」例えばほら(と、脚で顔を掻いてみせる)
ポチャッティ「さすがにそれは無理だよ
でも、頑張ってみせるよ」むん(ぎこちないカクカクな動きで力こぶをアピールする)
セルタスボニー「ポールさんの弟なんだ。君にも十分な資質を感じるよ。お世辞じゃなくて、これは本当さ」サササ・・(机に落としたカードを綺麗に並べていく)
ポチャッティ「素直に嬉しいよ。クルセイダーズの君に言われるなんてね。それもこれも、この薬のおかげだ」ブシュッ
(きぐるみの上から注射針をダイレクトに刺して注入する)
セルタスボニー「・・・・・大丈夫なのかい?こんなことは言いたくないけど、その薬は・・」
ポチャッティ「分かっている。きっと兄貴達が解決策を見つけてくれるさ!っと、どのカードを引けばいいんだっけ?」
セルタスボニー「・・・・・・・(トリップ・・・古代の劇薬だと言うけれど、そんな超人的な薬を一体誰が・・・)」
ポチャッティ「うっ!!」
セルタスボニー「どうしたの!?」
ポチャッティ「体が・・・なんだ・・・突然、焼けるように熱くなって・・・・ぐああああああ!!」
セルタスボニー「すぐにスーツを脱いで楽な姿勢に!!」
ポチャッティ「ダメだ!!警備がきたらまずい・・!!」
セルタスボニー「それじゃあ、牢獄の中で!」
ポチャッティ「平気だ・・・・大丈夫・・・・」はぁ・・はぁ・・・・
セルタスボニー「でも・・・」
ポチャッティ「兄貴の足をこれ以上引っ張るわけにはいかないんだ・・・劇薬だろうが、俺は必ず克服してみせる・・!!」
セルタスボニー「・・・・うん。一緒に頑張ろう(・・とは言え、リックさんの体が心配だ・・・もぉ~!何やってるのさ、UBU!!君たちが領内に来てくれないと、ボク達も動けないんだ!!だから早く来ておくれよ!!)」

ホーホー・・ホーホー・・・
(両腿の付け根に包帯を巻いた獣人受刑者が、牢獄の壁にもたれかかり、到底手は届かない高い位置に設けられた、小さな開き窓を遮る鉄格子越しに顔を覗かせている満月を見上げている)
ロイ「新月か・・・・なにもない故郷にいた時でさえ、こんなにまじまじと見たことはなかったな・・」
グレイ「あの遠い銀河を眺めていると心が落ち着く・・。それこそ、故郷に帰ったようにな」(同じく上を見上げる「グレイ(宇宙人)タイプ」のマスクを被ったブラックスーツの奇面族エージェント。その後ろでは同じく黒服&サングラスの猫二人が「また始まったか」と言わんばかりの表情で呆れている)
ロイ「本当に・・・あの神秘的なムーンパワーの引力に、吸い込まれてしまいそうだ・・」
うがああああああああ・・・・
F「まただ。入り口近くに閉じ込められてる新人だ」
M「今日はやけに悶ているな。いつもなら「モンスターのフン!!モンスターのフン!!」ってうるさいんだけどな」
F「満月を見て、ライカンにでもなるんじゃないのか?」ハハハハハハハ
ロイ「・・・・・・・。明日は陛下の婚礼らしい。興味はこれっぽっちもないけどね」
ホーホー・・ホーホー・・・
(遮られた牢獄の壁を背もたれに、同じ月夜を見上げているグレイとロイ。グレイの牢獄に一緒に閉じ込められているFとMは静かに床の上に寝転がり眠りにつく)
ロイ「コニー・・・・待ってろよ・・必ず行くからな。ユクモへ・・!!」
To Be Continued
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
5/16(水)0時更新 「すべては明日」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回もいろんなものひっくり返しながら読も見ようよ

ブツブツブツブツブツ・・・・・
(暗がりの病室のベッドから、淡々と詠唱を続ける少年の声が聴こえてくる)
ハロルド「数多の飛竜を駆遂せし時、伝説はよみがえらん・・」(虚ろな視線で上を見上げたまま譫言のように詠唱を繰り返している)
ブツブツブツブツブツ・・・
(ハロルドが入っている布団の中から点滴のような細い管が飛び出しており、その行き先にはスタンド上に吊るされた、おそらく薬品が充填されているであろう瓶へと繋がっている)
看護婦「・・・・・・・・・・・」かちゃりこちょり・・(蝋燭の灯りを頼りに銀台の上で何やら作業をしている「フルフルRシリーズ」を纏った褐色肌が美しい黒髪の看護婦さん)
カラカラカラカラ・・・(音を立てないよう気を配った感じで、病室の引き戸を開けて中に入ってくる、前頭型の禿頭にサイドはモワモワ系の白髪、見るからに人が良さそうな中肉中背のちいちゃいタイプのおじさん医院長)
フォルツ「様子はどうじゃな?ヒルデガルド」こっそり
ヒルデガルド「一向に容態の変化はありません・・。私にもっと力があれば・・・」(俯くその胸元のエンブレムにはローゼンクロイツのそれが刻まれている)
フォルツ「君の責任じゃあない。この子は運ばれてきた時からこうじゃったんじゃ」どれ(と、チャントを独り言のように続けるハロルドの顔を上から覗き込む)
ヒルデガルド「確か、ポールさんがタンジア海域の難破船で発見したと・・・一体、彼に何が起きたのでしょう・・」(悲哀に満ちた瞳をもって少年を見つめる)
フォルツ「さぁな・・余程恐ろしいモンスターでも見たのじゃろう。そのショックが心の傷になってしまったのじゃろうな・・」スッ・・(優しく少年の髪を撫でるも、依然として少年の様子は変わらない)
ヒルデガルド「肉体的な外傷ならお役に立てるのに・・・」
フォルツ「あきらめちゃならん。献身的な介護こそが奇跡を起こすのじゃ」(真剣な眼差しで少年の容態を観ている)
ヒルデガルド「医院長・・・まるでロージーちゃんみたい」にこ
フォルツ「血筋じゃ。元祖はあの子じゃあなくて、ワシじゃ」ふむ・・
ヒルデガルド「前の・・フラワーさんの時のように、うまくいけばいいのですが・・」
フォルツ「ならん。あの時は緊急を要しただけじゃ。なんでもかんでもモンスターの生態エネルギーに頼ればいいってもんじゃない。それこそ大陸に対する冒涜じゃ。それより、行方不明になっとったリックから手紙が届いたぞ」
ヒルデガルド「え・・リックさんは何処に!?」
フォルツ「安心せぇ。ユクモでポールと一緒だそうだ」
ヒルデガルド「良かった・・・・」ホッ・・
フォルツ「ただの溜息には聞こえんが?」にや
ヒルデガルド「わ、私はいちナースとして、患者さんを心配しているだけです!」ぷんすか
フォルツ「フォフォ~~フォッフォッフォッ♪しかしリックの奴・・・ポールのハンター仲間と企んで、病院を抜け出し、お忍びで兄貴に会いに行くとはな・・。じゃが問題は、リックの病室から発見されたあの薬のことじゃ・・・」
ヒルデガルド「特効薬と呼ぶには相応しくない・・劇薬・・・。リックさんは、あんな代物を一体どこで手に入れたのでしょうか?」
フォルツ「『脱獄』を手引きした狩人仲間じゃろうて。まったくタチの悪い・・・あんな向精神薬で一時的に回復は出来ても、長くはもたんぞ」
ヒルデガルド「では、リックさんはユクモでどのように?」
フォルツ「むぅ・・それが不思議なのじゃが、病状に問題はないと手紙には書いてあった。それにポールも一緒のようだしな・・。幸いにも、ユクモにはロージーもおる。大事には至らないとは思うが・・・最も、それを一番分かっているのはリック本人と、またポールも然りじゃ」
ヒルデガルド「・・・・・・・・・・・」
フォルツ「ユクモに行きたいんじゃろう?」にや
ヒルデガルド「いえ・・私は・・・そんな・・・・」
フォルツ「確かに医者としてはリックの容態は心配じゃ。じゃが、リックもかれこれ長いこと病室で寝たきりじゃったからな・・。今回の「珍事」で息抜きをして、心をクリーンにしたいのじゃろうて。手紙には直にポールとロックラックに戻ると書いてあった。お説教は・・お前さんからしてやりなさい」にこ
ヒルデガルド「・・・・・・・・・・・・」にこ
ハロルド「彼の者の名を・・彼の者の名を・・・・」
フォルツ「・・・・たまには空気でも入れ替えるか。今宵は月がとても綺麗だぞ」ジャーーーーー(カーテンを開く)
ハロルド「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ブツブツ・・・・(無感情に詠唱を繰り返しながら、窓から差す青白い照射の光源を目の動きで捉える)

ヒルデガルド「まぁ・・ほんとに綺麗な新月だこと・・・・」
ハロルド「・・・・・・・・・・・・・」
フォルツ「・・・・・(ん・・・月明かりに反応を示し、独り言を止めた・・・)」
ハロルド「・・・・・・・・・・・・・」

ハロルド「・・・・・・・・・・月だ・・・」
フォルツ「??」
ハロルド「あの野郎の企みが分かったぞ!!!!」ガバッ
フォルツ「な、なんじゃ
ハロルド「おい、ナースのねえちゃん!!」
ヒルデガルド「・・・・・・・・・・」(静かに自分を指で指して確認をとる)
ハロルド「ポポロスキー君は何処だ!?」
ヒルデガルド「ポポロ・・・・ああ、あのぬいぐるみ型のハンマーね。それならそこに」(部屋の隅に置かれた椅子の上に「ちょこんと」座っている金色の「おやすみベア」を指差す)
ハロルド「そしたら、ねえちゃんは今すぐ観光協会に行って、サフラというガイドアイルーに飛行船の手配をさせてくれ!!」バッ
ヒルデガルド「は、はい・・?」
ハロルド「それから爺さん!!あんたは今すぐ食料を持ってきてくれ!!できればハンバーガーを、もちろん野菜抜きで!!」ぬぎぬぎ
フォルツ「待て!!どうする気じゃ!?」
ハロルド「決まってんだろ!!行くんだよ!!」ぬぎぬぎ
フォルツ「??」
ハロルド「水没林だよ!!」バサッ
フォルツ「・・・・・・・・」すたすたすた・・(おズボンを被ったまま、指示通り徐に部屋を出ていく)
ハロルド「待ってろよ・・みんな!!」ゴイン
「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~
~ニャー神殿....

ポール&王羽美「っくっしょん!!」(ロックラック装備を纏ったポールと白装束を纏ったギルドナイトな少女が同時にくしゃみをかます)
ホーホー・・ホーホ・・・(フクロウ的環境生物の鳴き声が聞こえる夜の回廊にて、忍び足で警戒しながら進むポールとウーメイ。ポールはいつもの凶針(ライトボウガン)を肩に下げている)
ポール「すまない。誰かが噂でもしてるらしい」
王羽美「こちらこそ。不思議と、私もなんだかそんな気がしました」すんすん(鼻をすする)
ポール「気をつけないとな。警備に見つかったら大変だ」スッ・・(壁際に背をつけて警戒しながら、曲がり角の向こう側を目視する)
王羽美「さすがに結婚式の前夜ですからね、いつもより警戒が厳しいです。それに前の婚礼ではクルセイダーズの侵入もあったそうです。さすがに彼らも警戒はしているのでしょう」(首を素早く振って周囲を警戒する)
ポール「まさかUBUのやつ・・・また婚礼に合わせて動くつもりじゃ・・・・おっ。あちらさんにも動きがあったみたいだぞ」
・・・・・・・・・・・・・・・
(ポール視点。廊下の突き当りで警備兵と思われるセルタスネコと何やら交渉をしている米瑠都の姿が見える)
王羽美「・・・・・・・・・・・」スッ・・(そっと曲がり角から顔を覗かせる)
セルタスネコ「配置の変更?聞いてねぇぞ」
米瑠都「急遽変更があったでごわすニャ。ここは自分がみているので、上の階を見てきて欲しいでごわすニャ」
セルタスネコ「陛下と鈴麗様がおられる部屋の前には、すでに警備がついているはずだろ?」
米瑠都「念の為でごわすニャ。ほら、前に花嫁候補が誘拐されかけた事件があったでごわすニャろ?今宵は結婚前夜でごわすニャ。何か起きてからじゃ遅いでごわすニャ」
セルタスネコ「分かったよ。ちょっくら状況確認も含めて見てくらぁ~。じゃ、頼んだぜ」
・・・・・・・・とっとっとっとっとっ・・
(米瑠都と話が済んだのか、了解したような仕草をみせながら、その場を去っていくセルタス警備ネコ)
グッ
王羽美「・・・・・・・・・・・・」グッ
ポッ
ポール「よし。これでこのエリアから警備は消えた。あの廊下を抜ければジーナの部屋だ」
王羽美「よく発見しましたね」
ポール「なに。「二代目時代に洗濯物を運搬中」、偶然、あの廊下の奥の部屋からジーナが出てくるところを目撃したのさ」
王羽美「さすがの記憶力です。二人がかりなら、彼女とて抵抗はしないでしょう」
ポール「なぜリックを誘拐しようとしたのか・・・そしてトリップの中毒症状を止める方法を聞き出さないとな」
王羽美「はい。調合法を知っているのは彼女です。それを何処で知ったのかも気になります」
ポール「本来なら、その仕事はDEAの管轄なんだがな・・・今はそうは言ってられない」
王羽美「大丈夫ですか?リックさんは」
ポール「なかなか見込みがある。なんといっても「あれ」に入れたんだからな♪」パチリん(ウィンクしてみせる)
ポチャッティ「っくっしょん!!」(ぽかぽかアイルー村のサイズ感をしたぽっちゃりナースアイルーがくしゃみをかます)

セルタスボニー「大丈夫かい?ひょっとして猫アレルギーとか」しょっしょっ
ポチャッティ「それはないと思うけど・・・この中にはウーメイさんや兄貴が入ってたんだからね。埃かな・・」くしょくしょ(鼻を擦るぽっちゃりナースアイルー)
セルタスボニー「しっかりおしよ。君は立派な「三代目」なんだから♪」しょっしょっ
ポチャッティ「はははは。そう言われると嬉しいけど・・まだ体が慣れないな
セルタスボニー「そんな動きじゃ黙ってたってバレちゃうぞ。もっとウーメイやポールさんみたいに「自然な展開」をみせないと」例えばほら(と、脚で顔を掻いてみせる)
ポチャッティ「さすがにそれは無理だよ
セルタスボニー「ポールさんの弟なんだ。君にも十分な資質を感じるよ。お世辞じゃなくて、これは本当さ」サササ・・(机に落としたカードを綺麗に並べていく)
ポチャッティ「素直に嬉しいよ。クルセイダーズの君に言われるなんてね。それもこれも、この薬のおかげだ」ブシュッ
セルタスボニー「・・・・・大丈夫なのかい?こんなことは言いたくないけど、その薬は・・」
ポチャッティ「分かっている。きっと兄貴達が解決策を見つけてくれるさ!っと、どのカードを引けばいいんだっけ?」
セルタスボニー「・・・・・・・(トリップ・・・古代の劇薬だと言うけれど、そんな超人的な薬を一体誰が・・・)」
ポチャッティ「うっ!!」
セルタスボニー「どうしたの!?」
ポチャッティ「体が・・・なんだ・・・突然、焼けるように熱くなって・・・・ぐああああああ!!」
セルタスボニー「すぐにスーツを脱いで楽な姿勢に!!」
ポチャッティ「ダメだ!!警備がきたらまずい・・!!」
セルタスボニー「それじゃあ、牢獄の中で!」
ポチャッティ「平気だ・・・・大丈夫・・・・」はぁ・・はぁ・・・・
セルタスボニー「でも・・・」
ポチャッティ「兄貴の足をこれ以上引っ張るわけにはいかないんだ・・・劇薬だろうが、俺は必ず克服してみせる・・!!」
セルタスボニー「・・・・うん。一緒に頑張ろう(・・とは言え、リックさんの体が心配だ・・・もぉ~!何やってるのさ、UBU!!君たちが領内に来てくれないと、ボク達も動けないんだ!!だから早く来ておくれよ!!)」

ホーホー・・ホーホー・・・
(両腿の付け根に包帯を巻いた獣人受刑者が、牢獄の壁にもたれかかり、到底手は届かない高い位置に設けられた、小さな開き窓を遮る鉄格子越しに顔を覗かせている満月を見上げている)
ロイ「新月か・・・・なにもない故郷にいた時でさえ、こんなにまじまじと見たことはなかったな・・」
グレイ「あの遠い銀河を眺めていると心が落ち着く・・。それこそ、故郷に帰ったようにな」(同じく上を見上げる「グレイ(宇宙人)タイプ」のマスクを被ったブラックスーツの奇面族エージェント。その後ろでは同じく黒服&サングラスの猫二人が「また始まったか」と言わんばかりの表情で呆れている)
ロイ「本当に・・・あの神秘的なムーンパワーの引力に、吸い込まれてしまいそうだ・・」
うがああああああああ・・・・
F「まただ。入り口近くに閉じ込められてる新人だ」
M「今日はやけに悶ているな。いつもなら「モンスターのフン!!モンスターのフン!!」ってうるさいんだけどな」
F「満月を見て、ライカンにでもなるんじゃないのか?」ハハハハハハハ
ロイ「・・・・・・・。明日は陛下の婚礼らしい。興味はこれっぽっちもないけどね」
ホーホー・・ホーホー・・・
(遮られた牢獄の壁を背もたれに、同じ月夜を見上げているグレイとロイ。グレイの牢獄に一緒に閉じ込められているFとMは静かに床の上に寝転がり眠りにつく)
ロイ「コニー・・・・待ってろよ・・必ず行くからな。ユクモへ・・!!」
To Be Continued
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?
5/16(水)0時更新 「すべては明日」の巻
をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回もいろんなものひっくり返しながら読も見ようよ