~Flooded Forest East Bay Area、トム・フレッカーの屋敷....

パチパチパチパチパチ・・・・・
(星空の下、庭内で焚き火を囲う三人の狩人らしき?男達の姿。一人はランポスSシリーズに身を包んだ大男で、長い砲身を持つ大砲型ヘビィボウガンを「二丁」メンテナンスしている。他の二人は夜なのに「揃って」上半身裸で、一人はシンプルな緑のどんぐりヘルムを被り、真っ黒なサングラスをかけ、両手にはリストバンドを巻き、足元だけ軍用ブーツで固めた「パンいち姿」。もう一人もまた、シンプルなジャギーフェイクに上半身裸、下部はジャギィシリーズで固めている伊達男である)


アイアンロック「ずいぶん念入りに手入れをするんだな。別にまだ戦いが始まるわけでもねぇのに」じゅ~~~~~~どろん(焚き火の中に生肉を突っ込んで焼いている)

ボビー「ここ(水没林)は湿気が多いからな。しっかりメンテナンスをしておかないと、いざという時に使い物にならないだろ?」きゅっきゅっきゅっ・・はぁ~~~~DASH!(大砲サイズの砲口の中にぶっとい腕を突っ込み、砲身に向かって実にくさそうな息を吹きかけている)

ニッキー「この用心深さが、今まで俺たち、ダブルキャノンブラザーズの命を守ってきたのよ。そういうあんたこそ、得物(族長の大剣【我王】)の手入れはいいのか?」きゅっきゅっきゅっ・・はぁ~~~~DASH!(同じく大砲の玉を布で磨き、これまた実にくさそうな息を吹きかけている)

アイアンロック「メンテナンス?砥石だけで十分だぜ。しかも今は部屋に置いてある」じゅ~~~~~~

ボビー「ずいぶん余裕だな。仮に今、野生のモンスターが襲ってきたらどう対処するつもりなんだ?」はぁ~~~~~DASH!(くさそうな息だけかけてる)

アイアンロック「あんたらがいる」にや

ニッキー「ハッハッハッハッハッ!ボビー、この男が今日まで生き抜いてきたのもまた、その天性の勘の良さからのようだ」はぁ~~~~~~DASH!(だからそれがメンテナンスなのだろうか?)

アイアンロック「それよりよ、兄弟。なんであんたは裸なんだ?」じゅ~~~~~~どろん

ニッキー「よくぞ聞いてくれたぜ。俺の役目は知っているな?」はぁ~~~~~DASH!

アイアンロック「ああ。ボビーにその大砲の玉を渡すことだろ?」じゅ~~~~~~どろん

ボビー「そうだ。相棒が何故、「ボールボーイ・ニッキー」の異名を持つのか。それはその徹底された「運搬術」にこそあるのだ」はぁ~~~~~DASH!

アイアンロック「それが裸なのと、何か繋がりがあるのか?」

ニッキー「ロック。俺はな、今までいろんなスタイルで大砲の玉を運んできたんだ。軽鎧からはじまり、鱗鎧に鎖帷子。だが、どれも大砲の玉を運ぶのにどうも「しっくり」こない。思い悩んでいる時なんざ、プレートアーマーにも手を出したほどだ。結果は当然、二歩歩いただけで、大砲の玉を落とし、誤爆の有様さ。見ろ。その時の後遺症がこれだ」カポンはぁ(どんぐりヘルムを脱ぐと見事なアフロヘアーが「ぼわっ」と顔を出す)

アイアンロック「ファンキーな勲章だぜ。分かった。それで行き着いた先が、その「パンいち姿」だったってわけだな?」じゅ~~~~~~どろん

ニッキー「その通りよ。結局、地肌が一番「密着度」が高いという結論に至ったんだ。以来、俺はいついかなる時でも洋服や装備品は纏わず、ボビーに大砲の玉を確実に手渡す為、極力、裸に一番近い格好でいるのさ」パチリん(サングラス越しにウィンクをかます)

アイアンロック「なるほどな。そのサングラスは閃光にも耐える為・・・そして両腕に巻いているリストバンドは、万が一、大砲が汚れていた時に拭く為のもの・・違うか?」じゅ~~~~~~どろん

ニッキー「正解だ。それに汗もふける」ハッハッハッハッハッ!!(三人でバカ笑いする。バカだから)

アイアンロック「気に入ったぜ。まったく大したプロ根性だよ。それで?ボビー。あんたはなんでその装備(ランポスシリーズ)なんだ?」

ボビー「ランポスシリーズの売りは心得ているか?」

アイアンロック「ん・・・気絶無効か?」

ボビー「そうだ。一撃必殺の火力を2つ携えていても、肝心な時に「ピヨったら」意味がないだろう?俺はな、ロック。死ぬ時もまた、気絶などせず、ニッキーが命がけで託してくれた、この大砲に詰まった玉の火薬を感じながら死んでいきたいと思っている。それがニッキーへの恩返しであり、また、大砲に心を奪われた男の悲しい性(さが)なのさ。だからさ。このヘビィキャノンに敵はいねぇ。ギガントモンスターだろうが、新手のヘビィボウガン使いだろうが、俺たち、ダブルキャノンブラザーズがふっ飛ばしてやる」はぁ~~~~~~DASH!はぁ~~~~~~DASH!(二丁の大砲の砲口に向かって、実にくさそうな息、もとい魂を吹き込む)

アイアンロック「分かるぜ・・その気持ち・・。パートナーってのはいいもんだ」じゅ~~~~~~どろん

ニッキー「いつも連れ歩いている、あの女達のことか?」はぁ~~~~~DASH!

アイアンロック「まぁな。だが、その話はまた今度だ。今は、あんた達、ダブルキャノンブラザーズに乾杯だ」じゅ~~~~~~~どろん(実にこんがり上手に焼けた肉を星空に掲げる)


じーーーーーーーーーーーーーーー
(そのなんだかよく分からない男の友情的な光景をバルコニーから見下ろす一人称視点)


ゾフィ「中年のおやじハンター崩れ共が、こんな夜に何を話してんだか」ふぁ~~~あ(バルコニーの椅子に座り、豪快にあくびをしている)


ユーリィ「・・好きなのよ・・・男の人って・・ああいうシチュエーションで語り合うのが・・」(と、同じく椅子に座りながら読んでいる本のタイトルは「激アツ★熱血ハンターへの道」)

??「あんた達こそ、まだ寝ないの?」

ゾフィ「んあ?」ちらっ

アイン「眠れなくってね。夜風にあたりにきたの」パカラ・・(頭部以外、タイトなガブラスーツシリーズに身を包んだ黒髪オールバックな東南アジア系女ハンターなのだが、何よりも目立つのはそのタイトな黒いパンツの裾から見える足が、ガウシカと思われる偶蹄目のそれ(=蹄)で歩いているということであった。また、両手には黒いグローブを付けている)

ゾフィ「悪い夢でもみたってか?」キャハハハハハハ

アイン「そうね・・・本物のナイトメア・・・かもね」

ゾフィ「??」

カトリーヌ「あ、やっぱりここにいた!」

チェレスティーナ「ねぇねぇ、フレッカーさんが大浴場を女子だけで使っていいって♪みんなで入りにいかない?」(その手にはちゃっかりお風呂セットが入った風呂桶を持っている)

ゾフィ「ああ・・俺たちはいいや。な、ユーリィ」ちら

ユーリィ「・・真のモンスターハンターは・・武骨なるもの・・お風呂パーティー・・やってらんない・・」ぺらっ(と、「激アツ★熱血ハンターへの道」のページをめくる)

カトリーヌ「なにそれ?アイン、あんたはどうする?」

アイン「いいのかい?あたしの体を間近で見ることになるよ?」にやっ

カトリーヌ「・・・・・・・・・・・・」

チェレスティーナ「じゃ、そういうことで。いこ」

タタタタタタタタタタ・・

ユーリィ「・・あの人達は・・ハンターじゃない・・・からかっちゃ・・ダメ・・」

ゾフィ「いいじゃねぇか。のんきやってんなってことでよ♪」(微笑み返すアイン)

ユーリィ「・・・・・・どうして・・・その体に・・?」

アイン「ん・・・・そうね。あんた達なら話してもいいわ」

ゾフィ「マジかよ!?「憧れのハンターの過去が今!?」ってか!?」うきょ~~~~♪

アイン「あんただけよ。そんなこと言ってくれるのは」フフ・・

ユーリィ「・・いつから・・?」

アイン「サザンゴッドに来る前・・・私は傭兵ハンターとしてクライアントから報酬を貰っていたの」

ゾフィ「うひょっ!かっけぇ!!」

アイン「とある鉱山王の暗殺を請け負ってね・・・依頼主は当然、商売敵さ。そいつが取り仕切っている採掘エリアを手中に収める為、あたしに殺しを依頼してきたってわけ」

ユーリィ「・・採掘が・・得意なハンターを・・雇い・・一儲け・・・悪い話しに乗っちゃダメって・・ここにも・・」ぺらっ

アイン「私はターゲットが隠れ家にしている小屋を突き止め、そこに配備されている護衛のハンター諸共、爆弾でふっとばそうとした・・・突然の爆音を聞けば、小屋の中にいるターゲットが慌てて飛び出してくるはず・・・そこを手持ちのボウガンで仕留めようという計画よ」

ゾフィ「UH~~~♪それでそれで♪当然、ぶっ殺してやったんだろ?」ワクワク♪

アイン「今までならね。でも・・その時は違った・・・・あいつらが現れてから、予定がすべて変わってしまった」キッ

ユーリィ「・・・・・・・・・・・・・・・」ちら


・・・・・・・・・・・・・・・・
(アインの視線の先には、ランポスシリーズを纏った男やジャギィフェイクを被ったおじさん達が肩を組み、なにやら軍歌みたいのを歌っている光景であった)


ゾフィ「あいつらって・・あいつら?」

アイン「そう。あいつらが装着している防具の素材・・小型モンスターよ」

ゾフィ「んあ?ランポスやジャギィがどうしたんだ?」

ユーリィ「・・・・・・・計画途中に・・邪魔された・・」

アイン「・・・・・・・・・・・」こくり

ゾフィ「イレギュラーが発生したってことか?」

アイン「ええ。ターゲットに存在を悟られまいと、自分の気配を殺すことばかりに夢中になっていた私は、ハンターの基本たる、自然の脅威に対する警戒を怠ってしまっていた・・。警備をふっ飛ばそうと、茂みの中から両手に持っていた小型爆弾に着火したその時、鳥竜種の群れが、突然、襲い掛かってきたの」

ゾフィ「なっ・・・・」

アイン「こともあろうか、その群れは、私が今まさに投げようとしていた爆弾を餌と勘違いしたのか、両手に噛み付いてきた・・!!結果、私の両手は握っていた爆弾諸共、肉食獣の口の中に飲まれ、激しい暴発と共に・・・失われてしまった・・・・」

ゾフィ「・・・・・・・・・・・」

アイン「爆破と同時に、噛み付いてきた二頭の鳥竜種の頭も吹っ飛び、そして私も開放された・・・。慌てて両手を見てみると、手首から先が無くなった「付け根」からモクモクとあがる硝煙と、吹き出る鮮血だけが目に入ってきたのさ」

ユーリィ「・・・・・・・・・・・・」

アイン「信じ難い光景を目の当たりにした私は、任務のことなんかとっくに忘れ、無我夢中でその地獄から逃げようとした・・!そこに、群れの統率者である鳥竜種のボスが、けたたましい鳴き声と共に表れ、その合図と共に仲間を私にけしかけ、一斉に襲い掛かってきた!!」

ゾフィ「・・・・・・・・・・・・」ごくり・・

アイン「時既に遅し・・・這いつくばって逃げようとしていた両足もまた、連中にもっていかれたのよ」

ユーリィ「・・どうやって・・生き延びた・・?」

アイン「その騒動を聞きつけた、ターゲットの護衛達が駆けつけてくるやいなや、鳥竜種達は逃げていった・・・。私の両足を戦利品にね」フフ・・

ゾフィ「・・・・・・・・・・・・」ゾクゾクゾク・・

アイン「私は必死になって茂みの中に身を隠し、そのまま匍匐前進で、事前に頼んでおいた「逃がし屋」のところまで辿り着いたの。そして連中が街まで輸送してくれ、そこにたまたま居合わせた天才外科医の治療を受けて、一命をとりとめたってわけ」フッ

ゾフィ「・・・・・・・・・・」(顎が外れたように驚愕している)

ユーリィ「・・・その天才外科医・・・って・・・」

アイン「闇家業で生きる者なら誰もが知っている、獣人の天才外科医、ラザロス・リフテリスよ」

ゾフィ「・・・そいつって・・・確か、ショットリーパーの右腕にヘビィボウガンを接合したっていう・・・」

アイン「そう。だから私も彼にお願いしたの。どうせなら、前よりも強い肉体にしてくれってね。その結果が・・・これ♪」ジャキーーーーーンキラキラ(両手をあげると同時に、「ランポスの尖爪」がグローブを突き破り、鋭利な輝きを見せる)

ユーリィ「・・その爪は・・恐怖心に打ち勝つ為に・・?」

アイン「さっき眠れないって言ったでしょ?実はね、今でもあの時の夢をみるの・・。逃げ惑う私の四肢をモンスターに食いちぎられる夢をね・・・」

ユーリィ「・・その悪夢から・・逃れる為・・・両足にはガウシカの足を・・・」

アイン「ドクター曰く、サイズ感がちょうど良かったらしいわ。ちょうどマッチしたみたい♪」パカラッドキッ(と、足の「蹄」を軽やかに鳴らしてみせる)

ユーリィ「・・どう・・?憧れの人の・・過去を聞いて・・」ちら

ゾフィ「かっけぇ・・・・」

ユーリィ「・・・・・・・・・・・」はぁ~~~

ゾフィ「あんた最高だぜ!!ユージン・アイン!!人工ミュータントハンターなんて言われようが、関係ねぇ!!だって、あんたには他の人間にはない、その両手と両足の武器を手に入れたんだからな!!これからも・・・これからもよろしく頼むぜ!!」へこり

アイン「あなたの妹って、変わってるわね」なでなで(へこりしているゾフィの豚耳フードの頭を尖爪のさきっぽで撫でている)

ユーリィ「・・それが自慢・・・小生も・・改めて・・よろしく・・」へこり

アイン「・・・・・・・・・・・・」フフ・・・


カサカサカサカサカカサ・・・DASH!
(バルコニーに巨大なダイオウゴキブリが「イン」してくる)


ゾフィ「げっあせるあいつって、ファーザーGのペットじゃねぇか。なんだって」

ユーリィ「・・彼は確か・・・・ゴキ雄・・・」


カサカサカサカサカカサ・・・ちら・・
(ユーリィ達の足元に這ってきては、なにやら物欲しげに「なっがい触覚」をそわそわさせながら一同を見上げるダイオウゴキブリのゴキ雄)


ユーリィ「・・お腹・・減ってるの・・?」

ゴキ雄「・・・・・・・・・・」こくり(頷くダイオウゴキブリ)

ユーリィ「・・ブタせんべいなら・・」ごそり・・

ぺっはぁ(床にブタせんべえを投げる)

ガツガツガツガツガツガツ!!
(瞬く間にそれを平らげてしまうダイオウゴキブリのゴキ雄)

げふ~~~~~DASH!(満腹を意味する生理現象と共に実にご満悦な表情をみせるダイオウゴキブリのゴキ雄)

ユーリィ「・・こういう時は・・ありがとう・・ね・・?」

ゴキ雄「ケショケショ~~~~」へこり

ゾフィ「すげぇ・・手なづけちまった・・汗

すりすりすりすり・・(そのままユーリィのブーツのさきっぽに、てっやてやの顔面を擦りつけてくるダイオウゴキブリのゴキ雄)

アイン「求愛行動かしら・・・」

ゾフィ「気持ちわりぃな。あっちいけ」しっしはぁ

ゴキ雄「ケショケショ。ケッ」ブッあせる(ゾフィに向かってツバ吐いた)

ゾフィ「うおっ汗きったねぇな!!このやろう!!」カサカサカサsss(慌ててユーリィのブーツの背後に実に「ゴキブリらしく」隠れるダイオウゴキブリのゴキ雄)

ユーリィ「・・もう・・お菓子は・・ない・・」ちら(下で小型犬のように「はっはっ」と息を切らせるように、なっがい触覚を揺らせてみせるダイオウゴキブリのゴキ雄)

ゴキ雄「はっはっはっはっはっはっ」(チワワみたいに息を切らせながら、実に愛くるしく瞳をキラキラさせながらユーリィを見上げている)

アイン「ねぇ・・ひょっとしたら、何か恩返しがしたいんじゃないの?」はっはっはっはっはっ(と、息を切らせながら頷くゴキ雄)

ユーリィ「・・・と・・言われても・・・・」


よぉ~~~~~~~どこ行くんだぁ~~~~~?
(と、下で盛り上がっている「三馬鹿」の横を、頭部以外、ゴールドルナシリーズに身を包み、背中に愛刀である黒刀を背負ったハンターが通り過ぎていく)


ゾフィ「あれは肉まんじゃねぇか。こんな時間にどこ行くつもりだぁ?」きょとん

ユーリィ「・・・・・・・・・・・・」ちら

ゴキ雄「はっはっはっはっはっはっはっ」(何か命令をくれと言わんばかりにユーリィを見上げている)

ユーリィ「・・じゃあ・・あなたに・・・・クエスト・・あげる・・」

ゴキ雄「ケショケショ?(クエスト?)」






「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~







アイン「クエストって・・・汗

ゾフィ「いいんじゃねぇの?もともとユーリィは虫に好かれるみたいだしよ。って、ブッチャービートル、最近みねぇな」きょろきょろ(する後ろでは、なぜかバルコニーで「鬼鉄」を枕代わりにして寝ているキングロブスタなリチャードの姿も...)


ひしょひしょひしょ・・(足元にいるダイオウゴキブリに耳うちをするユーリィ)


ユーリィ「・・できる・・?」

ゴキ雄「ケショッ♪」(実にゴキブリらしい満面の笑みをもって応えてみせる)


To Be Continued




↓ランキング参加中なんです♪皆様の激アツ一票お待ちしてます左クリック
$あたちのモンハン日記
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

3/19(月)0時更新 「ケショリーーーン」の巻

をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回も実に愛くるしいキラキラした瞳で読も見ようよぽけ~