どうぼ。あた門亭賀正スキーですayaなんやかんやで毎年の如く、お年末からお正月に掛けての約一週間前後の時間軸というのは実に過ぎ去るのが速いもので・・。おせちの残りをパクつきながら、怠惰にすっかり耽溺してしまったステータスのモード切り替えを「節電モード」から「通常モード」にフリックするのが、なんと心苦しいことか・・泣
胸を張って正当に休んでいい時こそ、スケジュール管理と計画をしっかり立ててないと、後悔ばかりが残るのものですえっへんあ~ダラけたダラけたaya

怠惰といえば、新春SPの三夜連続更新中、ずっとタイトルが「暴れんB将軍2017」となっていたのをたった今発見しましたえ゛!

新春SPなのに「絶対に」やってはいけないミスをしっぱなしで更新していたこのだらしなさ汗さすがに自己嫌悪です(現在はちゃんと「2018」に修正してあります土下座

そんだこんだで新年一発目の中継ぎ記事は、そんな自堕落作者に喝を入れるべく、先日三夜連続でお送り致しました『暴れんB将軍2018~雪侠伝~』のあとがきをば述べてaya

なんて偉そうにヤダワァ・・・
結論から申し上げますと・・



~おもいっきり「侠女」のパロディでした~
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「侠女(1971年に香港で公開)」は、香港映画に詳しいお方なら必至作品でしょうか。「香港の黒澤明」といわれるキン・フー監督・脚本による武侠映画です。かのアン・リー監督による「グリーン・デスティニー/2000年公開」の原点とされ(有名な竹林の戦いは侠女のオマージュであるとされています)、第28回カンヌ国際映画祭でフランス映画高等技術委員会賞を受賞した傑作であります。その名作が昨年、満を持してのBD化となり、更にはWOWOWでもキン・フー作品を一挙放送など、振り返ればキン・フー作品のファンにはたまらない2017年でした(作者もHDDに一挙放送を全部録画しましたチョキ消えないことを祈りながら・・)

今回、数年ぶりに新春SPをやろうと思ったのは、クリスマスSPの時と同様、現在進行系のストーリーが架橋に迫りつつある中、もっとフザけたエピソードを書きたいえっへんという日々のストレスから展開したものでした(笑)それに伴い、久々に「暴れんB将軍」を書こうと思うたのですが、やるなら何かのパロディ・オマージュをやりたいなぁ~ポッと思い、真っ先に浮かんだのが「侠女」でした。

今回の「暴れんB将軍」のテーマが「果たして武侠なのか?」はさておき、侠女の第一部(本作は二部構成)の見せ場である、「チンルー砦の戦い」を氷壁の迷路に仕立て、それよりもとにかくやりたかったのは、なんといってもあの衝撃なエンディングの再現でした。「侠女」をご覧になられていないお方の為に、簡単なネタバレ説明をしますと、宦官達に殺された忠臣であった父(暴れんB将軍ではゼルベス)の仇を討つ主人公の娘(同じくパノ)が、追手(同じくクサッチーニ一味)から逃れる道中、その後、武術の指南を受けることとなる「謎の高僧」と出逢うのですが(その肝心な武術の指導を受ける回想シーンは一切なく、主人公の娘は「最初から強い」のです)、この謎の高僧こそが、侠女第二部の主人公なのでは?というくらい本作の後半で大活躍するのです(この高僧と敵対する一味の一人に、俳優としてまだ駆け出しだった頃のサモ・ハン・キンポーも出演しています)。そしてこの謎の高僧が大奮闘の末、最期は敵の刺客による姑息な奸計(リスペクト&服従すると見せかけての不意打ち)などを受け、壮絶な死を遂げるところで侠女は終焉を迎えるのですが、このラストシーンだけでも侠女を見た甲斐があったと思わせるくらい必見な演出&効果に仕上がっているのです。秀逸を通り越した光明な死生観を見るものに訴えるというかなんというか・・

光明とは・・仏・菩薩(ぼさつ)の心身から発する光。

まさに高僧は死して、肉体の崩壊と共にカタルシスを経て、ニルヴァーナ(涅槃)へと旅立っていったのです。たぶん(笑)少なくとも作者はそう感じました。

この壮絶なラストシーンをなんとかあたモンでもオマージュしたいと思い、ゼルベスの自爆と共に「かなり実験的な活字演出」で再現したみたわけですが・・結果、個人的には満足してます(笑)更には、あらゆる創作物による「誇り高き自爆死」のルーツは侠女にこそあるのでは・・なんて思ってしまうくらい敬意を表してしまったり・・。個人的には侠女よりもグランドホテル方式の「迎春閣之風波/1973」が大好きです。あんなシナリオ書きたいです(笑)が、一歩間違えると舞台みたいな脚本展開になっちゃうのかな・・。

また、キン・フー作品だけにあらず、まだまだ隠れた名作が眠る香港武侠映画の世界観(中世~近世あたり。唐~清あたりでしょうか)を舞台にしたAAAタイトルクラスのオープンワールドゲームをやってみたいと思いました(もちろんFPS、TPS視点切り替え対応、かつ、オリジナルキャラがカスタマイズできるやつ。ジャンプはもちろんワイヤーアクションみたいな反重力を感じさせる物理演算を再現。キルフィニッシュ以外にもテキーラ・タイム(ジョン・ウー監督が携わった知る人とぞ知るゲーム「John Woo Presents Stranglehold(邦題:ストラングルホールド))による時間遅延、カメラアングルの変更可。インスタ映え間違い無し!?更に余談→日本ではベヨネッタのウィッチタイムが時間遅延システムで有名ですが、いち早く「格好良く派手に見せる演出=ジョン・ウー演出」をやってのけたのはストラングルホールドなのでは?と個人的には思っています。また、ウィッチタイムは同プラチナゲームズ開発の「TRANSFORMERS DEVASTATION/2015」でも再現されています。日本版はありませんが、トランスフォーマーファンは必見の名作ですよ♪)。

閑話休題青い鳥

そんだこんだを踏まえて今回の『暴れんB将軍2018~雪侠伝~』(何度も言いますが、当初更新時は「2017」と掲載)を読も見直してみるのもまた、お正月のいい思い出になるのではないでしょうか(笑)



PS・昨年末公開の中継ぎ記事「クリスマスSPのあとがきとか年末年始のブログ予定の告知とかさ(^^)」内にて、年末年始のブログ告知として、8日から4st本編再開!となっておりますが、10日からの間違いでしたaya 度重なるミス連発をお許しください土下座
よって8(月)も中継ぎ記事です。
なぜって?それはクリスマスSPとお正月SPと、連続で頑張ったから少しでもお休み(正確にはストーリーモードを思案する時間)が欲しいからなのです汗あしからず・・ロシアン 得意げ




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というわけで次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?

1/8(月)0時更新 なんも決まってないけど、最近再び個人的に熱くなってきてるディアブロ3(PS4版)の連載をはじめようかなんて密かに思っていたりいなかったり、なんだけど、もうすぐMHWも発売になるからどうしよう!なんてドギマギしてみたりの三時間SP!?(嘘)

をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回も賀正あんまん片手に栗きんとん頬張りながら読も見ようよにこっ作者は無類の甘いもの好きイシシおせちは栗きんとんとかまぼこかまぼこがあればそれでいいと思ってる人