~水没林北部、ラインハルトが駐留する幕舎エリア....

いや~~はっはっはっはっはっは
(幕舎前で無骨な面頬を付けたサムライ達に囲まれながら、丸テーブルに腰を下ろしているラインハルトと羅刹、そして憧れの眼差しで羅刹を見つめるデブとパソコンの姿も。ラインハルトの後方には「狐面」を付けた女侍が控えており、またテーブルの上では「グークの大軍師」が綺麗に「箱座り」している)

ラインハルト「そうですか。やはりあなた方がオステルマンを食い止めてくれましたか」いや~~はっはっはっはっはっ(と真っ昼間っからワインを飲んでる)


孫星「羅刹殿一緒でなかったら、どうなってたかわからないよ?」

羅刹「自分は大軍師殿の計略に従ったまで。ここを守ってくれたのは、ユクモ薔薇十字軍だ」(一番隊の白銀当世具足を装着し、肩からは高貴な蒼色の陣羽織を羽織った大男(顔全部を覆う総面は竜頭骨型に装飾されており、筋兜の前立は新大陸を象ったローゼンクロイツのエンブレム、脇立は羽根兜のように竜族の翼を左右に逆立てた装飾が施されている)が腕を組んで座っている)

パソコン&デブ「いやぁ~~それほどでも♪」でれでれ(する二人を無表情な総面で見つめる羅刹)

ラインハルト「あ、彼ら二人は私の警護にあたってくれると「率先して」残ってくれたんです。すれ違いました?彼女達とは?」

羅刹「本名を教えたな?ラインハルト」じーーーーー(睨むように見つめる竜骨面の男)

ラインハルト「いやははははは。彼女、UBUちゃんって言うんですよ。それから雷狼竜の御方は、アイオロスさんという中央捜査局内の特別捜査官でして・・」

孫星「挨拶は後でいいね!どうしてユクモだけに追撃任せたね!?」ぐあ~~(怒ってるっぽいが、なにせ元が可愛いのであまり伝わらない)

ラインハルト「だって止める前に行っちゃったんですもの」ねぇ~~(と椅子に仰け反り、背後の狐面の女侍に同意を求める。黙って頷くミサキ)

孫星「まったく呑気やってくれるね!援軍来てくれたとはいえ、雷狼竜たった一騎よ!?逆に迎撃されたらどう責任とるよ!?しかもUBUいえば、クルセイダーズの女首魁ね!!彼女なにかあったら、共同戦線の今後に影響しかねないよ!!」ぐあ~~むかっ

ラインハルト「賢い人ばかりだから、危なかったらすぐに帰ってきますよ♪あ、それよりお腹減ってません?ミサキ君、彼らに「謎肉入り」の携帯食料を・・」僕、もらいまぁ~~す♪(と、「率先して」挙手するデブ)

孫星「真面目やるね!!」ぱぁーーーんびっくり(羽毛で軍団長の頬を打つ。スクエアメガネがすっ飛ぶラインハルト。それを見て、挙げた手をすぐに引っ込めるデブの危機回避能力の高さ)

ラインハルト「痛い・・・娘にもぶたれたことないのに・・」うう・・(「当たり前だろう」と実に落ち着いたトーンで突っ込む羅刹の声)

孫星「しかしユクモの女首魁たる人物が、なぜして自ら追撃に行かれたか・・」首魁って言うと怒られますよ?(と、パソコン)

ミサキ「何か試したいことがあると仰っていました」すりすり(打たれた頬を撫でているラインハルトはそっとメガネを掛け直す)

孫星「試したいこと?」ぐあ~はてなマーク

パソコン「ああ、なんかそんなこと言ってましたね」ずずずず・・(呑気にお紅茶を頂く。そこになんかグーク型のようかんを差し出すミサキ)

羅刹「狩人ならば、鍛錬した成果と考えるのが妥当でしょう。何にせよ、まだここも危険だ。一番隊!手分けして警備に当たれ!」ハッ!!(と周りを囲うサムライ達が実に手際よく散り散りになって配置についていく)

ミサキ「私はどう致しましょう?」(呑気にワイングラスを飲もうとするラインハルトを見つめる狐面の女)

羅刹「私と一緒にラインハルトを護衛だ」ばしっびっくり(無言でラインハルトのワイングラスを強奪する。「ああ・・」と嘆くラインハルト)

孫星「ユクモクルセイダーズ・・・早くも借りが出来たね・・」異議なぁ~~~し♪(と同意するパソコン&デブ)

ラインハルト「大丈夫ですって。追撃した先には三番隊もいるんですよ?今頃、力を合わせてうまくやってますって♪」ぱしっびっくり(羅刹からワイングラスを奪い返そうとするも、おもいっきりそのいけないお手を弾かれる)

孫星「うまくやってればいいね・・・」異議なぁ~~~し♪





~三番隊駐留エリア....

サーーーーーーーーーーーーーーー
(小雨が降ってきた湿地帯エリアの中央で向かい合う、巨大な砕竜と撫子装備の女ハンター。それをエリアの左右からそれぞれ見守る重槍騎馬隊と、隅っこで観戦している三匹のガミザミの姿も)


ベナッツォーリ「さて・・見せてもらおうか・・。クルセイダーズの女首魁の実力を・・」


UBU「誰が女首魁じゃああああああああ!!!!」(素早く振り返って反応し、ベナッツォーリに向かって叫ぶ)

ベナッツォーリ「耳は相当いいみたいだ」こそり(と、隣の部下に向かって呟く)

UBU「まったく・・。さぁ、こっちはいつでもいいわよ!」チャッsss(煌黒大剣の刃先を向ける)


タイタンラス「その大剣諸共、実力を見せてみろ」フィーーーーンキラキラピンク(怪しげに紅い目が発光する)

UBU「なんであんた達モンスターって、いっつもそんなに尊大なわけ?って、あんたの場合、元々頭が切れるその気質からか」やれやれ(しつつ大剣を構える)

タイタンラス「それはお前もだろう!!」グワン煙(大鎚のような右手を大きく振りかぶる)

UBU「あ。そういえばあたちってば、砕竜狩猟って初めてだったりして」てへっ♪(と、するその頭上から迫りくる砕竜の豪腕)





「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~






あたちのモンハン日記
BBB「大人しく観念しやがれ!!このクソ蟹!!」ダッダッダッダッダッDASH!


夜叉亥「安心しろ!位牌は俺が書いてやる!!戒名は「信タラバ多殻蟹」でどうだ!?」ダッダッダッダッダッダッDASH!(両手に数珠をメリケンサックのように巻きつけながら爆走している)


ゾンゲ「食用と一緒にするな!!タイクンはザムザなるぞ!!」したたたたたたたsss(実に素早い蟹歩きで遁逃している最終段階のタイクンザムザ)


BBB「うるせえ!!」がしゃーーーーーんびっくり(逃げるザムザの横っ腹をライダーキックで蹴り倒す)

ゾンゲ「うげええええええ!!だいたいなんだなんだ!?お前らは!!それになんでこんなに強い獣人がいるんだ!!」ごろごろごろごろくるくる(こけた反動を利用して横に転がりながら逃げていく)


がしっ煙(雷狼竜の足に「トラップ」されて止まるザムザ)


ゾンゲ「今度はなんだ!?」ちらっ(口部にすっぽりハマった人型の頭部(両目の周りは「蟹シルエット型」に黒く塗ったパンキッシュなメイクを施し、髪型はサイドの毛を蟹のハサミみたいにおっ立てている逆モヒカンで、「見た目完全にアナーキーな男」)が上を見上げる)


アイオロス「あれ?このザムザって、賞金首のあれかな」

ゾンゲ「(以下、すんごい早口で)ジンオウガーーーーーーーー!!」

BBB「いいぞ警部!!そのまま踏みつけてろ!!」ダッダッダッダッダッDASH!(拳を振りかぶりながら突進してくる黒猫と猪和尚)

ゾンゲ「雷狼竜・・・しめたザム!!貴様の超電力、頂くぞ!!」ジリリリリリリリキラキラ青(ゾンゲ特有の背中の蓄電器官が青白く光る)

アイオロス「へ?」


ゾウウウウウウウウウウン!!
(雷狼竜に共生する雷光虫が持つ電荷が、無数の煌めきとなってゾンゲの全身に吸収されていく)


アイオロス「嘘・・・・」パキャーーーーーーーーンキラキラ青(超帯電状態が終了した時のように全身を覆う電荷が大きく弾けて消えていく)

ゾンゲ「充電完了なりぃ~~~~~~!!」むいんDASH!(気持ち悪く側方に起き上がる)

BBB「うるせんだよ!!クソ蟹がぁあああああああ!!」ブワッsss(黒猫の飛び蹴り&猪和尚の右ストレートでザムザに襲いかかる)


ビリビリビリビリビリビリビリ!!
(頭上に両手を掲げ、青白く光る巨大なプラズマボールを放出するゾンゲ)


ゾンゲ「喰らえ!!プラズマティックザムザぁあああああああ!!!!」


ぽいっはぁ(気合の入った掛け声とは裏腹に、実にあっさりとプラズマボールを地面に捨てるように投げる)


BBB&夜叉亥「ああ?」



バシャアアアアアアアアアン!!
バリリリリリリリリリリリリ!!

(地面に投下されたプラズマボールを中心に、放射線状に雷属性エネルギーが放たれる)



BBB&夜叉亥「ぎゃあああああああああああああ」ビリビリビリビリビリ衝撃(ドクロが透けて見えたりしてる)

アイオロス「気持ちイイ~~~~♪」ビリビリビリビリビリ衝撃

ゾンゲ「む・・しまった。雷狼竜には逆効果だったか・・。まぁいい。これからタイクンの恐ろしさをたっぷりと調教してやろう」バリリリリリリリ衝撃(全身から強力なエレクトリックオーラが放出している。口内のアナーキーな男の顔面もまたビリビリしているから余計に気味が悪い)

BBB「ふ~~。あぶねぇ。マジで感電死するとこだったな」パンパンはぁ(体を払う)

夜叉亥「気をつけろ。あの多殻蟹は電力を吸収出来るようだ」シュウウウウウ・・ふん(と煙をあげる上半身裸のボディは、かなり黒焦げになっている)

BBB「ハン。うちの主人ほどじゃねぇよ」パァーーーンsss(右拳を左の手のひらに叩きつける)




$あたちのモンハン日記
ドワアアアアアアン!!




ブオオオオオオオオオオオ!!
(爆炎ごと喰らい尽くすバアル・レボアの刀身)


UBU「ひょっへぇ~~~!!予想通り!!あんたの爆破属性もバアル・レボアにとってはご馳走みたいね♪」ブオンsss(硝煙を振り払うように煌黒大剣を薙ぎ払う)


シェリーナ「なんだ・・・あの大剣は・・・」


タイタンラス「ますます興味深い。それを試したくて一騎打ちの申し出を受けたか」

UBU「あんたがここにいるとは計算外だったけどね。本当は猛豚軍の火力兵器を相手にいろいろ試したかったんだけど。って、その兵器を作ったのがコニーの旦那さんか・・・あ~~やっぱり無理!!あたちってば、サブクエ背負い過ぎて、メインクエストがついおろそかになっちゃうのよぉ~~。だからあんたのサブクエも、もう少し待ってね♪」

タイタンラス「安心しろ。自分でなんとかしてみせる」グワッ・・(頭を振りかぶる)




グボオオオオオオオオン!!



UBU「お茶の子さいさい!!猛豚傀儡ってね!!」ザシュッ煙(煌黒大剣の刀身を横向け、ガード体勢で踏ん張る)


ズオオオオオオオオオオン!!
(爆炎爆風を余すこと無く吸い込むバアル・レボア)


ベナッツォーリ「彼女の大剣は一体・・・!?」


UBU「ふへぇ~~~~~~ひょっひょっひょっひょっ!!爆破属性恐るるに足らず!!笑っちゃうわね、この感覚!!」ひょへぇ~~~ひょっひょっひょっひょっひょっ!!(とガード体勢のまま、よだれを垂らしながらわろうている)

タイタンラス「足りなければ足してやろう」ビャッ煙(右手を振り払い何かを弾き飛ばす)

UBU「ほえっ?」


びちゃあせる(煌黒大剣の刀身にぺっちょりと蛍光緑の粘着物質が付着する)


UBU「・・・・・・・・・・・」フィーーーーーーーンキラキラピンク(刀身上から発光する赤い光を顔に受けながら、それを呆然と見つめている)


ボウウウウウウウウウウン!!
(爆破と同時にその爆炎を吸収する煌黒大剣ごと大きくふっ飛ばされるUBU)


タイタンラス「今ので火力は無効だと実証出来た。ならば叩き潰すまで」グワン・・(右手を大きく振りかぶる)

UBU「いちちちち・・・今のは少しびっくりしたぞ・・汗

ベナッツォーリ「来るぞぉおおおおおおおお!!!!」

UBU「はえっ?」


ドゴオオオオオオオオオン!!
(大地を穿つ砕竜の豪腕をなんとか緊急ダイブで回避するUBU)


UBU「いけね・・ここでダイブだと・・・起き上がりは・・・」ちら


グオオオオオオオオオン!!
(今度は左手の大鎚が襲い掛かってくる)


UBU「やっぱりぃーーーーーーー泣


ガイイイイイイイイイイン!!
(仰向けになったまま大剣の刀身でプレスパンチをガードするUBU)


UBU「あたち真剣ガード強化+10ぅ・・・・!!」ギリギリ・・ギリギリギリ・・!!

タイタンラス「大したものだ。やはりコモンハンターとはワケが違うな。だが、いつまで耐えられるかな」スッ・・(右手を振り上げる)


ダオオオオオオオオオン!!
(砕竜が振り下ろすプレスパンチが刀身を叩きつけると同時に激しい爆発を引き起こすも、瞬時にそれを硝煙ごと吸い込んでいくバアル・レボア)


UBU「ふぬぬぬぬぬぬぬ・・・!!!!」シュウウウウウウウ・・(煙をあげる刀身を必死の形相で掲げている)

タイタンラス「まだ足りないか」グオン煙(再び左手を上げる)

UBU「!!」


ダシャアアアアアアアアン!!
ボガアアアアアアアアアン!!

(地面に埋もれたUBU目掛け、左右交互にプレスパンチを叩きつける砕竜。同時に発生する爆発は、起きる度にまるで手品のように消失していく)


UBU「うおおおおおおおおおお!!!!」ダギャアアアアアン!!ドガアアアアアアアン!!(次々と放たれる砕竜のボンバーパンチをなんとか耐え忍んでいる)


べナッツォーリ「三番隊。いつでも突撃できる準備をしておけ」ボガアアアアアアン!!ドガアアアアアアン!!


タイタンラス「さて、どうなったかな?」スッ・・(両手を引き上げる)

UBU「・・・・・・・・・・・・」ブッあせる(刀身を掲げ、仰向け状態のままツバを吐くUBUの周りは、まるで天体衝突があったかのようなクレーター状に沈降してしまっている)

タイタンラス「そうこなくてはな」グオン・・(頭部を大きく振りかぶる)


シェリーナ「まずいぞ・・・!!」



$あたちのモンハン日記
バオオオオオオオオオオオン!!
(振り下ろされた鈍器のような頭部が一撃爆砕の殴打を見せる)



ゾオオオオオオオオオオン!!
(クレーターを覆う爆炎の海が、クレーターの中心に吸い込まれていく)


タイタンラス「使い手の意識に関係なく、属性エネルギーを吸収する・・・大剣自体が意志を持ち、生きているというのか・・?」ブスブスブス・・・(ハンマーのような頭部から煙があがっている)

UBU「こっちだって・・まだ生きてるわよ・・」はぁ・・はぁ・・・(クレーターの中心でガード体勢を持続したまま、仰向けにプレスされている姿は満身創痍そのものである)

タイタンラス「その格好でどう挽回するつもりだ?」ゴイン・・(汗を拭うように、右腕で頭部の煙を払う)

UBU「試したいことがあるって・・・言ったでしょ・・?」プスプスプスプス・・・(激しく煙をあげる刀身越しに見える「すす汚れた顔」は、不敵に微笑んでいる)

To Be Continued




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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

12/2(土)0時更新 「真似してみただけ」の巻

をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回もウネリながら読も見ようえっへんい~~~って