今回の登場人物紹介は、あたモンオリジナル書士であられるガイウスさんとその書記官コーネリアスをご紹介♪ほんだら早速いってみようぽけ~


Real Name:Gaius・Vipsanius・Agrippa(ガイウス・ウィプサニウス・アグリッパ)
Alias(es):Scrivener
Species:Human
Gender:Male
Affiliation:The Royal Paleontology Scriveners
First Appearance:「入ってろぉおおおおお!!!!」の巻

------Biography------
龍生体力学(ドラゴンバイオメカニクス)に精通する王立学術院の名高い書記官。齢でいうなら50代半ばであろうか、白髪白髭がよく似合う紳士的印象を抱かせる容姿端麗の秀才。アルコリス出身で当初、本人はワイバーンカレッジに行くつもりであったのだが、古龍観測隊の助手を務めていた父の勧めもあり、王立学術院に入ることとなる。狩人経験こそないが、活力的なフットワークを武器に多くの大陸を渡り歩く。学者としての卓上での仕事に対し批判的で、「直感的な理解力とは常にフィールドでこそ得られるもの」を信念に、地理的に踏み入りにくいエリアであろうが、獰猛なモンスターが多いフィールドであろうが、危険を顧みず積極的に調査に入る姿勢は、同じ現場主義であるジョン・アーサー派からの支持を受ける反面、現書士隊のトップであるギュスターヴ・ロンからは疎んじられていることも事実である。ハンターから三大龍(黒、紅、祖)の素材(遺骸の一部)を買い取り、研究をするも、狩猟武具に使用される属性値以上の成果が得られず、「祖龍にしてその程度であるわけがない」とガイウスは深く失望したという。同じ頃、古龍観測所では、父が師と仰いだオズワルド・バロンの仮説が立てられ、それを知ったガイウスは、三大龍の実体こそ知的生命体種なのではないかと思い始めるようになり、彼らの動力源である龍エーテルこそ、次世代のエネルギー資源になると推論した。同時に知的生命体種モンスターもまた、普通種を凌駕する属性値及びエネルギーを保持していると考えられ、既に病没しているバロンとは別の方法、アプローチで以後の人生を知的生命体種の研究に捧げていくのであった。龍科学という言葉がアカデミーで定着する以前より、竜族の生態観察や龍エーテル(天然の竜族が発する龍力学エネルギー=龍属性。大陸における最上級元素)の研究に精通しており、彼が書いた「龍生体力学論」はダニエル・カペラをはじめとする近代龍科学者に多大な影響を与えるも、大陸自然科学に重きをおく書士が多く在籍する王立学術院内では龍科学を否定する声も多い。古龍観測隊員であった父(竜人が多い観測隊において、人間であるガイウスの父が在籍を許されたのはその人格、才能故である)は、龍結核により病死している。

------personality------
厳格な信念のもと、活発的な実行力と利発的な人間力を持つ。一度研究に没頭してしまうと周囲が見えなくなる直情傾向にあり、過激な発言も厭わない。アカデミー内の古いしきたりやレギュレーションを嫌い、例え位の高い書士による論文であっても、間違いや修正点があれば容赦なく口を出し、また痛烈に批判をした。過去にギュスターヴ・ロンの論文も数々否定し、「余計な修飾語ばかりで要点をついていない小説」と、ロン氏をこき下ろしたこともある。その攻撃的な気性の激しさからか、ロン氏を取り巻く保守派からは疎んじられているも、孤独を受け入れる姿勢もまた、相手を慮る彼なりの礼法であるとみていいだろう。

------Cornelius------
コーネリアスはガイウスの書記官として仕える獣人である。ヴェルドのとある貴族の屋敷で従者(その扱いは奴隷に等しかったという)として仕えていた茶アイルー。家主より王立学術院へ言付けを頼まれた際、学内の書庫へ立ち寄ったのをきっかけに、学問に目覚め(この時、彼はジョン・アーサー氏の書いた収斂進化に関する論文を読み、脳裏に雷が走ったという)、以来、家主の目を盗んでは学術院に侵入し、書庫にある書物を濫読しまくったという。そこでたまたま学内へ帰還していたガイウスと遭遇するも(彼もまた、書庫内にて読書に明け暮れていた)、ガイウスはコーネリアスに気づかないくらい読書に集中していたという。この後も幾度となく二人は、夜の書庫にて無言の時間を共に過ごしていく。とある晩、いつものように警備の目を掻い潜り学術院へ潜入したコーネリアスは、書庫の入り口でガイウスと出会う。初めて口を開いたガイウスは「明日からエルデ地方という、普通の人間が立ち寄るにはあまりにも危険なエリアへ調査に入るのだが、君はどうするかね?」と聞いてきたという。突然の問答に困惑の表情を浮かべるコーネリアスに対し、ガイウスは更に続けて、「専属の書記官が欲しい。君に最適な職業だと私は思うのだが、返答が欲しい」と実に直截的な要求を申し出る。自分は従者であり、己の意志では主の屋敷を出ることは出来ないとコーネリアスが告げると、ガイウスは、「支配的な契約に屈するな。君は既に自分の意志でここに来ているではないか。それも警備の目を盗むという大罪を犯してまでだ。君を拘束している不要な雇用契約があるのならば、私がその違約金を支払い、君を王都という牢獄から解き放ってやろう」と言うと、呆然としているコーネリアスの腕を引っ張り、一路、夜中であるにも関わらずコーネリアスが仕えている屋敷へと向かう。そこでガイウスは一方的にコーネリアスの契約解除の旨を寝ぼけ眼の家主に訴えると、手持ちの大金をすべて支払い、屋敷を後にする。そのまま未だ何が起きているか信じられない様子のコーネリアスを引き連れ、夜明けと共に二人は王都を旅だったという。以後、コーネリアスはガイウスの書記として、膨大な量の調査書を書き残し、生涯仕えたという。

------Cornelius Personality------
頭部の茶色の毛並みを全体的にオールバックに整えている。太古のオイルベースの整髪料を使用しているという。従者時代、奴隷に近い待遇を受けていたことから、時折、人間に対し懐疑的な姿勢をみせるも差別主義者ではない。革製カバー(勿論、肉球のロゴ入り)に包まれたダイアリーを常に持ち歩く。左利きで、如何なる状況下においても書き留めることを止めない。おそらく外見から察するに、鉄平らよりも年上であると見受けられる。余談だが彼の風貌、衣装、そして名前は「PLANET OF THE APES/猿の惑星」に登場する同名人物をオマージュしており、利発的かつ思慮深い、心優しい獣人を描きたかったと作者は言う。

------Equipment------
ガイウス:レザーライトシリーズ。軽量で普通の人間でも装備でき、モンスター被害の致命傷を免れることが出来る為。
コーネリアス:綺麗なオリーブ色に染まった布製のエスニック衣装。

------Wyburn College Arcolis------
王立学術院が設立した数年後*、アルコリス地方に創設された教育機関(世界観においては教育施設と同義)。ロイヤルアカデミーが王国(ヴェルド)直属の国家研究機関であり、その監視下である王立書士隊の構成員の多くが肉体的に優れたハンターであるのに対し、ワイバーン・カレッジ・アルコリスはハンターではない一般大陸市民でも通え、アカデミー同様の学問を学び、大陸社会に貢献する研究を行うことを目的として、学生ギルド(組合)が共同で設立した自治大学である。階級主義、選民思想の強い王立学術院がエリートから成る右派であるとすれば、ワイバーンカレッジは無産階級から成る左派のアカデミーといえよう(あたモン大陸世界観においての無産階級とは、資本主義社会における賃金労働者階級だけではなく、あらゆる世界区分(国家や自治体、優れた文明を持たない発展途上地域に居住する人間(竜人も含む)や獣人も含まれる)。以上のことから竜人、獣人も多く在籍し(現在のアカデミーには「小さき人」の姿はほぼ見られない)は、才能とやる気があれば、種族や身分に関係なく学問に勤しむことが可能で、多くの者が知識を交流するロビーとして活用している。従来の自然科学にとらわれない更なる追求、分野を確立し、その代表が同アカデミー出身であるダニエル・カペラが定義した龍科学である。近年では王立学術院に迫る評価を得ている。

*あたモン世界観では、およそ70年前に起きた「大いなる竜の災厄」による、シュレイド東西分断後の西側王都(ヴェルド)内に設立されたものとする。

-----Conflict------
近年のロイヤルアカデミーはジョン・アーサーをはじめとする行動派の時代を経て、ギュスターヴ・ロンを中心とする卓上の時代へと移り変わった。彼らの主な仕事は、かつての書士による研究論文にギルドのハンター及び古龍観測隊らの「新たにアップデートされた情報」を下に注釈を加え、アカデミーに貯蔵されている「古き良き時代」の書物の価値、権威を更に高め、後世にアーカイブすることである。対しワイバーンカレッジは、アカデミーでは嘲笑の下に晒されたオズワルド・バロンの仮説をはじめ、ガイウス・アグリッパによる 「龍生体力学論」を参考に新たな学問、龍科学を確立。倫理的な指導、規律を順守の上、龍族及び知的生命体種の生態研究を積極的に行い、今ではアカデミーよりも優れた頭脳集団と敬称される。以上から、近年ではアカデミーとワイバーンカレッジは明確な対立構造にあると捉えられる。

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王立古生物書士隊とはなんぞや~なぜなに★あたモンのおコ~ナ~♪



★王立古生物書士隊編のあとがきとか....
兼ねてよりモンハン世界観に無くてはならない存在(特に公式初期設定において)である書士隊をあたモン世界でも登場させたいと思うておりました。本来は書士がユクモに訪れ、クルセイダーズが匿うインテリジェンスモンスターやヤマオモイの詮索を開始し、UBU達が一方的に追い払うといったようなドタバタ劇を思い描いており、登場する書士もオフィシャルの隊員(ユクモとの対立を描くなら絶対的にギュスターヴ・ロンが適任!)と思うていたのですが、いざストーリーに反映させるとなると、書士隊の資料がハンター大全しかほぼほぼ見当たらず(或いは「ハンター日誌」)、公式のイメージを上手く伝承出来ないならオリジナルにしようと思い、ロンと不仲であるという設定の下、ガイウス氏を登場させるに至りました。ストーリー内でのガイウス氏に与えられたクエストとは、自分が来訪したことから生じる「ヤマオモイの旅立ち」までを描くこと。そしてユクモの環境を侵してはならないということを悟らせ、ガイウス氏を通じて今後の研究者の立ち入りを阻止することでした。こうすることで今後のストーリー内におけるユクモを更に「辺境の桃源郷」と位置づけることが出来るかなと思うたからです。またその過程のテーマは「ユクモ離脱」であり、アンコさんをはじめ、ヤマオモイ、ヴラドレン、そしてガイウスが望んでいることとは裏腹に、大好きなユクモを去らなくてはならない今の自分が存在する場所を明確に、悲しい決断をさせ、その貴重な出会いと別れを今後のユクモの財産として残したかったのです。そしてそのメイン舞台となるのはバベル中学を置いて他ならない!ということで今まで抽象的だったイメージの注釈も兼ねて、バ中の雰囲気も、もっと楽しく伝えていきたいと思い、新キャラ(珍キャラ)続出のB組を構築していこうと思うたのでした。書士隊編ラストのルナストラ強襲エピソードでは、作者も想像していなかったササユとヴラドレンの別れもストーリー内で生まれ(当初は今まではっきりしなかったササユのカーブーに対する気持ちを描きたかったのですが、そこに「勝手に」ヴラドレンが入ってきたのです)、今後の展開にまた面白いフラグを立てれたかな?と思うてみたり。というより、ササユとヴラドレンの成長を描きたかったのかなぁ・・。カーブーは相変わらずアンジェリ頼りだし(笑)といったような思わぬドラマも含め、バ中をバトルフィールドとしたドタバタ劇は、ヤマオモイの離脱、そしてヤマオモイの「想い」を受け取ったバステトの意志と共に終結します。本編中にバステトのユニークスキルも明確になり、彼女の存在は今後のストーリー展開でも重要なキーマンとして描いていくつもりなので、まだちいちゃいバステトを作者共々、応援していきましょう♪こうして書士隊編ラストは、ガイウス氏のユクモ離脱で終わりを迎えるのですが、ここでガイウス氏に最後のクエストが発令されます。それは邪龍討伐についてのヒントをUBUに下すことでした。そんなにフラグを撒き散らして平気か、作者!?ちゃんと回収出来るんだろうな!ばかぷんぷんなんて言わずに激励してあげましょうねにま~個人的にはひよこ寺での「デブ巫女選手権」がたいへんお気に入りだったのですが、それを機に?少し読者数が減ったのが気になりました(笑)でも今後もああいうエピソードはバシバシ入れていくつもりですぽけ~そんだこんだで書士隊編はちょっと頑固者なガイウスさんというベテラン書士を通して、カンファレンスの話しをはじめ、今まで描けなかった部分を明確にすることが出来ました。またガイウス氏も今後のユクモにとって重要なバックアップ役として登場するでしょうビックリマークなにはともあれ、お疲れ様でした♪ガイウスさん。また描ける日を楽しみにaya 感謝。。





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次回 2/7(火)0時更新「Mosquito Amber Egg/PART1」

乞うご期待あれの砂の如しaya