~カーブーんち(実家)の中庭....
あ~ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!やぁ~~めぇ~~てぇ~~~~~
(晴天の下、中庭エリアの中心で磔刑に処されたカーブーが、鉄平や子供達に足の裏をひたすらにくすぐられいる。そして茶菓子を食べながらその光景を静観している村人達)
鉄平「やいこら!吐け!!ばあば(まさ子のこと)達が一生懸命作った、選び取りに使う料理をどこへ隠しやがったぁ~!!」こちょこちょこちょ(と、より「こちょの手」の速度を上げる)
カーブー「うひひひひひひひ!!俺は知らなっ・・あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
まさ子「カーブー!!どこに隠したか言いなさい!!」
バステト「きゃっきゃっきゃっきゃっきゃっ♪」ぱんぱんぱん(手を叩いて喜んでいる)
カーブー「俺じゃ・・なひゃあああああああ」パかぁ~ん(笑いすぎてヘルムの口元が左右に開く。中は「すごいよだれ」)
コノハ「うわっきたなっ!」(リアルに引いてる女子達)
ヨッコ「殺菌!!殺菌!!」ばしょ~~ん(消臭玉を容赦なくカーブーの顔面に向かって投げつける女子達)
カーブー「バカ!!息が出来な・・・・ゴホゴホッ!!うひゃひゃひゃひゃひゃ!!」ばしょ~~んばしょ~~ん(消臭玉の「粉っぽさ」&くすぐりの笑い)
バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~♪」ぱんぱんぱん(それを見て更に喜ぶ)
ガイウス「うむ・・これはこれで立派な儀式のようにも見えるな」カキカキ(隣ではコーネリアスがスケッチを描いている)
ヴラドレン「いいぞぉ~!もっと派手にやれぇ~♪」あ、すんません(と、ササユから茶菓子を頂く)
夜叉亥「・・・・・・・(これも試練だ・・川村よ・・)」ばしょ~~んうひゃひゃひゃひゃひゃ(消臭玉の「粉っぽさ」&くすぐりの笑い声が中庭エリアに反響する)
すあま「しかし、よう耐えとるな・・」う~む
リカ「ほんとにやってないんじゃないのぉ~?」はむはむ(ササユから貰った「ふ菓子」をかじってる)
トンコ「ほいだらザンコ。出番ニャ」
ザンコ「お任せあれ。ですわ」しょりぃ~~ん(ブーメランを自慢気に出す)
ぶ~~~~~~~ん
(もはや煙まみれで姿の見えないカーブーに向かって飛んで行くブーメラン。女子達はまだ容赦なくカーブーに向かって消臭玉を投げつけている構図)
こちぃ~~~ん(おそらくヘルムの頭上にブーメランが当たったことを示すクリーンヒットの打音)
ザンコ「手応えありですわ」しょるるるるる・・しゅたっ(戻ってきたブーメランを取る)
トンコ「よし!みんな、もういいニャ!」(「消臭玉部隊」と「くすぐり部隊」に撤退命令を下す)
モワモワモワモワモワ・・・
(すんごい煙で姿が見えないカーブー)
ぶくぶくぶくぶくぶく・・・
(煙がみるみるうちに紫色に変色していく)
リカ「なぁ~に?あれ」ぱちくり
ザンコ「毒効果ですわ。ブーメランに塗っておいたんですの♪」
ゴホッゴホッ・・うええええええ・・・・
(紫色の煙の中から、咳き込む声と、おそらく毒が苦しいのであろう悲鳴が聞こえてくる)
ロージー「お兄ちゃん!!これでもまだしらを切るつもり!?」
ササユ「川村君。早いところ白状しないと、本当に毒で死んでしまうわよ?」はいどうぞぉ~(と、村人に茶菓子を提供しながら説得する)
カーブー「俺は・・やってない・・・・」ゴホッゴホッ・・ブクブクブク・・(次第に煙が晴れ、中から毒状態(ヘルムの上から毒エフェクトを出している)のカーブーが姿を見せる。その哀れな姿を横から静観している村長と麻生の姿も)
まさ子「本当に困った子・・。もう放っておいて儀式を続けましょう。ね、バステトちゃん」(抱いている獣人の赤子に話しかける)
バステト「みゅう」こくり(一連の遊戯に飽きた様子。赤ちゃんだから)
コノハ「次の儀式ってなんです?」
ロージー「フッフッフッフッ・・(なぜかこの子がほくそ笑む)次の儀式は・・・・ザ・選び取りの儀式よぉ~!!」ガッ(拳を突き上げる)
バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~♪」ぱんぱんぱん(よく分かってないが嬉しいらしい。赤ちゃんだから)
「あたちのモンハン日記」
~恐怖 あんまん怪人の甘い罠/後編~
選び取り:幼児の前に意味のある品物を置き、どれを取るかでその子の将来を占うものであり、地域によっては、「将来選び」ともいわれる。幼児にお餅を背負わせる一升餅とあわせて、「選び取り」をする地域がある。~以上Wikipediaより引用
バステト「みゅう?」ぱちくり(芝生の上にぽつんと座らされてる)
ぽへぇ~~~~~ん
(バステトからそう遠くない距離に、お膳にひとつひとつ乗せられた各種アイテム(そろばん、お金、筆、はさみ、定規、お米、本、更にはドボルネコヘルムも)が置かれている)
コノハ「あの中から何を選ぶかで、バステトちゃんの将来を占うっていうんですか?」(村長&麻生の「しっかりさん」コンビに聞く)
村長「そろばんは商売人向き、お金は裕福で困らない生活、筆は文学や学術での活躍、はさみは手先が器用な子に、定規は几帳面で将来大きなお家を建てる、お米は食べ物に困らない子に、そして本は成績優秀な博学の子に、という意味合いがあるんですの」
麻生「おそらく一番端に置いてあるヘルムは、オトモアイルーやパートニャー、はたまたニャンターとしての活躍を意味しているのだろう。鉄平の図らいだな」
ヨッコ「親が喜ぶ為の行事ってわけか」なんだかなぁ~
コノハ「きっとヨッコさんは、そろばんとお金を両手に持ったんじゃないですか?「銭ゲバ~」って言いながら♪」パァ~~~ン(食い気味で頭を叩かれる。それを見て少し笑う村長と麻生の微笑ましい光景)
ロージー「ほんとは笛も置きたかったのになぁ・・」
ファイヤージンガー「お前みたいなへっぽこなカリピストになったら大変だ」むすぅ~(とした表情を見せるロージー)
フラワー「さ、バステト。あなたの好きなものを選んで」ぽん(ちょこんと座ってる我が子の背中を優しく押す)
バステト「みゅう」こくり(そう頷く後ろでは、まだ子供たちに股間を突かれているカーブーも心配そうにバステトを見つめている)
よっとっとっとっとっとっ
(と、上手に「ハイハイ」で突進していくバステト)
鉄平「うひょ~!なんだか俺が興奮してきたぜ!」しゅっぽぉ~(と、ヘルムから煙が出る)
バステト「みゅうううううう」ぴたっ(お膳の前で立ち止まる)
ロージー「止まった・・」
まさ子「悩んでるのね」
バステト「みぃ~~~~~」じろじろ(まるで猫の捕食モードのような歩き方で、お膳に置かれたアイテムをひとつひとつ確認していく)
鉄平「ヘルムか・・!?父のヘルムがいいのか・・!?」どきどき(横で笑ってる妻)
バステト「ほみぃ~~~~~~」じろじろ(各お膳の前を端から端まで行ったり来たりを繰り返している)
ロージー「すんごい悩んでるね・・」
ファイヤージンガー「あいつは頭がいいんだよ。確実にな」(親バカなドスビスカス)
バステト「ほみみぃ~~~~~~」じろじろ
カーブー「なぁ、親父」(鎖で縛られてる自分の隣で、腕を組んで立っている父にそれとなく話しかける)
幻竜「なんだ。息子よ」(前を見つめたまま答える)
カーブー「俺も・・ああいうのやったのか?」ちら
幻竜「・・・・・・・・・・」
カーブー「・・・・・・親父・・?」
幻竜「・・・・・・・・・・」こっくりこっくり・・
カーブー「・・・・・・(こいつ・・・覚えてねぇんだな・・)」ちっ
きゃああああああああああ
カーブー「なんだ!?」
すあま「またや!!また入れ替わったで!!」(リカが抱きついている)
カーブー「なに!?」
ほわほわほわほわほわ・・・
(各お膳にちんまりと置かれた「色とりどりなあんまん」)
バステト「みゅううう?」じーーー
フラワー「あらやだ・・また、あんまんにすり替わってる」いつの間に・・
鉄平「バステト!!取るな!!将来UBUみたいな「あんまんクソ女」になっちまうぞ!!」
「あら。ずいぶんひどい言いようじゃない?」
鉄平「出たな!!あんまん怪人め!!こそこそと姿を隠していないで姿を見せろ!!」
バーーーーーーーーーン!!
(ひとんちの屋根の上に立っているあんまん女の英姿。いつの間にか衣装を黄色の撫子装備に変えている。UBUはめでたい時に黄色の撫子装備を着る習慣があるのだ!)
カーブー「・・・・・・(あ、いた)」
ロージー「出てきなさぁ~い!!UBUちゃ~ん!!」きょろきょろ
カーブー「いや、だからうちの上」
すあま「おらんやん」ん~~?(村人はこぞって周囲を見渡している)
カーブー「・・・・・・(やはり・・・どういうわけか、みんなにはUBUさんの姿が見えていないんだ・・!!)」
UBU「フッフッフッフッ・・。まずはそのお膳に置かれた、それぞれのあんまんの説明をさせてもらうわ」ふふふふふ
バステト「みゃんみゃん♪みゃんみゃん♪」パチパチパチパチ(拍手する後ろでは村の一同がどこだ?どこだ?とUBUを探している)
カーブー「ん・・・(バステトにはUBUさんが見えているのか・・?)」
UBU「まずは赤いあんまん。それはその燃えたぎる色の如く、火山地区の鉱山王になることを示している」
ほほぉ~~~~~
(一同、こぞってお膳の上のあんまんに注目をする)
UBU「そして緑のあんまん。これは渓流地区の豪農。大自然に恵まれたすべての資源を手に入れたら・・・そりゃ~すごいわよねぇ」ふふふふふ
ほほぉ~~~~~
UBU「お次は青いあんまん。その澄み切った青色の海を支配する・・・つまり、孤島地方の航海王ね。その横のオレンジ色のあんまんは、砂漠の資源王。とてつもない巨富を築くこと山の如し・・。最後に、今日のこの青空のようなスカイブルーをしたあんまん・・それはロックラックの航空王を意味する。近年盛んになった大航空時代を支配すれば・・・ある意味、最も将来性と収益が望める職業かもね」お~ほほほほほほ(高らかに笑うあんまん怪人)
バステト「みゅうううううう」じーーー
鉄平「駄目だ!!バステト!!あんまんなんか取るんじゃねぇ!!」
UBU「こら!!あんまん「なんか」とはなんだあ~!?」むきぃ~~
つるん
(怒った拍子に足を滑らせる)
UBU「うおっ」
ごてぇ~~~~~~ん
(屋根の上から落下し、腰を強打するあんまん怪人)
ロージー「なんの音!?」きょろきょろ
ドリンク屋「はいはい皆さぁ~ん♪激アツのお茶でもどうですかぁ~♪」のむぅ~♪(と言うコノハ達の下に、ぼんを頭の上に掲げて運ぶドリンク屋さん)
カーブー「ドリンク屋さん!!俺んちに向かって、そのあつあつの茶をぶっかけろ!!」(呑気に村人に茶を配ってるドリンク屋さんに話しかける)
ドリンク屋「え~?」
ファイヤージンガー「お嬢。クソ兄貴には何か考えがあるんだ。手伝ってやれ!」
ロージー「分かった。それぇ~!!」とーーーーん(ドリンク屋を突き飛ばす)
ドリンク屋「お~~~~~~っと!!」
ばしゃ~~~~~~~ん
(家の下で腰を押さえているUBUに「あつあつ」のお茶がぶっかかる)
UBU「うぎゃああああああああ」
ロージー「UBUちゃんの悲鳴!?」
カーブー「これで分かったろ!!どういうわけかUBUさんは、その姿をみんなに見えないようにしているんだ!!」
え~~~~~~~~~~
(半信半疑の声をあげる一同。その後ろでごろごろ転がってるUBU)
カーブー「だが肉眼とは違った視点を持つ、俺のヘルムには、はっきりと貴様の悶える姿が投影されているぞ!!あんまん怪人!!」
UBU「あちちち・・何言ってんだ・・あいつめ・・」ごろり
バステト「ほみゅうううう・・・」(訝しげな顔でカーブーを見つめている)
ロージー「じゃあ、本当にUBUちゃんはこの近くにいるのね?」きょろきょろ
カーブー「そう!!たのしげな儀式をぶち壊したのは、すべてあんまん怪人の仕掛けた甘い罠によるもの!!これ以上、貴様のきな臭い阻害は許さんぞ!!ちょいやあああああああああ!!!!」バショオオオオオオオン(練気を奮い起こし、鎖を断ち切る)
こちぃ~んこちぃ~ん
(粉砕された鎖がUBUの頭にぶつかる)
UBU「いてぇ」こちぃ~んこちぃ~ん
カーブー「あんまん怪人!!いざ勝負!!」いいぞぉ~♪(なんだか分からないけど、とりあえず応援する村人達)
BBB「よぉ~盛り上がってるみてぇだな!歯固めに使う石を持ってきたぜぇ~♪」バサッ(庭の垣根を突き破って中庭エリアに「イン」してくる黒猫。背中にはピッケルを背負っており、片手には何やら「あやしげな小袋」をぶら下げている。また、背後にはあやしげな「御札」をおでこに貼り付けた宮司の姿も)
宮司「ひよこ寺からも、極上の破魔矢をお持ちしましたよぉ~♪」(破魔矢にしては「やけに」鋭い鏃を持った紅白の矢を両手に持っている)
チェルシー「あ、おじちゃまと宮司(呼びつけ)にょ」
BBB「よぉ、チェルシー。どうしたんだ?」
チェルシー「カーブーおにいちゃまがおかちいにょだ」あしょこ
BBB「ん?」
ざわざわざわざわ・・・
(村人が静観する中、対峙しあうUBUとカーブー)
UBU「あたちは認めないわよ。あんたが選ばれし者だなんて」グッ
カーブー「黙れヴィランめ!俺になすりつけた数々の悪事!その業の深さを浄化してくれるわ!!」いいぞぉ~♪やれやれぇ~♪
BBB「何やってんだ。UBUとカーブーの野郎は」
宮司「新しい儀式ですかね」
ササユ「あら、お二人にはUBUちゃんの姿が見えるみたいね」にこにこ(しながら二人に茶菓子を配る)
BBB「見えるも何もはっきりと目の前で・・・」
バステト「ほみゅううううううう!!」にょにょにょにょにょにょ(BBB達に向かって眼力を飛ばす)
BBB「おおおおおおおおおお?」にょにょにょにょにょにょ(目がぐるぐるになる)
宮司「むっ!?これは・・!!」バリーーーン(向かってきた波動をおでこに貼ってる御札の結界が払いのける)
バステト「ほみゃ!?」ガガーーン
宮司「そうか・・・今の波動は・・・・川村君!!まやかしの正体はその子だ!!」
カーブー「ん・・あれは!?」
にょにょにょにょにょにょにょ
(カーブーの見える世界。バステトから発せられる念動力のような白いオーラが、BBB達を包んでいく)
カーブー「なんと!!」
にょにょにょにょにょにょにょにょ
(カーブーに見えるバステトの姿は白龍の子供に似た姿をしている)
カーブー「バステト・・・君は一体・・・・」
バステト「ほみゅうううううう!!」びっ(カーブーに向けて念を飛ばす)
カーブー「!!」
ブオン!!
(カーブー視点。襲いかかってきた白いオーラが自分の体を避けるように通り過ぎていく)
バステト「みゅううううううう!?」ガガーーン
カーブー「なんだ・・・今のは・・・」
バステト「むんにゅうううう・・!!」びっ(猫指を掲げる)
ぴとっ(その猫指を優しく包む人間のお手)
宮司「もうそれくらいにしなさい」にこ(おでこに札を貼った宮司が微笑んでいる)
バステト「ぶううううううう・・!」
宮司「どうやら君は特別な力を使えるようだ。見たところ、もうだいぶ楽しんだようだが・・・まだ物足りないかい?」
バステト「・・・・・・・。うんみゃ」ふるふる(首を左右に振る)
宮司「じゃあ、みんなにかけた術を解いてあげなさい」にこ
バステト「みゅう」こくり
フラワー「宮司さん・・バステトと何を話しているのかしら・・」
バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~!!」バッ(両手を掲げる)
カーブー「あれは・・・」
にょにょにょにょにょにょにょにょ
(カーブー視点。緑の草原上で両手を天に掲げる神童バステトの体から、巨大な白龍が解き放たれ、周囲の村人を優しく包んでいく)
ロージー「ふぁ・・なんだか気持ちいいねぇ・・」ぼけぇ~
コノハ「うへへへへ・・うへへへへ・・」ぼけぇ~(なんだか酔いしれた様子の村人達)
カーブー「なんだ・・・一体何が起きているんだ・・・」
にょにょにょにょにょにょにょにょ
村長「・・祖なる・・もの・・・・」
麻生「なに・・・今、なんと・・・・・」
村長「え・・・・あら、UBUちゃん」ぱちくり
麻生「ん・・・・・ああ。来ていたのか、UBU」ぱちくり
UBU「ああ?なんだ?」きょろきょろ(周囲を見渡すその顔はまるで輩そのもの)
コノハ「あ!!UBUちゃん発見!!」
ヨッコ「とっ捕まえろ~!!」わあああああ(一斉に襲いかかる村人)
UBU「げっ今更なんでだ!?今まであたちの「あんまんすり替え術」を楽しんでいたくせして!!」ガガーン
おりゃああああああああああ
(次々とUBUを取り押さえようとその上に乗っかっていく村人達の山)
カーブー「宮司さん、バステトは一体・・・」(バステトを抱きながら歩いていくる宮司に話しかける)
宮司「いやいや。どうやら君にはこの子の術は通じないらしい」はっはっはっはっ(そのままバステトを抱きながら両親の下に歩いて行く)
バステト「ぶうううううううう」んべ~(宮司の胸より半身を出し、カーブーに向かってあっかんべーをかます)
カーブー「??」
鉄平「よっしゃ。邪魔者も捕まえたし、お食い初めの儀式と洒落込もうぜ!」たしっ(宮司よりバステトを託される)
フラワー「まだまだあなたが主役よ、バステト♪」パチりん(ウィンクをしてみせるお母さん猫)
バステト「ほみゅう・・・」しょんげり
宮司「ご両親には時期をみて、君から伝えなさい。何か困ったことがあったら、ひよこ寺に来るといい。いいね?」こそり(バステトに耳打ちする)
バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~」ぱんぱんぱん
わんやわんやわんやわんや
(中庭エリアの真ん中では、お子様シートに腰掛けた笑顔のバステトの姿が。その目の前に置かれているちいちゃい机の上には盛りだくさんの料理も。「食べさせ役」には年長者を代表してネコバァが行っている。周囲を取り囲む村人達は、家の中から次々と豪勢な料理を運んでくる三巨頭とコニーを見て大喜びの様子である。作りすぎたお赤飯をお持ち帰り用に包むまさ子とそれを手伝う幻竜とロージー。UBUは中庭の端っこにある木に鎖で括りつけられ、子供たちに小石を投げられている)
鉄平「この石のように、丈夫な歯が生えますように~♪」にょ~~ん(箸で摘んだ「ヤマオモイの歯石」をバステトの口元に寄せる)
バステト「みゅう?」(よだれかけはもうすでにペチョペチョになっている)
フラワー「石を口に当てるだけ。大丈夫よ」にこ
バステト「ほみゅうううう♪」ちゅっ(石にキッスをする)
わあああああああああ♪
(大盛況の村人達。酔っぱらい顔を赤らめたヴラドレンと夜叉亥も肩を組み合い歓声をあげている。ガイウスとコーネリアスもまた、このユクモのいち家族のささやかな宴会を心から楽しんでいる様子だ。その背後では鎖を断ち切った悪鬼羅刹のようなUBUが、そのままカーブーに襲いかかり、壮絶な第二ラウンドを開始する)
バステト「はぁ~~~ぱぁ~~~~♪」たんたんたん(お空を見て手を叩いている)
ビュオオオオオオオ・・・・
(宴を祝福するかのように、ユクモの遥か上空を飛翔する火竜の親子)
チェルシー「ほにょー!また火竜の親子しゃんが来たにょだ!」(お空を指差している)
BBB「婆さん爺さん!傘を掲げろぉ~!!」ワショ~~イ(一斉に色とりどりなカラフル傘を掲げて回る年長者達)
ロージー「わぁ~♪綺麗~♪」ワショ~イ♪
ヨッコ「どうだ!リオレウス!!これがユクモの宴じゃぞぉ~♪」(嫌がるコノハの肩を抱いて酔っ払ってる)
鉄平「めでてぇなぁ~♪」すりすりすり(両親に両頬をすりすりされるバステト)
フラワー「ここがあなたのユクモよ♪バステト!」すりすりすり
バステト「パァ~パァ~♪マァ~マァ~♪」ワショ~イ♪(微笑ましい一家だんらんと美しい傘の舞いの向こう側では、血しぶきをあげ、激しく殴りあう二人のユクモのハンターの姿。ヴラドレン達は賭けをしている様子で檄を飛ばしている)
To Be Continued
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?
11/1(日)0時更新 なぁ~も決まってないどす
をお送り致します♪そしたらさ!!次回もおでこに御札を貼りながら読も見ようよ