「所詮、プロトタイプは形態を理論模型にした試作品・・というわけか・・」ギキョキョキョキョキョ・・(薄暗い部屋の中、円卓に腰掛けるフードを被った老婆と思われるシルエットが仄かな灯りに照らされる)

「ファイヤーウォーに関する事後報告はここに」(卓上に置かれた蝋燭越しに、腰掛けるハンターらしき男のシルエット)

バサッ煙(その男が大理石の円卓上にA4サイズの革封筒を投げつける。そこには「火の国報告書。ナンバー4」と書かれている)

「しかも成れの果てが、泥梨の華ときたもんだ。ナイトにしちゃ面白い戯れ言じゃが・・ギルドナイツセクションの統括者としては、この話をどう思うんじゃ?」ちら(暗がりで顔は確認出来ないが、フードから飛び出した尖端の長い両耳から察するに、この老婆が竜人であることが推測出来る)

「知らないね。そもそも開発を急がせるからいけないのさ。アサイラムの過失は姉貴の失態と同じだろ?」クックックックッ・・(暗い部屋の隅であぐらをかいている巨大な人型のシルエット。このことからこの円卓のホール自体もかなり広々していることが伺える)

「思惑通り、十分な戦果は聞けたさ。それにあたしゃあんたらと違って、ハンターズギルドの御守りもしなきゃならないんだ。煩わしい造竜技術のアナリシスだけに構っちゃいられないよ」ギキョキョキョキョ・・(揺らいだ蝋燭の炎が老婆の顔を照らすと、両目にはめ込んでいる漆黒の義眼が不気味に光る)

「古代の大量殺戮兵器も、ハンターの手にかかれば理知を持たぬモンスターとまた同じ・・・造竜技術の復興と同時に、ハンター無くしては大陸の治安は守れないということを改めて証明出来ましたな」(男のシルエットから察するに、どうやらレウス一式装備を纏っているようだ)

「問題はそれを知っちまったユクモの連中だ。どうするんだい?皆殺しにするなら、うちの兵隊を貸してやってもいいけど・・クックックックッ・・」(暗がりの巨人のシルエットは、左半身だけが何やら刺々しく、頭部に至っては右半分がざんばら髪であるのに対し、左半分はリザードマンの様な異形をしている)

「連中だってギルドを敵に回すほど愚かじゃないさ。特にあのシュレイドのお姫様はね・・」ギキョキョキョキョキョ

「まだ泳がせておく気かい?裏切り者のオクサーヌ・ヴァレノフ同様にさ」

「龍使徒などそもそも恐れてはおらん。邪龍、祖龍とてまた同じ・・・・手は打つさ」にやり

「新たなクエストですかな?」スッ・・(兜に両手をやる)

「それをサフラに伝言するのがお前の仕事じゃ。いつもどおり簡単じゃろ?」

「Never mind」ファサッ・・(兜を脱いだ頭部のシルエットは、ぼっちゃんヘアーで頭の先っぽがなんか尖っている)

「外界はまだまだ荒れそうだ・・・特に新大陸はね・・・クックックック・・・グハハハハハハ!!」(蝋燭の炎が、頭を抱えて笑うリザードマンの影を壁に投影する)

「地上権の奪回。それが俺等、New World Defense Agency(新世界防衛機関)の目標じゃ」にやり(薄気味悪い老婆の義眼に投影される深淵の闇)





~ユクモ地方、渓流地区....

あお~・・あお~・・ひょおおおお・・・ひょおおおお・・・



リカ「うううう・・やっぱり夜の森って恐いわ汗」あお~・・ひょおおおお・・・

まなぶ「ハッハッハッハッハ。渓流の夜といえば、なんといっても野生のジンオウガでしょう。何かが飛ぶ音が聴こえるのは、ジンオウガと共生する雷光虫がざわめいているだけですよ」(ユクモの装備一式を纏ったメガネハンター。背中には合戦槍(ランス)を背負っている)

すあま「ガリ勉のメガネはん。ほなら、もしもここで雷狼竜にでおうたら、あんたが退治してくれるんか?」ザッザッザッザッ(隣で手を繋ぎ怖がるリカとは対照的に、雷狼竜の遠吠えにも怖気ず、颯爽と歩くおかっぱ頭の女の子。なんかめでたい羽織ものを着ている)

まなぶ「お任せあれ!ユクモを代表する狩猟団「ゴンザレス」のリーダーとして、必ずや君たちをお守り致しましょうぞ!!」かんらからからDASH!(夜風で背中の軍旗が靡く)

リカ「ユクモの狩猟団っていっても・・」

すあま「それしかないもんなふん」やれやれ

まなぶ「何を仰るウサギさん!そのゴンザレス狩猟団の面々も、涙ぐましい努力の甲斐もあり、ついにユクモクルセイダーズに入団することが許されたのです!!近々、入団式も予定しています」キリッ

すあま「へぇ~。よぉあんまんの人も承諾したなぁ。よっぽど人材不足なんやな」

まなぶ「フッフッフッフッ・・(メガネを直しながら)村を想う気持ちは我らとて同じ。UBUさんはその強い心情を汲み取って下さったのです。ああ・・入団式が待ち遠しい・・!麗しのUBUさんが入団を祝して「頑張ってね。好きよ(気持ち悪い声色で)」なんて言ってくれたりして・・・ふひょおおおおおお!!考えただけで、中段!中段!突き上げ!ステップ!なんつって!!」すんsssすんsssすおん煙ひょっsss(興奮のあまり合戦槍で基本コンボを空突きする)

リカ「絶対にUBUさんはそんなこと言わないよね」

すあま「せやな。逆に「入れてやったんだから、それなりの報いを見せなさいよあぁっ?!」なんて言われるのがオチやで。ほんで?入団式って何処でやるん?」

まなぶ「無論、農場です」きりっ

すあま「なんで自信満々かはさておき・・頑張りや」ぱぁ~んドキッ(中学生に背中を叩かれる青年ハンター)

リカ「そういえばその背中の旗・・なんか今までのと違いますね」

まなぶ「フフ・・気づいてしまいましたか。本当に「しようがない」ですね。これですか?実にいい質問です」クックックックッ・・(メガネの位置を直しながら不敵に微笑む姿が実に見苦しく、そして同時にキモい)

すあま「なんなん?それ」(全然前を見ながら仕方なく聞いてやる気の利いた中学生の少女)

まなぶ「このランスは、私のクルセイダーズ入団を祝して、モミジィさんと鍛冶屋の大将・・そして一条青殿が、私の為だけに作ってくれた、合戦槍【誠】なのです!!」ガショーンキラキラ(誇らしげに夜空に掲げる旗には「誠」の字が描かれている)

リカ「そっか・・そのランスって前にノッポさんが使ってた・・・・頑張ってくださいね♪」ふぁいとはぁ

まなぶ「ごっつぁんでしょう!月にいるノッポの分まで突きまくってやりますよ!!」すんすんジャンプ(月に向かってランスを突く。夜桜が実に美しい)

すあま「そうそう。その意気やでって・・それにしてもほんま遅なったな。あんなに月がくっきり見えるわ」てくてく

まなぶ「トンコさんに、すあまさんとリカさんがまだ学校に残ってるだろうから、二人を村まで送って欲しいという「クエスト」を請け負ったのですが・・一体こんな遅くまで、何をされていたのですか?」

すあま「もうすぐ四月やろ?せやから新入生歓迎の「あれやこれや」の準備をしてたんや」

リカ「あたしとすあまちゃんは歓迎会の実行員なんです♪」

まなぶ「そうでしたか。ということはお二人も三年生・・いやはや。学生と大人、この両者における時間という概念の相違は心得ているつもりでしたが、いざ耳にすると感慨深いものがありますな。お二人共、最後の中学校生活を存分に満喫してくだされ」

すあま「せやから大人がよぉ言う、その忠告の意味が分からへんのやふん

リカ「実際の所、受験勉強なんて嫌だもんねぇ~えー

まなぶ「なるほど・・。それでしたら合格率120%のバベル高校に・・・」


がさりごそり


リカ「ひっびっくりなになに!?なんの音!?」バッガクブル(慌ててすあまの背中に隠れる)

すあま「見てきいや」くっ(リカを庇いながら顎で大人を指示する)

まなぶ「どれ・・」がさり(音のした茂みへ近づく)

すあま「わっ!!」(脅かす)

まなぶ「うぎゃああああああああああ」ごろごろくるくる(まんまと驚き、転げて回る。回避性能付きで)

すあま「あははははは。どうせ風の音やて。それに大型モンスターなら気配で分かるやん。ほんま、なっさけない狩人やで、しかし」ひぃ~ひぃ~イシシ(腹を抱えて笑っている)

リカ「もう・・すあまちゃんったら・・。大丈夫ですか?まなぶさん」

まなぶ「ごっつぁんでしょう」ぱんぱんはぁ(服を払いながら立ち上がる)

すあま「そない怖がる思わへんもん。ごめんなぁ~イシシ」(ぜんぜん思ってない)

まなぶ「いえいえ。私が驚いたのには、それなりの訳があるのです」キリッ

すあま「言い訳かいな。聞こうやないかヤダワァ・・・

まなぶ「ごっつぁんでしょう。なんでも最近、この森で不気味なモンスターを見かけたという目撃談が多いのですよ」

リカ「え・・なにそれ・・サーーッッ・・・」ドキりん子

まなぶ「石塚さんをはじめ、釜飯屋「禅」の椀方さんが、渓流に山菜を取りに来た時、見慣れない飛竜種を見たと・・」

すあま「特徴はよ?」

まなぶ「共通してるのは、黒い竜だったということくらいしか・・。勿論聞き流すわけにはいかないので、我々クルセイダーズも動いてはいるのですが、それらしきモンスターはまだ発見してはいないのです」

すあま「迅竜とちゃう?それにそんな「一見さん」がおったら、それこそクルセイダーズのモンスターはん達が気づくやろがい。ええ」

まなぶ「警戒するに越したことはないですよ。さ、急ぎましょう」


ひゅううううううう・・・・
(気持ちのいい風と共に、夜桜の葉がひらりと舞う中、帰路を急ぐ三人)


リカ「・・・・・・・・・・」(来た道を振り返って見ている)

すあま「どないしたん?」

リカ「ほら、ここから見えるバベル中学の校舎・・・こうやって見るとやっぱりおっきぃなぁと思って・・」じー(森林越しに見える、異常に巨大な築60年木造モルタルニ階建の時計塔校舎を眺めている)

すあま「確かに不気味やな汗魔界の建物みたいや」

まなぶ「私も卒業生の一人ですが、改めて遠方から見るバ中はフォンロン古塔にも引けをとりませんなぁ・・」うむ~

リカ「古塔?」

すあま「どえらいモンスターが出現するんで有名な場所やキラーン

まなぶ「すべての龍族の祖と呼ばれる、祖龍が降臨する場所として有名ですな」チャッ(眼鏡の位置を直す)

リカ「祖龍・・・」

すあま「(慣れないへんな発音で)ミラ・ル~ツ~っていう、どえらい白龍らしいで」

まなぶ「一度私も拝見してみたいものです。ハンターなら誰しもがそう願うことでしょう」

リカ「へぇ・・・ミラ・・ル~ツ~・・・・ねぇ・・」



聞き慣れしその尊号・・・我は何故求めるのか・・



まなぶ「なんだ!?」バッ

リカ「ひいいいいいいガクブル」バッ(すあまと共にまなぶの背に隠れる)

すあま「あっちから聞こえたで!!」

まなぶ「出てこい!!何者だ!!」



答えよ・・・我が何者で何処から来たのか・・・」ギラァーーーーンキラキラピンク(暗闇から真っ赤に光る凄惨たる両眼が見える)



リカ&すあま「きょえええええええええええガクブルえっ」(抱き合って泣き叫ぶ)

まなぶ「・・・・・・・・・・・・・・」ぱたんQ(ゆっくり後ろに倒れた)









「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~










~ロックラックシティ....


ワンやワンやDASH!(と集会所から出てくる狩人団一行)

ドーベル装備の男ハンター「ハッハッハッハッハ!!愉快愉快!!久々の峯山龍狩猟はやり甲斐があったわい!!」(背中には苦々しい色のカラミティペインを背負っている)

大和装備の丸っこく太ったちっちゃいハンター「むわははははははは!!我らの大砂漠に迷い込んだが最後!!ロックラックにもまだまだ現役狩人有りということを示してやらんとな!!」(背中には尖った峯山鎚モーランを携えている)

竜王の隻眼を付けた見るからにベテラン風の白髪ハンター(胴体から下はエスカのセミ装備。背中にはアルレボを背負っている)「勿論だ。今時の若いハンターにはまだまだ負けてられんよ。な、ポール」

ポール「そういうこと。まぁ俺としちゃ、都市への進路を向いていた狂暴な峯山龍を、事前に討伐出来たことが何より嬉しいさ」(ロックラック装備を着こなした、ダークブラウンカラーでベリーショートのナイスミドルハンター。背中には凶針(ライトボウガン)を担いでいる)

ドーベルハンター「殊勝な発言だが、本当はロックラックのクエスト達成記録を、またひとつ伸ばしたことが一番嬉しいんじゃないのかぁ~?」このぉ~

丸っこいハンター「ロックラックにポール・ベインズありってな!凄腕ハンターのお前と、こうしてまだ一緒にひと狩り出来ることが俺たち、ロックラックに未だ在住する狩人の誉れさ」ふかぁ~(ぶっとい葉巻をふかす)

ポール「よせよ。俺はこの生まれた街をただ守りたいだけだ。それに弟のリックのこともあるしな」

隻眼のハンター「・・・・・・。今日も病院に寄って行くんだろ?」

ポール「ああ。またいつ、狩猟で「出張」するか分からないしな。できるだけ、街にいる時は一緒に居てやりたいんだ」

丸っこいハンター「砂の数だけ想いもある。リックに」ガッ(ハンマーを空に掲げる)

隻眼のハンター「ああ。リックに」ガッ(同じくアルレボを掲げる)

ドーベルハンター「必ず良くなるさ」ガッ(太刀を掲げる)

ポール「ありがとう・・。みんな」ぽん(三人の仲間の背中を叩く)

隻眼のハンター「見舞いが終わって、時間があればロクアラックに来いよ。マスターもたまにはお前の顔が見たいって言ってたぜ」ガイン(アルレボをしまう)

ポール「おう・・」ちら

隻眼のハンター「どうした?大剣が刃こぼれでもしているか?」ふむ・・

ポール「いや。相変わらず神秘的な紫洸を放っていると思ってな」ぽん(肩を叩く)

隻眼のハンター「ん・・リックに宜しくな」

ポール「ああ。じゃあな、英雄ども!」ダッ


タッタッタッタッタッタッ・・・
(人並みに消えていくポール)


ドーベルハンター「ほんとに・・いいやつだよな」

隻眼のハンター「ああ。報酬金を弟の入院費にあてる為、十代半ばにしてギルドと契約を結び、今もなお狩り続ける、ロックラックの第一世代ハンター・・・それがあいつ、ポール・ベインズだ」

丸っこいハンター「それも狩人としての才能があればこそだ。ロックラックで・・いや、新大陸であいつのハンティングスキルに勝るやつなんざ、いやしねぇさ」



タッタッタッタッタッタッタッタ
(行き交う商店街の人混みの中、足取り軽くポールが向かう先の大きい建物には大陸文字で「ローゼンクロイツホスピタル」と書かれている)


ポール「どうすっかな・・・たまには花でも買ってくかな・・」ざわざわざわざわ(活気のいい商店街の左右を見渡しながら小走りで駆けていく)

「・・・・・・・・・」(前方から歩いてくる灰色のフードコートを纏った砂漠の民と思われる男。左腕の裾が垂れていることから、隻腕であることが見てとれる)

ポール「・・・・・・・・・・・・」タッタッタッ・・・・(前方から歩いてくる男の存在を確認すると、走る足を遅め、ゆっくり歩き出す)


スッ・・(灰色のフードコートを纏った男と、すれ違いざまに何かを手渡されるポール)


ポール「場所は」ざわざわざわざわ

男「ユクモだ」ざわざわざわざわ(そう小さく呟くフードの中の顔は、左目に黒鉄製の眼帯を当てている)

ポール「安心したよ。そう遠くはない」ざわざわざわざわ

男「残念だが、長期の計画だ」ざわざわざわざわ

ポール「ふぅ・・・潜入か・・」ざわざわざわざわ

男「詳細は封筒に入っている。いつもどおり・・」

ポール「見たら証拠隠滅。燃やして灰にしろ。だろ?黄」

黄「そういうことだ。他に問題は、ナンバー10」

ポール「その順位かな。俺の腕なら、もう少し昇格させてくれてもいいと思うが」フッ・・

黄「その注文はサフラに言え。何処ぞでガイドの仕事をしているはずだ」ざわざわざわざわ

ポール「観光協会ってのも大変だ。それより、あんた怪我したって聞いてが・・・そうか。だから退院してきたのか。あの病院ときたら、やたらと広いからな。奥で何をやってるか知らないが・・もう大丈夫なのか?」

黄「人の心配をする前に、弟の容態を気にしたらどうだ?」フフ・・

ポール「茶化すな。リックの事を馬鹿にしたら、相手がナンバー3だろうがなんだろうがブチ殺すぞ」ギロッ

黄「熱くなるな。人混みで事を起こすのはもう懲り懲りだ。血の気が多いのは結構だが、私怨は任務に支障を齎すぞ」スッ・・(フードを深く被り眼帯を隠す)

ポール「まるで自分の事を言ってるみたいだな」ざわざわざわざわ

黄「このところ、左目の奥が疼いてたまらない・・・・弟の病名はなんといった?」

ポール「龍結核だ」

黄「そうか・・。ならば尚の事、ユクモの任務が役に立つかもしれんぞ」ザッ・・

ポール「??」


ざわざわざわざわ・・・・
(すでに黄の姿は人混みに紛れ消えてしまっている)


ポール「大陸の陰・・・か。温泉街でも楽しめってわけでもあるまいし・・・やれやれ」


ざわざわざわざわ・・・・
(病院の入り口へと消えていくポール)





~渓流狩猟区域内、カーブーんち(ザ・賃貸)....


ちゅんちゅん・・青い鳥
(桜景色を背景に、小鳥のさえずるのどかなエリアの中、家の前で薪割りをしている河狸獣。珍妙なのはその牙獣が右腕にサメ型のランスをはめ込んでいることであろうか)


彭関越「ゴホゴホッ」

$あたちのモンハン日記
張虎「大丈夫か?関越。どっか近くに竜でも現れたかな?」

彭関越「いや、今のは木くずが喉に入っただけずら。心配かけるずらね」ゴイン(右腕にはめ込んだシャークキングを振り上げる)

張虎「構わねぇよ。ほら、突けよ」


ズコ~んドキッ
(そのままサメ型ランスを振り下ろし、薪を真っ二つする河狸獣)


彭関越「それにしても、今日もいい天気ずらね」う~ん

張虎「こういう日は、のんびりするに限るな」

彭関越「そうずらねぇ~」


ちゅんちゅん、ちゅちゅんちゅん青い鳥
(満点の青空を見上げる河狸獣の頭の上にとまる小鳥達)


張虎「さ、薪割りを続けようぜ」ちゅんちゅん(ホオジロの頭にも小鳥がとまる)

彭関越「ずらね」


ちゅんちゅんちゅんちゅん
(小鳥たちが一斉に飛び立っていく)


彭関越「ん・・・・」(空を見上げる)



バサバサバサバサバサ・・・・
(渓流フィールドの森林から、群れをなして飛び立っていく鳥達)



彭関越「・・・・・・・・・」

張虎「なんだぁ?まさかまた地震なんていわねぇだろうな」

彭関越「ゴホゴホッ!!」

張虎「ん・・また木屑を吸っちまったか?」

彭関越「いや・・・・(なんずら・・・この渓流の森林から感じる得たいの知れない淀みは・・)」


バサバサバサバサバサ・・・・
(渓流エリアから遠ざかっていく鳥達を見上げる河狸獣)


To Be Continued





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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは

3/28(月)0時更新 「春だしね」の巻

をお送りいたします♪ユクモの景色もハルウララ桜お花見ついでにあたモン読んで、ひっくり返ってまた明日はーい