~フォンロン地方、バテュバトム樹海....

ザッザッザッザッザッザッ
(森を突き進む黒衣のロングコートのフード(ソーサリーみたいなやつ)をすっぽり頭に被った女史。それに遅れまいと後をつける、こ汚い下着装備(黒いパンツ)姿の従者らしき男)


ハッキネン「お~い、そろそろ休もうぜぇ~あせる」へろへろ(スタミナ赤ゲージの走り方)

カペラ「ダメよ。このフォンロン地方には帝国軍の拠点があるんだから。それに火の国からいつ追手が来るかも分からないのよ?本当はあたしだけ走って逃げてもいいんだけど・・そうしてやらないだけでも感謝しなさい」ずんずんずんDASH!(茂み道を気にもとめず突き進む逞しい女史)

ハッキネン「え~へぇ~・・だったらおぶってくれてもいいんだぜ・・・うおっあせる」ブブブブブ・・(目の前をランゴスタが通る)

カペラ「まったく。どっちがボディガードなんだか。森に到着した後だって、あたしがなんとか切り抜けたんだから」チラ~んチラ~んキラキラ(何やら手鏡を片手に持って歩いている)

ハッキネン「引きとめようとした衛兵も、まさかアイルー人形の小型爆弾を投げられるとは夢にも思ってなかっただろうな汗」ブブブブブ・・(頭の上を無数のランゴスタがついてまわる)

カペラ「入国した時に拾った賜物よ。王宮内で暇だったから、少し火薬を入れてみたの」チラ~んチラ~んキラキラ

ハッキネン「女のやることじゃねぇ汗まるで工作員だ。って、なにしてんだ、さっきから」ブブブブブブ・・(みるみるうちにえらい数のランゴスタがハッキネンの頭を狙っている)

カペラ「頭の悪いあんたに話しても時間の無駄。え~と現在地はと・・・」かしょり地図(立ち止まり、地図を広げて確認している)

ハッキネン「ほんと・・だんだんあんたがベテラン狩人に見えてきたよ」ブブブブブ・・(いつ刺されてもおかしくない距離でランゴスタの群れがこ汚い男の頭を狙っている)

カペラ「あんたがだらしないからでしょ。こんな形でリタイヤなんてね。まったく不本意限りないわ」チラ~んチラ~んキラキラ(地図を吟味しながら、手鏡を上に向け夕日を反射させている)

ハッキネン「なんだよ?やり残したサブクエでもあったか?」よいしょっとな(その場に腰を下ろすと同時に、頭上のランゴスタ達も距離を詰める)

カペラ「さぁ・・どうかしら・・・」(地図を見つめる後ろ姿はどこか悲しげに見える)

ハッキネン「・・・・・・・・。ゾンゲの言ってたディルクとかいう男の話か?」ブブブブブ・・・

カペラ「・・・・・・・。あの時の会話でディルクが男だとは、一言も言ってないわ」

ハッキネン「ちっ・・カマかけたのによ。まったく可愛くねぇ。どっちにしたって男の名前だろうが」ブブブブブ・・・

カペラ「気になる?」(後ろを向きながら問いかける)

ハッキネン「・・・・そりゃ・・まぁ・・・雇い主の過去となれば少しは・・・」ぽりぽり(照れくさそうに頭を掻く。同時にランゴスタがその手を刺してやらんばかりに凝視している)

カペラ「だったらもっとハンターらしい姿を見せなさい。そうすれば・・・気が変わるかも・・」くる(振り向いた女史の表情はどこか淋しげである)

ハッキネン「ドクター・・・・・・」ザッ(ゆっくりと立ち上がる)


ブスッぎくっ(一斉に頭をランゴスタの群れに刺される)


ハッキネン「ぎゃあああああああああああああああ!!」ビリビリビリビリ(もちろん麻痺)

カペラ「ほんっと・・・役にたたないわね」

ハッキネン「あへあへあへあへあへあへ」ビリビリビリビリ・・ぱたぁ~ん(痺れたまま仰向けに倒れる)


ブブブブブブブブ・・・・
(ハッキネンを覆う黒い影)


ハッキネン「へ・・・」ビリビリビリビリ



ブブブブブブブブ・・・・



ハッキネン「女王虫・・・・ぎゃあああああああああ!!」ビリビリビリビリ

「やっと見つけたわ。ドクター」ブブブブブブ・・・

ハッキネン「喋ったぁああああああああああ!!!!」ビリビリビリビリ

カペラ「いちいち煩いのよ」ゴスッぎくっ(ブーツの尖った先っぽで横っ腹を突き蹴る)

「だいたい、この森が広すぎるのよ。私じゃなかったら、帝国軍の大砲で撃ち落とされててもおかしくなかったわよ?」ブブブブブブ・・・

ハッキネン「へ・・?」ビリビリビリビリ

カペラ「万が一の時の為にね、彼女には森で待機してもらっていたの。それで紫外線を手鏡で反射させていたってわけ」

ハッキネン「彼女・・?」

カペラ「そう。知らないの?彼女達は紫外線を色として認識出来るのよ」

ハッキネン「お、お友達?」ビリビリビリビリ

カペラ「シバ。私の助手(アシスタント)」

シバ「初めまして。これが噂の彼?聞いてた以上にこ汚いわね」ブブブブブブ・・

ハッキネン「あんだと!この・・」


ブブブブブブブブ
(顔面をランゴスタの群れで覆われる)


ハッキネン「うおっぷあせる

シバ「好かれたみたいね。一応あなた、ハンターなんでしょ?アナフィラキシーショックなんて関係ない肉体なんだから安心なさい」

カペラ「少し臭いけど、我慢して連れて行ってやってね」ガシッドキッ(浮いてる女王虫の足を掴む)

ランゴスタ達「ブブブブブブブブブ♪」もそもそもそDASH!(なんだか嬉しそうにハッキネンの体の下に潜り、全身を持ち上げるランゴスタの群れ)

ハッキネン「ひええええええええええあせる」ブブブブブブブブsss(森の中、無数のランゴスタに運ばれていく、パンツ一丁の一応ハンター)

シバ「私達も低空で行くわよ。帝国軍の見張りに見つかったら厄介でしょ?」ブブブブブブブ・・

カペラ「・・・・・・・・・・・・」(女王虫の足に掴まりながら来た道を振り返っている)

シバ「・・・・・・・・。ディルクの捜索は次の機会にすることね」ブブブブブブブ・・

カペラ「・・・・・・・・・・・・」(女王虫の足に掴まり、ぶら下がったまま上を眺めている)

シバ「??」

カペラ「この辺にいたかしら?霞龍って・・」ぼけぇ・・

シバ「冗談はやめて。早くラボに帰って、熱いシャワーでも浴びるのね」

カペラ「了解」やれやれ


ブブブブブブブブブ・・・・
(次第に日が落ち始める樹海の中、漆黒の女史を足にぶら下げ、森の闇の中へと消えていく女王虫)






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~外伝








オクサーヌ「ねぇ、ルー。樹海に女王虫なんていたっけかしら?」ゴオオオオオオsss


ルー「いなっちょ」ゴオオオオオオsss


オクサーヌ「そうよねぇ・・。視力には自信があるんだけど・・・それにしても火の国、なんにも無くなっちゃってたわね」ゴオオオオオオオ(霞龍の背中で両足を伸ばして腰を下ろし、後ろに両手をついて座っている)

ルー「げば」

オクサーヌ「そうよねぇ・・。あなたの言うとおり、ギルドが本当にあんな太古の遺産を復元してたなんてね。少し驚き」ゴオオオオオオ

ルー「げば」

オクサーヌ「でも安心ね。思惑通り、カーブーおにいさん達がやっつけちゃったみたいだし♪気になるとしたら、上空から見えたあの「でっかいお花畑の山」なんだけど・・・一体なんだったのかしら・・」つぅ~汗(突風を顔面にもろに浴びているせいか、鼻が垂れてきた)

ルー「げば」

オクサーヌ「あたしにも分からないことは、まだまだこの大陸社会にはあるですって?」ちぃ~ん(白いハンカチで鼻をかんでる)

ルー「げば」

オクサーヌ「そうよねぇ・・。造竜技術をギルドが手に入れたことで、竜大戦(ドラゴンウォー)の再現が、いつ起きてもおかしくなくなったものね」

ルー「げば」

オクサーヌ「そんなに「おそろしい」のか?ですって?それはもぉ「おそろしい口」より、おそろしいわよ。あなた一応、エルダードラゴンのいち員なんでしょ?竜大戦時代の記憶が遺伝子情報に刻まれてないの?」

ルー「むっ」しょっぱぁ~んびっくり(背中にベロを伸ばし、オクサーヌの頭を叩く)

オクサーヌ「いたいあせる」しょるるるるるるくるくる(戻っていくベロ)

ルー「めお」ぷんすかむかっ

オクサーヌ「悪かったわよ、意地悪言って。問題はね、仮に現代が竜大戦時代相当の戦果の渦になったとして、一体誰が得するのかってことなのよ」

ルー「げおげお(ふむふむ)」

オクサーヌ「武器商人の暗黒商会ならともかく、ギルドが竜機兵を大量生産して、どうするつもりなの?」

ルー「げお」

オクサーヌ「邪龍討伐ですって?どうかなぁ~」つぅ~汗(また鼻が垂れてくる)

ルー「げお」

オクサーヌ「どういう意味だ?ですって?確かにギルドの名目は邪龍をこの世界から駆逐することよ。でもそれは昔の話。何故なら今回のゼブル同様、邪龍をはじめとする禁忌のモンスターのレプリカ討伐は、現にハンター達がやってのけてるもの」ふきふき(またハンカチで拭う)

ルー「げお」

オクサーヌ「そういうこと。レプリカであろうがなんだろうが、大陸で最も警戒されている古龍種を、ギルドのハンター達が討伐しているっていう事実がギルドにとっては一番大切なのよ。レプリカが一体何処から舞い降りて、果たして本体が何処にいるのかなんて、伝承レベルでしか物事を捉えていないハンターはおろか、そもそもバロンの仮説自体を真っ向から否定しているのが傲慢なギルドという組織でしょ?禁忌のモンスターの存在がなんであろうと、あくまでも大陸の主権は自分達にあるって・・・・・そっか」ぱちくり(きょとんとしながら鼻を垂らしている)

ルー「げお?」

オクサーヌ「ギルドの幹部、というより、ハンターズギルドやギルドナイツセクション、中央捜査局や帝国軍をおさめる、ギルドという巨大組織を統括する黒い影の存在が・・・・少しずつみえてきたわ」フッフッフッフッ(鼻を垂らしながらほくそ笑む、また白いハンカチを取り出す)

ルー「げお?」

オクサーヌ「といってもまだ、ぼんやりだけど。連中が何故、UBUちゃんやあたしを泳がせておくのか。目的は同じってわけ。だからそのギルドの慢心を逆手に取るのよ」ぷぅ~ん(鼻をおもいっきりかむ)

ルー「げお」

オクサーヌ「安心して。黒幕がなんだろうが、ギルドは必ず潰す。関係するもの、すべてをこの大陸から根絶やしにしてやるわ」ゾゾゾゾゾ・・・・(真っ赤な右目が凄惨たる光を放つ)

ルー「げおげお」

オクサーヌ「その意気だ、ですって?そうよね。あなたは自分を長い間閉じ込めた、ギルドが気に入らないから凍土を選んだのですものね。「一応」ギルドに属するUBUちゃんじゃ、それは叶えられないもんね」

ルー「・・・・・・・・・・」

オクサーヌ「ごめんなさい。意地悪言ったわけじゃないのよ?勿論、あなたが旧知の私を頼って来てくれたのも知ってる」ス・・・(優しく背中を撫でる)

ルー「げお」



ゴオオオオオオオオオオオ
(陽が落ちかけ、次第に暗くなっていく紫色の空に同化しながら飛空していく霞龍)



ルー「げおげお」

オクサーヌ「ギルドもそうだけど、暗黒商会の幹部も気になる?ですって?まぁね」


ヒョオオオオオオオオオ・・・・
(一際強い突風が一行をすり抜けていく)


ルー「ぶるっちょあせる」ぶるぶるぶる(震えながらなんとか飛空を保つ)

オクサーヌ「実はね、ルー。ゼブルの逸話には、まだ続きがあるの」

ルー「??」


バアル・ゼブル。竜大戦時代よりも遥か昔、火山地区で傍若無人の限りを尽くした知的生命体種の黒龍である(煌黒龍アルバトリオンという呼称は近年ギルドにより命名されたものである)。大陸史上における煌黒龍の始祖と認識されるこの黒龍は、天災を自由自在に操り、その圧倒的な力をもって、火山地区の龍族を含めたモンスターを捕食の対象とし、喰らい尽くしていく。やがてゼブルは火山地区のモンスターが減少してしまったことを知ると、山を降り、生息圏の違うモンスター及び、人類をも喰らいはじめる。この食物連鎖を無視した果てのない暴食性から、人々はこの黒い龍を「大陸を貪り喰らうもの」、また自然崇拝者からは「神喰い(ここでいう神とは大陸を示す)」と名付け、恐れ慄く。やがてその食欲は新大陸の生態系をも狂わせ始め、それを見かねた「大陸の始祖」は大いなる粛清(グレート・パニッシュメント)をこの黒龍に与え、人類はおろかモンスターでも生息不能な、火山地区の奥地にある噴火山(現在の神界、ジャバルサマーン山脈)の火口にゼブルを投げ込んだのだった。


ルー「ぶう」

オクサーヌ「さっき聞いたって?問題はここから先・・・・・」


時は流れ、満身創痍のゼブルはやがて火口内で目を覚ますも、粛清による聖痕が癒えず、かつての偉大なる力を発揮出来ない状態にあった。仮に火口より出て、力を蓄える為の食欲を満たそうとも、またいつ何時、大いなる粛清を受けるか分かったものではない。この時、ゼブルは粛清の真相を悟る。未来永劫、何も出来ぬまま、この暗闇の深淵で、空腹を感じ続けたまま生き永らえろと、大陸の始祖は罰を与えたのだ。怨嗟と絶望の慟哭をあげるゼブル。


オクサーヌ「憎き祖龍め。貴様を滅ぼす為なら我は悪魔にでもなろうぞイヒヒ・・・」(恨めしいリアクションで言ってのける)


その時だった。ゼブルの頭の中に語りかけてくる、邪な意志を感じる。その声はこう語った。

「大陸を貪り喰らうものよ。暴食の化身である汝は、森羅万象、生きとし生けるもの全てを喰らい、生命に課せられた慈悲と残酷といった意力を丸呑みし、決して満たされることのない、限りない貪食を超越した混沌となるべし。まずはこの火山圏内に所在する火の国の民を孕ませ、大陸より選ばれし不屈の肉体と精神を持つ狩人の子を育ませよ。その間にこの火口麓に祭壇を作らせ、その子供達が成人に達した時、年に一度、生け贄として捧げさせ、以後、絶対に抗うことの出来ない因襲の法とすべし。汝はその絶頂期の肉体と、若き魂を喰らい繋げ、来る報復戦争に備え、力を蓄えるがいい」

ゼブルはその奸邪の主に問う。

「我を畏れぬお前こそ何者だ」

「我は黒龍マモーナス。絶望の強欲と契約を交わすもの。我と契約すれば、全ては現と成り、汝に新たな生命を与えるであろう。その心臓が朽ちぬ限り、汝は幾度なく立ち上がり、来るべき終末の戦争へと加担することが出来よう。決断するのだ。我らと共に大陸を圧制し、汝に苦渋を与えた祖なるものに復讐するのだ。その時、はじめて汝は抱腹絶倒に満たされるであろう」

「それがお前の利益となるのか?」

「汝の暴食が潰えた時、その彷徨える強欲の魂を絶望と共に戴く」

「いいだろう。俺を殺すものなど、祖龍以外にありえぬ」

ゼブルはそう言うと、この奸邪の声と契約を交わし、新たな生命を授かる。だが久しく体を動かしていなかったので、どうも「しっくり」こない。そこでゼブルはマモーナスに語りかける。

「どうすれば元の様に力を戻せる?」

「知恵を授けよう。これから数日後に、このジャバルサマーンの火口付近に人の子が現れる。貴様は声だけを発し、自らを火の神と嘯き、以下の様に告げよ・・・・」

それから間もなくして、マモーナスの言うとおり、ゼブルのいる火口付近に火の民の調査員が現れた。ゼブルは言われたとおり、自らを火の神と嘯き、その調査員にこう告げた。

「一年一度、火の国領内で育った狩人を祭壇に差し出すのだ。そうすれば火の国を火山近郊に生息するモンスターの脅威から守ってやる。だが一度足りともこの盟約を破れば火の国には災いが起こるだろう」

こうして見事、火の国に「焔祭」と呼ばれる通例儀式を作らせることに成功したゼブルは、毎年の生け贄により、少しづつ力を取り戻していく。その歴史の過程で、火の国も生け贄を捧げないという反抗に出るも、既に時遅し。荒天を操れるくらいには力を戻したゼブルは、天災(落雷、雹害=氷柱落とし)を火の国に起こし、自らの権威(民にとっては火山の神の祟りを示す)を見せしめ、火の神の存在を、火の民にとって絶対的な規律であるということを強制させ、以後、火の国を蝕んでいくのであった・・



オクサーヌ「これが怪魔、バアル・ゼブルの誕生と、火の国伝承の真相よ」

ルー「・・・・・・・・・・・」ぶるぶるぶるぶる(身震いしながら、なんとか飛空を維持している)

オクサーヌ「そして今回、自分の手を直に下さず、狙い通りの報酬を手にしたものがいる。それがゼブルを嘯いた黒龍マモーナスよ」

ルー「・・・・・・・・・・・」ぶるぶるぶるぶる

オクサーヌ「強力な力を手にしたと思い込んでいたゼブルが、あたしやUBUちゃん達の登場によって味わされた屈辱と失意・・・それが絶望を喰らう者、黒龍マモーナスにとって最大のエネルギー源となるからよ」

ルー「げばげば?」ぶるぶるぶるぶる

オクサーヌ「どうやってゼブルの絶望を喰らったのかですって?それに関してはゼブルがヒントをくれたわ」



ゼブル「死に土産に教えてやろう。我々は大陸を巨大なインターフェースとした、特殊なネットワークプロトコルによって通信を可能としている。貴様らの文明社会でいうところの超感覚的知覚、テレパシーが可能な器官を体内に搭載しているからだ」



オクサーヌ「おそらくその超感覚的知覚をもって、ゼブルの意識とシンクロすることで、絶望に満ちた死を味わうことが出来たのかもね。他の朽ちていった怪魔もまた同じ・・。マモーナスと契約を交わしたものは皆、死に絶え、絶望と共にその魂を、マモーナスに還元しているだけなのよ」

ルー「・・・・・・・・・・・・」ガタガタガタガタ

オクサーヌ「そしてあなたの大好きなUBUちゃんもまた・・・・・あら?」ぶるぶるぶるガタガタガタ(すんごい背中が揺れている)

ルー「・・・・・・・・・・・」ぶるぶるぶるガタガタガタ

オクサーヌ「あら。こわくなっちゃた?よぉ~しよし」なでなで

ルー「めお!」

オクサーヌ「風で寒気がしただけですって?それじゃあ永久凍土に帰ってからも困るわね♪」うふふふ

ルー「むっ」しょっぱぁ~んびっくり(またベロを背中に伸ばし、悪い子の頭をぶった)

オクサーヌ「いたいあせる」しょるるるるるるくるくる

ルー「めお」ぷんすかむかっ

オクサーヌ「悪かったわよ。ごめんなさい。この通り」(背中の上で土下座スタイルになって謝罪する)

ルー「げお」

オクサーヌ「そ。許してくれるの。寛大ね、人と違ってモンスターは」よっとはぁ(再び楽なスタイルに戻る)

ルー「げお」

オクサーヌ「大丈夫よ、ルー。敵にはひれ伏さないから安心して頂戴」にこ

ルー「げおげお」ぶるぶるぶるぶる

オクサーヌ「あなた達、同志諸君の奮励助力と、あたしが授かったこの偉大なる力がある限り・・・・エヴァーウィンターナイツは絶対に負けないわ」むん(小さな拳を力強く握りしめる)

ルー「・・・・・・・・・」(自然と震えが止まり、毅然とした表情に戻る)

オクサーヌ「さ、つまんない話はやめましょう。あ、そうだ。帰りに何処かのフィールドで、凍土にはない珍しいものを採取して帰りましょうよ♪食い意地の張ってるヤンコフスキーやゼットは、きっと喜ぶわよぉ~♪」てぇ~んドキッ(背中を軽いタッチでひっぱたく)

ルー「げおげお♪」ぱたぱたはぁ

オクサーヌ「さて、次に相見えるのは・・・そう遠くはない将来だと思うけど・・・・励みましょ♪」てぇ~んドキッ



ビュオオオオオオオオオン
(尻尾を軽やかに上下に振りながら、夜空の向こう側へと消えていく霞龍。残された月だけが、遥か遠い場所から新大陸を見守っている)


~Sanctuary of extinction~絶滅の聖域編・外伝/完







↓ランキング参加中なんです♪皆様の激アツ一票お待ちしてます左クリック
$あたちのモンハン日記
次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は

3/20(日)0時更新 「登場人物紹介」

をお送りいたします♪ホンダラバ次回も読もうsei見ようウサレンジャー読も見ようねこ