ンボオオオオオオオオ!!
(折れた天角の根本を根絶やすかの如く燃え続ける龍焔の業火)



ゼブル「ギャアアアアアアアアアア!!!!



ソネル「やったぞ!かなり効いてるみたいだ!」


オクサーヌ「これでエレメントチェンジはおろか、忌々しい天災も起こせなくなったんじゃない?」うふふふ♪

??「両角完全部位破壊ってやつか」

オクサーヌ「あら。さっきはありがとう。助かったわ♪」

あたちのモンハン日記
BBB「勘違いすんな。俺は主人と親友を守る為にやっただけだ」(いつの間にか傍らにいる、全身血みどろの黒猫)

オクサーヌ「やだ、汚いドキドキ

BBB「全くだぜ。早く温泉に浸かりてぇ(くんくん)なぁ、それより俺もこの禁忌のモンスターの血を飲めば、おめぇらみたいな伝承上のグレートパワーを手にすることが出来るか?なぁ」ぺちょぺちょ(のお腹の毛を両手で触ってる)

オクサーヌ「どうかしら。確かなのは誰でもそうなるわけじゃないってこと。肝心なのは適合性じゃない?ね、暴食の化身さん」ちら


ゼブル「何故だぁあああああああ!!ダークマターを取り入れたはずの我が力が、何故あんな小娘にィイイイイイ・・!!」ンボオオオオオオオ


オクサーヌ「未知なる星間物質をたぁ~くさん含んだ隕石をまるごと食べたって、その原子ひとつひとつがあなた自身に適応しなきゃ、なぁ~んにも意味がないってこと。力が漲った様に感じていたのは、単に隕石に含まれた無機物が、一時的なエネルギーを作り上げていただけなのよ」


ゼブル「なっ・・・・!!」


オクサーヌ「きっと他の怪魔は、あなたを被験体にしたのね。隕石を食したことで、偉大なるユニークスキルを得られたモンスター同様、禁忌のモンスターにそれを与えたらどうなるか。そんな目論見を知らずに一時的なエネルギーを得たあなたは、お調子に乗って天災を起こしまくり、この火山一帯にディザスターバリアを張ることで、火の国を完全な暗黒商会の独立国家にすることで、自分を復活させてくれた残りの怪魔への信頼を示すことにした・・・けど残念。結果としては、あなたは不適合者だったってわけ。つまりその時点で仲間に見捨てられたのよ」


ゼブル「!!」


オクサーヌ「お得意のテレパシーで残りの怪魔に話しかけてみたら?きっと「通信不可」になってるはずよ」


ゼブル「・・・・・・・・・・・・。馬鹿な・・・そんなはずがない!!!!」


オクサーヌ「ギルドも同様。かつて神食いとして畏れられたあなたは、大いなる粛清を受けた時点で死に絶えたのよ。怪魔として復活した後のあなたは、自身のレプリカから煌黒龍アルバトリオンとしてギルドに認知される様になったけど、邪龍と特定はされなかった。それっていちエルダードラゴンとして、あなたに禁忌のモンスターとしてのインテンシティが足りなかったからじゃないの?」


ゼブル「黙れぇええええええええええええ!!!!」グワァーーーーーーン煙(右腕を振り下ろす)


BBB「バカ野郎あせるこれ以上、あいつの自尊心を傷つけるなっての!」

オクサーヌ「そんな理知的な感覚、あいつには最初っからないのよ。あるのは醜い貪食性だけ。だから単細胞で馬鹿なのよ」グオオオオオオオ煙(二人に襲いかかる刺々しい巨大な大爪)

BBB「呑気言ってねぇでなんとかしろぉおおおおおおサーーッッ・・・

グンはぁ(テスカブレイドの長方形の刀身に黒猫を乗せるオクサーヌ)

BBB「お?」

オクサーヌ「主人の下にお帰り」にこにこ

BBB「って、よせぇえええええええええええ!!」ブオーーーーーーーンDASH!(剣をひっくり返され、後方に投げ飛ばされる)


ダシャーーーーーーーンぎくっ
(同時に銀盤上に叩きつけられる煌黒龍の掌)


ソネル「オクサーーーーーーヌ!!!!」ダッsss


カイルス「バカ!行くんじゃねぇ!!」ダッsss


ジョー「追うか?」ブルブルブルブルあせる(全身の水を振り払う)


UBU「待って・・・・あれを!!」たしっドキッ(すっ飛んできた黒猫の猫首を冷静にキャッチしながら前方を注視している)




ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・・・
(銀盤を叩きつけた煌黒龍の掌が、ゆっくりと浮上していく)




オクサーヌ「ふぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬむかっ」(刀身を平らに両手で頭上に掲げ、掌の圧力をガードしている)



ジョー「なんて力だ・・!」

UBU「違う・・・あれはテスカブレイドの・・・ゼルベっちゃんの力をオクサーヌが引き出しているんだ!!」



ゼブル「龍使徒めぇえええええええ!!!!朽ちよぉおおおおおおおお!!!!」グン煙(右腕に力を込めて押しつぶす)



オクサーヌ「ガード強化・・・・ヘクトドライブ!!」バショーーーーーーンキラキラピンク(オクサーヌの体から赤紫色のオーラが放たれる)



ジョー「龍属性エネルギー!!」

BBB「おい、しかもあのガード強化のグレードアップって、似てねぇか!?」



オクサーヌ「い~~~~~~~っしょダイスキッッ!!」グンジャンプ(顔を真っ赤にして刀身上の大きな重圧を一気に押し上げる)



UBU「やっぱりだ・・・あたち真剣と同じだ!!」



オクサーヌ「ちょいやぁあああああああああああ!!!!



グオーーーーーーーン!!
(一気に巨大な掌を圧し返す小さな白いドレスの少女)



ゼブル「グワァアアアアアアアアアア!!!!」ジュウウウウウウウどろん(掌に刀身型の焼き印が、その幾何学的な模様と共に押されている)



BBB「ザマァねぇな!ゼルベスの大剣の温度で火傷してやんの!!」

UBU「聖痕・・・ならぬ龍痕・・・・」




ゼブル「貴様ぁあああああああああ!!!!なにをしたぁあああああああああ!?」ンボオオオオオオオ炎(龍痕の龍焔が激しく燃え上がり、瞬く間に右腕を包んでいく)


オクサーヌ「グレートパニッシュメント。あなたにはもう一度、おしおきが必要なようね」ガインはぁ(軽々とテスカブレイドを肩の上に乗せる白いドレスの少女)


UBU「あれが・・・龍使徒、オクサーヌ・ヴァレノフ・・」


ゼブル「小娘如きにぃいいいいいいいいいいいい!!!!!」ボウン炎(フレアを吐く)


オクサーヌ「確かに小娘かもしれない。でも・・」ボオオオオオオオオオ(襲いかかる火球)



ガオオオオオオオン!!
(オクサーヌの目の前に勇ましく現れたカイルスとソネルが、それぞれ豪腕とドリルランスの盾をもって、その火球を煌黒龍に向かって弾き返す)



オクサーヌ「狩猟は一人でやるものじゃないのよ♪」くす



バショオオオオオオオオオン爆発
(弾き返されたフレアを顔面に喰らうゼブル)



ゼブル「おのれぇえええええええええ!!!!」シュウウウウウウ(自分で放ったフレアの火属性エネルギーを口から吸収している)



ソネル「今だ!!オクサーヌ!!」

オクサーヌ「ほいさ。金獅子さん、ちょっとこれ持って」ひょいはぁ(テスカブレイドを手渡す)

カイルス「ん・・・おおおおおお!?」グーーーーーーーン煙(身の丈に比べれば小さな大剣が、もの凄い重量感を示すかの様に引力によって地面に引かれる)

オクサーヌ「よっ」しゅとドキッ(その刀身上に乗る)

カイルス「ちっ。またかよ。いくぞ!!」むん煙(両手で器用にテスカブレイドの柄を持ちあげる)

ソネル「いけ!!カイルス!!」


ブオーーーーーーーーーーーン!!
(砲丸投げの様に目の前に立ちはだかる煌黒龍目掛けて、オクサーヌが乗ったテスカブレイドを力一杯放り投げる金獅子)


オクサーヌ「やっほぉ~~~~~~~~~~♪」ギュオオオオオオオオオオンsss(まるでサーフィンボードの様にテスカブレイドに乗り、長いドレスの裾を靡かせながら風をきり進む)



BBB「やっちまぇえええええええ!!!!」



ゼブル「つくづく曲芸好きな小娘が!!貴様の持つ龍エネルギーごと喰らってやるわぁあああああああああ!!!!」グワン(大口を開く)



オクサーヌ「あら。ボードはあなたの苦手な化合属性に覆われているのよ?」くす




シャッ
(大口の前で刀身を両足の裏で蹴り、更に加速力を与えたテスカブレイドを口内へふっとばす白いドレスの少女)




オクサーヌ「さぁ。お食べなさい」ひょおおおおおおおおおお煙(ゆっくり落下しながらゼブルの顔を見上げる)



ゼブル「!!」






ダショーーーーーーーン!!
(煌黒龍の口内を貫通して後頭部から突き抜ける、龍焔を纏ったテスカブレイド)







「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~








BBB「やった!!」

ジョー「どうだ!?」




ゼブル「・・・・・・・・・・・・・」(左半身が焼けただれた煌黒龍の正面の顔。大口を開けた向こう側の小さな穴から光が照らされ、口内は龍焔の粉塵が発火寸前の状態で蔓延している)




オクサーヌ「・・・・・・・・・・」ひゅおおおおおおおおお煙(その光に照らされながら落下していく)





カァ
(ゼブルの開けた大口から放たれる閃光)





UBU「!!」





バショオオオオオオオン
(頭部が一瞬にして弾け飛ぶ)





ジョー「やった!!」

BBB「俺の肉球顔面爆裂脚も真っ青の破壊力だなふん





チリチリチリチリチリ・・・・
(空中に飛散した肉片が燃え尽きては朽ちて逝く)




UBU「見て!!」





クラッ・・・
(首を失い大人しく四肢をついたままの胴体がゆっくり横に傾く)






ドシャーーーーーーーン!!
(そのまま横転する煌黒龍アルバトリオンの胴体部)






オクサーヌ「わ~お♪」ひゅおおおおおおおお煙(それを見届けながら落下中)



たしっびっくり
(落下してきた凍土のお姫様を、力強く横抱きでキャッチする火の国のハンター)



オクサーヌ「クエスト達成♪」ぶいチョキ(ソネルの胸に抱かれたまま、空を見上げ微笑む白いドレスの少女)


To Be Continued







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*お詫びのお知らせaya 前回記事・3/4(金)が本来ならばストーリーモードをお届けするところを、何を勘違いしていたのか中継ぎ記事を掲載してしまったことをここにお詫びいたします(正確にはその前の記事・3/2(水)の予告から間違っていました汗作者本人も「なんか中継ぎ記事が来るターンが早いなあぁっ?!」と違和感を感じていたのですが・・)以後も気をつけますaya上手に謝罪したらば次回の「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?

3/8(火)0時更新 「それが俺の親友だ」の巻

をお送りいたします♪そいだら次回も読もうaya 見ようaya 見も読もうaya