~ジャバル・サマーン山脈麓、神域エリア....


芋助「無事に再会出来て良かったですな、バサリン殿」

バサリン「はい。芋助さんもお怪我なく。ご心配おかけしました」ぺこり

メガゼノス「うんうん」
パノ「嬉しいですか?礼儀正しい、よく出来た娘が礼をするシーンを見てからに」
メガゼノス「うるさい」しっしっ(大きな翼でしっしする)

ユーリィ「・・よしよし・・いい子だねぇ・・ダディ・・」すりすり(でっかいつま先を撫でる)
メガゼノス「うるさい」しっし(翼爪でしっしする)

ヴォルガトロン「フフ・・すっかり気に入られたな」
メガゼノス「ヴォルガトロン・・・さっきはすまなかった。つい怒りのあまり、お前に暴言を吐いてしまったことを・・・ごめんよ」もじもじ(両爪をちょんちょんしながらもじもじしながら謝る)
ヴォルガトロン「種の矜恃だ。確かに俺にはお前の様に愛らしい子供はいないし、絶滅種故、種を新たに繁栄することは不可能だ。だが、ヴォルガトロン最後の一頭として、脈々と受け継がれてきた遺伝的記憶には、多くの同胞がみえる。そして今は、こうして火山の未来を担う仲間と一緒なのだからな。寂しくはないさ。なぁ、バサ雄よ」

バサ雄「兄貴・・俺もいろいろ迷惑かけちゃって、ごめんよ・・俺、兄貴の説法、大好きだよ」
ヴォルガトロン「気にするな。火山に募る者は皆、家族だ。そうだろ、メガゼノス」
メガゼノス「ああ。ファミリーだ」
ガシーーーーーン

(身体をぶつけ合い絆を深め合う溶岩竜と黒鎧竜)

ミッチ「がっはっはっはっはっ(から笑い)しっかし良かったじゃねぇっすか。みんな無事でこうして再会出来たんすから。桃毛殿も記憶を取り戻しましたしね」

テツ「なんかいろいろ大変だったみたいだけど、終わり良ければ全て良しだね。あっはっはっはっはっはっ(から笑い)」

まさひこ「ソウデモナイゾ。コノオンナハ、ドウスル」ぎゅうう(あのちっさい右手で黒衣の女史を握ってる)
カペラ「・・・・・・・・・・・」(恐暴竜の手の中で完全に気を失っている)
パノ「・・・・・・・・・・・」

一也「見たところ、傭兵には見えないニャ」ふむぅ~
芋助「どうしますか?捕虜として身柄を拘束しておきますか?」
ミッチ「UBU殿やサムソン殿もいねぇっすからね・・。判断は冴島殿にお任せするっす」
テツ「おいらも賛成~」みょ~
(尻尾の先端に付いてるアオキノコを掲げる)芋助「いかが致しますかな?」
一也「みゅうううううう」う~む
パノ「よいですか。冴島さん」ぬう
(一也の頭の上に顎を乗っけてくる)一也「ほにゃらニャんだ?」ん~(上を見上げる)
パノ「超重要参考人です。あの方はブラックギルドでも幹部候補に入るくらいの天才龍科学者・・そして・・」
一也「ほにゃ?」
パノ「張本人です。私に狂竜ウイルスを投与し、盾に使った」
バルバラ「え・・・!?」
ミッチ「じゃあ、あのおねえさんが、パノ殿が復讐したいと言っていた・・」
メガゼノス「・・・・・・・・・・」
パノ「ですね」ちら
カペラ「・・・・・・・・・・・・」
一也「どうする気ニャ?」
パノ「どうしましょう」
メガゼノス「ちょっといいか」
パノ「なんでしょう。ダディ」
メガゼノス「あんた、あの龍科学者に復讐するのか?」
パノ「・・・・・。どうでしょう」
バルバラ「パノ・・・・」
メガゼノス「これは俺の勘なんだが、あんたの中の復讐という怒りは、とっくに消えてちまってるんじゃないのか?俺には少なくともそう見えるぜ」
パノ「・・・・・。なぜして。ですか?」
メガゼノス「俺もまた、あんたと同じだからさ」
パノ「というと?」
バサリン「父はこう言いたいのです。復讐は果たせど、決して過去の自分には戻れないと・・」
パノ「・・・・・・・・・・」
メガゼノス「許せってわけじゃない。ただ、今の境遇があんたにとって、過去のものより前向きな環境であるのならば、わざわざ怨恨をほじくり返す必要はないんじゃないのかな?俺はキャサリンを失ったが、今はこうしてその最愛の鎧竜の血を受け継ぐ二人の子供達と一緒だ。今も昔も、変わらず俺は幸せ者なんだよ」
バサ雄「父ちゃん・・・」
パノ「ダディ」
メガゼノス「ん?」
パノ「ベストファーザー賞です。あなたは火山を、いえ、モンスター社会を代表する素敵なダディです」ぴと(大きくあたたかい黒鎧竜の左足に両手をつき、そっと頬を近づけ肌で触れ合う)
ユーリィ「・・羨ましい・・」むす
メガゼノス「時には自分の心に、素直になるのもいいものだぞ?」
ユーリィ「・・・・・・・」ぷい
メガゼノス「フフ・・」
ミッチ「ここはどうでしょう、パノ殿。あの龍科学者の処遇は我ら、クルセイダーズに一任して頂くってのは?」
パノ「構いません。そもそもあの方を捕えたのは、あなた方のお手柄なので」
一也「交渉成立ニャ。UBUにゃんに処遇を決めてもらって、それからどうするか決めればいいニャ。な、パノ」ぺしん
(太ももを肉球で叩く)パノ「大人しいのは寝ているうちだけかと。忠告があるとすれば」ちら
カペラ「・・・・・・・・・・・・」
テツ「それならおいら達に任せなよ」ドン(ゴリ胸を叩く)
ミッチ「桃毛殿は若い人間の女が好きっすからね・・まさひこ殿!そのまま「ぎゅっ」と握っていてくださいよ
」まさひこ「マカセロ」ぎゅううう・・(甘掴み)
パノ「・・・・・・・・・」
バルバラ「いいのですか?パノ」
パノ「動じません。今の私は。あなたやゼルベス様達と出逢ったおかげで」にこ(そっと頭に止まっているアゲハプリンセスを撫でる)
バルバラ「パノ・・・・」
ユーリィ「・・あなたも・・ああいう気遣い・・見習ったら・・?」
ブッチャービートル「ケショーン」ぷい(実に憎ったらしい顔でそっぽを向く)
芋助「さて、では我々は一刻も早く、丞相殿らがいる合流ポイントへ急ぎましょう」
一也「そうだニャ・・」
バサリン「待ってください」
一也「にゃんだな?」
バサリン「私達もご一緒させてください」
メガゼノス「バサリン、なにを・・!?」ガガーン

バサリン「聞いて、お父さん。この方達に力を貸すことが、今の私達に出来る精一杯の恩返しじゃないかしら・・・お母さんならきっとそう言うと思う」
メガゼノス「バサリン・・・・」
バサ雄「そうだよ父ちゃん!ミリシアのみんなだって暗黒団を火山から追いだそうと戦っているんだ!!本当のファミリーなら、一緒に戦わなきゃ!!」
メガゼノス「バサ雄・・・・・」
ヴォルガトロン「その件なのだが、火の国より数体のモンスターを検知した。おそらくはアッシュ、それにタイタンラス、カイルスも一緒だろう」
一也「兄貴、そんな遠くにいる生物反応も分かるニャ?」
ヴォルガトロン「ああ。お前たちの仲間も、既に火の国に入っているだろう。火山では見かけない形状をしたモンスターの3次元密度分布イメージをキャッチした。それと、ここからさほど遠くはない場所に三体の飛竜種、そして三体の人型も捉えた」
ミッチ「間違いねぇっす!!クルセイダーズのみんなだ!!」
一也「そうと決まったら急ごうニャ!!まずは合流ポイントにいる仲間の所ニャ!!」
パノ「と言っていますが・・どうします?ダディ」ちら
メガゼノス「・・・・・・・・」
バサ雄「父ちゃん!」
バサリン「お父さん!」
メガゼノス「分かった。ただ、お前たちは決して俺から離れるなよ。それだけは約束しろ」
バサ雄&バサリン「うん!(はい!)」
ヴォルガトロン「よし。じゃあ早速、道案内を・・・・ん!?」
バサ雄「どうしたの?兄貴」
ヴォルガトロン「なんだ・・・・これは・・!?」ブルブルブル・・
メガゼノス「何を検知した?」
ヴォルガトロン「これは・・・・近いぞ!空だ!!」カッ(上を向く)
ミッチ「ん~。どこっすか?なんにも見えねぇっすが
」ん~(空を見上げる一同)パノ「・・・・・・・・・・」
バルバラ「どうかしましたか?パノ」
ひらひらひらひら・・・
(パノの目の前に紅い羽毛の欠片が舞い降りてくる)
バルバラ「これは・・・」
パノ「ゼルベス様・・・」ひら・・(手のひらに落ちる紅い羽毛の欠片)

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
一也「にゃんだぁ~
」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!(エリア全土が激しく揺れ動く)ヴォルガトロン「この振動・・・まさか!」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
バルバラ「パノ、その羽毛があるということは、ゼルベス様はここに・・!?」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
パノ「ですね。おそらくはこのジャバルサマーンに・・」ちら
バギャアアアアアアン!!
(突如、噴火する活火山)
~非狩猟エリア57....

ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(エリアの端っこに建てられたキャンプ。その周りでうなだれるニ体の飛竜種の傍らに赤い撫子装備を着たお姫様の姿。そして何やら餌をついばんでいる銀火竜の姿も)

バラン「おい、今日で何日目だ?一体いつになったらお嬢さんやボニーはここに来るんだよ?」ぐぅ~(お腹が鳴ってる)

グレンジャガー「知るかっつーの。暦なんぞ、この暑さで忘れちまったよ・・・」はぁ~(鼻頭にすんごい汗をかいてうなだれる黒毛)
アルル「クーラードリンクの耐暑効果が切れてきたんですね。可哀想に」ふきふき(鼻の汗をちっさいハンカチで拭いてやる)

サンダーソニック「食べろ、グレン。必要最低限の栄養分だけをしっかり摂取していれば、死ぬことはない」
ぺしゃん
(何やら新鮮な魚をくちばしで転がしてやる)グレンジャガー「クーラー活魚か・・お前が近くの麓まで捕食しに行ってくれた貴重な餌だ。有りがたく頂くぜ」あむ(うなだれながら魚をついばむ)
サンダーソニック「軍師。そろそろ行くぞ」(キャンプの中に向かって声をかける)
バラン「なんだ?またパトロールか?」ギュるるる~
劉珍「ふぁ~あ。もうそんな時間かい
」ん~(伸びをしながらキャンプ内から出てくる)バラン「その寝癖じゃ、せいぜいよく寝れたんだろうな」(隣で笑うアルル)
劉珍「まぁね。次こそ何か収穫を得て戻ってくるよ」ん~~ゴキッゴキッ(へんてこりんなストレッチをしてる)
グレンジャガー「ペイントの実は潰したんだろ?となりゃ、姫姉達が匂いをキャッチしてここまで来るのは時間の問題だろ」
劉珍「生きてればね」ゴキッゴキッ
ぺしゃーーん
(顔に魚の骨をぶつけられる)劉珍「なにすんだよ!」ぷんすか

グレンジャガー「てめぇのジョークはマジでつまんねぇ。とっとと仲間探して来やがれ」ふん
劉珍「ほんの冗談だよ。行こう、サンダーソニック」ぴょり(顔に引っ付いた魚の骨を剥がす)
サンダーソニック「ここ数日は天災も落ち着いてくれているしな。今日あたりは少し高度を上げて飛んでみるか」
劉珍「そうだね。あの時のストームみたいのが来なければ、火の国の近くも調査してみたい」
アルル「お願いします」ぺこり
劉珍「頭を上げてよ。一番辛いのは君なんだ。僕らはその助力をしてるまでさ」ぽん(アルルの肩を叩く)
バラン「おい黒毛のぼっちゃん。お姫様はちゃんと心に決めた男がいるんだ。気安く触るなよな」しっしっ(あのおそろしい爪でしっしする)
劉珍「む・・君こそ、うかうかしてると鈴木さんやアランさんに、ボニーちゃんを取られちゃうかもね
」ヒヒヒヒヒ・・バラン「なっ・・!!」ガゲーン

グレンジャガー「お。今のはおもしれぇジョークだ。ん・・つーか、マジな話しかもな」しっしっしっし
バラン「黙ってろ!!よし!今日は俺も捜索に加わるぞ!!もうスタミナも十分に回復したからな!!おい!!おっさん!!起きやがれ!!行くぞ!!」

サムソン「ほむ・・・どれどれ・・・」ぽんぽん
(腰を叩きながらキャンプから出てくる。目がしょぼしょぼしている)グレンジャガー「寝起きはマジでただの山菜爺だな
」サムソン「ふぁ~あ。どうも最近、寝起きの調子が・・」
ドオオオオオオオン!!
グレンジャガー「なんだぁ!?」
アルル「噴火です!!ジャバルサマーンです!!」
シャボ・ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・・・・
(一同を覆う山脈越しに、マグマのしぶきを高く上げながら噴火し、圧倒的な存在感を示す活火山)
バラン「えらいお騒がせな山だな・・」ボボボボボボ・・
劉珍「目、覚めました?司令官」
サムソン「ほむ。いい目覚まし代わりだな」ん~(噴火を眺めて感嘆している)
サンダーソニック「噴火はよくあることなのか?プリンセスアルル」
アルル「いえ・・・ジャバルサマーンが噴火するなんて・・・初めて見ました・・・」
ドオオオオオオオン!!
ボボボボボボボ・・・!!
(まるで花火大会を観覧するかのように、遠方で噴火を続ける活火山を見守る一同)
アルル「なんて力強い・・・」
サムソン「ほむ。あの尊大な生命力の前では、ただひれ伏すしかあるまいて」ふ~む
グレンジャガー「呑気に感心してる場合か?まさか、これも火の神のお怒りだなんて言うんじゃねぇだろうな。バカバカしい」
劉珍「あ・・」
バラン「たぁ~まやぁ~!とか叫んでみろ。笑えねぇぞ」
劉珍「火砕流。直に来ると思うよ」
グレンジャガー「へ?」ぱちくり

サンダーソニック「高温の火山ガスを混合した噴出物だ。熱さに耐性のない生物が飲まれれば、一瞬で灰となるだろう」
グレンジャガー「・・・・・・・」あんぐり
アルル「急いで下山しましょう!」
ぱぁ~~ぷぅ~~~~
サムソン「ん・・この音は角笛・・・・ミッチか!?」バッ
ドドドドドドドドド!!
(一斉に下山しながらエリアインしてくるモンスターの群れ。中央には溶岩竜、その背後に黒鎧竜、両脇に岩竜と桃岩竜、更にはその後続から恐暴竜、桃毛獣と続いてくる)
グレンジャガー「ゲッ
なんだあいつら・・って、あれ、まさひこと桃毛じゃねぇか!?」一也「退避ニャ~!!逃げるニャ~~~!!」ドシンドシンドシン
(黒鎧竜の頭殻の上に掴まっている。パノも乗っている)芋助「お逃げくだされぇえええ!!」のしんのしんのしん
(桃岩竜の背中越しに叫ぶ。後続で走る恐暴竜は右手にしっかりと金髪美女を握りしめ、その背中にはユーリィが乗っている。四足疾走する桃毛獣の上にはミッチが角笛を吹きながら乗っている)サムソン「一也、芋助・・・皆、生きておったか!!」
劉珍「しっかし、何をあんなに血相変えてるんですかね?」ぼけぇ~
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・!!
(モンスター大疾走の後方景色を覆い尽くすように、瞬く間にエリアインしてくる爆煙の火砕流、そして大地を埋め尽くしながらゆっくり下流してくるマグマの大洪水)
劉珍「ああ・・やっぱり・・」
バラン「旦那!!お姫様を!!」
サムソン「逃げるが勝ちだな」ザッ
(すかさずアルルを抱き上げ、轟竜の首に跨がせる)ファ・・・
(上空よりアルルを覆う黒い影)
バラン「急に曇りやがったな・・」
アルル「・・・・・・上です!!」
サムソン「ん・・・・」ちら
ファオオオオオオオ!!
(頭上を舞う巨大龍らしき腹部)
サムソン「!!」
劉珍「なんだ・・・この竜は・・!?」(辺り一帯を覆う影の主を愕然としながら見上げている)
フォオオオオオオオオ!!
(けたたましい噴火の音に負けず、得体の知れない鼓動音をエリア中に轟かせながら舞う頭上の巨大龍は、各部位に重甲な黒い鎧を身につけ、関節部からは痛々しいほどに真っ赤な筋肉繊維が剥き出しになっているのが確認出来る。驚くのはこの巨体を空に舞い上がらせているのは、同じく黒い装甲で覆われた二枚の翼であるということだ)
バラン「・・この超級サイズはまるで・・・老山龍クラスだ・・!!」
アルル「サムソン様!あれは一体なんなのですか!?」
サムソン「UBUの言っていたことは真であったか・・!」グッ・・
グレンジャガー「おっさん!!新種鑑賞もいいが、今はそれどころじゃねぇぜ!!」
サムソン「・・・・・・・・」ザッ(空を見上げたまま颯爽と迅竜の背中に乗る)
劉珍「どこに退避しますか!?」バッ(慌ててその後ろに乗る)
サムソン「あの巨大龍を追って下山する!!自ずと火の国へ導いてくれるはずだ!!」
アルル「え・・・」
サムソン「もたもたするでない!!緊急クエスト発令!!イコール・ドラゴン・ウエポンの進行を止めるぞ!!」
To Be Continued
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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?
9/29(火)0時更新 「調子に乗るな」ポカちんの巻
をお送りいたします♪さて、いよいよ聖域編三章もメガゼノスルート終了と共にクライマックスへ向けてGOGO
果たして年内で終わることが出来るのか・・頑張れ作者
そしたらさ、次回も読んでみようよ