~孤島
カーブー「いたぁ~~い!!お腹いたぁ~~い!!痛い痛い痛い痛いいたぁ~~い!!」
カクン・・・(落ちた)
カーブー「ブクブク・・・」(口から出る泡がドボルマスクの首元から出てる)
ズルズル・・・・ズルズル・・ズルズル・・
(とあるロアルドロス亜種がカーブーに近づいてくる)
「この男は・・・・!?」
ルドルスU装備の女戦士「フレデリック様、あまり遠くに行かれては危険です。・・・はて・・この男は?」ぞろぞろ(護衛兵らしき女性兵が後から続いて来る)
フレデリック「病に侵されている。お前たち、この男を拠点に連れ帰り手当してやれ」
女戦士「しかし・・良いのですか?よりによってハンターの男などを・・」
フレデリック「この者の容態を見てまだ分からんか?今流行の食中毒か何かだろう。そこの生肉が何よりの証拠」くるっ
女戦士「愚かな・・ドラゴオキシーの汚染水を飲んで菌に感染したケルビの肉を、このようなレア(生焼け)で食べるとは・・」
フレデリック「エヴェレッソンが連れてきたあの学生ならば治療出来よう。いいな、丁重に連れて帰れ」ズルズル・・ズルズル・・(ロアルのあの歩き方で去る)
女戦士「ハッ!」
女戦士「フレデリック様。巡礼はもうよろしいのですか?」
フレデリック「ああ。潮風が何か妙だ・・。得体の知れない強い力を運んできている」
女戦士「??」
フレデリック「すまない。匂いには敏感でな・・。拠点に帰るぞ」
女戦士「ハッ!そのハンターを担げ。拠点に連れ帰るぞ」
女戦士「きゃあああなにこいつ!口から「なんか出てる」!!」
フレデリック「フフ・・・変わっていないな・・・川村・・」
「あたちのモンハン日記」
~Royal Rumble☆in the Island~編
~カーブー腹痛から数時間前。集会浴場
コノハ「ふれでりっく・・みすとらる?なんです?新製品のコスメの名前ですか?」
カーブー「はははは。違うよ。フレデリック・ミストラルっていう名前のバ中時代の同級生だよ」
コノハ「へぇ~。なんだかおしゃれなネーミングの人ですね♪って、どんな人なんですか?」
ササユ「ロアルドロス亜種の女の子よ。フレデリック・・元気にしているかしら」
ヨッコ「なに?川村。あんた、フレデリックに会いに行くわけ?」
コノハ「あ、二人共。もう休憩いいんですか?」
ヨッコ「まぁね。こう暑くっちゃ外でランチっていうわけにも行かないわ」(買ってきたお弁当を持ってる)
ササユ「ほんと。今年も暑いわねぇ~。よいしょ♪」(カウンター中の「定位置」に座る)
ヨッコ「コノハ、もう少し向こう行ってよ」グイッ(ヨッコも受付カウンターの中に入ってくる)
コノハ「もう三人入ったらギュウギュウですよ」
ヨッコ「いいじゃない。話しながらお弁当食べるには最適な場所だし。ねぇ~おじいちゃん♪」ちら
ギルドマネージャー「ZZZZZ・・・・」
カーブー「最近は一日寝てるな。暑さのせいだろうか」
ササユ「う~ん・・病気でなければいいんだけど・・」
コノハ「そんなことより、フレデリックさんっていう人、ロアルドロス亜種なのに女性なんですか?」
カーブー「・・・・(「そんなこと」で片付けるのか・・仮にも自分達(ギルドガール)の上司の話しなのに・・爺さん・・可哀想に・・・)」
ヨッコ「あー。コノハ、あんたよく知ってんじゃない」パクパク(ユクモ御膳弁当を食べてる)
コノハ「またバカにして。あたしだってそれくらい知ってますよぉ~だ。ロアルドロスは原種、亜種ともに、ルドルスの雄が成体した生物で、雄であるロアルドロスは常にその周りに雌のルドルスを募らせてハーレムを形成して種の繁栄を維持してるんだって「狩りに生きる」に書いてありますもん」えっへん
ササユ「そう。だからフレデリック、雌のロアルドロス亜種の成体である彼女はいわゆる「希少種」って生物学上呼ばれるのだけれど、あたし達同級生には関係のない話し。だって彼女はとても誇らしく、気高い清廉な一人の女性ですもの」
ヨッコ「そういうこと。でもね、世間の目はそうじゃない。希少種である彼女には常に世間からの冷ややかな眼差しと、研究対象としてか彼女を見ない大人が常につきまとった・・。だから彼女のご両親はそれを察して、フレデリックを幼い時から男として教育したのよ。男として振る舞えば少しでもごまかせるでしょ?」
コノハ「へぇ・・じゃあ、フレデリックさんは普段は男っぽく振舞ってるんですか?」
カーブー「まぁな。そこいらのヘタレな連中よりもずっと男らしい。俺もよく、フレデリックと武芸の稽古をしたもんだ」
ヨッコ「他校との喧嘩もね」
カーブー「はっはっはっは。そうだったな」ぼりぼり(腹を掻いてる)
コノハ「かっこいい~♪そういう人って女の子は憧れちゃいますよねぇ~」きゃっきゃ
ササユ「そうねぇ。中学の時も女子からのファンレターの方が多かったものね」
ヨッコ「川村よりもね」クスッ
カーブー「ふん。俺は「そういう風」には売ってないんだ。男気に軟派は必要なし!歩んできた武侠の深みこそが漢の「コク」へと変わるんだよ、コノハ君」えっへん
コノハ「要するにあんましモテなかったってことですね」
カーブー「ウッス・・」しょげりーん
ササユ「彼女が女性から支持を受けたのには他にも理由があったの」
コノハ「なんですか?」興味津々♪
ササユ「これも彼女特有の生態特徴のひとつであったのだけど、彼女、とても「いい匂い」がするのよ」
コノハ「匂い?香水みたいな感じですか?」
カーブー「俗にいう「ふぇろもん」っていうやつさ。そいつが余計に男を引き寄せちまうんだ。きっと雄の成体であるロアルドロスもそうやって雌のルドルスを惹きつけているんだろうな」
ヨッコ「そうそう。だからフレデリックのその「魅惑の匂い」を嗅いでしまったバカな男はもうメロメロどころか、フニャフニャよ。精気が抜けた感じになっちゃうのよねぇ。ほんと、あれを見てるのおかしかったわよ。バカな男どもがヘロヘロになってフレデリックの後を付いて行こうとするの。その姿は小説に出てくるゾンビさながらね」
ササユ「陽子ちゃんはよく、その彼女に惹かれて我を失った男子の面倒を見てもんね」
コノハ「へぇ~。意外ですぅ」
カーブー「我を失った男子を面白がって「急に後ろからひっぱたいたり」して目を覚ましてやってたのさ。上履きや靴でな」こそこそ
コノハ「納得・・・」
ササユ「その固有の匂いがする「能力」でもフレデリックはとても苦労したと思うわ」
コノハ「そうですよね・・変な男の人がたくさん寄ってきたらあたしだって嫌だもん」ぷんすか
ヨッコ「そういうこと。だからフレデリックはいつの日からか男嫌いになっちゃったのよね。また余計にその穢れ無き感じが女子の人気を誘ったのよ」
コノハ「わかりますわかります(←ショウコミ大好きっ娘)でも、カーブーさんはその匂いを嗅いでも平気だったんですか?」
カーブー「ウッス」
ヨッコ「こいつも特異体質なのよ。他の男子はみんなクラクラになっちゃうのに、こいつだけは平気だったのよ。男嫌いなフレデリックにとって、こいつは父親以外に「唯一普通に接してくれる男」だったわけ。だからフレデリックはこいつを慕っていたわ。フレデリックは群れをなして寄ってくる男どもを振り払う為に武芸にも通じていたからね。こいつが「遊び相手」にちょうど良かったってわけ」
カーブー「ずいぶんひどい言い方だな。しかもこいつ、こいつって」
コノハ「それで意気投合してやんちゃな事ばかりしてたんですね」呆れ気味
カーブー「ウッス・・」(しょんげりウッス)
ヨッコ「で?不良だった川村君がなんで今さらフレデリックの名前を出すわけ?なに企んでんの、あんた」はくはく(お弁当を食べる)
カーブー「ああ、それなんだがフレデリックを正式に薔薇十字の一員として勧誘してみようと思うんだ。一人でも多くの同志が、今の俺達には必要なのさ」
コノハ「UBUちゃん、知ってるんですか?そのこと」
カーブー「知んない」きっぱり
コノハ「要するにまた単独行動ってことですね?」
カーブー「ウッス」
ヨッコ「まぁ、フレデリックがクルセイダーズに入るならいいんじゃない?彼女にこそ、気高く美しい薔薇の名目は相応しいってもんだし。あたしは賛成だなぁ」あーん(かまぼこを食べる)
ササユ「まぁ、陽子ちゃんったら。でもフレデリック・・確か卒業後にご両親を病気で亡くしたと聞いたわ。それからは共存高校には通わずに、孤島に閉じこもったっきりって聞いてるけど・・」
カーブー「だからさ。俺がその引きこもりを外の世界に出してやるんだよ」
ヨッコ「へぇ。やけにやる気じゃない、あんた」あーん(かまぼこをまた食べる)
カーブー「フレデリック・・あいつは・・・アンジェリカとも仲良しだったからな。あいつが孤島に引きこもってしまったのは、アンジェリカがいなくなってしまったことも関係してるんだと思う」
ヨッコ「・・・・・・」(食べる手が止まる)
ササユ「川村君・・・」
カーブー「あいつを外の世界に連れ出すのは、俺の責務なんだよ。なぜならアンジェリカの死は俺が・・」
ヨッコ「いいから早く行って来い」ぽいっ(かまぼこをカーブーに投げる)
カーブー「ウッス」ぺたん(マスクのおでこにかまぼこがくっつく)
ササユ「気をつけてね、川村君」
カーブー「ウッス」ぱくぱく(おでこのかまぼこを取って食べながら集会浴場を出て行く)
コノハ「・・・・・・」
ヨッコ「平気よ、心配しなくても」あーん(かまぼこをまた食べる)
ササユ「ならいいけど・・・」
コノハ「どうしたんですか?ササユさん」
ヨッコ「なに?あんたのお弁当には「かまぼこ」入ってなかった?いる?」ちらーん(箸でかまぼこをつまんで見せる)
ササユ「違うの。最近、孤島に行ったハンターの話しなんだけど・・何でも危ない女の人達が孤島に出入りしているらしいの。何もなければいいんだけど・・・」
ヨッコ「いいんじゃない?そういう連中を「シバく」のがクルセーダーズの役割なんだからさ」あーん
コノハ「そういえばUBUちゃん達はどこは行ってるんですか?」
ササユ「サムソンさんは水没林を調査するって、今朝早く出かけて行ったわよ」
コノハ「なにか気になることでもあるんですかね?UBUちゃんはまた霊峰ですか?」
ヨッコ「エロ猫と一緒に修行だって」ぱくぱく
コノハ「へぇ~。毎日よく続いてますね。UBUちゃんのくせして」
ヨッコ「でも大丈夫かしら、あいつ。昨日はまさひこ君と闘技場で屋台を徹夜で作ってたのに」
コノハ「え~なんですか?その楽しそうなイベント~!あたし、聞いてないですぅ」ぷんすか
ササユ「なんでもまさひこさんのラーメン屋さんの屋台をみんなで作っていたんですって。あなたも一緒だったんでしょ?陽子」
ヨッコ「え?ああ、まぁね。おかげでこっちは寝不足よ」ふぁ~(あくびする)
コノハ「あたしも行きたかった」むすぅ~
ヨッコ「あんたはまだガキんちょだからね。徹夜なんて出来ないでしょ」ふふ~ん
コノハ「き~!悔しい」ポカポカポカポカ(ヨッコの肩を叩く)
ササユ「でもすごいわよね、UBUちゃん。すっかり羽衣大禍津(はごろものおおまがつ)様に気に入られちゃったみたいで。本当なら大禍津様だって年に一度しか霊峰には降臨されて来ないのに、ここ最近はずっとUBUちゃんのお稽古に来て下さるんですって。私も一度、大禍津様をご拝見したいわぁ~」
~霊峰
UBU「うやぁ~~~~~~!!ちょいやぁ~~~~~~!!」ブンブン(大剣をブン回してる)
BBB「なんの!!せーーーー!ハッ!ホッ!どらいあーーーー!!」ぴょーん(大剣を飛んで交わす)
くるくるくるくるくるくる(宙で回転するビー)
BBB「ニャンコ神拳「肉球顔面爆烈脚」!!」バッ(回転を利用してUBUに蹴りかかる)
UBU「そんな危ない名前の技を喰らってたまるか!!あたち真剣ガード強化+10~!!」
ガッチーーーーーーーーン
(空中キックするBBBを大剣でガードするUBU。バックは赤い太陽)
阮白玄「そこまで!」
BBB「あらよっと!」シュタッ
UBU「ふぅ~。今の組手、どうだった!?おじいさま♪」くるっ
阮白玄「拳法使いの黒猫の方が優勢であった」
UBU「え~!!ちゃんと見てたのかよぉ~!?」ぷんすか
BBB「ハッハッハッハッハ!さすがは大長老の阮さんだぜ。見る目が違うな」
UBU「あによ!手数があんたの方が多いだけじゃないのさ!!その悪い肉球で!!」
BBB「一撃必殺のクレイモアも当たらなきゃ何の意味もねぇ。砂漠の死神とやらにだって、ずいぶんと苦戦したようじゃねぇか。やっぱりこの無敵のチャンピオン、BBB様がサイドキック(相棒)でいねぇとダメってかぁ~?ぶわつはつはつはつはつはつはつ!!」かんらからから
UBU「うるへえ」ゴーーン(ビーの顔面を足の裏で蹴る。「歯」が飛ぶビー)
阮白玄「UBUよ。そなた、聞けば砂漠の戦にて、龍の力を借りる事に成功したようだな」
UBU「ほえ・・ああ、はい」←全然その気のない返事
BBB「俺もカーブーから聞いたぜ。「UBUさんの体が赤紫にゲバゲバなった」ってな。あいつの言語能力の低さじゃ何言ってんのかちっとも分かんなかったけどよ、阮さんの今の言葉聞いてはっきり分かったぜ。お前、龍属性のオーラを体に纏ったんだな?それでとんでもねぇ力を解放して砂漠の死神を倒したのか」
UBU「ええ、まぁ、はい」←よく分からないテンションで、もの答えする
BBB「こいつにそんなすげぇ技を教えたとすればあんたしかいねぇ。阮さん、そうなのか?」
阮白玄「龍霊力の吸収は可能だという話をしただけだ」
BBB「龍・・霊力・・・一体なんだ、それは?」
阮白玄「龍族は天命により寿命を定められているもの。つまり、自然死によって天へと召されなかった彷徨う龍の魂、それが龍霊だ」
BBB「なるほどねぇ。ハンターやそれ以外の人型の手によって、不当ながらも殺された龍のゴーストってわけか。ハンター至上主義の現在の大陸じゃ、ごろごろ溢れてるだろうな。で、そいつらの力を借りたってのか?おい、UBU」
UBU「うーん。あの時は頭に来てたし、すんごいダメージを食らってて意識もはっきりしてたわけじゃないからね・・正直あんまり覚えてないのよ」しょんげり
BBB「なんだそれ?じゃあ、お前、阮さんからその龍霊力を集められるかも知れないよ、っていう話を「実践」してみたっていうのか?」
UBU「わかんないよ~。なんかアルレボにそうさせられたっていうか、なんちゅうか・・本中華よ。そう本中華!!分かるでしょ!?」
BBB「そんわけないでしょ。阮さん、この煌黒大剣にそんな力あんのかい?」
阮白玄「人型社会では煌黒大剣を持つ者の伝承として次の様なものがある。
終焉の際、所有者は人としての生を絶ち、龍としての生を選ばねばらない。
と。そして黒龍の大剣に纏わる伝承もある。
黒龍の素材で作られた大剣を掲げし者は永遠に古龍と戦う宿命を強いられる。
これらの故事に秘められし真実を立証するのがハンターであり、その力の根源を欲するのがそのハンターを統括する組織だ。このように偉大なる大陸の真相を己の強欲と羅列し、まるで地上を制したかのような傲慢さを恥じらいもなく誇示する者ばかりの現状では、真実と未来への道標である寛大な故事すら、ただの古い言い伝えと変わってしまう」
BBB「なるほどな。要はそれを使う者、次第・・っていうことか」
UBU「ふふん。そうでしょ。ククッ」
BBB「けどよ、そしたら尚更不可解じゃねぇか?なんで、こいつにそれが出来たんだ?得体の知れないインテンシティーを感じるからか?」
UBU「なっ」ガガーン
阮白玄「龍使徒、またの名をドラゴン・ラスール。現在の大陸文明ではもはや廃れた過去の歴史だ。人間が龍に働く無礼に対する、龍の憤りと罰の擬人化が龍使徒であり、その目的は龍族の非礼に対する処罰、刑罰を行う執行人というわけだ。我が生まれるよりも遥か古の大陸では、その龍使徒なる者が実在したと云う」
BBB「ほう。さしずめ龍族公認のパニッシャーってわけか」
阮白玄「龍使徒であるのならば、大陸にその死した理由の答えを追い求める龍魂が、龍霊力となり、その力を貸し出してもおかしくはないだろう」
BBB「その「理屈」は分かったが・・それがこいつだってのか?」ちら
UBU「ほえ・・」
阮白玄「その答えを出すには実証するべく修練がまだ足りぬ」
UBU「ねぇおじいさま!修行をたくさん積んだらあたちもおじいさまみたいに天荒を起こせるようになる?」
阮白玄「それは無理だ」
UBU「ヴぇえ~~~~~!!(デス声)なんだよぉ!!せっかく天気をいじってさ、カーブーんちの上だけ毎日豪雨にしてやろうと思ってたのにさ!!プイ!!プイプイ!!プイのプイ!!ペッ」
BBB「おいおい、デス声はまだしも、そうはいっても龍神と謳われる者の前でツバはやめなさいよ罰当たるよ?」
阮白玄「さぁ、素振りの時間だ」
UBU「はい先生!!」ガバッ
BBB「急変だな・・。それといつから先生って呼ぶようになったんだか・・しゃあねぇ、俺も付き合ってやるよ」にや
阮白玄「・・・・・(竜水晶をその脳裏に記憶された影響だろうか・・・本人はまるでその事すら気づいてはいない様子だが・・)」
UBU「い~ち!に~!さぁ~ん!!」ずどーーん(溜め斬り)
阮白玄「・・・・(前回の竜水晶奪回の件で、UBUの頭にあの忌まわしき記憶と技術が封印されてしまうとは・・)」
~数日前
サムソン「阮白玄様。以上が凍土で我らの仲間が見た事実だ。ギルドは最初からUBUの頭に竜水晶の記憶を封じ込めることが目的だったらしいと・・・長寿のご意見を頂きたく霊峰に参ったのだ。どうお考えになられる?」
阮白玄「・・・・それが真実ならばUBUをユクモと同じ様に護り抜け。ギルドの目論見がなんであろうとも、あの者は希少な存在だ。それは主らも感じておろう。それは我も感じること・・。運命の戦いはいずれ訪れる。その時、新大陸を魔の者から救う手立てを見出すのが主らの運命と今は見える」
サムソン「予見・・というやつか。分かり申した。聞けばUBUはここ(霊峰)に剣技の修行をしに来ておると聞きました。くれぐれも・・UBUのことをよろしくお願いしますぞ」
阮白玄「出来る限りは尽くそう」
サムソン「また何かあればご報告に参ります」バッ
阮白玄「何処かに行くのか?」
サムソン「ええ。水没林にちいと借りを残したままの連中が滞在してると聞きましてな・・・・。私の仕事は、うちの丞相たる小娘が安心して最前線で戦える様、その聖戦を邪魔しようとする害虫を取り払う事ですからな」
阮白玄「そなたの気苦労は絶えないな」
サムソン「それはあなたも同じでは?」にこ
阮白玄「・・・・・・・・」
サムソン「では。失礼致しますぞ」ザッザッザッザ・・・・
阮白玄「・・・・(あの将の言うことは本当だろう。するとギルドも気づいているのか・・?)」
UBU「はいー!・・はいっ。はーーい!!」(縦斬り→回転→逆斬り)
阮白玄「・・・・(UBUに龍使徒の才があるということを・・)」
BBB「おらー!もっと素振れ!!」ぺちーん(肉球で背中をひっぱたく)
UBU「うげーーーーーー」ブーーーーン(そのまま勢いで縦斬り)
阮白玄「・・・・(だが、こうしてる間にも多くの龍魂達が凍土へと向かっているのもまた事実・・・・先ほど黒猫が言っていた、得体の知れない強烈な力が凍土の奥地に感じる・・・それとも完璧なる龍使徒が存在するとでもいうのか・・?)」
ビュオオオオオオオオオ!!
オクサーヌ「うふ。孤島にそれぞれの思惑と情念を抱いた人達が集結しつつある・・・。残念。あたしも行けば良かったかしら・・・孤島のバトルロワイヤルに・・ね♪」
To Be Continued
ついに俺様のバナーが登場だ!みんなのレスリング魂溢れる一票を期待してるぜ!!
さて次回8/8(木)〇時更新予定は「ロージーの仮ピスト日記」を送るぜ!
ロージーとオトモが覇竜に挑戦したらしいんだ。そのレポートらしいぜ。
愛が奏でる狩猟の軌跡・・しかとその目に焼き付けろ!!なんてな