「ギルド非公認のクライムファイターズ」の巻

ズザアアアアアアアアアアアア！！

～デザートバトルシップ「重装甲艦ロックタスク級」
ブラックガーディアンの「移動拠点」のひとつ。ショットリーパーが仕留めたジエン・モーランを暗黒商会龍科学テクノロジー部門「モンスターレストア部隊」に委託し（要するにギルドが派遣する掃除屋とは「別の解体屋」）、外殻の強度を更に高めた砂上戦艦（エルトライト鉱石を溶解した高硬度塗料を甲殻に塗布。これによりギルド認定のバリスタ、大砲、徹甲弾、貫通弾等からの砲弾を装甲に突き刺すことを不可能とした）艦内には乗客員５０名まで搭載可能。艦内ブリッジに設置してある舵をとることで操舵可能。動力は撃龍船同様、燃石炭の炎熱を利用した蒸気機関である。噴気孔（ジエン・モーランが岩を飛ばしてくる噴気孔を再利用）から煙を逃がす仕組み。またその噴気孔を利用し、大型榴弾を噴出可能としている。出入り口のハッチは背びれの「例のコブ部」を改造変更。よって二箇所から出入り可能としている。

ショットリーパー「我らが大砂漠へよくぞ来た！！歓迎してやるぞ！！」

カーブー「貴様がショットリーパーだな！数々の恨み、ここで晴らさせてもらうぞ！！」

ショットリーパー「ハン！田舎の自警団の仲間か！！よかろう！！俺の首が欲しければ殺してみろ！！」

「あたちのモンハン日記」
～3rd Stage

ゴオオオオオオオオオオオオ

～撃龍船内ブリッジ

パソコン「リーダー！！ジエン・モーランが現れたよ！！」

マナブ「艦長と呼べ！！あるいはキャプテンだ！！」（巨大モンスターの牙とかで造られた「すごく偉そうな艦長イス」に座ってる）

パソコン「どっちだっていいよ

それでどうするんだい！？」

マナブ「慌てるな！！デッキに確認をとれ！！」

パソコン「なんだよ、オペレーター兼操舵士じゃ割に合わないよ・・ニャ太郎さん、こちらブリッジ、現れたジエン・モーランは原種かい？それとも「戦艦」タイプのものかい？」（伝声管を掴んで話す）

ニャ太郎「砂漠の艦隊のようだ！！並走しながらこちらの様子を見ている様子だ！！」

パソコン「だってさ。リーダー、いや艦長、どうすんの！？」

マナブ「聞いた通りだ！臨戦態勢に入るぞ！！砲撃手に通達！！敵戦艦に砲撃開始！！」

ゴオオオオオオオオオオオ

～撃龍船デッキ

パソコン「デブ！聞こえるかい！？砲撃開始だよ！！デブ！？デブ！？」（伝声管から声がする）

デブ「おえええええええええええ」ゲーボゲボゲボゲボ

ニャ太郎「やれやれ・・砲撃手がこの様子では仕方あるまい。あまりバリスタを撃つのは好きではないのだが・・」

スタッ（バリスタ砲台に飛び移る）

ニャ太郎「やってやるさ」

ファイヤージンガー「お嬢！ドンパチまでのカウントダウンが始まったぜ！？どうすんだ！？」

ロージー「ううう・・・お兄ちゃんは！？」きょろきょろ

ファイヤージンガー「あそこだ！」

カーブー「ショットリーパァアアアアアアアアア！！」ダッダッダッダッダッダッ

バッ

（ジャンプ）

ファイヤージンガー「嘘だろ！？クソ兄貴の野郎、「お隣さん」に乗り移りやがったぞ！？」

ロージー「ジンガー！！あたし達も続くわよ！！」ダッ

ファイヤージンガー「ナッハッハッハッハ！そうこなくっちゃな！！アクションシークエンスは盛り上がらないぜ！！」

カーブー「うおおおおおおお！！」ダッダッダッダッダッダ

ショットリーパー「ほう・・自ら我が「艦隊」の上で一騎打ち狙いとは、ずいぶんと素直なハンターだな。ボイラー室、燃焼ジジイ！応答せよ！！」（チョッキに付いてる無線通信機で話す）

～「ロックタスク級」ボイラールーム

燃焼ジジイ「聞こえとるぞい、キャプテン！「海賊船」はどんな様子じゃ！？少しは楽しませてくれそうなロックな連中は乗っておるか！？」（ヘッドイヤホンみたいのがついてるヘルメットをかぶっている、ほぼトレジィみたいな格好（サングラス型のスコープみたいなのも当然掛けてる）だが色は黒。Ｔシャツに「ＢＵＲＮ！！」って書いてある）

ショットリーパー「燃石炭を燃やすのを止め、速度を弱めろ！やつらの船の速度に合わせ並走する！！」

燃焼ジジイ「了解ぞい！また飛ばしたくなったらいつでもいいな！！」カーン（スコップを立てる）

ショットリーパー「了解だ！ブリッジ、操舵ジジイ！！聞こえたな！？」

～「ロックタスク級」ブリッジ

操舵ジジイ「ヘイヨ！！キャプテンリーパー！！並走してパーティーを楽しもうと言うんじゃろ！？でもよいのか！？本当のパーティー会場はまだ先じゃぞい！？」（こちらも燃焼ジジイと同じ格好。Ｔシャツには「ＤＲＩＶＩＮＧＭＹＬＯＶＥ」って書いてある）

ショットリーパー「プレイベントだ！！目的前の余興にはちょうどいいだろう！！」

操舵ジジイ「ホッホッホッホ！！さすがは砂漠の死神、我らの大将じゃな！！了解したぞい！！じゃが、あんまり「前祝い」が長くなるようなら、砲撃ジジイも黙っておらんぞい！？」

～「ロックタスク級」弾薬庫

砲撃ジジイ「ああ！？耳が遠くて聞こえんが、まだ撃たなくていいんじゃろう！？おい！こら、そこ！！そんなに荒っぽく砲弾を運ぶでないぞい！おめぇの連れの娼婦と同じ扱いすんじゃねぇ！もっとデリケートにって、そんな上玉など喰らったことなどないか！ぶわはははははは！！」（Ｔシャツには「ＮＩＣＥ☆ＳＨＯＴ！」って書いてある）

ショットリーパー「敵戦艦はギルドが狩猟に使用する船とほぼ同等！通常のバリスタや大砲など、この重装甲艦ロックタスク級の前では皆無！！奴らには、この砂漠の乱に相応しい終焉を与えてやろう！！黒の三大翁（おきな）よ、しばし休まれぇ！！」

操舵ジジイ「その前にもうひとつゲストが現れたぞい！空じゃ！！」

ショットリーパー「なに・・？」ちらっ（空を見る）

ちら～ん

ショットリーパー「あれは・・・ロックラックの偵察気球か！ちぃ・・勘のいい連中め」

操舵ジジイ「今わしらの存在を大都市に知られてはまずいじゃろうて！！砲撃ジジイ！！出番じゃぞい！挨拶してやれ！！」

砲撃ジジイ「ああ！？撃てって言ったのかぁ～！？よっしゃ！！野郎ども、噴気孔砲弾口に対戦艦用焼夷弾をこめやがれぇ～！！一発で仕留めるぞい！！」

カーブー「うおおおおおおおおお！！」ダッダッダッダッダッダ

（ジエンの上を駆けてくる）

ドオオオオオオオオオオン

カーブー「なんだ

ジエンの背中から何かが飛び出た！？」ちらっ（空を見る）

ヒュルルルルルルルルルルルル（縦に回転する砲弾）

カーブー「あの先は・・・気球船・・！！駄目だ！！よけろぉおおおおおおおお！！」

トスッ

（気球に刺さる）

カーブー「！！」

ドガアアアアアアアアアアン！！

～撃龍船ブリッジ

マナブ「なんの爆発音だ！？」

パソコン「分からない！けど、空で何かが爆発したようだよ！！」

パラパラパラパラ・・・・

カーブー「なんということを・・・・・・許さん！！」キッ

砲撃ジジイ「ナイスショットじゃ～！！ぶわははははは！！」

操舵ジジイ「ギルドの犬どもめ！！砂漠の艦隊の力を思い知ったかぞい～！！」

燃焼ジジイ「ぞいぞい～！！火竜の業火など比べ物にならん戦火の炎を纏い灰となるんじゃ～！！イッツアーバーニング！！がっはっはっはっはっは！！」

ショットリーパー「でかしたぞ、砲撃ジジイ。これで少しは時間稼ぎも出来よう。さて・・」ちらっ

カーブー「貴様ぁああああああああああああ！！」ダッダッダッダッダッダッ

ショットリーパー「真っ向勝負とは小僧、若いな！！安心しろ！！貴様らもすぐに砂の藻屑と化してやろう！！」スチャッ（右腕のヘビーボウガンを構える）

カーブー「張虎！！」ゴイン

（抜刀攻撃）

ショットリーパー「ハッハッハッハッハ！！砂漠の海でジョーズを見れるとはな！！」

カーブー「ウォーターシャークだぁああああああああああ！！」

ブシャアアアアアアアアアア
（ご存知、張虎の口から大量の放水が出るシャークの必殺奥義）

ショットリーパー「なんだとぉ

」

ズバアアアアアアアアアアアア（直撃）

ショットリーパー「うおおおおおおお！！」ズズズズズ・・・（放水に圧される）

カーブー「噛み殺せぇえええええ！！張虎ぉおおおおおお！！」

グン

（突き）

張虎「ガアアアアアアアアアアア！！」

ショットリーパー「なんのォオオオオオオオオ！！」

ガシーーーーーーーーン（右腕のボウガンでガード）

カーブー「ちい！！（オートガード！）」

ショットリーパー「散れぇええええええええええ！！」スチャッ（銃口をカーブーに向ける）

カーブー「こっちもガードだ！張虎！！」ガシッ

（ガードの構え）

ショットリーパー「無駄だ」にや

ズドオオオオオオオオオオン

張虎「いてええええええええ！！」ブスッ

（砲弾が顔面に突き刺さる）

カーブー「しまった徹甲榴弾か！！」

ロージー「お兄ちゃああああああああん！！」ダッダッダッダッダッ

（ジエンを駆け上がってくる）

ドガアアアアアアアアアアアアアン

ロージー「きゃああああああ！！」よろ（爆風でよろける）

カーブー「ぐっ・・・・！」クラクラクラ

ショットリーパー「ハッハッハッハッハッハ！！どうした！？たった一発で気絶か！？」

説明しよう

ご存知、徹甲榴弾の爆発は肉質無視ダメージと火属性ダメージからなり、その威力は攻撃力の影響を受けない優れものなのだ！更には減気（げんき）とめまいの蓄積値も持つのだからこれを頭部に狙われるモンスターはたまったもんじゃないのだ！！

カーブー「くそっ・・（めまいが・・！）」ガクーン

（立ち膝をつく）

張虎「立てぇええええ兄者！！」

ショットリーパー「驚愕させたのは最初のその「おもちゃ」だけか？他になにもないなら・・死ね」

スチャッ

（カーブーの頭に銃口をつける）

カーブー「くっ・・・・・・」

ロージー「やああああああああああああ！！」バッ

（狩猟笛を振りかぶってジャンプ）

ショットリーパー「なに！？」

ゴッ

（柄突き）

ショットリーパー「ぐはぁあああああああああああ

」ズデーーーーン

ロージー「今よ！ニャ太郎さん！！」くるっ（撃龍船を見る）

ニャ太郎「お任せあれ！！」カチャッ

（バリスタ射出のスイッチを押す）

スチュウウウウウウウウウウウウウウン

ショットリーパー「！？」

ドスッ（バリスタ弾が右肩に突き刺さる）

ショットリーパー「ぬおおおおおおおおお！！」

ロージー「お兄ちゃん！今のうちに！！」ガバッ

（カーブーを担ぐ）

カーブー「焼きが回ったもんだ・・まさか、お前に助けられるとはな」

ファイヤージンガー「ハッ！これも早朝「柄突きトレーニング」のおかげだな！！」

ショットリーパー「ぐおおおおおおおおお！！」ブシュウウウウ

（バリスタ弾を抜く）

ファイヤージンガー「やべえぞ、お嬢！あのランボー、すげえタフだぞ

」

ロージー「へえこらへえこら

」ずりずり

（カーブーを担いで逃げるのに必死。基本ステミナ不足。推定値－４０ほどか）

カーブー「ロージー・・あそこの背びれにハッチが見える・・・そこに逃げろ」

ロージー「了解

」へえこらへえこら

ショットリーパー「ハッチから艦内に行こうというのか・・そうはさせるか」フラフラ

ニャ太郎「追わせるか！」ギュリギュリギュリ・・（バリスタ方向転換で狙いを定める）

ゴオオオオオオオオ（撃龍船が揺れる）

ニャ太郎「ぬっ・・・！」グラッ

パソコン「前方に大岩だ！！一旦、ジエンから離れて速度を上げるよ！！しっかり掴まってて！！」（伝声管から声がする）

ニャ太郎「くっ、御意・・！！」グラグラッ

ファイヤージンガー「お嬢！早く扉を開けろ！！ランボーが自慢の右腕でぶっ放してくんぞ！！」

ロージー「うるさいわねぇ

お兄ちゃんを担いでるから片手でこの「まあるいクルクル回すやつ（ハッチを開けるあれのこと）」を開けなきゃいけないのよ

おまけにあのでかい人、なんて石頭なの！？あたしの強化仕立ての「おにゅうのユクモの笛」の「持つ所」がひん曲がっちゃったじゃないの！！罪よ！！罪レベルの石頭よ！！」キィ～ッキィ～ッ

（回してる）

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ（揺れる）

カーブー「なんだ！？」グラッ

ロージー「きゃあああああああ

」グラグラッ

ファイヤージンガー「なんだ！？すげぇ揺れんな！！」

ショットリーパー「操舵ジジイ！何事だぁ！？」グラグラッ

操舵ジジイ「前方に大岩じゃ！一旦舵をきって避けるぞい！！」カルルルルルル

（でっかい舵を思いっきり旋回させる）

ファイヤージンガー「今のうちだ！早くハッチを開けろ～！！」

ロージー「わぁってるわよ！！耳元で大きい声出さないでぇ！！」キィ～ッキィ～ッ

ショットリーパー「くそっ！揺れが激しくて照準が合わねぇ！！こうなったら接近戦で殺してやるわ！！」ゆれゆれ

ニャ太郎「ブリッジ！！大岩はまだか！？」グラグラッ

パソコン「もうすぐ・・・・来たよぉ！！しっかり掴まって！左舷側に交わすよぉ！！」カルルルルルルル

ゴオオオオオオオオオオオオ

ショットリーパー「ええい！！忌々しい揺れめ！！」ゆれゆれ

操舵ジジイ「大岩を交わすぞい！！ちいとばかし揺れるが気にするな・・・・Ｙｏ！！」ギュリーーーーーーン

（舵をバカみたいに回す）

ゴオオオオオオオオオオオオ

ロージー「ひえええええええええ

」

カーブー「うおおおおおおおおお

」クラクラ

（目眩効果+振動）

ごちーーーーん（頭同士をぶつける）

ショットリーパー「交わしたか！よしっ・・」スチャッ

（しゃがみ撃ちの体勢）

操舵ジジイ「キャプテン！聞こえるかのう！？たいへんじゃぞい！！」（無線から声がする）

ショットリーパー「なんだ！？」

操舵ジジイ「さきほどの大岩から、人型一名と獣人族一匹の生態反応がソナーで得られたのじゃ！しかもその人型はこっちに飛び乗って来たようだぞい！！」

ショットリーパー「なんだと・・・・・

」くるっ