じじい「寺に布施(ふせ)を行い!!」

じじい「葬祭供養をしてもらう!!」

じじい「それがワシら・・」

じじい「檀家四天王!!


バーーーーーーン


UBU「要するに檀家のおじいさんたちでしょドキドキ




UBUたち一行の前に立ちふさがるのは「檀家四天王」!!果して無事にカーブーを助けることが出来るのか出来ないのか!?とんだ檀家の人たちが読めるのは「あたモン」だけビックリマーク今日も激アツスタート流れ星



$あたちのモンハン日記
UBU「元気だねぇ、おじいさんたち」


$あたちのモンハン日記
ミッチ「呑気なこと言ってる場合じゃないっすよ」


$あたちのモンハン日記
玄竜「坊主の言うとおりだ。こうもしてる間に息子の命が危ない!」


UBU「じゃあ早くひよこ寺に行こうよドキドキ

じじい「させるかぁ!!

じじい「ひよこ寺・檀家秘技!!」

じじい「猛虎旋風脚!!

じじい「ひょひょー!!」

シュタタタタタタタタsss


玄竜「むう・・早い!!」

UBU「うそーえっ周りを凄い速さでグルグルしてるぅ~あせる

ミッチ「目が回るっすぅ~サーーッッ・・・


シュタタタタタタタタsss


~説明しようポイント。
ひよこ寺檀家秘技「猛虎旋風脚」とは、生臭坊主を更生させる為に作られた、四人一組で坊主の周りを虎の如く速さで駆け回り、坊主の度肝を抜き、更に隙あらば杖で引っぱたいて生臭坊主に檀家のありがたみを思い知らせるという集団戦法なのだ!



じじい「ひょひょー!!」

じじい「このワシらの陣を!!」

じじい「どうかいくぐる!?」

じじい「ひょっひょー!!」


シュオーンくるくるシュオーンくるくる


UBU「ひーーえっどうするの!?おじさま!!」

ミッチ「相手はそうは言ってもお年寄り!
うかつに手は出せないっすよ!!」

玄竜「・・・・・・!!」


じじい「そうだぞ!その黄色い猫の坊主の言うとおり!!」

じじい「うかつに年寄りに手を出せば!!」

じじい「老人虐待!!」

じじい「村での評判が下がるぞい!!」


シュオーンくるくるシュオーンくるくる


UBU「えげつない!!なんてえげつない集団殺法なの!!

ミッチ「玄竜殿~あせるどうするんすかぁ~サーーッッ・・・

玄竜「見切ったぁーーーー!!


むんずぐーびっくり


じじい「斉藤さん!!」

じじい「斉藤さんが捕まった!!」

じじい「年寄りに手を出すのかぁ!?」


玄竜「おりゃーーーー!!」


ブーーーーーーーーーンsss


じじい「おわぁ~・・・・・・・・」




キラーーーーーンキラキラ黄色




じじい「斉藤さんが投げられたぞい!!」

じじい「斉藤さぁーーーーーん!!」

じじい「おのれ・・・!!」


シュタタタタタタタタsss


UBU「斉藤さんが投げられて三人になったもののスピードが上がった!!」

ミッチ「なんて年寄りなんだ(。・`Д´・)しゃきん

玄竜「・・・・!!」


シュオーンくるくるシュオーンくるくる


じじい「隙ありぃ~!!」

じじい「ちぇりゃ~!!」


ブーーーーーーーーーーーーンゴルフ


ミッチ「なんか振り下ろしてくるッスよぉ~サーーッッ・・・

UBU「あたち真剣・ガード強化+10ぅ~!!」


ガシーーーーーーーンびっくり


ミッチ「やったッス!!ナイス大剣ガードッス、UBU殿!!」

UBU「なんて年寄りなの!!
ゴルフクラブよ!!ゴルフクラブで若い女の子を殴ろうとした!!



じじい「ひょひょ~!!」

じじい「高齢化社会万歳~!!」


ブーーーーーーーーーーーーンゴルフ


ミッチ「また来るっすよ(。・`Д´・)しゃきん

UBU「てぇ~いぷんぷん


ガイーーーーーーーンびっくり


UBU「ひーーーーえっ
手が・・手がしびれるぅ~あせる


じじい「くっ・・・!!」


玄竜「見切ったぁー!!
手がしびれるのはじじいとて同じ!!隙ありぃ~!!」


むんずぐーびっくり


じじい「門田さんが捕まった!!」

じじい「門田さん!!」


玄竜「うおりゃーーーーーー!!」


ブーーーーーーーーーーーーーーーンsss


じじい「門田さんが投げられた!!」

じじい「着地の時に腰を打たないことを祈るのみ・・・くそー!もう許さん!!」



UBU「まだやる気なのっぷんぷん

ミッチ「とんでもないじいさんたちっす(。・`Д´・)しゃきん


じじい「今度は「ゲートボールのつつくやつ」で引っぱたいてくれるわぁ!!」


UBU「ゲートボールのつつくやつ・・木で作られたあれのことね!!」


じじい「おりゃーーーーーー!!」


いい加減におし!!


ぺちーーーーーーーん手びっくり


じじい「ごげーーーーーーーーー!!」



ズサササササササーーーーーーーsss




玄竜「なんだ・・?」

UBU「初めて見た汗おじいさんが芝生の上をすっとんでいくの」


じじい「だ、誰じゃ~!!」



「そこまでじゃっ婆ちゃん


じじい「げーーーっ!!お福さん!!」


UBU「お福さん・・?」

玄竜「檀家の嫁のばあさんだ」

ミッチ「すごい力のばあさんっすねえー


お福「すまんのう、玄竜殿」


玄竜「いや。それよりひよこ寺で何があったのだ?
そうでなければこのじいさんたちも我らを襲うことなどしなかったはず」


じじい「・・・・ぬう」

お福「もはや隠しきれんじゃろう」

玄竜「・・・・・」

お福「率直に言おう。
玄竜殿、悪いがあんたのせがれには生贄になってもらう!!」

玄竜「生贄となっ!!」ガガーーーンびっくり

お福「そうじゃ・・」

UBU「ちょっと待ってよ!話が全然見えないわあせる

ミッチ「そうっすよ。生贄って、川村の兄貴はなんの生贄にされるんすか?」

お福「説明したら了解してくれるか?」

玄竜「考えてもいいだろう」あっさり

UBU「・・・(さっきまであれほど息子の命がとか言ってたくせに)」




ひゅううううううううううう風





ミッチ「すっとんだおじいさんも集めてきたっすよむぅ


じじい「・・・・」ちんまり

じじい「・・・・」ちんまり

じじい「・・・・」ちんまり

じじい「・・・・」ちんまり


玄竜「うむ。さぁ、何もかも説明してもらおうか」

お福「いいじゃろう」

ズズズーーーお茶

UBU「・・・(外なのにあっついお茶飲んでる)」


お福「ふ~ふん

UBU「・・・(もったいぶるなぁ・・)」

お福「玄竜殿のせがれは現在、ひよこ寺で監禁しておる」

玄竜「やはり・・寺に行っておったか」

UBU「監禁したっていうのは、呪いの面を被ったカーブーにひよこ寺の和尚さんを襲わせないため?」

お福「いや・・・和尚はもうおらん」

玄竜「なんと・・・」

ミッチ「いない・・って?」

お福「先月亡くなったんじゃ」

UBU「そうなんだ・・やっぱり、ガーグァの呪いが関係して?」

お福「餅を喉につまらせてな」




ひゅうううううううううううう風




玄竜「和尚が死んだのは分かった。
それと息子が生贄になるのとどう関係しておるのだ?」

お福「貴殿のせがれが被っておるのは、あの時のガーグァの面・・そうじゃな?」

玄竜「いかにも」

お福「玄竜殿のせがれがあの面を被り、発狂したかのように寺に突っ込んで行く姿を見て、はじめてあのガーグァが復讐しに来たと感じたのじゃ」

UBU「さぞ、けたたましい叫びと共に田んぼ道を突っ切っていったのねドキドキ

ミッチ「まぁ傍から見ればまともじゃないっすよねむぅ

お福「真っ先に寺に向かうのを見てワシら(檀家)は思ったのじゃ。
ガーグァの復讐の対象は、まずは和尚に・・そして次はワシらに来るとな」

UBU「そっかドキドキ
おばあちゃんたちもあのガーグァで出汁をとったお鍋を食べたんだっけ」

じじい「あの絶品の味は忘れまいて・・」

じじい「ああ・・美味かったなぁ」

じじい「この世の味じゃなかったわ」

じじい「今も思い出すのぉ・・じゅるじゅる」

ミッチ「・・・(どんな味だったか気になるっすむぅ)」

玄竜「寺に行った息子を監禁したのはなぜだ?」

お福「第一優先の復讐の対象である和尚がおらんのじゃ。
次はワシらを襲うと思うてな。やられる前にやってやったんじゃ」

UBU「目には目を方式ねドキドキこわぁ~い」

ミッチ「でもよく監禁出来たッスね」

じじい「うむ。シビレ罠の真ん中に、あのガーグァの好物の落雁(らくがん)を置いたのじゃ。そしたら見事に罠に引っかかりよった」

UBU「にわとりになってもカーブーって・・可哀そうドキドキ

玄竜「なぜ監禁しておくのだ?」

お福「あのガーグァは復讐を成し遂げるまで発狂をやめんじゃろう・・。
和尚がいない今、永遠にあのガーグァの復讐は終わらん」

じじい「だからやつが力尽きるまで監禁しておくことに決めたのじゃ」

じじい「憑依した本体であるおぬしのせがれが力尽きるまでな」

じじい「ガーグァの呪いによって発狂が頂点に達した時・・
せがれはガーグァの怨念と共に消滅するじゃろう」

じじい「よもや時間の問題じゃ」

UBU「なんて人たちなの!!自分たちさえよければカーブーの命はどうだっていいっていうの!?おじさまもなんかいいなさいよぷんぷん

玄竜「息子が犠牲で済むのなら・・」

UBU「はい?」

玄竜「息子が犠牲で済むのなら喜んで差し出そう」

UBU「おいっぷんぷんなに考えてんのよ!!」

ミッチ「わかったッス(。・`Д´・)しゃきんガーグァのお寺の人たちへの復讐が終わった次は、自分に復讐に来る可能性があるからっすね!?ガーグァを捕えたのは玄竜殿っすもんね!!」

UBU「そうなの!?おじさまぷんぷん

玄竜「村のお騒がせ男としてしか目立たなかった息子の初の晴れ舞台・・
どうしてこの父が邪魔できるものか」キラーーーーンキラキラ



ひゅうううううううううううう風



UBU「・・・(絶対に嘘だあぁっ?!)」

ミッチ「・・・(絶対に自分が助かりたいだけッスむぅ)」


お福「そういうことで」手さっ

玄竜「商談成立だな」らぶたしっ


UBU「こらー!この人でなしどもめぷんぷん

ミッチ「そうっすよ!これじゃ川村の兄貴がうかばれないッスよむぅ

じじい「こらえるのじゃ!!」ガシッびっくり

じじい「そうじゃ!どら息子一人の命で寺と檀家が守られれば!!」ガシッびっくり

じじい「それに越したことはないのじゃ!!」ガシッびっくり

じじい「寺にはいかせんぞ!!」ガシッびっくり

UBU「ええ~いあせるはなせはなせぇ~怒


みなさぁ~ん



ミッチ「みゅうう?今度は誰っすかむぅ

UBU「あっ!・・・・・好き




$あたちのモンハン日記
UBU「雨音ちゃん!!」


雨音「博士から言付けを受けてきました」

玄竜「麻生さんが・・して、なんと?」

雨音「はい。川村さんが被った呪いの面のことでお伝えしたいことが」

お福「呪いの面がどうしたというのじゃ?」

雨音「可能性はほとんどは無い様ですが、ガーグァの呪いの面を被った者をある条件下の元で放置しておくと・・「咲く」そうです」

UBU「咲く・・?」

ミッチ「お花のことすか?」

玄竜「頭に花が咲くとかな」


あっはっはっはっはっはっは。



雨音「咲くというのは例えで、分かりやすく言うと・・」


UBU「分かりやすく言うと?」


雨音「霊力がパワーアップするそうです」


お福「・・・・・・」

玄竜「・・・・・・」

UBU「それで?その「咲く」条件というのは?」

ミッチ「そうっす。その条件とやらに当てはまらなければ大丈夫ッスよ(´v`)

お福「そうじゃな。どんな条件じゃ?」


雨音「お寺の中で監禁して一定時間放置。
これが条件なのですが、仮にも神聖なるお寺の中でそのような行いをするなんて・・ありえない話だから大丈夫だろうと博士は仰っていました」

UBU「雨音ちゃん・・カーブーはまさにその状態にあるのよドキドキ

雨音「なんと」



しーーーーーーん



玄竜「UBU・・」

UBU「なぁに?おじさまドキドキ


玄竜「今すぐひよこ寺に向かうのだ!!
我ら、ガーグァの復讐の対象の者は襲われてしまうのが嫌だから残念ながら行くことが出来ん!!だが、お前なら平気かもしれん!!
だから・・・だから、お前に息子の命を託すとする!!
さぁ!!行くのだUBU!!息子の命と我らの命はお前に懸かっておるのだぞ!!



UBU「ふざけんなえっへん

ミッチ「つづくっすむぅ





$あたちのモンハン日記