～ダルグレイオス地方
ヒョオオオオオオオオオオ
～猛豚軍に自らが開発した「モンスター型兵器」を略奪された暗黒商会は当然の如く、報復軍を結成。猛豚軍が王国騎士団領に入ったと報告を受けた報復軍隊長ハンニバル＝ハンスは行軍の速度を速める。一方、暗黒商会が報復軍を出撃させるであろうと読んでいたユクモ薔薇十字軍・丞相ＵＢＵは、報復軍を迎撃する為、カーブーらをダルグレイオスに送るのであった。
ビュウウウウウウウウウ
バラン「・・・・・・・・・・」
ヒュオオオオオオオオオオ
バラン「吹雪が変わったか・・
そろそろ・・だとは思うが、お前の見解は？純平」
純平「お前と違って風は読めないが、敵の殺気は感じるぜ。バラン」
紫の暁編・外伝
「氷天の激動」
バラン「よく分かるもんだな、純平」
純平「なに・・ただの勘だよ。確証はない」
バラン「普通なら行軍となりゃあ、多数の人間の臭いが風に乗って、少しは分かるもんだがな・・この吹雪じゃ「風読み」も、たいして役にはたたねぇよ
」
純平「いや。それがあってこその人選さ」
バラン「俺は未だにお嬢さん（ＵＢＵ）の考えることは分からねぇやい。
俺（轟竜）がこの凍てつく寒さの地に相応しいだけだと思ってるが？
最も、グレンのやつじゃ寒がって話にならねぇってのは理解できるけどな」
純平「それを言うなら、うちのビー（ＢＢＢ）も同じだよ」
バラン「なんだよ。結局、寒さに耐えられるかどうかの話かぁ？
だってそうだろ？いつ現れるか分からない敵の軍をこんな所で待ち伏せなんだからな」
純平「こんな所、だからさ。騎士団領に行くには、ここが最も人目に触れず、更に近道だからな。そう読んだのさ。ＵＢＵのやつは」
バラン「ほう。ドンパチの事の予見は外さねぇってことかい
それより、自分の「婚活」でも予想しろって言うか？ハッハッハッハッハ」
「チクるぞ、バラン」
バラン「なっ
」
バーーーーーーーーーン
カーブー「はっはっはっは。冗談だよ」
エリーゼ「それと・・そんなにお喋りばかりしてると、伏兵の意味がないですよ
」
バラン「なんでぇ・・カーブーと中尉さんか。脅かすんじゃねぇよ」
カーブー「はははは歯。そういえば、そこら辺の氷をかじったら、頭がキーンってなったよ。はははは歯」
エリーゼ「川村さんたら、止める間もなくかじるんですもの
まったく・・」
純平「それで？まぁ、その様子じゃ収穫はなしか」
カーブー「ギアノス一匹も見かけなかったな」
バラン「ほんとに暗黒団は来るのかねぇ？」
エリーゼ「仕方ないですよ。私たちだってここに到着して間もないんですから」
バラン「すでに行軍の後・・だったりな」
純平「それはないな。フランソワ隊の話じゃ、猛豚軍が騎士団領に入ったという情報が流れたのは俺たち（薔薇十字）の方が先のはずだからな」
バラン「隠密隊か。すげぇな、局長さん（フランソワ）は。
普段は弁当売りの俺にはさっぱりだぜ」
エリーゼ「猛豚軍が騎士団領に入ったということは・・・
司令官（サムソン）たちも気がかりですね」
純平「そうだな・・。奴らが何の目的もなしに騎士団領に入ったとは思えない」
バラン「向こうは向こうで戦闘してるってのか？
まぁ、最もあっちにゃ騎士団もいるし、サムソンの旦那の出る幕はねぇかもよ」
エリーゼ「それならばいいのですが・・」
カーブー「なぁ、バラン」
バラン「なんだ？」
カーブー「腹・・減ったな」
バラン「・・・・」
エリーゼ「・・・・」
純平「仕方ない。バラン、食事にしようか」
バラン「たいした調理材がねぇんだから、不味くっても文句言うなよ」
カーブー「お前の料理に文句を言うやつはいないよ。なぁ純平」
純平「ああ。この状況でお前の作ったＧＯ！ＧＯ！轟竜カレー風味・・」
「たいへんでちゅう～！！」
カーブー「むっ！あの声は！！」
カーブー「ギギちゃん！！」
ギギ「川村ちゃま！あたちをだっこちゅるでちゅ
」
ぴよ～ん
カーブー「任せろ！！ほいっ！！」だきっ
バラン「ナイスキャッチだ。で？どうした？ギギ」
ギギ「はぁはぁ
その前におみじゅ（お水）をくだちゃい」
バラン「ほらよ。水の入った哺乳瓶だ。カーブー、飲ましてやんな」
カーブー「うむ・・・さぁ、哺乳瓶だよ、ギギちゃん」
ギギ「ちゅみまちぇん！！」ちゅ～ちゅ～
純平「落ち着いたら話を聞かせてもらおうかな、ギギ」
ギギ「あいっ！暗黒団の行軍がこっちにしぇまってきてまちゅ！！」
エリーゼ「本当ですか！？」
ギギ「あいっ！このダルゲレイオチュにちゅむ（住む）地元のギギネブラに聞きまちた！人間がいっぱい向かっているって言ってまちた！！」
バラン「どう思う？純平」
純平「その情報は信じたいな・・・。
そのギギネブラから、敵の総大将らしき人物を見たかどうか聞いたかい？」
ギギ「あいっ！人の群れの先頭にはバトルスーチュを着た、猫族がいたちょうでちゅ！！」
純平「バトルスーツ・・・なるほど。フフ・・・俺はついてるな。
ここに派遣してくれたＵＢＵに感謝をするべきだな」
バラン「どうしたんだ？純平」
純平「いや。それより急ごう！
ごちそうを食べるのは敵を討ってからだ！！」
カーブー「燃えるぜ！！」
純平ＶＳハンスの再戦が繰り広げられる！？
それにしても・・燃えるぜってカーブー・・
大丈夫なの・・？
こっちでもあたちの出番はないのですとな！？
でも主人公はあたちなのよ
ちょえー！！
ヒョオオオオオオオオオオ
～猛豚軍に自らが開発した「モンスター型兵器」を略奪された暗黒商会は当然の如く、報復軍を結成。猛豚軍が王国騎士団領に入ったと報告を受けた報復軍隊長ハンニバル＝ハンスは行軍の速度を速める。一方、暗黒商会が報復軍を出撃させるであろうと読んでいたユクモ薔薇十字軍・丞相ＵＢＵは、報復軍を迎撃する為、カーブーらをダルグレイオスに送るのであった。
ビュウウウウウウウウウ
バラン「・・・・・・・・・・」
ヒュオオオオオオオオオオ
バラン「吹雪が変わったか・・
そろそろ・・だとは思うが、お前の見解は？純平」
純平「お前と違って風は読めないが、敵の殺気は感じるぜ。バラン」
紫の暁編・外伝
「氷天の激動」
バラン「よく分かるもんだな、純平」
純平「なに・・ただの勘だよ。確証はない」
バラン「普通なら行軍となりゃあ、多数の人間の臭いが風に乗って、少しは分かるもんだがな・・この吹雪じゃ「風読み」も、たいして役にはたたねぇよ
」純平「いや。それがあってこその人選さ」
バラン「俺は未だにお嬢さん（ＵＢＵ）の考えることは分からねぇやい。
俺（轟竜）がこの凍てつく寒さの地に相応しいだけだと思ってるが？
最も、グレンのやつじゃ寒がって話にならねぇってのは理解できるけどな」
純平「それを言うなら、うちのビー（ＢＢＢ）も同じだよ」
バラン「なんだよ。結局、寒さに耐えられるかどうかの話かぁ？
だってそうだろ？いつ現れるか分からない敵の軍をこんな所で待ち伏せなんだからな」
純平「こんな所、だからさ。騎士団領に行くには、ここが最も人目に触れず、更に近道だからな。そう読んだのさ。ＵＢＵのやつは」
バラン「ほう。ドンパチの事の予見は外さねぇってことかい
それより、自分の「婚活」でも予想しろって言うか？ハッハッハッハッハ」
「チクるぞ、バラン」
バラン「なっ
」バーーーーーーーーーン
カーブー「はっはっはっは。冗談だよ」
エリーゼ「それと・・そんなにお喋りばかりしてると、伏兵の意味がないですよ
」バラン「なんでぇ・・カーブーと中尉さんか。脅かすんじゃねぇよ」
カーブー「はははは歯。そういえば、そこら辺の氷をかじったら、頭がキーンってなったよ。はははは歯」
エリーゼ「川村さんたら、止める間もなくかじるんですもの
まったく・・」
純平「それで？まぁ、その様子じゃ収穫はなしか」
カーブー「ギアノス一匹も見かけなかったな」
バラン「ほんとに暗黒団は来るのかねぇ？」
エリーゼ「仕方ないですよ。私たちだってここに到着して間もないんですから」
バラン「すでに行軍の後・・だったりな」
純平「それはないな。フランソワ隊の話じゃ、猛豚軍が騎士団領に入ったという情報が流れたのは俺たち（薔薇十字）の方が先のはずだからな」
バラン「隠密隊か。すげぇな、局長さん（フランソワ）は。
普段は弁当売りの俺にはさっぱりだぜ」
エリーゼ「猛豚軍が騎士団領に入ったということは・・・
司令官（サムソン）たちも気がかりですね」
純平「そうだな・・。奴らが何の目的もなしに騎士団領に入ったとは思えない」
バラン「向こうは向こうで戦闘してるってのか？
まぁ、最もあっちにゃ騎士団もいるし、サムソンの旦那の出る幕はねぇかもよ」
エリーゼ「それならばいいのですが・・」
カーブー「なぁ、バラン」
バラン「なんだ？」
カーブー「腹・・減ったな」
バラン「・・・・」
エリーゼ「・・・・」
純平「仕方ない。バラン、食事にしようか」
バラン「たいした調理材がねぇんだから、不味くっても文句言うなよ」
カーブー「お前の料理に文句を言うやつはいないよ。なぁ純平」
純平「ああ。この状況でお前の作ったＧＯ！ＧＯ！轟竜カレー風味・・」
「たいへんでちゅう～！！」
カーブー「むっ！あの声は！！」
カーブー「ギギちゃん！！」
ギギ「川村ちゃま！あたちをだっこちゅるでちゅ
」ぴよ～ん
カーブー「任せろ！！ほいっ！！」だきっ
バラン「ナイスキャッチだ。で？どうした？ギギ」
ギギ「はぁはぁ
その前におみじゅ（お水）をくだちゃい」
バラン「ほらよ。水の入った哺乳瓶だ。カーブー、飲ましてやんな」
カーブー「うむ・・・さぁ、哺乳瓶だよ、ギギちゃん」
ギギ「ちゅみまちぇん！！」ちゅ～ちゅ～
純平「落ち着いたら話を聞かせてもらおうかな、ギギ」
ギギ「あいっ！暗黒団の行軍がこっちにしぇまってきてまちゅ！！」
エリーゼ「本当ですか！？」
ギギ「あいっ！このダルゲレイオチュにちゅむ（住む）地元のギギネブラに聞きまちた！人間がいっぱい向かっているって言ってまちた！！」
バラン「どう思う？純平」
純平「その情報は信じたいな・・・。
そのギギネブラから、敵の総大将らしき人物を見たかどうか聞いたかい？」
ギギ「あいっ！人の群れの先頭にはバトルスーチュを着た、猫族がいたちょうでちゅ！！」
純平「バトルスーツ・・・なるほど。フフ・・・俺はついてるな。
ここに派遣してくれたＵＢＵに感謝をするべきだな」
バラン「どうしたんだ？純平」
純平「いや。それより急ごう！
ごちそうを食べるのは敵を討ってからだ！！」
カーブー「燃えるぜ！！」
純平ＶＳハンスの再戦が繰り広げられる！？
それにしても・・燃えるぜってカーブー・・
大丈夫なの・・？
こっちでもあたちの出番はないのですとな！？
でも主人公はあたちなのよ
ちょえー！！