「ねぇ、ジークムント、アイザックゥ~」
「ん・・?」
「なんだよ、イオ」
「あたし達、大人になっても一緒にいれるよねぇ
」「またその話しか?イオ」
「あはははは!バカだな、イオは」
「ああしてよ!
」「俺たちゃまだ子供だぜ?大人になってからの事なんか分からねぇよ

なぁ?ジークムント」
「そうでもないぞ?アイザック。俺は父を越える国王になってみせる。
それはもう決まってるんだぞ」
「ほらぁ!さすがジークムントね

「しょうらい」をきちんと考えてるもの」
「ちぃ~
どうせ俺は頭が悪いですよ」「頭の問題じゃないわよ

そういうの「こころざし」って言うんだってお父様が言ってたもの。
ねぇ~
ジークムントォ~」「そうだぞ、アイザック。お前と俺は母は違えど立派な王族なんだ。
誇りをもっと持て」
「へへーんだ
俺は王宮の生活に興味はないんでぇ」「じゃあ、どうするの
」「俺はハンターになるのだ」
「フッ・・」
「バカみたい
」「うるせぇーの!いいの!俺はハンターになるんだい!」
「ハンターになってどうするの
」「うーーーーーーーーんんんっっっ!と、強くなって、
ジークムントが王様になった時に助けてやるよ

あちょー!ってな」
「それは頼もしいな」
「バカみたい
男の子って、野蛮よ」「野蛮こそハンターに必要なスキルなんだぞぉ~!ちょえー!!」
「きゃあああああ
」「スキル「スカートめくり+10」だぞ
」「ぐぬぬぬぬぬ・・・」
「逃げた方がいいぞ。アイザック」
「はえ?」
「絶対に許さない!!生涯かけて責任取って貰うからね
」ぺちーーーーん


「いたい!!うわーーん」
「そんなことで泣いてる様じゃ・・強くはなれないぞ・・」
「わっはっはっはっは

あたしが一番つおいのだ」
「うへーーーん
」懐かしいなぁ・・・
なんでこんな時にこんな事・・
今頃、思い出すんだろう・・・
そっか・・・・俺・・・
撃たれたんだ・・っけ・・
「アイザック!!
アイザック!!
返事をしてぇぇぇぇぇ!!」
「あたちのモンハン日記」
~紫の暁編
シュウウウウウウウ・・・


「・・・・・・・・・・・・・・・・」
モクモクモク・・・・・・

猫兵「なんだ
煙幕か!?」猫兵「まずい!太子共を逃すなぁぁぁぁぁ!!」
ゲルハルト「ニャンニャイ・・
(煙幕・・・いや・・・ケムリ玉!!そうか!サムソンの野郎か!!)」
モクモクモク・・・・

ゲルハルト「シャアアア!!(太子様!今のうちです!!退却の号令を!!)」
ジークムント「うむ!
イオ!アイザックを担いで後退しろ!!
前線の部隊は私と共にイオを援護!!ゲルハルト殿、退避の支援を!!」
ゲルハルト「シャアアア!(アクセル!イオとアイザックを担いで退却だ!!)」
アクセル「ちきしょおおお!!」
イオ「アイザック!アイザック!!」
ババババババババババババババ

ジークムント「後退しつつ狙いを外すなぁぁ!!決して後方に銃撃を通してはならぬ!!」
「ハッ!太子様も我らの後ろに!」
「ぐわぁぁぁぁ
」ジークムント「くそぉ!当たるなよ!!」
ババババババババババババババ

猫兵「逃がすなぁぁぁ!!撃ち尽くせぇぇぇぇ!!」
チュンチュン

アクセル「イオーー!決して後ろを見るんじゃねぇぞ!!」ズルズル
イオ「アイザック・・・アイザック・・!!」
チュン

ゲルハルト「ニャアアア!(イオ!アイザックの脈は!?)」
イオ「・・・・

あります・・・あります!!」
ゲルハルト「シャアアア!(だろうな!よく見てみろ!撃たれてるが血は出てないだろ!?)」
イオ「そういえば・・!」
ババババババババババババババ

「太子様!お下がりを!しんがりは我らにお任せを!」
ジークムント「すまん!」バッ
猫兵「追撃しろ!敵は街の中に身を隠すつもりだ!」
猫兵「隊長、後続の人型志願兵の軍が押し寄せて来ております!」
猫兵「ええい!!たかが人型の素人兵ごとき、なぜ蹴散らせんのだ!?」
猫兵「この煙幕は後方より発生している模様!おそらく人型のしわざかと!」
猫兵「バカではないという証拠か!」
シュウウウウウウウウ
サムソン「絶やすことなくケムリ玉を地面に叩きつけろ!!
都の一般市民が全て退去するまでだ!!」
志願兵「ハッ!」
サムソン「いいか!敵影が見えたら躊躇することなく発砲しろ!」
志願兵「みんな!サムソン殿を信じろ!!
一般市民を撃つような者は王国騎士団にあらず!
俺たちが憧れて入団した真の騎士団じゃねぇ!!」
志願兵「そうだそうだ!それにアイツらは正式な王族猫騎士団じゃねぇんだろ!?」
サムソン「如何にも!奴らこそ内紛の元凶!クーデターの真犯人共だ!!
貴殿らの戦いはこの、元騎士団長サミュエル・アンダーソンが容認する!!
いいかぁ!!国を滅ぼす元凶を都より排除するのだぁぁぁぁ!!」
うおおおおおおおおおお!!
志願兵「すげぇ・・・サムソン殿!これが聖戦・・真の戦士の雄叫びなのですね!!」
サムソン「左様!気合で獰猛な猫族を押すのだ!」
志願兵「はい!!
それとサムソン殿、先ほどは一体「何を」狙撃したのでありますか!?」
サムソン「ドラ息子だ!全く・・見ておれん!!」
志願兵「??」
ババババババババババババババ

イオ「アイザック!?聞こえる!?ねぇ!アイザック!!」
ゲルハルト「ニャアアア!(無駄だ!アイザックに顔を近づけてみろ!!)」
イオ「??」スッ
アクセル「なんだってんだよ!?アイザックは生きてんのかぁ!?」
イオ「・・・・・」
アイザック「すぅ・・すぅ・・・」
イオ「!!
」ゲルハルト「ニャン(どうだ?安心したか)」
イオ「これは・・・ひょっとしてアイザックが撃たれたのは・・」
ゲルハルト「にゃんにゃ(そう「睡眠弾」だ)」
アクセル「ああ!?どういうこってぇ!?敵が弾を間違えて撃ったてぇのか!?」
ゲルハルト「ニャン(さぁな・・だが分かるのは敵を攪乱させ俺たちを逃がそうとしてるバカが敵にいるってことだ)」
アクセル「ああ!?」
イオ「そっか・・・おじさま・・!おじさまの仕業ね!!」
ゲルハルト「ニャン
(たぶんな)」アクセル「サムソンだぁ!?じゃあ何でアイザックを撃ったんだ!?」
ゲルハルト「にゃー
(もたついてたからだろ?敵に狙撃される前に睡眠弾で後方から撃ったんだろ)」アイザック「すぅ・・すぅ・・」
イオ「おじさま・・・よく・・!」
アイザック「むにゃむにゃ・・・
イオ・・・ごめんよ・・・俺もキケロの旦那の所に・・ぐがぁ
」イオ「・・バカ・・・ほんとに・・・・みんなバカばっかりなんだから!」くすん
アクセル「はははははは!!天命は俺たちを見捨ててねぇってことか!!
さて!広場を抜けるぞ!!どうする!?ゲルハルト!!」
ゲルハルト「ニャー!(どこか安全な建物に入る!)」
~都心部
「広場で銃撃戦だってよ!?」「マジかぁ!?」
ドドッドドッ・・ドドッドドッ・・
「おい!それにさっき、都にモンスターが入るのを見たって奴もいるぜ!?」
「らしいな!どうなってんだよ!!まったく!!」
「避難勧告が出る前に逃げ出した連中が正解だったって訳さ!」
ドドッドドッ
ドドッドドッ
「どうすんだ!?今から家にいる家族連れて逃げんのかよ!?どこに!?」
「とにかくみんな家族の下に・・・なっ
」
アイオロス「一般市民は安全な所に退避して!!いいね!!」
ベップ「以上、ギルドの特別捜査官でした!あ、これ手帳ね」サッ

ニャ太郎「郊外の緊急避難用のシェルターを使え!!」
ドッドッドッドッドッドッド

「・・・・・・・・・・・・」
「モンスター・・・?」
「なんだったんだ・・今の・・人と猫が背中に乗ってたぜ・・?」
「お、おい!それより聞いたか!?」
「ああ!そうだ・・こんな時の為の緊急用シェルターがあるじゃないか!」
「よし!都中に広めようぜ!!それから家族を連れて避難だ!」
ドッドッドッドッドッドッド

アイオロス「もうすぐで都を抜けるよ!こっちでいいんだね!?」
ニャ太郎「ハッ!郊外の森林地帯へ!!」
ベップ「ニャ太郎殿、先程はよく避難シェルターの場所をご存知でしたな!?」
ニャ太郎「二週間ほど前より領内を調査していましたが故、この様な緊急時の為の地下シェルターも事前に知ることが出来ました」
アイオロス「懸命な判断だよ。それと君の部下は今はどこに?」
ニャ太郎「元王国騎士団長の後方支援に!
貴殿らには先の革命での討伐軍総司令官と言った方がいいですかな」
ベップ「討伐軍総司令・・・サミュエル・アンダーソンの事ですな!?」
アイオロス「それは心強い。どうにか王宮の方に回ってくれると僕らとしては助かるんだけど・・。
そうもいかないね。彼は都に?」
ニャ太郎「ハッ。志願兵に扮装し猛豚軍を見張ると自ら。
我が部下は今頃、正式な王族猫騎士団を説得し、サムソン殿の援護に向かっていれば計画通りかと」
ベップ「では都方面はなんとかなりそうですな!」
アイオロス「そうだね・・・おや。あの嫌な感じの狼煙は何かな・・」
ニャ太郎「敵の兵器始動の合図では!?急ぎましょう!!」
アイオロス「やれやれ。いち捜査官のする仕事の範囲を越えるね、きっと」
ベップ「無事に終わったら特別休暇を貰いましょう!!」
アイオロス「だね」
ドッドッドッドッドッドッド

~都心部・中央広場
ババババババババババ

猫兵「隊長!駄目です!太子の軍勢は都に逃げ込みました!」
猫兵「ええい!この小賢しい煙幕さえ無ければ!!」
猫兵「軍を分割して都に兵を送りますか!?」
猫兵「それこそ敵の思うつぼだ。散り散りになった我が隊を撃つつもりだろう」
ドガーーーーーン

猫兵「ぐわあああああああ」
猫兵「くそっ・・後続の人型の仕業か!」
猫兵「大砲を奪われたようです!」
猫兵「しんがりの部隊は何をしているのだ!?
これではカレン隊長に会わせる顔がないままだぞ!!」
猫兵「ひとまず奴らを蹴散らしま・・・」
ズドーーーーーーーーン

猫兵「ぐはぁ
」猫兵「ええい!たかが人型がぁ!!
貴様らの時代が終焉を迎えようとしている事になぜ気づかぬか!撃ち殺せぇぇぇ!!」
ババババババババババ

志願兵「うわぁぁぁぁ!!」「ぐふっ・・!」
サムソン「片手剣部隊!前線へ!
シールドで後方の銃撃隊をガードしろ!!」
志願兵「サムソン殿!広場の市民は皆、避難した模様です!
猫族と銃撃戦を繰り広げていた軍も撤退と!!」
サムソン「ほむ!でかしたぞ!!もうマスクは必要ないわ!!」
ガバッ
サムソン「ふぅ~
さて!!」ザッ


「皆のもの!これより本格的な死地に入る!!
愛するものを守る為に、その気高い騎士団の誇りを捧げよ!!」
To Be Continued

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