~聖猫騎士団本拠地「ニャンガス城」
「まさに群雄割拠・・・・・」
鉄平「・・と呼ぶにふさわしい」
ロベスニャエール「まさしく・・。我々の聖なる革命に便乗し金儲けを目論む下衆な集団。忠も義もなく己の野心を世界に押しつけようとする私事の軍隊。そして目的不明の謎の軍もまた然り・・」
鉄平「気になるか?ユクモ薔薇十字が」
ロベスニャエール「掴みとろうとするとすぐさま消えてなくなる・・。それが私の薔薇十字に対する見解です」
鉄平「ふふふふ。老子好きの君ならではの評か」
ロベスニャエール「予測不可能のものは我が軍略には入れません。少なくとも今はまだ」
鉄平「案ずるなロベスニャエール。今だそなたの描いた戦略は何一つ崩れてはおらん」
ロベスニャエール「はい。このニャンガスは何人たりとも落とせません。すべての敵の兵力をこの籠城策で根こそぎ削り、屠り、跡形もなく消しさりましょう」
鉄平「頼もしい限りだな宰相。して貴君の最も頼りにする疾風隊だが?」
ロベスニャエール「今頃、猫牢関を南から攻め時間を存分に稼いでおります」
鉄平「マクシミリア伯。彼がこの革命で最も戦場を駆け抜けている将だな」
ロベスニャエール「はい。彼が居なくなれば私は羽のもがれた鳥。マクシミリアという翼があるからこそ私は羽ばたいて、この戦場を天より眺め軍略を安心して描けるのです」
鉄平「フランソワも・・彼の下にあずけたのはここより安全だから・・か?」
ロベスニャエール「はい。ここニャンガスは初めより最終決戦の場所として描いていました。疾風隊にいればマクシミリア、風魔ニャ太郎、そして総帥の盟友、一也殿が守ってくれます」
鉄平「フランソワも辛いな・・」
ロベスニャエール「・・・・」
鉄平「それだけの素晴らしい者らに守られ、借りを作らねばならん。別に貴君のやり方を批難しておるわけではない。それもまた愛するが故・・」
ロベスニャエール「私は情けない男です。自分の愛する者もこの手で守ってやれぬのですから。
が、それもすべてはこの革命を成功させるためが故!!」
鉄平「・・・・フフフ」
ロベスニャエール「・・?」
鉄平「私もまたこの群雄割拠を翔る一匹の鳥・・。貴君という翼がなければ一人では飛ぶこともできん」
ロベスニャエール「総帥・・・」
伝令「総帥、猫牢関より伝令!疾風隊が壊滅!!各将軍らの生死は不明とのこと!!」
ロベスニャエール「・・・・・!!!!」
~その知らせより半日前・・猫牢関
バババババババババ
鮫島「ていりゃああ!せりゃあああ!!ほいやああ!!」
キンキンカキンコンキン
猫兵「にゃんにゃんだあの兵士は!鉄砲隊の弾を全て刀で弾き返しているにゃ!」
マクシミリア「突進を許すな!集中砲火!てぇぇぇぇぇぇ!!」
猫兵「はいにゃ!!」
バババババババババババ
「秘技!サンフランシスコ風・打ち返しの術!!」
カキーーーーーーーーン
マクシミリア「くっ・・!!(弾丸をはじき返した!?しかも私を狙って!!)」
ヒュウウウウウウウウウウウウ
マクシミリア「ええい!!」バッ
ひらり(弾き返された弾をジャンプバック転で交わすマクシ)
チラ(空中で一回転して交わしながらも弾を目で追うマクシ)
ギュオオオオオオオン(弾の視点に切り替わる)
猫兵「!!」
グサッ(弾はそのままマクシの後ろにいた猫兵の眉間に突き刺さる)
ドオオオオオオ・・・・ン(弾は頭を貫通。額に弾道の穴がぽっかり開く)
バタアアアア・・・・ン(前かがみで倒れる猫兵)
スタッ
「全軍!突撃開始!!」
うおおおおおおおおおおお!!!!
ドドドドドドドドドドドドドド
暗黒団兵「突進してくるぞぉぉぉぉぉ!!!」
コール「慌てるな!!今度はこっちが一斉射撃で迎え撃てぇぇぇぇ!!!」
ババババババババババババ
チュンチュンチュン
鮫島「うまい!!(さすが戦巧者と呼ばれるマクシミリア伯!ここで全軍突進で乱戦に持ち込むかぁぁぁ!!ならばこちらも・・)」
「でやあああああああああああああ!!!」
ドオオオオオオオオオン
ついに両軍相見える!!
その決戦の行方は!?勝利の女神はどちらに微笑むのか!!
そして君は宇宙(そら)の涙を見る
ニャンコの歴史がまた1ページ・・☆彡
「まさに群雄割拠・・・・・」
鉄平「・・と呼ぶにふさわしい」
ロベスニャエール「まさしく・・。我々の聖なる革命に便乗し金儲けを目論む下衆な集団。忠も義もなく己の野心を世界に押しつけようとする私事の軍隊。そして目的不明の謎の軍もまた然り・・」
鉄平「気になるか?ユクモ薔薇十字が」
ロベスニャエール「掴みとろうとするとすぐさま消えてなくなる・・。それが私の薔薇十字に対する見解です」
鉄平「ふふふふ。老子好きの君ならではの評か」
ロベスニャエール「予測不可能のものは我が軍略には入れません。少なくとも今はまだ」
鉄平「案ずるなロベスニャエール。今だそなたの描いた戦略は何一つ崩れてはおらん」
ロベスニャエール「はい。このニャンガスは何人たりとも落とせません。すべての敵の兵力をこの籠城策で根こそぎ削り、屠り、跡形もなく消しさりましょう」
鉄平「頼もしい限りだな宰相。して貴君の最も頼りにする疾風隊だが?」
ロベスニャエール「今頃、猫牢関を南から攻め時間を存分に稼いでおります」
鉄平「マクシミリア伯。彼がこの革命で最も戦場を駆け抜けている将だな」
ロベスニャエール「はい。彼が居なくなれば私は羽のもがれた鳥。マクシミリアという翼があるからこそ私は羽ばたいて、この戦場を天より眺め軍略を安心して描けるのです」
鉄平「フランソワも・・彼の下にあずけたのはここより安全だから・・か?」
ロベスニャエール「はい。ここニャンガスは初めより最終決戦の場所として描いていました。疾風隊にいればマクシミリア、風魔ニャ太郎、そして総帥の盟友、一也殿が守ってくれます」
鉄平「フランソワも辛いな・・」
ロベスニャエール「・・・・」
鉄平「それだけの素晴らしい者らに守られ、借りを作らねばならん。別に貴君のやり方を批難しておるわけではない。それもまた愛するが故・・」
ロベスニャエール「私は情けない男です。自分の愛する者もこの手で守ってやれぬのですから。
が、それもすべてはこの革命を成功させるためが故!!」
鉄平「・・・・フフフ」
ロベスニャエール「・・?」
鉄平「私もまたこの群雄割拠を翔る一匹の鳥・・。貴君という翼がなければ一人では飛ぶこともできん」
ロベスニャエール「総帥・・・」
伝令「総帥、猫牢関より伝令!疾風隊が壊滅!!各将軍らの生死は不明とのこと!!」
ロベスニャエール「・・・・・!!!!」
~その知らせより半日前・・猫牢関
バババババババババ
鮫島「ていりゃああ!せりゃあああ!!ほいやああ!!」
キンキンカキンコンキン
猫兵「にゃんにゃんだあの兵士は!鉄砲隊の弾を全て刀で弾き返しているにゃ!」
マクシミリア「突進を許すな!集中砲火!てぇぇぇぇぇぇ!!」
猫兵「はいにゃ!!」
バババババババババババ
「秘技!サンフランシスコ風・打ち返しの術!!」
カキーーーーーーーーン
マクシミリア「くっ・・!!(弾丸をはじき返した!?しかも私を狙って!!)」
ヒュウウウウウウウウウウウウ
マクシミリア「ええい!!」バッ
ひらり(弾き返された弾をジャンプバック転で交わすマクシ)
チラ(空中で一回転して交わしながらも弾を目で追うマクシ)
ギュオオオオオオオン(弾の視点に切り替わる)
猫兵「!!」
グサッ(弾はそのままマクシの後ろにいた猫兵の眉間に突き刺さる)
ドオオオオオオ・・・・ン(弾は頭を貫通。額に弾道の穴がぽっかり開く)
バタアアアア・・・・ン(前かがみで倒れる猫兵)
スタッ
「全軍!突撃開始!!」
うおおおおおおおおおおお!!!!
ドドドドドドドドドドドドドド
暗黒団兵「突進してくるぞぉぉぉぉぉ!!!」
コール「慌てるな!!今度はこっちが一斉射撃で迎え撃てぇぇぇぇ!!!」
ババババババババババババ
チュンチュンチュン
鮫島「うまい!!(さすが戦巧者と呼ばれるマクシミリア伯!ここで全軍突進で乱戦に持ち込むかぁぁぁ!!ならばこちらも・・)」
「でやあああああああああああああ!!!」
ドオオオオオオオオオン
ついに両軍相見える!!
その決戦の行方は!?勝利の女神はどちらに微笑むのか!!
そして君は宇宙(そら)の涙を見る
ニャンコの歴史がまた1ページ・・☆彡