「て、敵・・は、発見!こ、殺す!
ぷぎいいいいいいいいいいいい!!!!」
最凶!?猛豚がサムソン軍団、グレンジャガーを襲う!
果たして勝つのはどっちだ!?
劉珍「ひぃ~なんて馬鹿デカイ声なんだ
それになんすかぁ~あのブタ猫?グレンさんやっちまってくださいよ」
グレンジャガー「あれは猛豚だ」
劉珍「もう・・とん?」
エリーゼ「え!?で、ではあれがたった独りで薔薇十字に降った猫兵200余りを殺害したという・・!?」
グレンジャガー「それだけじゃねぇぜエリーゼちゃん。
あの野郎はアモンをはじめニャン国無双の真田芋助、更には姫姉とこの三人を相手に一歩も譲らなかったとんでもねぇやつだよ」
劉珍「ええーーーー」
サムソン「ほむなるほど。ジャック・ルーめ!とんでもないのを寄こしおったな」
猛豚「し、侵入者は、こ、殺す・・」
ズンズンズンズン
サムソン「ゲルハルト!中尉と劉珍を頼むぞ」
ゲルハルト「にゃー(任せろサミュエル)」
グレンジャガー「あのアモンをブン投げたっていう怪力はどれほどか・・
見せてもらおうじゃねぇかぁ!!」
ブワッ
「もぎいいいいいいいいいい!!」
グレンジャガー「漆黒の爪を喰らいやがれ!!」
ガシーーーーーーーーン
サムソン「な、なんと!圧倒的に大きいグレンの一撃を受け止めおった!」
猛豚「ぽぎいいいいいいいいいいいいい!!!!」
ブン
エリーゼ「な、投げた!!」
ズザザザザアアアアアアア
グレンジャガー「ふん噂どおりの怪力だな!」
劉珍「な、なんてやつだぁ~」
サムソン「援護するぞい!そりゃああああああ!!」
ドカァァァァァァァァァン
劉珍「やったぁ!司令官お手製の拡散弾+10が直撃だ!!」
ゲルハルト「にぃ~(どうかな・・!)」
プスプスプスプスプス・・・
猛豚「わ、我は・・りゅ、龍豚なり」
サムソン「ほむ!これはまずいな」
エリーゼ「ゲルハルト中尉、「りゅうぶた」って何ですか?」
ゲルハルト「にゃいにゃい(さぁな・・ただ自分と龍を見合わせてるんじゃないのか?自分は龍のように強いんだという暗示か何か・・な)」
グレンジャガー「クソ親父!ひっこんでろ!てめぇの援護なんぞ必要ねぇぞ!!」
サムソン「黙れぇ!おぬしに任せては皆やられてしまうわ!!」
グレンジャガー「ぬかせ!やっぱりてめぇから殺しておくべきだったな!!」
劉珍「あわわわわわ・・今はケンカしてる場合じゃ・・」
ゲルハルト「にゃいにゃい?(エリーゼ、何か策はないか?)」
エリーゼ「罠・・罠を使ってみては!?」
ゲルハルト「にゃー(そうか。すっかり俺らの概念じゃモンスター相手にしか罠を使わないと考えちまうが・・まぁアイツも十分、モンスターだがな)」
エリーゼ「ゲルハルト中尉!それに少尉!急いで罠の素材を探しにいきましょう!!」
劉珍「よしきたぁ!!」ダッ
猛豚「もぎいいいいいいいい!!!!」
ドスドスドスドスドス
サムソン「それ!油断をするなグレン!来るぞ!」
グレンジャガー「わかってらぁ!!喰らえ!!」
ブン(尻尾ぶん回し)
猛豚「ぽぎぃ!」
くるりん
グレンジャガー「ちぃっ!!」
猛豚「ぼげええええええええ!!!!」
びゅん
サムソン「危ない!!」
ズシャアアアアアアアアア
グレンジャガー「!!」
猛豚「もぎいいいいいいいい!!!!」
迫り来る猛豚の猛攻!!
グレンをかばいサムソンが傷を負う!!
果たして激闘の行方は・・・!?