「イビル・ジョーラーメン、もやしクソ煮込み味風味・強力太麺(ごうりきふとめん)お待ちぃ~!!」
まなぶ「店長、こちら「マグマ坦坦麺~辛さボルケーノ」、一個追加です!」
つとむ「店長~!こっちは「本日のオススメ・ふわっと火薬草で包んだアツアツ溶岩の小龍包」五つ追加でぇ~す!」
まさひこ「ハイヨォ~」
一也「大変そうだニャ?何か手伝おうかニャ?」
まさひこ「オオ、スマナイ、カズヤシンキ ニメイサマニ ミズヲ ハコンデ クレ」
一也「OKにゃ~」
まさひこ「フフ・・コリャア、ミンナノ バイトダイ、アップシテヤラニャ~イカンナ・・オット!」
ガシャーーーーン
まなぶ「店長、大丈夫っすかぁ!?」
まさひこ「ああ・・サラヲワッチマッタ・・」
つとむ「珍しいっすね店長がお皿割るなんて」
まさひこ「・・・・・・」
まなぶ「店長?」
まさひこ「ン?アアダイジョウブダ」
一也「さぁ、すぐ片付けて、どんどん料理を運ぶにゃ」
つとむ・まなぶ「おおーー」
まさひこ「・・・・・(ナニカ、フキツナコトガ、オコラナケレバ、イイガ・・マサカ、UBUノミニ、ナニカ・・)」
・・・・
・・・・・
・・・・・・・
ひゅうううううう
「ぴ~や、ラスタ、ぴ~やぁ」
「ぷー(言わねぇ~)」
UBU「(ぴぴぴぴ、ぴ~や)」
BBB「(いい加減、吹き替えごっこを止めろ!ほんとにバレルぞ!)」
UBU「(平気だよぉ。見てご覧なさい、あのデブの顔。全然気付いてない)」
「(ど近眼のうえに耳が遠いんじゃないすか?ぷぷぷぷ)」
BBB「・・・(まぁな。確かに全く俺らの気配に気付いてねぇな・・どうすんだUBU?今はこのままやり過ごすか?それともさっきの親方の意見を試すか?)」
UBU「・・(うーーん確かにこの寒さならデブの火属性攻撃の火力は落ちると思うけどなぁ)」
ジョー「・・(試してみるか?)」
UBU「・・・(今はその時じゃない気がする。あたちも武器がないし)」
BBB「・・・(第六感ってやつか?まぁお前の武器がなきゃ今は戦うべきじゃねぇな)」
親方「・・・(そいだら今は少しでもヤツの動きを観察しやしょう)」
UBU「・・(そうだね)」
じーーー
じーーーーー
どすん・・どすん・・・きょろきょろ・・
UBU「・・(なんにも攻略の参考になる動きしないなら早くどっか行けばいいのに)」
「・・(そうっすね。ぼく達やジョーさんは寒いの平気だから大丈夫っすけど、UBUさんとBBBさんは辛いんじゃないすか?」
BBB「・・・(ぶるぶるガチガチ)」
UBU「・・・(BBB?)」
BBB「・・・(ぶるぶるガチガチ)」
UBU「・・・(頑張れ。アイツがいなくなるまでの辛抱だよ)」
BBB「・・・(コクコクぶるぶるガチガチ)」
ジョー「・・・・(親方、残念だがゼルベスの野郎はこのクソ寒さの中でも全然平気みたいだな)」
親方「・・(そうですな。他に弱点を探して・・ん?)」
UBU「・・(どちた親方?ウンチか?)」
親方「・・(いえ、なんか鼻に虫が・・)ムズムズ」
「・・(親方、まさかそれでクシャミしてバレるなんてベタな展開やめてくださいよぉ)」
親方「・・(バカ野朗~!ワシがそんなことで・・ひゃ)ムズムズ」
UBU「(コラ!親方我慢しろ!)」
親方「・・(わ、分かってまさぁただ、このちいせぇ虫が鼻の・・・おおおお~中に入りおったわい!)」
「(親方!根性ですよ!それか鼻息で虫を外に出したらどうすか?)」
親方「・・(フガフガ・・そ、そうかぁ?やってみ・・フガフガ・・るかぁ?・・・おおお)」
ジョー「・・(どうした?)」
親方「・・(は、は、鼻から喉の方に移動しやがったんすよ、おおおおえ~)」
UBU「(親方!根性だよ!)」
親方「・・(しょ、しょ、しょうひわれへも・・おえええ~~)」
ジョー「・・(出せ!口から出せ!)」
UBU「(そうだよ!出せ!)」
親方「・・・(しょ、しょ、しょ、しょんな、無茶な・・ぼえええええ~)」
ゼルベス「・・・ん?今なにか物音が・・」
どすん・・どすん・・・
UBU「(やばいよ!こっち来るよ)」
親方「(ごおおお~喉で暴れておるわぁ~おえええええ)」
「・・・(うぷっ・・なんかこっちがキモチ悪くなってきた)」
ジョー「・・(親方!なんとかならんのか!?)」
親方「(おおお・・ほんな、ほと、ひひますへど、おえええええ)」
UBU「(頑張れ!そ、そうだ!飲んじゃえ!)」
ジョー「!!(そうだ!いい案じゃないかな、親方)」
親方「(げひょげひょ・・・やってみまふか・・・・・んんんんん!できねぇ!やっぱできねぇ!)」
「・・・(おえーーーこっちがキモチ悪いっすよぉ!)」
どすん・・どすん・・
UBU「(ちょっと!もうすぐこっちに来ちゃうよぉ!そうだ手を突っ込んで取れば!?)」
ジョー「!!(うむ!いい案じゃないかやってみろ)」
親方「(ぐええええ・・・手を口に・・・)」 あーーん
うえぇえぇえぇえぇえぇえぇえ!
「ぷぷぷぷぷ!(そりゃそうだ!)」
UBU「(よし!こうなったら最後の手段よ!)」
ジョー「・・(どうする気だ!?)」
親方「・・・・(何させる気だ・・)」
UBU「(おもいっきしひっぱたいて気絶させよう!)」
ジョー「・・(ううむ、この際、止むを得ないか)」
「ククククク・・・(もう、めちゃくちゃだ)」
親方「(う、う、UBUさん、やってくんな!ワシャア、このままじゃ・・)」
パカン
親方「!!(いてぇ!いきなし殴ることないでしょうよ!もうちょっと「行くよ」的な何か決めるとか!?)」
「ぷぷぷぷぷ!!(「行くよ」的な何かって何すか?ぷぷぷぷ)」
UBU「・・(ごめんごめん、じゃあ、せーので、どう?)」
親方「・・・(いいでしょう・・さぁ、きやがれってんだ!)」
UBU「・・(せーの!)」
パカン
親方「(いてぇ!!)」
UBU「(ああん!駄目じゃないか!気絶しなきゃ!)」
親方「(しぃやせん!もう一回!もう一回お願いしやす!)」
「ぷぷぷぷぷぷ!(もう訳がわからねぇ!)」
ジョー「・・(ちょ、ちょっと待て!親方、ちゃんと喋れてるようだが?)」
親方「・・・・(え?・・・あっ!ほんとだ!最初のパンチで口から出たっぽいでさぁ!)」
UBU「(なぁによぉ~親方ったら、人騒がせなんだからぁ)」
「・・・(なぁんだ、親方ぁ~もう!)」
親方「・・・(ハハハハ。すまんすまん)
ジョー「・・・よし!じゃあ、気持ちを切り替えて身を潜めることに専念しよう」
みんな「・・・(おおおお~)」
「おい」
UBU「(ほへ?)」
「そんなとこに隠れておったかぁ」
ジャアアアアアアアン(←見つかった時の効果音)
UBU「」
BBB「ぶるぶるガタガタ」
まさひこ君の悪い予感は見事的中!
UBU軍団絶体絶命!?つづく・・・
シャーク「・・・・・」
カーブー「オオオオオオオオオオ!シャーーーーク!!」
一生「カーブー!避けろ!氷ブレスが来るぞ!」
スシャアアアアアアアアアアア
鉄平「おおおっと」
一生「大丈夫か?鉄平」
鉄平「おう!カーブーは?」
カーブー「・・・おおおおおおい」ステテテテテ・・・
一生「おもいっきし喰らって雪だるま状態じゃねぇか」
鉄平「カーブー!消散剤は持ってないのか!?」
カーブー「ハハハハ。忘れた」ステテテテテ・・・
一生「仕方ねぇなぁ!こっちだアゴ野朗!」
ウカム「シャアアアア」
一生「気刃真斬刃!紅蓮焔(ぐれんほむら)」
ズバァズシャズババババ
鉄平「すげぇ!炎の剣技だ!なんでもありだな!」
ウカム「いてえええええええええ」
パキン
鉄平「いいぞぉ!アゴが割れたぞぉ!」
一生「カーブーいけぇ!」
鉄平「??」
パリーーーン(雪だるま状態解除)
カーブー「シャークの仇をとるぞ!この俺の魔剣、「川村流太刀真山」究極奥義を食らわせてやる!」