主人公みつみの故郷「鈴市凧島町」のモデルは、能登半島地震で大被害を受けた「石川県珠洲市」

51〜56話ではみつみを含めた仲良し6人で帰省し、奥能登を楽しむ様子などが描かれています。


珠洲市では地震で家屋の大半が全壊。

みつみの実家として描かれた家も全壊、作者の祖父母様も帰らぬ人になられたそうです。

犠牲になられた方のご冥福と、少しでも早い復興を心よりお祈り致します。



特徴

・東京の進学校に通う高校生たちの青春

・主人公みつみは純粋でまっすぐなキャラ

・みつみがとにかく可愛い

・元子役の人気者との恋模様も

・各キャラの個性や心境が丁寧に描かれていて、それぞれ感情移入しやすい



1〜5話(1巻)

初めての東京と初めての学友たち

石川県のはしっこから東京の進学高校へやってきた主人公みつみ。新生活に胸を踊らすも入学式の日に駅で迷子になってしまう。遅刻したイケメン志摩に声をかけられ一緒に学校へ。何とか間に合うが、代表スピーチのあと吐いてしまい強烈な印象を残す。志摩に気に入られたみつみは他の女子に牽制されるも、本人はあまり気にしていない様子。クラスメイト達と少しずつ仲良くなっていく。


6〜11話(2巻)

クラスメイト達と少しずつ仲良くなる

志摩が子役としてTVに出ていた事を知るが、本人にとっては黒歴史らしい。みつみは志摩に、将来やりたい事が出来たら行きたい所に行こうと約束する。演劇部の兼近、生徒会の高嶺など先輩との交流も。みつみに対して当たりが強かったミカとは、バレーボールの練習で少し距離が縮まる。志摩とはちょっとしたスレ違いが生じるも誤解だと分かる。志摩には女子で1番の友達みたいに言われ舞い上がる。


12〜17話(3巻)

少し特別な男友達と、仲良し女4人組

生徒会の書記に任命されたみつみ。生徒会長になれなかった高嶺を励ます。動物園にうっかり「2人で」行こうと志摩を誘うと、あっさりOKされる。モデル梨々華が志摩に会いに学校までやってくる。二人には特殊な過去がある模様。動物園の日、みつみと志摩は友達として楽しい時間を過ごす。その場には尾行していたミカとみつみの叔母ナオの姿も。夏休みは女子会お泊まり、石川への帰省など充実した日々を過ごす。


18〜23話(4巻)

志摩の過去や現在について

みつみのクラスは文化祭で演劇に決まり、流れで志摩がメインの役をやる事に。内心複雑ながらも稽古に励み、演劇に対する心境が変化していく志摩。文化祭当日、志摩母と弟、梨々華や中学の同級生が来て子役をやっていた事がバレてしまう。しかし演じ終えた志摩の表情は明るかった。


24〜29話(5巻)

恋心を自覚するみつみ

演劇部に入部した志摩。みつみは志摩に対する気持ちが恋だと自覚。親友ふみに相談したり妄想したりするが、友達のままで十分だと思う事に。まことは文芸部の部長と二人で会う事になり、結月が色々と相談に乗る。終業式の日、志摩は悩んだ挙句ハンドクリームをみつみにプレゼント。友達だけど特別な想いはある模様。冬休みになり実家に帰省。


30〜35話(6巻)

仲良くなった友達と離れ難い3学期

バレンタインを控え、みつみミカまこと結月の仲良し4人組は手作りチョコ交換をする事に。ミカは志摩に告白するも撃沈。偶然知られた志摩の友人ムカイ以外には誰にも言わず、一人で泣いて気持ちを切り替える。勉強会、誕生日、ホワイトデーなどを経て1年生もいよいよ終わり。


36〜41話(7巻)

2年に進級、新たな悩みや深まる絆

2年生の始業式、みつみはまことと同じクラスになるも志摩や結月達とは別のクラスに。新しい友達を作ろうと意気込むも中々うまくいかない。一人だけ離れた結月は、新しいグループに入るものの恋愛沙汰に巻き込まれる。後で知ったまことは苦しみも共有したいと結月に伝え、2人で泣きあう。高尾山の登山も終わり、みつみは日常の中で志摩につい「好き」と言ってしまう。


42〜47話(8巻)

みつみと志摩のお試し交際

志摩はみつみの告白に驚くも、付き合ってみる?と提案。お試しで交際する事になりみつみは浮かれる。しかし志摩は後悔したり、友達に相談しては凹んだり気持ちが不安定に。みつみは温度差を感じ始め、将来の目標も考え友達に戻ろうと話す。恋人じゃなくても人として好きだと言い、表面上はお互い納得して別れる。


48〜53話(9巻)

男女6人でみつみの実家へ

志摩の友達・山田が友枝とカップルになる。夏休み、叔母ナオ協力のもと仲良し6人(ナオ結月まこと志摩ムカイ)で石川県のみつみの実家へ行く事に。親友ふみ達も加わり楽しい時間を過ごす。志摩はふみに自分の気持ち等について指摘され、ムカイに相談するもますます混乱。志摩にとって恋人とは軽い存在で、そこにみつみを当て嵌めるのが嫌だったらしい。


54〜59話(10巻)

ザ・青春

引き続き石川県を楽しむ7人。ミカは、志摩がみつみの前ではぎこちない事に気づく。心細くなったミカは志摩に振られた事をナオに告白。自分の思い出とリンクしたナオは涙を流す。東京に戻り、みつみはミカ達に志摩と一瞬付き合った事を報告。驚かれるも今は大丈夫だと伝える。三年の元生徒会長・風上の家庭事情や、花園先生が産休に入るシーンなども。


60〜63話(11巻?)

みつみに対する志摩の様子が変化

修学旅行の直前。みつみと氏家の仲にモヤモヤしていた志摩は一年時の「やりたい事が出来たら行きたい所に行く」約束を持ち出し、みつみを京都の自由行動に誘う。氏家と志摩のちょっとしたバトルも。ミカはみつみにだけ志摩に振られた事を告白するが、今はみつみの方がずっと好きだと言う。修学旅行スタート。志摩はみつみの動画が欲しかったが耐える。