特徴
・主人公だけ前世を覚えている巻き戻り
・前向きで感情豊かなヒロイン
・背景まで緻密な描き込み
・切なくも優しい気持ちになれる
1巻
オリアナは同い年のヴィンセント(ヴィンス)と恋人同士だったが、二人して不審な死を遂げてしまう。幼少時に巻き戻ったオリアナ。魔法学校でヴィンスに再会し感激するも、ヴィンスは覚えておらず冷たくあしらわれてしまう。それでもヴィンスを守るため奮闘し、自分の気持ちを隠さない。ヴィンスは最初は迷惑がるも、少しずつ態度を軟化させていく。
2巻
ヴィンスはオリアナの一挙一動が気になるように。オリアナはまたヴィンスが不審な死を遂げるのではと心配していて、ハインツ先生を疑うも誤解だったと分かる。オリアナに前世の事を打ち明けられ、しぶしぶ健康診断を受けるヴィンス。オリアナが好きだったのは前世の自分だと実感したヴィンスは喧嘩口調でオリアナを拒絶し、距離を置くように。
3巻
ヴィンセントに失恋したオリアナはショックを受けるも、周りの友人達にも支えられながら日々を過ごしていく。しかし離れていてもオリアナが気になるヴィンス。本当はオリアナが好きで、前世の自分に嫉妬していた事に気づく。二人は照れながらも仲直り。熱を出しうなされるオリアナに、ヴィンスは「幸せになってほしい」と告げる。長期休暇には手紙のやり取りも。
4巻
休暇中オリアナたちのパジャマパーティに立ち寄ったヴィンス。オリアナの誕生日と言うこともあり、良い感じの雰囲気になる。学校では舞踏会を控え、生徒達はダンスのレッスンを始める。そこでオリアナは改めてヴィンスの女子人気を実感。前世ではパートナーだった2人。恋人同士じゃない今世では難しいだろうとオリアナは諦めていたが、前世の話を聞いたヴィンスが野花を持ってオリアナにパートナーを申し込む。
この漫画は六つ花えいこさんの原作も面白いけれど、何より白川蟻んさんの作画が素晴らしい。ページを開くとスッと世界観が広がり、惹き込まれます。
同じ原作者さんの↓もやはり作画が神っていて素敵な作品。
上2作品が好きなら↓もオススメ。