1話

ハグル王国の元エース工作員のクロエは、アシュベリー王国のビクトリアとして生きることに。初日に捨て子のノンナと出会う。ひったくりに足をかけて居合わせた騎士団長ジェフリーに感謝される。

主人公ビクトリアは品があり度胸のある女性で好印象、作画も良くて話も面白そう。


2話

ビクトリアが工作員を辞めたのは恩人ランコムの裏切りに気づいたため。自殺に見せかけて逃亡したのだった。

ノンナに情が沸いたビクトリアは、ジェフリーの協力もあり自分が引き取る事に。夜はジェレミーの誘いで三人で夕食を共にする。


3話

ジェフリーは久々に女性と出かけたことを兄エドワードや部下にからかわれる。確かに楽しかったなと回想し、また縁があればと願う。

その後ビクトリアはひったくり被害に遭った女性ヘインズ夫人の離れを借りて住む事に。仕事は気難しい歴史学者バーナードの助手兼ハウスメイドに決まった。ビクトリアの有能さが良く描かれている。


4話

実はジェフリーはバーナードの甥だった。ビクトリアと再会したジェフリーはどんどん攻めていく。ノンナと3人でピクニックに行き王家主催の夜会にも誘い、ビクトリアも不安はありつつ満更ではなさそう。かなり良い感じに。

一方、ランコムはまだクロエ(ビクトリア)が生きているのではと思いを巡らす。


5話

ジェフリーとビクトリア、夜会に行くの回。恋人同士を装う2人が甘い。そんな中ビクトリアは会場で挙動不審な男を見つける。追いかけるジェフリー、バルコニーからこっそり先回りし男を気絶させるビクトリア。久々に工作員らしい行動をして満足感に浸るも、今はノンナとの幸せの方が大事だと考える。

ただ王子や騎士団は男を気絶させた女性を探しており、案の定ビクトリアが疑われ国王は身元調査を依頼。さすがビクトリアほどの女性が目立たず生きていくのは難しそう。


6、7話

ジェフリーが10年前に婚約者を失った時の回想。

ビクトリアは最近自分をつけ回してる男がいるとジェフリーに相談。ジェフリーは対処すると約束し恋人のようなハグをする。飲み屋の亭主ザハーロとの出会い。


8話

ビクトリアの後をついてきた不審な男との対決。ビクトリアの動きがカッコ良すぎて見惚れる。その場では逃したが、後日ジェフリーからその人物は第二王子だったと聞く。そこそこ強い王子を圧倒したビクトリアを色々と心配するジェフリー。

バーナード孫クラークの家庭教師を引き受ける。


9話

ビクトリア、ノンナ、クラークの楽しい授業の様子の様子。どんどん近づくジェフリーとビクトリアの距離。ビクトリアは夜会の事件についての真相を聞き、複雑な気持ちになる。


10話

やっぱり動いたビクトリア。妹を凌辱された恨みで殺人未遂をし死刑となった男カールを助けようと、彼の恋人に変装し脱獄できるよう奮闘する。無事に姉妹を逃しお金まで渡したビクトリア。何の見返りも求めずこういう事やってしまう主人公がカッコいい。