1話

主人公が転生してしまった18禁ロマンス小説「奈落の花」の紹介。

主人公ロクサナはヒロイン一族ペデリアンと敵対する一族アグリチェの娘。アグリチェ長ラント(ロクサナの父)がヒロインの兄カシスを拉致。ロクサナはひっそりカシスの牢屋を見にいく。


2〜5話

ロクサナの生い立ち、兄アシルの死についての邂逅。ロクサナはカシスに毒の解毒剤を飲ませ、その後も毎日様子を見にくるが、カシスは露骨に警戒する。晩餐会で、ロクサナは父にカシスを自分のオモチャとして飼育したいと伝える。毒蝶の飼育浄化、妹シャーロットの反抗、母シエラの心配。


6話

誕生日プレゼントとして改めてカシスを譲り受け、治療を施すロクサナ。カシスは、ロクサナが兄アシルと自分を重ねているのではと感じる。


7話

ロクサナの真意を探りながらも大人しく治療を受け始めるカシス。シャワーも浴びて綺麗になる。


8話

いきなり吐血したロクサナ。カシスは驚くも良くあることだと嗜める。毒蝶を育てるロクサナを心配するジェレミー。


9話

実は毒蝶の孵化に成功していたロクサナは、毒の摂取量を増やそうと考える。残虐な義母マリア登場。


10話

ロクサナは、脱走させる時のためアグリチェ内部の地図をカシスに見せる。


11話

ロクサナから毒の気配を感じたカシス。派遣した毒蝶から兄デオンの帰還を見てイラつくロクサナ。


12話

帰ってきたデオンにお前に興味があると言われ冷たくあしらうロクサナ。そのあと牢屋に来て異様に怖がる様子のロクサナを、カシスは心配する。


13話

カシスの身体をあちこち吸うロクサナ。カシスは顔が真っ赤に。ロクサナには何か思惑がある模様。


14話

マリアのティーパーティに招待されたロクサナ。不気味なオモチャ登場。ジェレミーとデオンがカシスを放ったと聞き怒りを露わにするロクサナ。巨大モンスター登場。色々カオスな回。


15話

どうやらこの状況は、カシスについたキスマークを見て怒ったジェレミーが引き起こしたらしい。カシスが魔物を退治。デオン登場。


16話

ペデリアンの部下を殺したと煽ったデオンとカシスの対決。デオンはシエラに向け魔物を投げつけ、助けようとしたカシスがデオンに捕えられる。


17話

ロクサナに責められるも、結果的にロクサナの気を引けたと満足げなデオン。アグリチェ家の病みっぷりが良くわかる流れ。発端は、この屋敷からは簡単に出られないとカシスに思わせる為のロクサナの策略だった模様。


18話

母シエラにあえてキツい言葉を投げかけるロクサナ。ラントには毒蝶の孵化成功を伝える。幻覚部屋でロクサナに癒されるカシス。見てる方も束の間の幸せを感じる場面。


19、20話

逃亡計画についてカシスに話すロクサナは、何となく胸が苦しくなる。カシスは毒花に気をつけろと忠告する。ロクサナはたてつくシャーロットに毒蝶の怖さを思い知らせる。しかし立て続けに毒蝶を操作した為か、カシスの前で倒れてしまう。


21〜23話

カシスは目の前で倒れたロクサナにキスをして治療する。毒蝶にも気づく。ロクサナは、カシスと兄を重ねているのでは、カシスが自分を妹と重ねているのではなど色々考えてはイライラする。


24〜27話

侵入者の警報で騒ぎになる中、カシスを連れ出すロクサナ。離れる時「無事でいてくれ」と言い去っていくカシス。しばしの別れ。

場面は変わり、ロクサナは侵入者の前で毒蝶にカシスを喰らわせる。父に良くやったと褒められるが、カシスが2人?

実はロクサナがずっと前に育てていた毒蝶による幻覚だった。ただデオンにだけは幻覚だと見破られてしまう。ロクサナはデオンと束縛の契約を交わす。


28、29話

それから3年後。アグリチェ家は相変わらずの模様。

いつもデオンに勝てない兄ポンタインを煽るロクサナ。前以上にロクサナを慕うジェレミー。ロクサナに歪んだ執着を持つデオン。


30、31話

ロクサナは父ラント、ジェレミーと共に和合会へ旅立つ。ロクサナの役割は主に他一族のスパイ活動。

皆がロクサナの美貌に浮き立つ中、赤のガストロの後継者リュザークは女嫌いなのもありロクサナを睨んでくる。ジェレミーは腹を立てるがロクサナが諌める。蒼のペデリアン一行が到着。


32話

小説のヒロイン、シルビアが初登場。会場では皆が釘付けになった模様。本来ならここから小説がスタートするが、原作とは流れが違ってきていると実感するロクサナ。


33話

最終日の夜、ロクサナは眠れず外へ散歩に出るとマントを着た男が現れる。てっきりデオンかと思い悪態をつくと、薄着のロクサナにマントを被せていなくなる。これはデオンの匂いじゃない…

最終日の宴。黄のベルティウム頭首のノエルがロクサナを見て鼻血を出す。


34話

男らしくなったカシスが3年振りに現れ、会場が騒つく。ロクサナとカシスの目が合う。何で生きてる?と混乱するラントに、ペルディウムの作った人形ではとロクサナは助言する。

ロクサナは外でデオンに追い詰められるが、カシスに助けられる。そこで初めましての挨拶をする2人。切なくも暖かい再会。


35話

よそよそしい会話を交わす2人。カシスは笑顔でロクサナに上着を掛けて場を後にする。ロクサナはラントに、ポンタインが反乱を起こしたらしいと告げる。急いで帰宅するアグリチェ一行と、それを見て行動を起こそうとするカシス。


36、37話

ラントは帰還しポンタインを責める。そんな中、頭首の席に座るロクサナ。全て計画していたロクサナの罠だったと知り激昂するラント。しかしデオンやジェレミーもロクサナの味方になっていた。カシスもひっそりアグリチェの屋敷に到着。


38、39話

毒蝶で父ラントを追い詰めていくロクサナ。計画を知らなかった人達もみなロクサナ側についていく。カシスにもらったマントを羽織るロクサナに、アシスを殺してよかったと悪態をつくデオン。


40話

デオンと不穏な会話を交わした後、ロクサナはジェレミーらに使用人をみな別館に避難させるよう促す。


41話

デオンがポンタインを殺そうとした瞬間、敵の侵入を知らせる警報が鳴る。ラントの身柄を拘束するため襲来したカシス一行だった。

大講堂の火事、下克上による反乱、敵の襲来、ロクサナが飼育場から放った魔物…アグリチェは混乱に陥る。


42話

ジェレミーはロクサナを助けようと向かう途中で、ロクサナの毒蝶が見せた幻覚に驚く。デオンとラントの親子対決。


43話

牢屋から逃げ出したポンタインをカシスが剣で刺す。ポンタインの「ロクサナを殺す」という台詞を聞いたカシスは鋭い表情でトドメを刺す。

シエラはロクサナの計らいで逃亡する途中、デオンに出会う。


現在は休載中。