前にも書いたのですが、コロナ死者の割合とワクチン死者の割合とを比較して、前者よりも後者のほうがずっと少ないから、ワクチンには意味があるのだといった、「リスク&リターン」的な考え方をする人が多いようです。

 

この考え方は、人間生活の物事を数字の比較で割りきろうとする、理系思考の根本的な誤りを示しています。

 

コロナ死者は災難に巻き込まれてしまった被害者です。これに対して、ワクチン死者は、国がその災難の唯一の救済手段として提供した方法を信じて選び取った結果なのです。

 

前者がどんなに多く(ほんとはそんなに多くないのですが)、後者がどんなに少なかろうと、両者を数字で比較してどうのこうのといった判断をすべきではありません。

 

なぜなら、後者は、国民のために意識的に取られた政策なのですから、それによって犠牲者が生じたのなら、その政策の執行者である政府が全面的に責任を負うべきなのです。

その因果関係すら認めようとしない政府は、国としての責任を完全に放棄しています。こんな政府のやることを認めてはいけないのです。

 

また、「反ワクチン派はコロナ感染者の水増しを言うくせに、ワクチン副反応データの水増しについては言わない」などともっともらしいことを指摘する輩がいるようですが、これも論理的に見えながら、ただの小賢しい屁理屈です。

 

まず、コロナ感染者の水増しは、各国の政府が半ば公然と行っている事実です。しかし副反応の数がどれくらいかは、確定できていず、しかも、公式機関が発表しているだけでも、相当数に上っています(アメリカVAERS発表だけでも死者5000人超)。

 

また、ワクチン接種に疑惑を持つ人たちは、弱者の立場に置かれているのですから、死者を含む重篤な副反応の事実が確認できるだけで、この疑惑を訴える権利があります。それがどれくらい水増しされているかなどということを正確に調査する義務などはありません。

 

ワクチン接種に疑問を持つ方々、勇気と自信を持ってこれらのインチキ論理を退け、堂々と疑惑を表明し続けましょう。