アラフォー疲弊主婦みたこです。
ポコミの幼稚園の親子遠足のお話です。初めての方は前編からどうぞ☆
実は動物園という場所が生まれて初めてのポコミ。
2~3歳の頃はコロナ禍でなんとなく行くのを渋ってしまい、コロナが少し落ち着いて、行ってみようかと声を掛けるも、
「ポコミ、どうぶつえんはいかなくていいや…。」
あ、そう。
もともと動物がそれほど好きではなく(毛とかがたぶん苦手。)、
大好きな動物というのもいないので(なんかすごくさみしい子どもに聞こえるけれど、私もそのタイプだった…。)、
この親子遠足の行先がここじゃなかったら、いつまで動物園に行かずにいたかわからない…。
さて、ポコミたち園児は
「はやくゆうえんちいきたぁ~い!!」
と合唱し始めるも、親たちとしては
「遊園地は別料金がかかるから、できる限り動物園で時間を取りたい。」
と考える。
幸いポコミたちも、友達といるというだけで楽しいようで、遊園地に行きたくてぐずり始める子はおらず、いろいろな動物を見て回っている中で、ポコミが一言。
そうそう!
テレビで動物見ているだけじゃわからない気付きだね!
それが今日わかっただけでも大きな収穫。
(臭いとわかったポコミ、より動物園に近寄らなくなる気がします。)
そうこうしているうちにお昼になり、炎天下の中お弁当を食べて、
持ってきたお菓子を配り(これが完全にお菓子の選択ミス。もう涼しいからチョコでも大丈夫だろうとカプリコにしたら、ドロドロ。。。)、
さぁ、遊園地に行ってみよう!
ここで親たちによる会議開始。
今から残り1時間弱でフリーパスを買うか否か。
回数券も意外と高くつくけれど、乗り物2つなら回数券のほうが安い。
ただ、今回は団体割引でかなり割引率の良いフリーパス購入チケットをもらったから、急いで3つ以上乗る前提でもうフリーパスを買ってしまうか…。
結果、子どもたちはとりあえず何かに乗れば満足だろうと、回数券にしました。
10枚つづりの回数券が秒でなくなったわ!
ほんと、ディズニーに限らず、遊園地って高い…。
遊園地がバス乗り場から正反対の位置にあって、そこからバス乗り場まで戻る道のりのなんと長いことよ…。
今日はポコタもいないのに、なぜか一日中荷物が重くて、
ひーこらひーこらばひんばひん状態。
お気に入りのこのトートバッグ持って行ったら、ママ友に褒められたのは嬉しかった☆(私のはLサイズ)
やっとのことでバスに到着したときには、
汗だくだわ、
足は痛むわ、
もう無になりました…。
それはポコミたちも同じだったようで、行きのバスではあんなに元気な声でお話したり、先生からの投げかけにも
「はーーいっ!!!」
と元気よく答えていたのに、帰りのバスは
しぃぃぃーーーーーん。
寝ているわけではなさそうなのに、先生が何か言っても
・・・・・。
先生かわいそうだわ!!!
そんなお通夜のようなバスの中で、先生が
と言ってくれて!!!
えっ!?!?
そんなお礼言われるようなことしてませんよ!!
あたし、ただ歩いてお弁当とお菓子食べただけだもの!
と思ったけれど、
子どもたちからしたら、『来てくれることが当たり前』、『そこにいることが当たり前』、親たちからしても、『行くのが当たり前』と思っていたことが、
実はそうではないんだよということを教えてくれた先生。
神様と呼んでもいいですか!?
先生のこの一言で、それこそ発する言葉もないくらい疲れ切っていた体が急にすーっと軽くなったような気がしました。
ところが、次の瞬間のママ友の言葉で、また疲労が戻ってきたのです。
「みんな、今日の晩ごはん、何にする?」
……。