花束みたいな恋をした(ネタバレあり) | 丸顔のルチャリブレな与太話

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prime videoで今ごろ鑑賞
花束みたいな恋をした
(^_^)




「東京ラブストーリー」「最高の離婚」「カルテット」など数々のヒットドラマを手がけてきた坂元裕二のオリジナル脚本を菅田将暉と有村架純の主演で映画化。坂元脚本のドラマ「カルテット」の演出も手がけた、「罪の声」「映画 ビリギャル」の土井宏泰監督のメガホンにより、偶然な出会いからはじまった恋の5年間の行方が描かれる。
東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)。好きな音楽や映画がほとんど同じだったことから、恋に落ちた麦と絹は、大学卒業後フリーターをしながら同棲をスタートさせる。日常でどんなことが起こっても、日々の現状維持を目標に2人は就職活動を続けるが…
(映画com.より引用)



すでに皆様ご存知のヒット作品
映画com.レビュー平均点 3.8と高評価が付いてます


その高評価レビューを拝見すると
主人公2人に対する感情移入はもとより
ちょっと自己投影(自己陶酔?)してる雰囲気
…ま、それが恋愛物の肝ですからね


そもそもハマる人にしかハマらない恋愛映画
オッサン丸顔が「恋する2人」の描写について
あれこれ言うのも野暮なので
詳しい内容には触れません


ハマれる人は素直な気持ちで
「麦がこうしてれば…」「絹がこうしてたら…」
…とか、いろいろ想いを馳せながら
本作を楽しめば良いんじゃないかと?
( ・ิω・ิ)

…とはいえ、やはり丸顔はツッコミ体質
「これだけは言っておきたい点」を挙げておきます


・製作委員会方式のタイアップにより実在の著作物&商品名&アーティスト名が「サブカルのカタログ」的に数多く登場しますが「商売っ気」が出過ぎてる印象。「自分の意思で訪れたヴィレッジ・ヴァンガード下北沢店」ならともかく、映画内であからさまにプロモーションされてしまうのは鼻につきます。まさしく絹が言うところの「これが広告代理店のやり方」でした

・一緒に終電を逃した「押井守を知らない2人」の映画談義に対し、麦が心の中で彼らを見下したマウント発言。「ヲタならではの心情」は激しく共感できましたが、ぶっちゃけ丸顔も押井守について関心薄いです(それがヲタというものですよ)

・2人が別れを決意したファミレス(ジョナサン)で遭遇した初々しいカップルの会話が「4年前に出会った2人そのまんま」かつ「当時の2人と同じく揃いのコンバース・ジャックパーセル白を履いてる」という有り得なさ過ぎにも程が有り過ぎるアンビリバボー演出

・別れた後も2人は絹の転居先が決まるまで3ヶ月同居してた…って、とりあえず絹は実家に帰るでしょ普通?




【丸顔の採点】
☆☆☆――(捨て猫を飼うのは大変ですよ)

どなたかも書かれてましたが『花束みたいな恋』とは「最初は輝いて見えた花束も必ず枯れて色褪せてしまう」と解釈するのが妥当かもしれません。枯れた花束を捨ててしまうのか、ドライフラワーとして飾っておけるかは人それぞれでしょうね
(^_^)



ラストは爽やかなサプライズでしたが
◯年ぶり、2度目の奇跡を目撃した
この台詞……要らなかったかも?
(^_^)