こんにちは、久田和弘です。今日も『白暮のクロニクル』の魅力について語ります。
目の前で殺人事件が起ころうと自身の職務をまっとうするべく警官に食って掛かったあかりは、その場に居合わせた竹ノ内という人物に気に入られ、竹ノ内が管理する部署への移動がその日に決定という異例の自体に発展。
竹ノ内管轄の部署、通称「夜営館」は、日本中に生息が確認されている「オキナガ」の生存確認、リストへの登録、そして管理が主な仕事である。さっそくあかりは夜営館の外勤係長である久保園に連れられ、今後あかりが担当となる「ある人物」に引き合わされる。
異国情緒がただよう洋館に併設された図書館に足を踏み入れたあかりの目の前にいたのは、書棚の整理をするひとりの少年。痩せていて背が小さく、髪が白いという一見風変わりな様子をしているものの、見た目は平凡な少年だ。しかし、あかりよりも確実に年下のはずなのに、何故か尊大な態度をとろうとする少年に、あかりがイライラしながら「あんた何歳よ?」と聞いたところに、返ってきた答えが
「18歳」
おどけて見せる少年の言葉に吹きだす久保園、いまいち状況が理解できないあかり・・・それらわずかな後、「ちょっとしたトラブル」が引き金となり、少年の頸動脈が切られるという流血騒ぎが発生。少年は床に突っ伏し動かない。誰が見ても、少年は失血死したはずだった。
けれど、そのさらに後、少年は息を吹き返し、事件を自らの手で収束させてしまった。パニックに陥るあかりに、微笑む少年の名前は、雪村魁、世間からは「オキナガ」と呼ばれている、今年89歳。
(お相手は久田和弘でした!)