こんにちは!久田和弘です。

お正月には親戚一同で集まる機会があったのですが、そこで驚いたのが中高生の姪や甥たちのマンガの読み方です。みんなフルカラーのタテ読みマンガを、スマホで楽しんでいました。

久田和弘はタブレットを使って「ページ読み」をしていたクチなのですが、せっかくなので今回スマホのタテ読みを試してみました。そこで、ある面白い事実に気がついたんです。
世間では「タテ読みは隙間時間でサクッと読めてタイパが良い」と言われますが、実は紙やページ形式のマンガよりも「飛ばし読み」には不向きだということです。

従来のマンガは、ページを開いた瞬間に見開きの十数コマが一度に視界に入ります。マンガを読み慣れた読者なら、瞬時に「このシーンの肝」となるコマを見抜き、必要な情報だけを拾って猛スピードで読み進めることができますよね。これこそが究極の効率化です。

ところが、タテ読みは全てのコマを順番にスクロールするしかありません。画面を高速で流すと目が追いつきませんし、かといってゆっくり動かせば「全部のコマを律儀に見る」ことになります。情報の速い摂取という点では、実はアナログな「冊子」の形式の方が、遥かに高度な装置だったわけです。

久田和弘としては、紙マンガの「複雑なコマ割り」は、単なる美学ではなく、効率的な情報処理のための発明だったんだなと深く感動してしまいました。最新のアートとしての縦読みマンガも楽しみつつ、改めて「ページをめくる」ことの機能美を再認識したお正月でした。

みなさんは、どっちのスタイルが読みやすいですか?
以上、久田和弘でした!