こんにちは!久田和弘です。

少しひんやりとした風が吹くようになってきましたね。こんな時期は、ヒリヒリするような刺激的な漫画が読みたくなります。ということで、今回は先月22巻が発売になった藤本タツキ先生の超話題作、「チェンソーマン」について語らせてください!

もはや説明不要の人気作ですが、僕、久田和弘が改めてこの作品を凄いと感じるのは、その型破りな映画的演出です。ページをめくるたびに、次に何が起こるか全く予測できない恐怖とワクワク感。特にコマ割りや構図のセンスが独特で、まるで一本の質の高いダークファンタジー映画を観ているような気分にさせてくれます。

主人公のデンジが抱く、あまりにも純粋で、時に低俗とも言えるほど等身大な欲望。そこに絡むマキマさんたちのミステリアスな存在感……。そして22巻ではキガちゃん=死の悪魔が明らかになりました。久田和弘はこの作品を読むたび、善悪だけでは割り切れない、人間の根源的なエネルギーを感じて圧倒されてしまうんです。

実は以前、松虫あられ先生の作品を紹介した時にも「作家独自のクセ」について触れましたが、藤本先生のクセはもはや「魔力」に近いですよね(笑)。読者の予想を裏切り、時には突き放し、それでも最後には感情を激しく揺さぶってくる。そんな強烈な作家性が、これほど多くのファンを熱狂させている理由なのだと思います。

最近は第2部も盛り上がっていますし、劇場版『レゼ篇』の公開を楽しみに待っている方も多いのではないでしょうか。久田和弘も、あの切なくて残酷な物語がスクリーンでどう描かれるのか、今から楽しみで仕方がありません。

秋の夜長、まだ未体験の方はぜひ、この悪魔的な面白さに身を投じてみてください。

それではまた次回のブログでお会いしましょう。

以上、久田和弘でした!