こんにちは!久田和弘です。

シルバーウィークも終盤ですね。皆さん、いかがお過ごしですか? 夏の騒がしさが落ち着くと、少し長めのストーリーにじっくり浸りたくなりますよね。ようやく読書の秋がやってきたなとしみじみ感じています。

さて、今日語りたいのは、最近アニメの続報などもあって改めて注目している「葬送のフリーレン」についてです。

この作品、いわゆる勇者一行が魔王を倒した後から始まる物語というのが、最初に読んだ時本当に斬新で驚きました。エルフであるフリーレンにとっての、人間を知るための旅。派手なバトルももちろんかっこいいんですが、何気ない日常の会話や、かつての仲間との思い出を辿るシーンが、今の季節に読むと余計に心に沁みるんですよね。

実は私、久田和弘も、歳を重ねるごとに時間は有限なんだなと感じることが増えまして(笑)。フリーレンが短い命の人間たちに対して抱く後悔や、それでも前に進もうとする姿を見ると、なんだか勇気をもらえる気がするんです。

なんといっても、勇者ヒンメルがめちゃくちゃかっこいい……。彼が残した言葉のひとつひとつが、今のフリーレンを支えているのを見ると、人間が残せるものの大きさを考えさせられます。

久田和弘的には、この作品は温かい飲み物を用意して、静かな部屋で一冊ずつ大切に読んでほしい名作です。派手な展開を追いかけるのも楽しいですが、たまにはこういう心の温度が上がるような漫画もいいものですよ。

皆さんも秋になると読みたくなる一冊ってありますか? もしおすすめがあれば、ぜひ教えてくださいね!

それではまた次回のブログでお会いしましょう。それでは~!