こんにちは、久田和弘です(^^)

前回までこのブログでテーマとして扱った「ブスなんて言わないで」には、ちょこっとだけ恋愛要素も出てきます。それは主人公の知子と職場に出入りしているカメラマンの小坂さんの関係性を指すのですが、ただ、今自分が読んでいる時点では特に大きな発展は無いので、正直なんとも言えないのです……。

個人的には、所謂「イケメン」な小坂さんへの知子の初回のリアクションがおもしろい(笑)小坂さんのあまりのイケメンっぷりに顔を赤くする知子ですが、「イケメンはすぐ飽きる」とのことで、次第に素のテンションで会話をするようになっていきます。小坂さんにとってはそれがおもしろいらしく、「”男なのに背が低い”というコンプレックスを気にせず対等に話せる相手」である知子との関係性をたのしんでいるあたり、このまま男女の友情が成立するのか、それとも恋愛になっていくのか、今後どうなるか分からないところがこの作品の魅力でもあるのです……!!

また、知子自身が社会で孤立せず過去と折り合いをつけていくことで少しずつ余裕が生まれ、恋愛に意識が向いていく過程も興味深いなと!恋愛マンガにありがちな「恋愛によって人生が良い方向に変わり勝ち組の仲間入り!」ではなく、「自分の人生をたのしむために”恋愛”を選択する」という描写がなんとも魅力的です。

そういう意味では、王道恋愛マンガのようで意外とそうでもない「ゆびさきと恋々」という作品にも、もしかしたら共通点があるのかも……?ということで、こちら次回紹介したいと思います!