こんにちは、久田和弘です!

「多田野詩乃」というキャラクターが体現するものは、ただひたすらに「現実」これのみです。基本自分のことで手一杯なうらみち含む男性キャラクターらに「結婚」という現実を突きつけてくる…それがうたの。

ただ、本人がつねに現実と向き合えているかといえば決してそうとは限らない。長く同棲している彼氏(売れない漫才コンビの片割れ)はいつまで経っても甲斐性なしだし、まわりの友だちはどんどん結婚するから余計に焦る、でも同居人はゼクシー見てもビクともしないし…

かと言って今更別の男に乗り換える気配は作中微塵も感じられない、それくらい、今の彼氏への情があついのでしょう。

 

 

うらみちお兄さんと「愉快な」仲間たち

さてさて、前回で作中登場するメインキャラクターは一通り紹介し終えましたが、ここで「久田的・サブキャラクターはこいつに注目してほしい!」を書いていきたいと思います。はいどん!
 

木画半兵衛(皆都合悪くなるとビックリするぐらいすぅーぐ逃げるんですよねぇー元カノもバンドメンバーも、俺ひとり置き去りにして^_^)

MHKの販売企画部で働く24歳。主にグッズ制作担当で、しかしなぜか作中デザイン~販売までひとりで手掛けているシーンばかりが描かれているあたり、新人なのにめちゃくちゃ有能な様子。そのせいか、同僚が仕事をしてるシーンは見当たらない。同僚から大量の仕事を押し付けられているせいか、はたまた元々の性格か、つねにイライラしている。見た目もピアスジャラジャラに長髪と一見攻撃的だが人当たりは良く、うらみちも一瞬心をひらきかけたが、本質の「怒りの導火線が極端に短い」部分がどうしても合わなかったようで、結局、微妙な距離感を保ちつつ時々一方的に絡まれる関係性がつづいている。