こんにちは、久田和弘です!
前回、表田裏道の概要をまとめるにあたり自分なりにいろいろ考えてみたのですが、彼のキャラクターとしての魅力や作品上での立ち位置は「葛藤する”大人の男”の滑稽さと可愛らしさ」だと思うのです。
正直言うと、20代中盤以降のふつうのサラリーマンなんて、可愛さの欠片もありませんからね!!!皆ただただオッサン化していくだけです…自分ももちろんそうですが…せめて「人に優しい人間」ではありたいものです。
うらみちお兄さんと「愉快な」仲間たち
子ども時代の不自由さを引きずったまま、では大人になって開放されたかといえば、次は「社会とのしがらみ」に囚われ身動きが取れなくなってしまった…なんて矛盾を抱えるうらみちお兄さんの周囲には、主に仕事関係の「愉快な仲間たち」がいます。彼らもまた、様々なしがらみに囚われているワケですが、それもまた「滑稽な可愛らしさ」と呼べるものなのでしょう。
兎原跳吉(モテたい!モテたい!なんで俺モテナイの??!)
うらみちお兄さんが通っていた体育系大学の後輩であり元ルームメイト。
現在はうさぎのきぐるみを着てうらみちお兄さんの後ろで踊ったり、子どもらの相手をする役目。
昔から外交的で人当たりがいいものの、本人は「モテなきゃ意味がない」の一点張り。ちなみにモテない理由は、ギャンブル・酒癖とハッキリしているが、本人はあまり深く考えていない。
学生時代は極度の人見知りであるうらみちに苦手意識を持っていたが、ひょんなキッカケとウサ原本人の単純な性格が功を奏し、それ以降何かとうらみちの自宅に押しかけては飲んだくれている。
