こんにちは、久田和弘です!
ところがどっこい、『うらみちお兄さん』は癒やしとは正反対、むしろ読めば確実に嫌なことを思い出し、仕事のトラウマを掘り起こし、おもわず「ギャー-------!!」と叫んでしまう、そんな作品です。素敵でしょう?
さて前回、『うらみちお兄さん』という作品について久田的見解を述べたところで終了しましたが…別に血迷ったわけじゃありませんよ。だって本当のことなんだもの。
ということで、今回から作品の内容を具体的に紹介していきます。…正直、作品紹介が果たして意味があるのか、魅力を伝え切れるのかどうか結構不安ですが…ナンノコッチャという方は、この先の記事を読んでいただければいずれ分かることでしょう。
とりあえず概要はこんなかんじですよ
主人公は表田裏道、31歳。架空のテレビ局MHKの教育番組「ママンとトゥギャザー」にて体操のお兄さんとして出演中。しかし番組内では子どもらと体操する姿はあまり描かれず、それ以上に歌のお兄さん・お姉さんのアシスタントにひたすら徹したり、合間のミニコーナーで不穏なお絵かきをする様子が多く登場する。
元体操選手で現在も身体づくりには非常にストイック…というか筋トレしか趣味がないあたり、基本そこらへんにいるサラリーマンとそう大差ないような…。ただ本当に筋トレだけで、喫煙や飲酒を躊躇なくしているあたり、本気で健康に取り組んでいるかといえばそうでない様子。
不都合なことがあればタバコを吸って沈黙するところはやっぱり普通の男と変わらないけど、精神状態が割りと不安定で自分のことをないがしろにしてしまう性格が女性読者の心をくすぐるのかも??
