こんにちは、久田和弘です!
前回はホラー×SF色が強いという体でご紹介した『サマータイムレンダ』ですが、最初の数Pを読んだ久田の感想は「…ハーレムものか?!」でしたねぇ(;´Д`)
イヤだって…ねぇ。初っ端から「あんなシーン」見せつけられたら、そりゃ誰だってそう思うでしょうよ。それを冷静に分析しようとする主人公も主人公ですが(笑)
ただ、彼の特異能力である「物事を俯瞰する視線」が、今後の展開で大いに活躍するのは間違いないのと、最初に立てたハーレムフラグは後半になるにつれちゃんと回収されるのでご安心を…。
「蠢く影」と対峙する者たち
潮が亡くなる=異変のスタートかと思いきや、恐らく彼らが生まれるずっと以前から島に巣食っていた「何者か」。それらと対峙するのは主人公の慎平ふくむ10代の少年少女らです。
…なぜ、彼らは戦うことを選んだのか?その答えを、人物紹介しながら探っていきましょう。
網代慎平
調理師専門学校にかよう17歳の少年。
幼少期に事故で両親を亡くしてから小舟家に引き取られ、幼なじみの潮・澪姉妹とは義理の兄妹として育てられる。帰郷中の船内で居眠りをしている最中、「既に亡くなっているはずの潮」と不思議な会話を交わしてから、意図せずタイムリープが可能となる。
眼の前のトラブルに対し感情的になると自ずと「物事を俯瞰する」視点が働き、第三者目線で窮地を収束させるためあらゆる手を尽くそうとするが、タイムリープのトリガーが「自身の死」のためか、自己犠牲的な判断を用いて行動することが多々ある。
