こんにちは、久田和弘です!

さて、数回にわたり『かぐや様は告らせたい』に登場する「どう見ても普通ではないキャラクターたち」を紹介してきました!まとめるとこんなかんじ!!

  • 四宮かぐや(アホの子)
  • 白銀御行(目つきが悪人)
  • 石上優(死にたくなったので帰ります)
  • 伊井野ミコ(小さな狂犬)
ほかにも、初期から登場している書紀の藤原千花(最強リボン少女)や、彼らの恋愛に絡んだりあくまでも傍観者の立場をつらぬいたりと、その都度関係性を複雑に変えていくキャラクターが勢ぞろいなワケですが、テーマは一貫して恋!そしてメインはかぐや・白金!!そこは徹頭徹尾崩れません。
 
 

そして「運命の日」はやって来る…

恋い慕う相手に思いを伝えられない…本音とプライドのあいだで揺れ動く様子を、時にギャグを交えつつ、そして時に繊細なタッチで微妙な心境の変化が表現されている…それがこの物語の大きな魅力でもあります。
好きで好きでたまらない気持ちを伝えるのが怖い。それは、失敗するかもしれないから?違う、過去の「人を信じ切れない自分」がどうしても邪魔をして、プライドを守ろうと一歩進むことを拒んでしまう…。
かぐやも、石上も、「過去の自分」「ほんとうの自分」が大嫌い。だから自分が誰かを好きになるなんて絶対あり得ないし、まして、相手から受け入れてもらえるなんて期待してはいけないと思い込んでいる。
そんなかぐやに、白金は自身のプライドを投げ捨て「運命」をひっくり返そうとし、伊井野は石上の自己否定感と真っ向から向き合う「覚悟」を決めたところで、物語は大きく動き出します。