こんにちは、久田和弘です!

前回は『名探偵コナン』シリーズ人気の立役者のひとりといっても過言ではない「安室透」にフォーカスしていきました!男の自分でも「カッコいい!」と思わず惚れてしまうその身のこなし…なんというか、二次元ならではの魅力が詰まったキャラクターだなぁと思いました。ある意味現実の生々しさから最も遠いキャラクターだからこそ、妄想の余地が生まれることで更に魅力が増すのかも…?

 

 

恋愛はご法度?

「安室の女」という存在が生まれるほど社会現象化した安室透人気ですが、彼に恋をし、すっかり虜になってしまった女性ファンは数多いるでしょう…イヤ同性ファンもけっこういると思うけど。
そういえば、彼女らは当たり前ですが「安室透」というキャラクターが好きなのであって、例えば名探偵コナンのもうひとつの人気要素に当たる「ラブコメ」にはあまり感心はない、というのが個人的な印象ですね。喫茶店の店員のほか公式ストーリーに登場した女性らと彼がくっつく展開は望んでいないが、スピンオフ的に公安の同僚や喫茶店の常連、あるいはご近所づきあいがある女性など、「作品には決して登場しない”安室透のプライベートな恋愛”」を想像するのはOK、といったところでしょうか。
…だとすると、やはり現代マンガの人気を支えるのは恋愛要素ではなくキャラクターの個性、ということになりますね。
 

果たしてほんとうに「恋愛マンガ」は不人気なの?

でも考え方によっては安室透人気が異常というか異例中の異例なのであって、以前紹介した『自転車屋さんの高橋くん』や『その着せ替え人形は恋をする』など、コアな人気を誇る恋愛マンガ作品は確実に存在するし、というかそもそも名探偵コナンと比較すること自体が間違ってるのかもね(笑)