こんにちは、久田和弘です(^^)
当初青春をテーマに『東京リベンジャーズ』『ブルーピリオド』まで作品の魅力を考察していきましたが、ブルーピリオドについて考えている間、ふととあることに思い至りました。
「主人公に熱中するものがあるマンガはキャラクターの人物像が自由に掘り下げられるからおもしろいな」
例えば、主人公が読書が好きだったとして、特に頻繁に読むジャンルや読書好きになった理由・経緯を紐解けば、物語とはまた違うルートで
読者側が自由に「描かれていない部分」を補填できる―――だから、設定資料やキャラクタープロフィールは人気があるのでしょうね。
そんなこんなで、今回は「主人公がなにかに熱中している」をテーマに『その着せ替え人形は恋をする』をご紹介します!!
青春×恋愛×オタ活マンガ!好きなものは好き❣でいーーーんです!!
まずはザックリ概要を書いていきますね~~。
『その着せ替えは恋をする』はこんなおはなし!
主人公は高校生の五条新菜(わかなと読む。ちなみに男子です)
雛人形工房で生まれ育った五条は、幼い頃から雛人形職人を目指して毎日勉強の日々、いつしか自分のつくった人形を「カワイイ」と愛で、話しかけるまでの溺愛っぷりを発揮するように。
そんな彼は、小学生時代にとある少女から「(男の子が人形を持ってるなんて)キモチワルイ」と絶交の言葉を一方的に浴びせられ、それがトラウマとなり人と距離を置くことが癖になってしまいます。
高校生になっても一向にぼっちから抜け出せない五条は、家庭科室のミシンで雛人形用の衣裳を塗っている場面を偶然クラスメイトの陽キャギャル・喜多川マリンに目撃され…。
