こんにちは!久田和弘です。

…さてさて、ここまで『東京リベンジャーズ』の魅力を掘り下げてみましたが、いかがでしたか??

単純なヤンキーの青春ものかと思いきや…複雑に張り巡らされた伏線やミッションをクリアしたからといってすぐに平穏が訪れるわけではない点など、RPG風のミステリー要素満載でずっとドキドキしっぱなし!

武道の自分を変えようと必死な姿に共感すると同時に、カリスマオシャレ総長マイキーの変化にも注目したい作品です(^^)

 

 

東リべの注目ポイントはここだ!

①主人公のクズ加減が尋常じゃない
②絶妙に組み込まれたミステリー設定
③魅力的なイケメン不良が登場
④マイキーの夢が彼を狂わせていく
⑤武道の選択によって変わる未来
 

選択も救いも、すべては武道にかかっている

最初は気合や自己責任とは無縁な人間だった武道が、ヒナを救うため過去のダメな自分と決別し、奮闘していく姿がこの物語の主軸ですが、根性だけで未来は簡単に変わるものではなく、特に悪い意味でダイレクトに影響を受けてしまっているのがマイキーです。武道の選択次第で暴力団のトップになったり東京卍會の初期の仲間を自ら手にかけてしまったりと、闇落ちのスピードが止まらないマイキー。
「無敗」を誇る彼の孤独と後悔、そして悲しみを目の当たりにした武道は、泣き虫ヒーローとしてマイキーの過去・未来丸ごと救おうと決意します。
「何度失敗したって絶対に君を救う未来にたどり着く」
この武道のセリフでグッとこない読者はいないでしょうし、これこそ『東京リベンジャーズ』を具体的にあらわした言葉だなと思いました!