こんにちは!久田和弘です\(^o^)/

マイキーの総長としてのあり方や温かい人柄にすっかり惚れこんだ武道は、彼を100%信用し「将来ヒナを殺す可能性のある人物」から除外したものの、それでも過去に戻れば毎回結果は同じ…。

では東京卍會が巨悪の組織に変わる可能性を止めれば正解か?

そう考え、マイキーにすり寄り私腹を肥やそうとする人物や関連事件を懸命に食い止めるも、最後には彼らを丸ごと吸収し、大きく膨れ上がっていく東京卍會…。

「不良の時代を創る」という少年の小さな夢は、やがて大事な人たちをも傷つけていき…。

 

⑤武道の選択によって変わる未来

武道のタイムリープの目的は一貫して「ヒナが殺されない未来にたどり着くため」です。

12年後、ヒナが抗争に巻き込まれ死亡する火種を見つければ、たとえマイキーやドラケンに楯突こうとも必死になる武道の姿に感化され、すこしずつ仲間が増えていきます。

しかし、なんどミッションをクリアし現代に戻ろうにも、ヒナの死亡は変わらない…

そしてどんどん悪化していくマイキーの未来…。

武道が抗争に深く関わるたび、仲間が逮捕され、死亡し、東京卍會とは無関係な人物にまで危険が及び、大事な人たちを守り切れなかったと悔やむマイキーは次第に疲弊していき、そして「暴力」に依存した結果、最悪の未来にたどりつきます。

…そう、この物語は、武道がヒナを救おうとすればするほどマイキーの闇落ちエンドが不可避になっていくというとんでも設定なのです!!