こんにちは、久田和弘です\(^o^)/

前回、東リべの魅力を深堀りする初っ端から「主人公のクズさ加減に注目して!!」と言ってしまいましたが…

でも、この作品が好きな方なら分かってくれるはず!!

ドン底にいる主人公が物語がすすむにつれ這い上がる力をつけていく展開は少年マンガのセオリーではあるものの、そこに一癖プラスしたのが、東リべならではの魅力なのです。

 

②絶妙に組み込まれたミステリー設定

駅のホームから突き落とされた武道が次に目にしたのは、12年前、当時ヤンキーだった中学生の自分自身とつるんでいた仲間の姿…。
走馬灯を見ているわけではなく、どういう訳か12年前にタイムリープしてしまっていたのだった。
仲間に連れられ向かった先にいたのは、自分がダメ人間になった諸悪の根源キヨマサくん、そして紆余曲折あり再会にいたったかつての恋人日向…。ヒナと再会し、彼女をまだ一途に想っていることにやっと気づいた武道は、ヒナの弟の直人に対し、こっそり姉の死の真相を伝え未来にもどるのだった。
 
そしてヒナは無事死を回避し、大人になった武道と再会しハッピーエンド、めでたしめでたし…
なんて、簡単にすすまないのが東リべの醍醐味。
未来にもどった武道は、電車に轢かれることなくちゃんと生きていた。そして彼を助けたのは、なんと大人になった直人だった!
直人は姉の死を回避しようと警察官になり独自に東京卍會を追っていたものの、その最中抗争に巻き込まれヒナが死亡、そして次に狙われた武道を救おうと動いていたのだ。