産まれてきてくれてありがとう6
前回紹介した紫呉とはとりは、比較的この物語の中心に触れる人物です。
もちろん、草摩家のほかの面々にも、それぞれメイン回や透との関わりがありますが、やはり上記2人は根幹を担う者でもあるので、要注意ですね。
ヒロインを取り巻く草摩家の人々2
まずははとりと同様、草摩家当主の右腕として補佐を務め、彼なくしては物語が急展開を迎えられない、そんな人物を紹介しましょう。
草摩紅野
鶏憑きで、20代後半の儚げな青年。
「とある理由」から、当主の許しがなくては外出できず、この歳になるまでコンビニすら行ったことがない。
暇をもらったとしても、趣味もないためぼんやり途方に暮れてしまう、困ったような笑顔とヌケ感が母性本能をくすぐるのか…。
優しそうでその実、物語上けっこう厄介な人物かも。
草摩潑春
牛憑きで、透たちより年下。
見た目と思慮深い性格ゆえ年上の大人な男と勘違いされやすいが、普段は大人しくひたすらぼーーっとしている。
穏やかな反面、幼少期の大人たちからの心無い言葉の影響で凶暴さを持つという極端な二面性があるため、キレると手がつけられなくなる。由希のよき理解者で、彼が孤独にならないようなにかと気配りをする、非常にいい男。
ちなみに潑春は同じ一族内に恋人がいまして、それが当主に知られると非常にまずい話になるため、ふたりはこっそり付き合っていたものの…
という話は次回します!!
