バカバカしくても「最後」と聞くと不思議としんみりしてしまう魔法3
こんにちは、久田和弘です!!
今日は前回のつづきを語っていきますよ!!!
それぞれのやりたいこと・やるべきことを見つけたり、見つけられなかったりしながら、やがてバラバラになってしまう万事屋メンバーたち。
そして月日は流れ…2年が経過した頃、「終わりの始まり」が幕を開けます。
2.主人公の本音がポロリ
「面倒くさがり屋でどうしようもないけど、ちゃんと”やる時はやる”」
という、ジャンプの主人公的セオリーを(一応)踏襲している銀時。
彼なりの信念で動くこの男は、人間関係やら事件を好き放題引っ掻き回したと思いきや、傷ついた人間を放置せず、守るためなら戦うことを決して厭わないし、時には土下座までしてしまう。
けれど自身の信念の押し売りはせず、だから言動が説教臭くないとこが、逆にジャンプの主人公らしくないと言われる所以であり、また彼の腹の底が見えない原因なのかもしれません。
意外とミステリアスなんですよね、坂田銀時って。
だからこそ、最終巻で語られる、万事屋をはじめた理由や、攘夷戦争を戦い抜いた仲間への思い、敵となってあらわれた師への情など、銀時の過去が明るみになることで、彼が口を閉ざしてきた本音が垣間見える場面場面に、「空知、もろもろ詰みにかかっておるな」と思ったのでした。
…まぁこれは正直、週刊じゃ描き切れないよね。
良かったね、ラストスパート少しでも時間かけられて。
