バカバカしくても「最後」と聞くと不思議としんみりしてしまう魔法2

こんにちは、久田和弘です!!

さて、最終回ということで意外としんみりしてしまった銀魂ですが、寂しいと思った理由はどうやらそれだけではないようでして…。

今回はその理由をじっくり考えまとめてみました。

 

※今回は100%遠慮なしのネタバレになりますので、「まだ読んでねーよ!」って方は回れ右でお願いします。

 
  1. 万事屋メンバーがバラバラ

銀時ほか、攘夷戦争を戦った仲間たちにとってのトラウマに当たる人物の歌舞伎町襲撃から物語は終焉へと向かいます。
なんとか危機は脱したものの、街は破壊され、また倒したはずの敵が復活することを予感した銀時は、ひとり歌舞伎町を離れることに。
このとき、万事屋メンバー間で交わされる「やりたいこと」という会話がとても印象的です。
はじめて「やりたいこと=過去と向き合う」ができたと言う銀時、戦いで傷ついた定春を救う方法を宇宙に探しに行くという神楽…それぞれが万事屋を離れる理由を見つけたというのに、新八にはそれがない。
だから、彼のみ「万事屋に留まる」選択をします。
少しずつ明らかになってきた彼らの過去が、結果として万事屋解散に結びつくとは…なんとなく予感はしていたので、ある意味「終わりの始まり」には相応しい流れと言えるかも。